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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:宇宙戦艦紀伊第六十五話設定後編
 ダークスピリッツ  - 2006/12/4 23:55 -
  
戦闘経過
大規模な要塞表面での攻撃作戦が予想以上の損害があったものの成功し、反攻作戦の烽火が上げられた。そして反攻作戦の第2段階としてベータ裏側制圧作戦が再度発動される事となった。そして日戦軍団第2、3主力艦隊も到着しライトウォーター軍港に242隻(その他に補充する兵士を乗せた数十隻もの輸送艦で構成された輸送船団も同行する事になった)ものQW軍艦艇が集結し、出撃の時を待っていたがベータにいる米沢大将の通信だとベータ裏側に布陣している艦隊はベータ侵攻艦隊の大部分を持ってきており数は380隻に達するという。各国の艦隊の将兵達はこれだけで足りるのか?と不安に思っていた。そして出撃直前になって松井元帥からQW艦隊全ての艦へ艦内放送が流された。その内容はあと少しでデュミナス艦隊が到着するので友軍艦隊が到着するまで待つという物だった。各艦の将兵達は友軍、それもデュミナス艦隊という言葉を聞いて一気に士気が向上した。何故ならデュミナスは強力な多胴戦艦を多数保有する戦艦大国であったからだ。(もちろん他の艦種もおろそかにしているわけではない)そしてその数十分後遠くに白い艦隊が見えてきた。それも10や20ではない。レーダーで点を数えるとざっと180隻もいるのだ。そしてその艦隊の中心にかなりの大型艦が2隻みえる。どうやらそのなかの1隻がこの艦隊の総旗艦らしい。そしてその艦から紀伊へ向けて通信が送られた。それは「こちらデュミナス艦隊旗艦グローゼウス。遅れてすまなかった、パレンバンからここまではちと遠くてな。しかしルナツーからも艦隊を引き連れてきたぞ」と来た。そして出撃全艦艇が集結した。その数422隻!これで敵艦隊と互角以上の戦えるとQW軍の将兵達は安心し、士気も上昇した。そしてプロトン・ニビリア艦隊を中心に左方を日戦軍団艦隊、右方をデュミナス艦隊が布陣し、出撃準備を整えた。そして松井元帥の「全艦出撃!」の声で一斉に艦隊が動き出した。422隻というこれまでで最大規模となったQW・デュミナス連合大艦隊は一路ベータへ向けて出撃していった・・・。
その頃ベータ裏側。カルオス艦隊旗艦「ドロア」のレーダーはとんでもない物を捉えた。それは400隻以上に及ぶQW軍の艦隊であった。さすがに短期間で400隻も集まるはずがないだろうと識別してみた所QWのものとは違う艦隊を180隻も発見。艦型の照合した所ラファリエス軍からもたらされた資料にあったデュミナス軍の艦艇と一致したのでこの180隻の艦隊はデュミナス軍だとわかった。しかし確認する間もなく両艦隊は目視できる位置まで接近した。その距離18000。そして12000で両艦隊の砲撃戦が始まった。 こんな感じ↓

