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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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空戦部分。日戦軍団航空隊の活躍
第三十八話 空母決戦
ルナツー司令部
ドニゲッテル少将「・・・松井元帥、一体、何がまずいんですか?」
松井元帥「・・・数日前に諜報部からもたらされた情報では、グンナ帝国軍精鋭の第666航空隊が配属されたらしい」
ドニゲッテル少将「第666航空隊・・・いかにもやばそうな番号ですね」
松井元帥「皮肉にも司令の名前はミカエル大佐、車種はT−54だ」
ドニゲッテル少将「・・・ううむ、精鋭飛行隊が凄まじい名前になっているとは・・・」
松井元帥「当初はサイモン大尉の第23航空隊だけだと思っていたが・・・よりによってMig−17やMig−15を有するこの飛行隊が出現してしまうとは・・・」
ユゴス少佐「確かに、我々の機体はプロペラ機ですからね・・・」
松井元帥「しかも、どうやらライトウォーターに向けて、大日本帝国の機動部隊が出航したようだ。こいつらの航空隊も、出てくると見てよさそうだ・・・」
ドニゲッテル少将「・・・大日本帝国ですか?!」
松井元帥「ああ、話によれば、大日本帝国第五機動艦隊、司令は古田少将、車種は四式中戦車、艦載の航空隊である第110航空隊の隊長は佐藤少佐、車種は三式中戦車だ」
ユゴス少佐「・・・それで、主戦力は?」
松井元帥「零戦だ。無論、我々の零戦より強い・・・」
通信司令室の画面上には機動部隊の陣容と司令についての解説などが書かれていた・・・
そして、5分が経過した・・・
ライトウォーター到着まで、残り15分・・・
ニビリア航空兵A「ブレニム5より各機!前方に戦闘機隊多数!これより迎撃に入る!」
京城大佐「スカイシューター1より各機、ついに来たようだ。全員、気を引き締めてかかれ!」
そしてついに航空戦が始まった
一機のMB155が敵機とすれ違う、しかし、その機体は今までに見た機体ではなかった
プロペラが無く、ジェット推進であった
なんと、ライトウォーターにはジェット機が配備されていたのである
ニビリア航空兵B「こちらブレニム4、敵機にはジェット機が含まれている模様!」
直後、警告音が響く
ニビリア航空兵B「ミサイルアラート!」
MB155からフレアが展開される
無数のミサイルがフレアを追う
だが、最後の一発が機体を追ってきたのだ
そして、対空ミサイルが彼の機体に命中した
爆発と共に、彼の搭乗するMB155は墜落していった
エリア中佐「こちらブレニム1、ブレニム4がやられた!」
京城大佐「・・・厄介だな。ジェット戦闘機か・・・」
ニビリア航空兵C「こちらブレニム6、正体不明の敵機と交戦中!零戦に酷似!うわっ、後ろを取られた!くそっ、振り切れない!」
直後、銃撃音が響き、ブレニム6との通信が途絶えた
新竹大尉「零戦ですね・・・大日本帝国の航空隊が既に配属されている模様です」
フォインツ中佐「こちらシュトラール1、速度を上げ突入体勢に入る!」
京城大佐「了解!各機へ、後少しだ、最後まで守りぬけ!」
ハリヤー少佐「こちらテンペスト1、同じく突入体勢に入る!」
エリア中佐「こちらブレニム1、了解した!」
既にほとんどの機体が速度を上げ攻撃態勢に入った
だが、戦闘機隊は劣勢である
ニビリア航空兵D「こちらブレニム8、敵新鋭機と交戦!既にブレニム9および15が墜落!三機、二重反転式の・・・」
エリア中佐「くそっ、これで五機か!」
京城大佐「二重反転式・・・プロペラだな。だとしたら・・・奴しかない。キ64だ」
キ64。日本戦車軍団では二重反転式プロペラと串型エンジンを搭載し、高速力を発揮する新型高速戦闘機として作られ、六式高速戦闘機として採用された機体である
