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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編その2
 ダークスピリッツ  - 2007/6/4 23:03 -
  
やっと中編完成。疲れた・・・。

その2

敵が上陸した事を受け第1陣地及び第3陣地では使用可能な対戦車砲及び榴弾砲を用いて敵部隊へ砲撃を開始した。しかし砲数が少ないので敵部隊が猛然と突き進んできた。そして敵部隊が接近したので両陣地は機関銃掃射を開始した。

第1陣地では敵が接近してきたとき18丁の機関銃が一斉に火を噴いた。そして基地内からは対戦車砲及び榴弾砲と対戦車自走砲が次々と敵部隊に砲撃を加えていた。しかし700VS3000である。いくら防御陣地でも数の差は歴然なので入り口を固め残りを砲撃支援に回らせた。あくまで篭城戦である。これが功をなしたのか敵部隊を足止めする事に成功。凄まじい砲撃戦となったが戦線は依然維持されていた。

第3陣地でも第1陣地と同じ戦法を取らせていたが敵が一旦退いたので様子を見ていると突然凄まじい砲撃が襲った。ラファリエスが誇る設置、移動が簡単な28cm連装破壊砲6基12門の砲撃である。それは入り口付近に集中し入り口を固めていた兵士が吹っ飛び入り口も木っ端微塵になった。そしてその隙を突いて敵が突撃してきた。しかしスターク少佐は「機関銃、対戦車部隊応戦!絶対死守だ!」と怒号を掛け自らも先頭に立って敵部隊に突っ込んでいった。
あれだけ28cm砲を叩きこんだのにまだ落とせない事に驚いていたケファルナ大佐(車種SU−85駆逐戦車)は敵に1両だけ違う戦車を見つけた。多分敵の指揮官だろうと思った大佐は照準を狙撃モードにし2500mという距離から狙いを定めた。そして砲撃。それは真っ直ぐその戦車へ向かっていった・・。
スターク少佐の傍らにいた兵士(車種M4A1中戦車、名前松井さんお願いします)は遠くから不気味な砲撃音聞いた。何か不安に感じたその兵士はスターク少佐に忠告しようとし声を掛けた。しかし少佐が振り向いた瞬間。85mm砲弾が少佐に命中した・・。
その兵士はすぐさま「隊長!」と言いながら近寄ったが爆発し炎を上げるスターク少佐は既に死んでいた・・・。
ケファルス大佐は「・・・よし!全軍突撃!、一気に落とせ!」と号令を掛け一気に攻めあがった。こうして指揮官を失った基地守備隊は敗走しほとんどが包囲され捕虜になった。

第2陣地では第3陣地から敗走してきた兵士(先ほどの兵士)の報告により第3陣地が制圧されスターク少佐が戦死した事をしった。そして来るべき敵を待ち構えるべく隊長の矢矧中佐が行動を起こした。火砲や機関銃に人員を配置し自らは入り口近くに溝口分隊と共に陣取っていた。そして兵士達に食事を取らせていた。そして溝口達は今度は守るから攻めるみたいに簡単に撤退は出来ないとか絶対に死ぬなとか色々と話し合っていた。

