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ようやく創作意欲が沸いてきた^^なんか「サレックス」中心になってる^^;
戦闘経過
潜宙艦隊が撤退した同時刻大日本帝国首都大京である試作機の試験が行われていた。それは試作陸上攻撃機「深山」。四発の大型爆撃機で大きさは34mとQW軍の大型爆撃機より大きく日戦軍団の「深山」よりも2m程大きい。5000kgの爆弾と多数の防御銃座を装備する最新鋭機として開発された。そして今日試験飛行が行われ最高520kmの速度を記録。その他の試験にも良好な性能を残したため量産段階に入り、更に高性能を目指した陸上攻撃機「連山」の設計を開始した。
そしてその数分後大日本帝国本星アーク軌道上。110隻の艦隊が待機していた。そこへ突如4隻のラファリエス艦が現れた。そしてその4隻のラファリエス艦を中心に陣形を組みそしてまたどこかへワープした・・・。
そして更に数分後セイロン基地沖合いを警戒していたQタンク第15巡洋艦隊が前方の空間に歪みが起こり一瞬光が走ったかと思うと100隻以上もの艦隊が現れた。その艦艇の船体を見ると大日本帝国の旭日旗が掲げられていた。しかもその中に4隻のラファリエス艦が見えた。艦型を照合するとそれは4隻ともシルグノーム級であった。第15巡洋艦隊旗艦「サレックス」は直にセイロン基地に敵艦隊襲来、救援求むと打電した。それを受け取ったセイロン基地は基地からQタンク第8機動艦隊・Qレース第6主力艦隊と日戦軍団第389及び388両航空隊を出撃させた。滑走路から次々と戦闘機が発進していったが沖合いといっても結構遠くだったので飛行機はともかく艦艇が到着するのには少し時間が掛かりそうだった・・・。
その頃Qタンク第15巡洋艦隊と大日本帝国・ラファリエス艦隊との間で戦闘が始まっていた。しかし第15巡洋艦隊は重巡洋艦8隻・軽巡洋艦4隻・駆逐艦8隻の計20隻で構成され、対する大日本帝国は110隻の艦艇で構成されており戦艦、空母等の大型艦艇も含まれていた。どうみても苦戦は必至だった。しかし巡洋艦12隻を敵に急速接近させ装甲の薄い駆逐艦は後方で砲撃支援に回らせた。そして敵重巡洋艦3隻に集中砲火。これを全て撃沈。そのまま近くにいる敵艦艇に攻撃を行い少なくとも2隻を撃沈。そして反撃が始まる前に機関全速で敵艦隊から離れ回避行動に移った。これに驚いた大日本帝国艦隊は第4機動艦隊から戦闘機100・艦上爆撃機40・艦上攻撃機40で構成された180機の第1次攻撃隊を発艦させた。それを見たライズドール大佐は艦隊から16機の艦上戦闘機フルマーを発進させ迎撃に当たった。直後「サレックス」の砲撃が敵磯風型駆逐艦に命中、撃沈した。しかしこちらも6隻沈められていた。敵戦闘機は九六式艦上戦闘機、零戦一一型で構成されていた。どうやら九五式は前線から下げられたらしい。しかしフルマーも既に旧式化してきている戦闘機である。性能はともかく数で圧倒的に劣り、戦果に対してこちらの損害の方が大きかった。そして73機もの爆撃機が降下してきた。敵は全て重巡洋艦を狙っていた。そして旗艦「サレックス」にも十数機の爆撃機、攻撃機が向かってきた。まず対空ミサイルで数機打ち落とした。しかし当然敵機は引かない。段々と右舷に近づいてくる敵機に10cm両用レーザー砲4基、25mm連装機銃6基が一斉に旋回する。そして敵機めがけて4基の対空レーザー砲、6基の機銃が一斉に射撃を開始した。1機の九四式艦上爆撃機が爆発、四散した。そしてもう1機被弾、墜落。しかし残った数機が爆弾・宇宙魚雷を投下した。しかし艦長の的確な判断によりほとんど回避。しかし250kg爆弾1発が甲板に命中、火災を起こしたが戦闘に支障は無かった。しかし次々と敵機が降下してくる。艦載機部隊もほとんど撃墜されたようだ。次々と迫り来る敵機を迎撃しながら増援を待った。そして遂にデヴォリア基地所属のQレース第20駆逐艦隊が到着、対空射撃を開始した。そしてセイロン基地から日戦軍団2個航空隊が到着、空中戦は一気に傾いた。日戦軍団第389航空隊はまだ機種変更がされていないようで九五式戦闘機や九七式戦闘機で構成されていた。それに対して第388航空隊はルナツーから転属してきた航空隊で航続距離の長い新型局地戦闘機「天雷」や「紫電」も含まれており強力な航空隊だった。それら160機の戦闘機は100機の敵戦闘機隊に突入、乱戦状態となったが状況は優勢だった。4機まで減った第15巡洋艦隊艦載機部隊もそれを見て奮戦した。そのお陰で一旦攻撃が止んだ。その隙を突いて第15巡洋艦隊、第20駆逐艦隊から敵艦隊に向けて一斉砲撃が始まった。敵艦隊も主力戦艦を前に出して応戦した。その結果第1、第2済射で駆逐艦3、軽巡洋艦1、重巡洋艦2を沈めたがこちらも計5隻の艦艇が沈んだ。そして敵艦隊の砲撃が「サレックス」に集中した。「サレックス」はこれを避けながら20.3cmレーザー砲で応戦する。しかし遂に敵の放った30.5cmレーザー砲が右舷に命中。装甲を突き破り中で爆発した。艦内で火災発生の通信が艦橋に届いた。急いで消化活動が開始された。そして「サレックス」は前線より少し後退した。空中戦では優勢なものの依然敵艦隊はまだ100隻程残っており再度戦闘機200・艦上爆撃機40・艦上攻撃機40で構成された第二次攻撃隊が発進、第一次攻撃隊残存戦闘機と合わせてまた大規模な空中戦が展開された。その数分後遂にQタンク第8機動艦隊、Qレース第6主力艦隊が到着。第6主力艦隊は新たな旗艦「アナンケ」を中心とする大規模な艦隊に生まれ変わっていた。そして14隻の戦艦から次々と砲撃が開始された。重巡隊もそれに続く。しばらく一進一退の攻防戦が続いた。そしてしばらくしてデヴォリアから艦隊が発進したという報を傍受した大日本帝国艦隊は陽動もこれくらいでいいだろうとして再びラファリエス艦を中心として陣形を建て直しワープ。全ての敵が撤退した。総合して敵に与えた損害よりこちらの損害の方が大きかった。そして味方艦隊は損傷艦を優先してセイロン基地とデヴォリア基地へ撤退した。今回の戦闘で4隻の敵艦を沈めた功労艦「サレックス」も火災を消しとめ自力で撤退した。
この数時間前からベータ基地では地上部隊の撤退が始まり、オルキスでは今までにらみ合っていた両艦隊が激突、大規模な艦隊戦が始まっていた・・・。
後編へ続く
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