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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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R宇宙戦艦紀伊 第四十三話
 松井一真  - 2006/9/3 18:45 -
  
第四十三話完成。またも増えました
第四十三話 反撃の砲火
上陸部隊本部
溝口大尉「第113中隊およびプロトン合衆国陸軍第152中隊が到着したため、反攻作戦を開始することとなった。しかし、本隊最高指揮官九龍少佐殿の怪我が酷く、この状況では戦列復帰は不可能とされ、一時的に第113中隊の指揮下に入ることとなった」
この通達を聞いた残存隊員は驚いた
何しろ九龍少佐無し、それも第113中隊の指揮下に入っての任務である
宇野沢少尉「敵の攻撃能力には心底感服する。素晴らしいものだ。おそらく我々が倒せたものも極わずかであろう」
溝口大尉「なお、第113中隊の指揮下での任務だが、各小隊、各分隊ごとにそれぞれ隊長の判断で行動せよ。なお、本中隊指揮権をこの私、溝口に臨時移行することが決定された」
皆は動揺した。何しろ砂原大尉という立派な参謀がいるというのに、一分隊の隊長でしかない溝口が臨時中隊長に選ばれたのだ
砂原大尉(車種:三式中戦車)「静まれ!」
溝口大尉「中隊参謀の砂原大尉と相談した結果、先の戦闘で全く損害を出さなかった溝口分隊の隊長であるこの私が、臨時中隊長にふさわしいということで、臨時中隊長に就任することになったのだ」
佐藤中尉「つまり現時点での中隊最高権力車のお墨付きということだ」
砂原大尉「他の分隊も損害がある。杉山大尉!」
杉山大尉(車種:一式中戦車)「はっ!」
砂原大尉「君の分隊は君を含めて3両だけだったようだな」
杉山大尉「敵双発機の攻撃を受け、壊滅しました。空に敵がいるとは不覚でした」
砂原大尉「分かった。やはり航空攻撃は最大の敵だな。だが表面部の敵はほとんど撃破した。残るは内部。ルナツーでそうであったように、内部ともあらば航空攻撃は効かない。まずは内部へ突入するのだ」
溝口大尉「以上、別命あるまで待機せよ!」
作戦開始の時は近づいていた
ルナツー司令部
松井元帥「・・・そろそろ作戦が再開される時期だが、負傷車搬送用の輸送機も手配しないといけないな」
ドニゲッテル少将「現在ライトウォーター沖に展開している機動艦隊もそろそろ引くべきですな」
松井元帥「さて、内部攻撃作戦だ。敵はどう守るか・・・」
ドニゲッテル少将「推測では防御、攻撃に勝るJSが前方に押し出されているでしょうな」
松井元帥「あとT−28が砲台的に配置されているだろうな」
ユゴス少佐「・・・T−34、T−44を用いた高機動作戦も通用しそうですな」
松井元帥「とにかく、かなりの戦力がいるようだな・・・」

プロトン合衆国揚陸艦「イオージマ」 戦車1000両 物資輸送トラック10両搭載
戦力
プロトン第152中隊(隊長:インパル少佐 車種:M4A3シャーマン中戦車)
M5スチュアート軽戦車 300両
M24チャフィー軽戦車 300両
M4A1シャーマン中戦車 200両
M4A3シャーマン中戦車 200両(インパル隊長含む)

日戦軍団揚陸艦「国東」 戦車600両 物資輸送トラック50両搭載
戦力
日戦軍団第113中隊(隊長:矢矧少佐 車種:四式中戦車)
兵士の車種
九八式軽戦車 150両
九七式中戦車改 150両
三式中戦車 200両
四式中戦車 100両(矢矧隊長含む)