だが、大日本帝国のそれは、確か機首機銃が三丁、翼部機銃が六丁という変則的な構造である。3つ目の機首機銃がどこに積まれているのかが謎なのだが・・・
すると、後方からミサイルが接近していた
チャフをばら撒き、回避する
急旋回をし、敵機を見る。Mig−19、ファーマーである
すかさず別の機体がミサイルを放とうとする。しかし、既に僚機がその機体を狙っていた
銃弾を受け、その機体は墜落した
日戦軍団航空兵A「こちらスカイシューター3、フレスコを撃墜!」
続いて、京城が銃撃を開始する
敵ファーマーは爆発した
京城大佐「こちらスカイシューター1、ファーマーを撃墜!」
続いて新竹から報告が入る
新竹大尉「こちらスカイシューター2、フレスコを撃墜!」
日戦軍団航空兵B「こちらスカイシューター4、零戦を撃墜!」
どうやら、新竹の方はニビリア軍の機体と共同で撃墜したそうだ
スカイシューター4は既に被弾していた零戦を撃墜、こちらも共同撃墜である
すると、京城の前方には何機かの戦闘機が見えた
九五式、および九六式艦戦である
だが、大日本帝国の九五式艦戦は単葉である
どこかの博物館にでも展示されていそうな機体だ
八機ほどが確認できる
二機の九五式が高速で接近した
確か二機の戦闘機で一機の戦闘機を狙うのをロッテ戦法とか言ったはずだ。それ以外はどんな戦法だったかは忘れたが
だが、お互い通信機が発達している。すぐに僚機が駆けつけた
日戦軍団航空兵C「こちらスカイシューター5、援護します!」
京城大佐「よし、俺は前方の奴をやる。後ろの奴は任せたぞ!」
日戦軍団航空兵C「了解!」
二機は分かれて、敵機を狙った
上昇する敵機を狙い更に上昇。降下する時を狙って機銃攻撃を開始した
反転急降下攻撃は既に見切っている
確かクエゼリン大佐が第六次キュワール大戦時に行ったのが最初だったはずだ
京城大佐「こちらスカイシューター1、九五式艦戦を撃墜!」
日戦軍団航空兵C「こちらスカイシューター5、九五式艦戦を撃墜!」
続いて二機の九六式と二機の零戦。四機体制で攻めることにしたようだ
だが、既に二機が到着していたのだ
日戦軍団航空兵A「スカイシューター3および4、援護します!」
いや、それだけではない、新竹とスカイシューター6が到着した
新竹大尉「スカイシューター2および6、援護します!」
いくら優秀な機体といえど、ベテランにやられたらひとたまりもない
全機、散開して別々の機体を狙ったところを撃墜されたのであった
これで八機、全機を撃墜した
更に多数が飛来する。陸上機だ
京城大佐「散開して別々の機体を狙え!」
ニビリア航空兵A「こちらブレニム5、援護します!」
京城大佐「分かった。頼んだぞ」
ニビリア航空兵E「ブレニム7および10、援護します!」
三機のニビリア機が支援に到着した
無数の戦闘機隊との空中戦が始まった
さまざまな無線が飛び交っている
この空中戦は連合軍優位である
だが、眼下の爆撃機は違っていた
次々と入る敵機撃墜報告に紛れて入る損害報告の中には、爆撃機も入っていたのだ
新竹大尉「・・・隊長、自分は爆撃機の援護に向かいます!」
京城大佐「スカイシューター2、頼んだぞ!」
日戦軍団航空兵A「こちらスカイシューター3、飛燕を撃墜!」
日戦軍団航空兵D「こちらスカイシューター6、鍾馗を撃墜!」
見ると、He111が大爆発を起こし、墜落している
新竹大尉「・・・いたぞ!あれだ!」
三機の戦闘機の姿が見えた
見た目は日戦軍団の高速戦闘機、六式高速戦闘機に似ている
だが、明らかに機銃の数が違っていたのだ
これは第203航空隊隊長、住田大尉率いる三機の新型戦闘機「真空」であった
住田大尉(車種:四式中戦車)「よし、ハインケルを撃墜!」
副隊長「隊長!前方より敵機!」
住田大尉「よし、散開して攻撃体勢を取れ!」
ニビリア軍の戦闘機が迎撃に向かっていった
