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        |  | どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。 スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
 「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
 これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
 この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 
 以上、さくらがちる頃に。
 
 
 
 
 
 
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	 |  | 第四十七話完成。一式陸攻は航空隊のエースパイロットにより撃墜されたと言う設定で
 第四十七話 帝国航空部隊奇襲
 現在、ベータ基地では無数の工作車両が、突入部隊の救出に当たっている
 アコース少佐「何とか、救出しないといかん!早く進めろ!」
 グリフト少将「なんとしてでも救出するのだ!」
 カシアス大尉「・・・しかし、本当に救出できるんですかね?」
 アコース少佐「救出しなければならないのだ。作業を進めるぞ」
 その轟音の中を、無数の飛行機が飛来していた
 彼らは、それを直協支援の飛行機と断定した
 だが、そうではなかった・・・
 一方、ライトウォーター近海、陸軍哨戒艇「153号」
 総司令部からの命令の下、陸軍哨戒艇部隊がライトウォーター近海の哨戒に当たっていたのだ
 そのうちの一隻が、この153号であった
 哨戒艇「153号」
 梨田少佐(153号艇長。車種:九七式軽装甲車)「・・・現時点での異状は無し・・・」
 戸川大尉(153号副長。車種:九二式重装甲車)「電探上に異状は・・・あっ!」
 見るや、広域電探には無数の航空機の機影が確認された
 梨田少佐「十・・・二〇・・・三〇・・・・七〇機はいるぞ!」
 戸川大尉「坂田!ルナツー司令部に打電するんだ!」
 坂田少尉(153号通信士官。車種:八九式中戦車甲型)「了解!」
 ルナツー司令部
 藤田上等兵「司令!陸軍哨戒艇153号より入電です!」
 松井元帥「読み上げろ!」
 藤田上等兵「ライトウォーター沖に敵航空機動部隊飛来!数、約七〇機!」
 ドニゲッテル少将「七〇機だと!?」
 松井元帥「ライトウォーター航空隊だけで守り抜けるのか!?」
 藤田上等兵「153号哨戒艇より入電『我、敵の攻撃受く。まもなく総員脱出す』以上です!」
 松井元帥「分かった。近辺に潜宙艦は?」
 藤田上等兵「陸軍潜航艇『215号』がいますが?」
 松井元帥「よし、215号に打電、『沈没した153号艇の乗員を救助せよ』」
 直後、153号は沈没した
 梨田少佐の早い判断により、乗員全員が生還した
 松井元帥「山岡、いや設営隊に打電、『航空機、約七〇機がライトウォーターに接近、航空隊にスクランブルをかけろ』以上!」
 藤田上等兵「了解!」
 ドニゲッテル少将「こうなれば、うちの第145航空隊も出します!ライトウォーター基地のほうにも伝えておいてください!」
 ライトウォーター基地
 日戦軍団通信兵「隊長!ルナツー司令部より入電です!『航空機、約七〇機がライトウォーターに接近、航空隊にスクランブルをかけろ』以上です!」
 山岡大佐「航空隊だと!?くそっ、機種は?!」
 日戦軍団通信兵「大日本帝国の航空隊とのこと!」
 山岡大佐「基地に駐留する第360、第381航空隊を緊急発進させる!」
 対するは大日本帝国第三二、第三四航空隊である
 第三二航空隊、隊長は田辺中佐。対艦艇攻撃部隊である
 そして第三四航空隊の隊長は土方少佐。対地上攻撃部隊である
 土方の乗る九六式陸攻の、左舷機銃兵が叫ぶ
 大日本航空兵A(左翼銃手)「零戦隊が増槽を放棄していくぞ」
 大日本航空兵B(右翼銃手)「敵機来襲!」
 零戦飛行隊の岡山大尉が叫ぶ
 岡山大尉(車種:一式中戦車)「各機散開!敵は多いが、敵機を爆撃機に近づけるな!」
 十八機の零戦が連合軍航空隊へと向かっていった
 対するは日本戦車軍団第360航空隊、同第381航空隊である
 島少佐(第381航空隊司令。車種:四式中戦車)「各機へ、隼隊は戦闘機を、残りは爆撃機を狙え!」
 十五機の隼がフルスロットルで前進していく
 上昇する各機
 零戦十八機に対し隼十五機なのでほぼ互角であった
 一方、爆撃隊上空では一斉に戦闘機群が急降下を始めた
 第360航空隊司令、天道大尉は一機の九六式陸攻を狙った
 敵の旋回機銃が咆哮する
 だが、ほとんど当たらず
 天道は機関砲を作動させた
 ほぼ全弾が命中し、九六式陸攻は墜落した
 天道大尉(第360航空隊司令。車種:三式中戦車)「中攻を撃墜!」←中攻:中型陸攻の略だった気がする。九六式陸攻の通称
 戦闘機部隊も、ボイス大佐以下第145航空隊の支援により有利になっていった
 ボイス大佐(第145航空隊司令。車種:II号自走榴弾砲ヴェスペ)「こちら第145航空隊、遅れてすまなかった」
 日戦軍団航空兵A「いや、ちょうどいいタイミングでした。これで有利に戦えます」
 そして、土方隊長機も狙われていた
 大日本航空兵A「来たぞ!雷電だ!」