松井元帥「『大隈』『下北』『アルビオン』『オーシャン』『キアサージ』『ワスプ』に関してはそのまま停泊させておけ。部隊撤収時に用いることにする」
ライトウォーター基地
ついに反攻作戦が開始された
溝口大尉「総員、かかれ!」
おなじみの掛け声である
部隊は突撃を開始した
先陣を切って突撃するは溝口以下十両、そして第113中隊である
佐軒准尉「隊長、どうやら強敵は、第十中隊だけではないようですな」
溝口大尉「ああ、IS−3、IS−2、そしてT−44だな」
宇野沢少尉「隊長、前方にデカブツのT−28が!」
佐藤中尉「撃たれる前に撃て。攻撃を開始するぞ!」
前方にはT−28が四両、T−34が2両いた
T−34が攻撃を開始する
一両がやられた
だが反撃によりT−34を仕留める
T−28も攻撃を開始する
だが、多砲塔戦車ゆえに防御装甲も薄い。すぐに破壊され、六両の戦車を全て破壊した
萬屋中尉「これで、ここの奴らは全部片付けましたね」
溝口大尉「よし、次を探すぞ」
一方で他の部隊も敵部隊を捕捉、戦闘を開始しているようだ
ライトウォーター司令部
吉田一等兵「敵部隊、突入を開始しました」
近藤大佐「・・・さて、この後どう来るか・・・」
とりあえず、近藤中佐は第十中隊の各員に戦闘配置命令を下すことにした
その命令を受け各員が行動を開始した
コロゾフ中佐「そろそろ、敵さんも総攻撃を始めるでしょうな」
近藤大佐「そうだな。できる限りは、戦うとするか」
ライトウォーター基地
前方から次々と襲い掛かるT−28、T−34、そしてT−34/85。日戦軍団得意の機動戦法で次々と破壊していく
だが、一両の九八式軽戦車が突如爆発した
溝口大尉「何だ!?」
田辺曹長「あれです!」
田辺の目線の先には、T−44戦車十両、IS−2戦車四両の姿があった
溝口大尉「ようやく、真打登場と言ったところか・・・」
それまで戦っていた中戦車群(注:T−28はあの大きさでありながら中戦車である。ちなみに重戦車になるのはT−35から)とは違い、T−44、JS−2の防御および主砲の威力は凄まじいものである
背面装甲を攻撃しない限り、日本戦車では倒せないような強敵である
だが、それら14両の戦車の前には、十字路が確認できた
溝口大尉「よし、分隊各員に告ぐ、あの十字路まで前進する」
萬屋中尉「十字路までですか?」
溝口大尉「ああ、影から狙えるかもしれん」
佐藤中尉「影からですか?」
溝口大尉「その通りだ。迷ってはいられん、行くぞ!」
十両の戦車が突如前進を開始した
5両ごとで別々の壁に隠れた
ちょうど十字路の陰になる場所である
ここからなら敵は攻撃できない
砲声が聞こえた
続いて着弾音。装填まではある程度の時間がかかるはずだ
溝口大尉「撃て!」
直後、陰から飛び出した三式中戦車や一式中戦車が、T−44やJS−2を狙い総攻撃。自慢の速射で全車撃破した
溝口大尉「良くやった!」
佐藤中尉「何とか、突破できそうですね」
寺島曹長「これからも厄介な相手がたくさん出てくるでしょうな」
矢矧少佐「見事な戦法だ。さすが、九龍少佐の部下だけのことはあるな」
前方に敵がいないのを見て、日戦軍団は進撃を開始した
第四十三話 続く

引用なし
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宇宙戦艦紀伊 第四十二話 松井一真 2006/8/30 14:10
  Re:宇宙戦艦紀伊 第四十二話 松井一真 2006/8/30 14:10
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十二話 松井一真 2006/8/30 14:11
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十二話 ダークスピリッツ 2006/8/31 17:44
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十二話 松井一真 2006/8/31 18:30
   R宇宙戦艦紀伊 第四十三話 松井一真 2006/9/3 18:45
   Re:R宇宙戦艦紀伊 第四十三話 松井一真 2006/9/3 18:47
   宇宙戦艦紀伊 第四十四話 松井一真 2006/9/6 22:01
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十四話 松井一真 2006/9/6 22:02
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十四話 ダークスピリッツ 2006/9/7 16:58
   [管理者削除]
   宇宙戦艦紀伊 第四十五話 松井一真 2006/9/9 14:15
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十五話 ダークスピリッツ 2006/9/9 15:01
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十五話 松井一真 2006/9/9 15:45
   宇宙戦艦紀伊 第四十六話 松井一真 2006/9/10 20:39
   宇宙戦艦紀伊 第四十七話 松井一真 2006/9/12 21:08
   宇宙戦艦紀伊 第四十八話 松井一真 2006/9/16 15:54
   宇宙戦艦紀伊 第四十九話 松井一真 2006/9/16 16:26
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十九話 松井一真 2006/9/16 16:27
   Re:宇宙戦艦紀伊 第四十九話 相澤康平 2006/9/16 22:11

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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