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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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第五十一話後半。久々にパレンバンの司令部を書いてみました
第五十一話 ベータ復興計画
兵舎には負傷したホーポス大佐がいた
まだ負傷した傷が治らず、補修痕が残っている
設営隊の士官が入ってきた
彼の話によれば、日戦軍団設営隊副司令西条中佐以下日戦軍団設営隊と、日戦軍団技術士官の斎藤中佐が、十機の一式輸送機と一機の蒼空改で到着。新兵器等を用いて修復作業にあたっているとのことである
ホーポス大佐「・・・斎藤?」
Qシュタイン設営隊士官「はい、斎藤です。ここ、ベータ基地の施設の設計、建設を担当した方で、第一滑走路から第五滑走路の設計も担当されたそうです」
ホーポス大佐「で、その方はどこへ?」
Qシュタイン設営隊士官「日戦軍団の兵舎だったと思いますが」
ホーポス大佐「分かった、ありがとう」
そういうと、ホーポス大佐は日戦軍団兵舎の士官棟へ行った
そこにいたのは六三式の操縦手、村山大尉と、設営隊副司令である西条中佐、技術士官の斎藤中佐だった
西条中佐「ホーポス大佐!」
ホーポス大佐「斎藤中佐・・・」
斎藤中佐「どうかしましたか?」
ホーポス大佐「フレイ中佐の件は貴方のお陰で、無事パレンバンに搬送することが出来ました。ありがとうございます」
斎藤中佐「いや、自分もまさかあの資料が接収されずに残っていたとは思いませんでしたので・・・」
西条中佐「有り難き物とはこのことだったかな?」
村山大尉「そうかもしれませんね」
しばらく談笑した後、ホーポス大佐はQシュタイン連邦兵舎へと戻っていった
斎藤中佐「なかなか、いい方ではないですか」
西条中佐「そうだな。しかし、良くあの資料が残ってたものだな」
斎藤中佐「そうですね。そういえばそろそろ、第二滑走路の修理が済むそうですね」
西条中佐「ああ、これで戦闘機隊の正規配備が可能になる。まだ小規模だからな」
斎藤中佐「また練習が大変そうですな」
村山大尉「自分は潜ることは出来ますが飛ぶことは出来ません。飛行機は、やはり島さんに任せますか」
西条中佐「そうだな」
さて、舞台はパレンバンへと移る
かつて第五滑走路より飛び立ち、キュワールの航空機で最長飛行記録を成し遂げたパイロット、ノイン上等兵とルドルフ曹長は、航空教習所にいた
ノイン上等兵は、超大型航空機免許取得のために勉強していた
そしてルドルフ曹長は大型航空機免許取得のために勉強していた
あの事件以来、二両は親友になったのだ
そして、二両は図書室で航空資料を読んで勉強していた
そこに、基地司令のボルナソス大佐がやってきた
ボルナソス大佐「諸君、今日はどうかね?」
ルドルフ曹長「ボルナソス大佐!」
ボルナソス大佐「君達がここにいることを聞いてね。俺も昔、鉄道の教習所行ってたからな。懐かしいなぁ、あれは」
ノイン上等兵「確かボルナソス大佐は特急の運転ができると聞きましたが」
ボルナソス大佐「その通りだ。あれ以来良く鉄道シミュレーターをやってるな。っておい、話をそらすな」
ノイン上等兵「そうでしたね。上手くいってますよ。何しろ一度は操縦しましたからね。正規免許取得のために頑張らなくては」
ボルナソス大佐「そういえば、何で陸戦のルドルフ曹長がこんなところに?」
ルドルフ曹長「本日付けで航空兼任になりました。勉強、あまり好きではなかったんで、学生時代に戻ったみたいです」
無論、この理由だけではなく、ノインに勧められたのが大きな理由である
ボルナソス大佐「そうか。航空兼任か。ノイン上等兵もそうだったな。二両とも、がんばれよ」
ルドルフ曹長「はい!」
その後、二両は筆記試験に挑んだ
ノインは勉強熱心なので凄まじい速度で全ての項目に答えを書き入れた
そして、合格したのだ
負けじとルドルフ曹長も大型機免許筆記試験に合格。二両とも、実習期間に入ったのだ
司令室から、飛行場を眺めると、滑走路に並ぶ彼ら練習生の姿が見えた
ボルナソス大佐「あいつら、成長したな・・・」
ガランタン大尉「我々も戦場から離れて長くなりますね」
ボルナソス大佐「だな。敷島に乗ってた頃が懐かしい・・・」
ガランタン大尉「ここでの期間が長いですからな」
すると、司令室にT−35大統領が入ってきた
輸送作戦成功を記念してやってきたのだ
T35「ボルナソス君、久しぶりだな」
ボルナソス大佐「大統領閣下!」
T35「ルドルフ君達の件だが、無事任務が完了してよかったものだ。何しろ、二両とも超大型機免許は取ってなかっただろ。よくやったもんだよ」
ボルナソス大佐「いや、それは彼らに直接言っていただきたいですね」
T35「そういえば、ルドルフ君達は?」
ボルナソス大佐「あそこですよ。あの滑走路に・・・」
見るや、Fw−200の練習機型が発進していく
続いてJu−390が離陸していく
T35「そうか、航空教習所か。そういえば、あれらの機体は日戦軍団も使っているそうだな」
日戦軍団も、多目的飛行機としてFw−200を使っている。もっとも、ほとんど東海を使っているそうだが
ボルナソス大佐「そういえばあのBv238C、陸軍航空部隊に配属されることになったそうですね」
T35「ああ、数週間前の会議でそう決定された。何しろもともと所属不明だったからな。一緒に置かれていた戦闘機群は空軍第151航空隊所属になったそうだがな」
ボルナソス大佐「また、忙しくなりそうですな」
T35「そうだな。次はルナツーのほうに行く予定だ」
ガランタン大尉「最近、また色々とあったそうですね」
T35「さすがに、前みたいに敵機来襲は無かったがな」
ボルナソス大佐「・・・はたして、今度はどうなるのやら・・・」
彼らの見る先、滑走路では、無数の練習機が飛び立っていった・・・
第五十一話 終わり
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