そして空中では依然ラファリエス軍不利の状況であった。めちゃ強い零戦が撤退したと思えば直にQシュタインの強力な戦闘機隊が飛んでくるのだ。
それを見たベイシャン級大型空母「タイシャン」では格納庫に数両の兵士が呼ばれていた。車種から見て大日本帝国に兵士だった。そして隊長から「あのエンデルス中佐もやられたのだから敵に相当な手練がいる。心してかかれ!」と言われそれぞれの機に乗り込んだ。そして「タイシャン」から九六式艦上戦闘機3機と零戦一一型3機が飛び立っていった・・・。
6機がしばらく飛行し要塞表面に到着。そして一気に上昇した。そして高空から一気に急降下、隊長、副隊長は単独、他は2機一組で敵戦闘機に襲い掛かった。その一撃でBf109Gを2機とFw190Dを2機撃墜し各個撃破に入った。
一方Qシュタイン側はいきなりの奇襲に驚いていた。ユーリス少佐も気付いた時には4機の僚機が撃墜されていたのだ。しかしそれからも悲痛な報告が続く。ユーリス少佐は「な・・・たったの6機に・・・」と驚きながらも日戦軍団航空隊に燃料補給を早くするように要請した。
それを受け急いでいた日戦軍団各機だったが直に稼動可能な機体達が居た。先の戦いで消耗していたプロトン第133航空隊であった。ラグラ中佐はこの時とばかりに管制官に発進許可を求めた。初め18機だけだと無茶だと断っていた管制官だったがラグラ中佐の熱意に折れてついに発進許可を出した。そして18機の戦闘機が次々と発進していった・・・。
敵の奇襲により混乱していたQシュタイン航空隊だったが直に態勢を立て直し反撃に出ていた。しかし立て直す間に9機も撃墜されていた。しかもラファリエス軍の残存航空隊が果敢に攻撃を仕掛けてくるのである。状況は劣勢であった。ユーリス少佐に通信が入った。それは何とプロトン第133航空隊であった。何故ここにいるのか分からなかったがとりあえず有難かった。これにより一時的だが状況は互角となった。そしてしばらくして日戦軍団航空隊が駆けつけ損耗しきったQシュタイン航空隊は一時撤退する事になった。
京城少佐は前方に九六式艦上戦闘機を見つけた。そしてすぐさま後ろを取り攻撃したがあっさりかわされ捻りこみで逆に後ろにつかれた。相当な腕だと彼は思ったが思うか思わないかの内に大量の機銃の雨が降り注いだ。しかしそこはエリート、巧みにかわし急旋回、九六式艦上戦闘機の後ろにつこうとしたが敵も旋回を始め後ろを取ったり取られたりの激しい格闘戦がしばらく続いた。途中援護をしに何機か味方機が来たが敵の鮮やかな操縦により直に撃墜されていた。京城少佐は何としても目の前の敵を墜とさなければならない気がしたが急に敵が急降下を始めた。京城少佐も直に追うが零戦は軽いため強度が低い。したがって急降下速度も一一型だと650km辺りを過ぎると機体が分解する恐れがあったのだ。なので徐々に引き離され最終的に逃がしてしまった。京城少佐としても悔しいかぎりだったが直に仲間の援護に舞い戻った。
京城少佐と戦っていた九六式艦上戦闘機にパイロット、坂井大佐は僚機を集め「タイシャン」に帰還した。部隊内に死者が出ない内に撤退するのが坂井大佐の方針だった。生き残れば更に出撃できるし経験も積めるからである。そしてこの時の戦果は戦闘機16機、火砲3門だった。

中編その3へ続く

引用なし
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宇宙戦艦紀伊第六十七話設定前編 ダークスピリッツ 2006/12/11 22:56
  Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編 ダークスピリッツ 2006/12/14 0:31
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編その2 ダークスピリッツ 2006/12/19 18:16
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編その2 ダークスピリッツ 2006/12/23 19:37
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定前編 ダークスピリッツ 2006/12/31 21:57
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定中編 ダークスピリッツ 2007/1/1 0:14
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定後編 ダークスピリッツ 2007/3/3 3:25
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定前編 ダークスピリッツ 2007/3/14 0:51
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定中編 ダークスピリッツ 2007/3/18 14:13
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定中編2 ダークスピリッツ 2007/3/18 14:13
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定後編 ダークスピリッツ 2007/3/25 17:20
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定前編その1 ダークスピリッツ 2007/5/8 2:20
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定前編その2 ダークスピリッツ 2007/5/9 22:51
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編 ダークスピリッツ 2007/5/15 18:25
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編その2 ダークスピリッツ 2007/6/4 23:03
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編その3 ダークスピリッツ 2007/6/4 23:04
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定後編その1 ダークスピリッツ 2007/6/5 21:14
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定後編その2 ダークスピリッツ 2007/6/15 18:56

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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