           カ グ Q 
           ル ン グ
           オ ナ リ
           ス   |
               ン
           ・ ・ ・
            VS   ・
           ・ ・ ・ デ  
           日 プ デ ュ
           戦 ロ ュ ミ
           軍 ト ミ ナ
           団 ン ナ ス
             & ス
             ニ
             ビ
             リ
             ア
各艦正面を向き合い砲撃戦を展開させ、同時に上空では激しい航空戦が行われた。しかし敵の方が2倍近い航空兵力を持っていたため効果的な攻撃は行えなかった。しばらくするとデュミナス軍がQグリーン艦隊の前方を斜めに迂回し始めた。(↑図参考)この時一旦デュミナス艦隊の砲撃が止んだため一方的に攻撃を受ける形となり数隻の沈没艦が出た。しかしこのイの字戦法が成功しQグリーン艦隊は右方から前方にかけて包囲される形となり、その直後デュミナス艦隊の総攻撃が始まり、性能と数で劣るQグリーン艦隊を圧倒していった。そして中央でも132隻からなるプロトン&ニビリア艦隊と60隻のグンナ第2主力艦隊が互いにすれ違ったりして乱戦状態となり、流れ弾等による損害が続出したが2倍以上のの戦力を前に流石のグンナ第2主力艦隊も徐々に後退していった。しかし唯一苦戦している所があった。それは左方に展開する日戦軍団艦隊であった。カルオス艦隊166隻に対し110隻と数で劣っていた。しかし日戦軍団の艦隊は何かと優秀である。しかし何故苦戦しているのか?それはカルオスも個艦性能を重視した艦で何かと優秀であるからだ。しかもカルオス艦隊は5500機以上もの航空兵力を有しており砲撃戦が始まった直後に戦闘機1000機を含む1800機に及ぶ航空攻撃が開始され、日戦軍団からは零戦五二型や烈風、少数紀伊からは電征も出撃したが迎撃に出られた数は500機あまり。いくら優秀とはいえど数が違いすぎた。そして相手の戦闘機は零戦と同程度の性能(機動性では劣るが火力は高い)を誇るスホーイSu−1や同Su−3、そして少数(それでも200機はいる)電征と同程度の機動性を誇るYak−15フェザーが含まれていた。こちらはまだ半数以上が零戦で占められていたが開戦から4年が経ち搭乗員も技量が上がってきている現在では零戦が新機種の烈風や電征に負けず劣らず猛威を振るっていた。しかし敵機の数が違いすぎる為かなりの数の敵爆撃機が艦隊上空に侵入、空母・戦艦を第1目標として突撃してきた。侵入してきた敵爆撃機750機あまり中400機以上がスホーイSu−4で残りは新機種のジェット爆撃機Su−7フィッターであった。そしてその内の300機あまりが日戦軍団第3主力艦隊の空母群に攻撃を仕掛けた。空母や周りを守る駆逐艦や巡洋艦から次々と機銃や対空砲からなる猛烈な対空砲火が行われた。そして一部対空ミサイル等も発射された。しかし高速度を誇るSu−7フィッターには対空砲火は当たりづらかった。そしてその内の3機(全機フィッター)が軽空母龍驤型の1隻に攻撃を仕掛けた。そして2機から250kg爆弾が8発投下された。艦長はすばやく回避命令を出して面舵を切らせた。しかし3発が飛行甲板に命中。被弾して着艦していた零戦の航空燃料に引火し炎が燃え広がった。そして残る1機は至近距離から艦橋めがけて「沈め!」とか言いながらロケット弾を全弾(64発!)と無理に搭載した500kg爆弾を1発投下した。完全に不意を付かれたために反応が出来ず大量のロケット弾が艦橋から飛行甲板に向けて降り注いだ。そして500kg爆弾が艦橋ある場所のちょっと下に命中。装甲が薄い軽空母ではひとたまりも無く艦橋が大爆発を起こし沈黙。航行不能状態に陥っていた。そこへ数機のSu−4が攻撃を仕掛け十数発の250kg爆弾が降り注ぎその内の1発が飛行甲板を貫いて格納庫内で爆発。周りにあった爆弾や航空燃料、飛行機に誘爆し、更に大爆発。艦体が真っ二つに折れ轟沈した。生存者はわずかだったという。
同じ頃第2主力艦隊にも350機の爆撃機が来襲。全機目標を装甲空母大鳳型に絞り攻撃を行った。周囲にいた護衛艦がそれを阻止すべく凄まじい対空砲火を始めた。そして1機が被弾撃墜、また1機撃墜となんとか群がる敵機を阻止していたが全て阻止できるはずも無く第2主力艦隊旗艦「大鳳」に10機の敵機が接近した。空母自身の対空砲火を避けながら次々と爆弾投下。しかし見事な舵さばきにより全て回避。そして直も敵機が接近してくるがほとんどの爆弾を回避、1、2発命中したものの装甲空母は伊達じゃない。その厚い装甲で跳ね返した。撃沈困難と見た敵爆撃編隊は目標を周りの小艦艇に変更、近くにいる艦艇に無差別攻撃をかけよと隊長機から命令され駆逐艦や巡洋艦に群がった。戦闘の最中1機のSu−4が被弾した。そして帰還不能と見た搭乗員は近くにいた川内型に突っ込み川内型もろとも爆発。川内型は沈没した。そして中型空母雲龍型2隻に敵機100機近くが来襲。1隻は数十発もの爆弾を受け沈没、もう1隻も多数の爆弾を受け大炎上、総員退艦後漂流を始めた。同じ頃戦闘空母赤城型2隻にも敵機400機(第2波攻撃隊1500機の一部)が来襲、多数のロケット弾及び爆弾を飛行甲板、格納庫内に浴び爆発沈黙。総員退艦後に爆沈。もう1隻も漂流を始めた。その頃の輸送艦隊はデュミナス艦隊に敵から完全にガードされ未だ損傷艦は出ていなかった。そして肝心の紀伊はというと・・・紀伊も敵の優先目標に入っており猛烈な敵の空爆にさらされていた。しかし紀伊の防御力は半端ではない。250kgや500kgでは装甲も貫通する事が出来ず逆に紀伊の対空砲火で撃墜される始末であった。そして紀伊艦隊は熱田艦隊に接近し、互いに砲撃を始めた。紀伊艦隊には新しく高雄型重巡洋艦6隻が配備され艦隊全体の火力が強化されていた。そして松井元帥は何とかして熱田元帥の目を覚まさせたかったがそれは無理な話であった。そして紀伊に熱田艦隊艦載機が群がり再度猛烈な空爆が始まった。そしてそれに気を取られている間に1隻の大型艦が接近してきた。よく見るとそれは「ニマスト」であった。そしてニマストから魚雷が発射された。それを皮ぎりにして両艦の間で凄まじい砲撃戦が繰り広げられた。両艦の砲撃戦は若干ニマストの方が有利であった。しかし紀伊も負けてはいない。70cm砲等を使い徐々にニマストの損害を拡大させていった。そして両艦共に中破の損害が出ている時突然ニマストに大量の砲弾が降り注ぎニマストが大爆発を起こした。熱田中将は何事だ!と思った。松井元帥も同様の事を考えていたがその時艦前方をさえぎる様に1隻の大型艦が現れた。胴体が3つあるそれはまさしく「グローゼウス」であった。どうやらQグリーン&グンナ艦隊を叩き潰しここまで来たらしい。現に周りをみるといたる所に白い艦艇と青い艦艇、オレンジの艦艇が居た。ニマストは撤退を始めたがにがさんとばかりにグローゼウスから再度多量の砲弾を浴びせられニマストは大爆発。そして横にいたアレギウス級3隻からズィーモスLが発射された。既にニマストには避けるだけの力が残っていなく3発が立て続けに命中。ニマストは一瞬光ったかと思うと直後大爆発を起こし跡形も無く消え去った。何故か残骸が無かったが完全な轟沈であった。多分生存者は一人もいないだろう。松井元帥は熱田中将は死んだと思い悲しんだ。そして「ドロア」から全艦撤退命令が出され撤退した。かくして連合軍は勝利したのである。皆が歓喜した。松井元帥ただ一人を除いて・・・。そして敵機の猛攻を受け炎上し漂流していた装甲空母赤城型1隻と雲龍型1隻を処分し裏側軍港へ入港していった・・・。この海戦により敵艦隊をほぼ壊滅させたがこちらも空母が5隻も沈められる等の決して小さくない被害をこうむった。(被害のほとんどが日戦軍団)