 大日本航空兵C(上面銃手)「喰らえ!」
 旋回機銃を放つ
 だが、雷電の銃撃を受け、右翼エンジンが炎上した
 大日本兵士B「やられたっ!」
 土方少佐「まだ左翼エンジンが残ってる。しばらくは大丈夫だ」
 だが、バランスを崩した陸攻は徐々に高度を下げつつある
 そして先の雷電が上昇を始めた
 大日本兵士A「くそっ、また来たか!」
 再び旋回機銃を放つが、敵の攻撃は早かった
 左翼エンジンが炎上、停止した
 大日本兵士A「左翼エンジン炎上!停止!」
 大日本兵士D(尾部銃手)「このままでは墜落します!」
 土方少佐「・・・・・」
 先の雷電が接近してくる
 大日本兵士D「これでも喰らえ!」
 遂に銃弾が命中、雷電は墜落した
 だが、既にエンジンは全て停止している
 土方は操縦桿を倒す
 土方少佐「・・・すまない、諸君。生かして帰す事が出来なかった・・・」
 大日本兵士A「隊長・・・」
 大日本兵士E(爆撃手)「爆弾投下!」
 四発の爆弾が投下された
 土方少佐「・・・せめて、敵に一矢報いるまで、諸君、ついてきてくれるな」
 大日本兵士B「・・・・分かっております」
 飛行場
 高射砲の射手、高田上等兵は、急降下する九六式陸攻を見て驚いたという
 高田上等兵(車種:八九式中戦車乙型)「・・・何だ!?あの機体は・・・」
 島村兵長(車種:九七式中戦車)「おい!高田!逃げろ!こっちに来るぞ!」
 高田上等兵「了解!」
 上空
 大日本兵士E「高度130・・・120・・・110・・・100・・・」
 大日本兵士D「90・・・80・・・70・・・60・・・50・・・40・・・」
 大日本兵士C「30・・・20・・・10・・・」
 土方少佐「うぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
 直後、爆発と共に土方の九六式陸攻は炎上した
 飛行場
 島村兵長「・・・なんてこった・・・・」
 高田上等兵「・・・これが・・・特攻・・・」
 島村兵長「・・・帰還不能とみなし、駐機場に突っ込んだか・・・」
 十機ほどの爆撃機が炎上した
 山岡大佐「島村!高田!大丈夫だったか!」
 島村兵長「山岡大佐!」
 山岡大佐「九六式は全部落としたらしい。とりあえず、炎上した飛行機を消火するぞ!」
 高田上等兵「了解!」
 上空では残存の零戦との戦いが続いていた
 日戦軍団航空兵A「残存機は約十機です!」
 島少佐「よし、全機撃墜を目指すぞ!」
 日戦軍団航空兵B「隊長!敵航空隊第二派接近!」
 数は零戦が二十機であった
 島少佐「迎撃を続行する!」
 その真下を、無数の攻撃機が飛んでいく
 彼らの目指す先は、軍港だった
 だが、迎撃は不可能だった
 無数の零戦が阻んでいたのだ
 爆撃編隊に突入した機体も次々と落とされていった
 軍港には13隻の輸送船と十隻の艦隊護衛艦の姿があった
 田辺中佐(第三二航空隊司令。車種:四式中戦車)「よし、各機魚雷投下!」
 以前潜宙艦隊に対して放った高速魚雷とは違うが、かなりの高速である
 停止していた輸送船六隻と艦隊護衛艦一隻が沈んだ
 そして攻撃機は上昇した
 艦隊護衛艦「F−25」
 艦長「くそっ、奴らめ!このまま生かして帰せるか!撃ち方初め!」
 Qシュタイン兵士「攻撃開始!」
 護衛艦隊の反撃が始まった
 一機の一式陸攻が被弾した
 そこに一機の雷電が襲い掛かった
 航空隊のエース、島崎中尉だ
 島崎中尉(車種:一式中戦車)「機銃、攻撃初め!」
 攻撃を受けた一式陸攻は炎上、墜落した
 もともと炎上しやすい一式陸攻は、島崎機の攻撃を受け、一瞬にして火を噴いた
 搭乗員がパラシュートで脱出する
 島崎中尉「一式陸攻を撃墜!」
 二機の九六式陸攻が炎上、墜落していくのを見た
 残りの機体はガンドルフ方面へ撤退していった
 島崎中尉「弾が切れたので退却、か・・・」
 天道大尉「島崎、仕事は終わりだ。帰還するぞ」
 島崎中尉「島崎より天道、了解。これより帰還します」
 山岡大佐(通信)「連合軍航空隊各員へ、第一滑走路が使えなくなっているので第二滑走路へ着陸せよ!」
 天道大尉「・・・どうやら、さっきの隊長機によるものらしいな」
 飛行場
 山岡大佐「・・・修理が間に合わんな・・・」
 島村兵長「全く、厄介なことをしやがる・・・」
 高田上等兵「・・・Qシュタイン機の航続力で第二滑走路まで届きますかね?」
 山岡大佐「ギリギリだろうな・・・」
 第一滑走路からかなりはなれたところにある第二滑走路。現時点で修理が済んでいるのはここだけだった
 そして、第二滑走路に残存機が帰還してきた
 撃墜最多記録は、天道大尉の戦闘機六、陸攻四の計十機だった
 ちなみに、島崎の一式陸攻撃墜は一応の単独撃墜扱いだったらしい
 これらの連絡は、全てルナツー司令部へと届けられた
 ルナツー司令部
 藤田上等兵「戦果は攻撃機十五、戦闘機二十三。我が方の損害は戦闘機十二、爆撃機十、第一滑走路が大破。以上です」
 松井元帥「軽微、とは言えないな・・・」
 ドニゲッテル少将「奴らの目的は何だったんでしょうかねぇ・・・」
 松井元帥「おそらく、牽制か、こちらの修復を遅らせるところだったんだろうな・・・」
 大日本帝国航空隊の攻撃は終了した
 ライトウォーターでは設営隊による修復が続けられることになった・・・
 第四十七話 終わり
 
 
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