だが、それは次々と撃墜されていく
なんと新竹でも避けるのが精一杯であった
だが、前方に「真空」の姿を見る
新竹大尉「今までの機体の分だ!」
新竹は20mm銃弾を放つ
だが、航空電探は異常を捉えていた
新竹大尉「何っ!?」
上空、および背後から別の機体が接近していたのだ
新竹大尉「くそっ、サッチウェーブか!」
そう思い、直ちに回避運動に入ったが、遅かった
無数の銃撃を受け、ついに機体がバランスを崩した
操縦桿を引き、何とかバランスを立て直す新竹。だが、両翼からは火が吹き、爆発は時間の問題であった
新竹大尉「こちらスカイシューター2、やられました・・・」
京城大佐「分かった。戦闘続行不能と認め、離脱を許可する」
Qシュタイン航空兵「シュトラール15および23が墜落!」
フォインツ中佐「くそっ、被害甚大だ。これより撤退する」
ついに爆撃隊も撤退を開始した
日本戦車軍団第四機動艦隊 空母「高千穂」
日戦軍団兵士B「友軍爆撃隊の被害甚大、撤退します!」
元山少将「分かった、全機帰還せよ!」
日戦軍団兵士A「艦長!あれは!」
艦長「・・・零戦五四型・・・あの塗装は新竹だ!」
元山少将「炎上しているぞ・・・」
艦長「こちら第四機動艦隊所属、空母『高千穂』、近辺の友軍空母へ着艦されたし。以上」
その通信を聞いた新竹機は直ちに旋回、脚を出しつつ、ニビリア軍の空母「パンルヴェ」へ着艦体勢を取った
ニビリア第八機動艦隊 空母「パンルヴェ」
ニビリア兵士C「艦長!友軍の零戦が炎上して着艦体勢に入っております!」
艦長「あいつを死なせるわけにはいかん!消火班は直ちに飛行甲板へ上がれ!」
轟音を上げつつ、辛うじて着艦した一機の零戦
新竹の機体であった
ニビリア兵士D「消火、かかれ!」
接近してくる零戦に消化剤を噴射。鎮火に成功した
風防からCPUを取り出し、接舷した空母「高千穂」へと輸送していく
そして飛行甲板上にある不動のQタンクへと輸送した
CPUを「本体」へと入れると、不動のQタンクはエンジンを始動させた
新竹は帰還に成功したのであった
そして零戦が次々と着艦していく
1両のQタンクへと戻った京城大佐は新竹を探した
彼は無事だった
京城大佐「新竹!無事だったか!」
新竹大尉「無論です!敵機は撃墜しそこないましたが、自分は無事帰還いたしました!」
結局のところ、損害はかなりのものであった
全て、あの新型戦闘機によるものであった・・・
豊島少佐「自分の航空隊も攻撃に参加しましたが、ほとんどの奴が為す術もなく、新型機にやられてしまいました」
京城大佐「今回の空中戦、この損害の量からすれば凄まじいものだったようだな・・・」
ルナツー司令部
松井元帥「まさか撃墜されても戻ってくるとは思わなかったぞ」
京城大佐(通信)「自分もです。やっぱあいつはすごい奴ですよ」
松井元帥「本当にただもんじゃあないよなぁ・・・」
ドニゲッテル少将「ところで、また新型機が捕捉されたそうですね」
松井元帥「ああ、こいつか」
最新鋭戦闘機「真空」
最高速度:770km
馬力:2500hp
武装:20mm機関砲×9(機首固定×3、主翼固定×6)
爆弾最大250kgまたはロケット弾18発
大日本帝国最新鋭戦闘機。串型エンジンを使い、強力な馬力で最高速度770kmを発揮する高速重戦闘機。運動性は「鍾馗」と同じくらいだが火力においてはこちらが凌駕している。
その火力は大型爆撃機でも普通に撃墜できる程。
ドニゲッテル少将「先ほど、諜報部から入ったそうですな」
松井元帥「ああ、本当のところもう少し早く入って欲しかったな・・・」
ライトウォーター攻撃作戦は失敗した。ルナツー司令部では、海上戦力の攻撃のために、日本戦車軍団の主力艦隊を用いた総攻撃を敢行することにしたのであった
第三十八話 終わり
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