その頃何もない宇宙。1両の五式中戦車が浮いていた。熱田中将だった。意識が朦朧とし、ここがどこだかも分からなかった。すると向こうから1隻の赤い大型艦(実はアマティス哨戒艦隊所属の航空戦艦グレイジャス級の1隻)が向かってきた。その艦に熱田中将は収容された。そしてその大型艦は「カルオス軍将官と思われる1両の五式中戦車を収容。意識はほとんどない模様。一旦本星に帰還する」と本星に打電した後。その艦はその宙域から消えた。
何故熱田中将がアマティス領内にいたかというとグローゼウスの砲撃による大爆発の衝撃で熱田中将が艦外に吹っ飛ばされた直後さらにズィーモスL3発が立て続けに命中した事により空間が歪むほどの衝撃が起こりニマストの周りに亜空間が出現。アマティス領内に転移したから。

損害(時間が無いので手短に描きます)
内惑星連合軍422隻中空母5(赤城型2隻、龍驤型1隻、雲龍型2隻)を含む98隻が沈没。残存艦324隻

外惑星連合軍386隻中空母9(正規空母ザクス級1隻、正規空母サラトガ級4隻、中型空母アキーラ級4隻)を含む168隻が沈没。残存艦218隻

第六十五話設定終了
引用なし
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宇宙戦艦紀伊第六十三話設定前編 ダークスピリッツ 2006/11/17 20:35
  Re:宇宙戦艦紀伊第六十三話設定中編 ダークスピリッツ 2006/11/22 3:07
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十三話設定後編 ダークスピリッツ 2006/11/22 3:26
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十四話設定前編 ダークスピリッツ 2006/11/26 21:39
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十四話設定中編 ダークスピリッツ 2006/11/28 2:58
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十四話設定松井さんへ ダークスピリッツ 2006/11/28 2:59
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十五話設定前編 ダークスピリッツ 2006/12/1 20:40
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十五話設定後編 ダークスピリッツ 2006/12/4 23:55
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十五話設定後編補足 ダークスピリッツ 2006/12/5 0:06
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十五話設定後編更に補足 ダークスピリッツ 2006/12/5 1:59
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十六話設定前編 ダークスピリッツ 2006/12/5 18:04
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十六話設定中編 ダークスピリッツ 2006/12/6 23:35
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十六話設定松井さんへ ダークスピリッツ 2006/12/10 20:10

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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