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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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第三十一話完成。今回も戦闘は小規模です
第三十一話 ルナツー警戒戦
コロビウス作戦成功により、キュワール連合軍はルナツーへ進駐することとなった
その第一派として、Qシュタイン連邦軍第二巡洋艦隊および第六駆逐艦隊がルナツーへ行くこととなった
Qシュタイン連邦第二巡洋艦隊 航空巡洋艦「バレンツ」
レオパルト大佐「しかしイルティス、メーヴェ少将殿共々、我々はかなり昇進しておるな」
イルティス大尉「そうですね。ついには航空巡洋艦まで配属されるとは」
ヘンス中佐「しかも今度は前衛となるとは・・・」
レオパルト大佐「我が艦隊も主力となったわけか。巡洋艦隊だが」
ハーケン中佐(第六駆逐艦隊司令。車種:IV号戦車G型)「こちら第六駆逐艦隊。現時点で異常は無い」
レオパルト大佐「了解。警戒を続けてくれ」
第二巡洋艦隊の戦力は、航空巡洋艦「バレンツ」、重巡「ファルツ」「ナッサウ」以下十九、軽巡八、駆逐艦二十二である
この「バレンツ」はフォーミュラ級航空巡洋艦の三番艦である
武装は20.3cm連装レーザー砲三基、六連装ミサイルランチャー八基、25mm連装機銃十六基
艦載機は十八機である
第六駆逐艦隊は軽巡「カクトピスク」、駆逐艦九である。だが、駆逐艦五はグルンシュタット級である
今回のヘンス中佐異動により、「ファルツ」艦長はゲルティング中佐になったという
彼は重巡「ガルスター(第一話で沈没)」乗艦時以来の戦友である
一方でパレンバン総司令部。第二派となる艦隊の準備を行っていた
パレンバン司令部
松井元帥「そろそろ、我々も拠点をルナツーに移さないといかんな」
ボルナソス大佐「はっ、これからしばらくお別れとなりますな」
松井元帥「そうだな、大佐。終戦後、生きていたら合えるだろう」
ボルナソス大佐「・・・もしかしたら、意外にもあっちに転属になるかもしれませんがね」
松井元帥「じゃあヴェルク少佐はどうなるのかね?」
ボルナソス大佐「・・・そういえば彼の存在を忘れていましたね・・・」
松井元帥「まあ前任が戦死しているからな。その前の司令であるヴェルク少佐が担当する可能性も高いが・・・君の可能性も否定できんぞ。ルナツーはシスター・レイで破壊された後の復興時に以前以上にハイテク化されている」
ボルナソス大佐「・・・・・・・」
松井元帥「昔から、そっちの方面でもよく出来たらしいではないか」
結局のところ、ルナツー基地新司令に関しては今のところ決定されていないようだ
何しろ今はデヴォリア司令部建設に忙しいからだ
キュワール各国、無論内惑星連合の各星からも技術士官が派遣されて建設されている
次はライトウォーター、ベータの奪回作戦である
作戦名はいまだ未定である
さて、舞台は再び、航空巡「バレンツ」へ戻る
Qシュタイン連邦第二巡洋艦隊 航空巡洋艦「バレンツ」
レオパルト大佐「とりあえず、第二派の到着まで警戒を続けることとなっている」
イルティス大尉「かなりの時間となりますね・・・」
松井元帥(通信)「こちらパレンバン司令部、ルナツー方面派遣艦隊第二派、準備完了、これより私も『紀伊』に戻り艦隊の指揮を行う。以上」
レオパルト大佐「・・・しばらくしたら我々の警戒任務も終わるようだな。それまで警戒を怠るな」
Qシュタイン通信兵「司令!敵艦隊接近!軽巡一、駆逐艦十三!」
ヘンス中佐「総員、戦闘配置!」
目標はグンナ軍第五駆逐艦隊である
軽巡「マッケンゼンIV」を初めとする艦隊である
この「マッケンゼンIV」という艦名だが、当然「マッケンゼン」から「マッケンゼンIII」までも存在すると思われている
本来は重巡につけられるべき艦名だが・・・
まあ、マッケンゼンIV艦種である改ニュルンベルグ級は20cmレーザー砲を搭載しているのだが
そして砲撃戦が始まった
敵駆逐艦一隻を攻撃、撃沈した
敵の攻撃をかわしつつ次々と攻撃にかかる
数隻の船が損傷する
レオパルト大佐「優勢だな。だが相手はグンナ。どこかに伏兵がいるはずだ・・・」
Qシュタイン通信兵「司令!電探に新たな艦が!」
レオパルト大佐「予想通りだな」
軽巡「リューべ」以下グンナ帝国第二駆逐艦隊および駆逐艦「コルブリーナ」以下Qグリーン第四偵察艦隊である
このうち第四偵察艦隊は以前クラシス・コスナー大佐(当時中佐)が交戦した艦隊であり、偵察艦も当時からの「ビストロイ」に加え、「スメルチ」が配備されている
この二隻には広域電探が搭載されており、通常艦より広範囲を見渡すことができるのである
Qグリーン第四偵察艦隊 駆逐艦「コルブリーナ」
ヤルヌイ大佐「よし、『ビストロイ』と『スメルチ』は艦隊より分かれて索敵活動を行い、残りの二隻は本艦に続け!」
「コルブリーナ」以下三隻が第二駆逐艦隊に続いて攻撃にかかった
挟み撃ち状態となり、数隻が被弾、沈没した
見れば、最新型のディーングロウ級巡洋艦が轟沈している。どうやらミサイルに誘爆したようだ
グンナ帝国第二駆逐艦隊 軽巡洋艦「リューべ」
ミクーリン大佐(第二駆逐艦隊司令。車種:T−44)「目標を捕捉、攻撃を開始せよ!」
第二駆逐艦隊は「リューベ」と十五隻の駆逐艦で編成されている。かなりの強敵だ
Qシュタイン連邦第二巡洋艦隊 航空巡洋艦「バレンツ」
レオパルト大佐「・・・くそっ、やはり物量戦か」
イルティス大尉「どうしますかね?」
ヘンス中佐「また一隻やられたようです!」
レオパルト大佐「・・・・よし、これを行うしかない。『マッケンゼンII(注:グンナ軍の同名艦とは関係ない)』以下軽巡八およびパウル・ヤコビ級十は分離して第六駆逐艦隊と共に敵第五駆逐艦隊およびQグリーン第四偵察艦隊を攻撃し、本艦および『ファルツ』以下重巡十六、駆逐艦十は敵第五駆逐艦隊を狙う!」
Qシュタイン連邦第六駆逐艦隊 軽巡「カクトピスク」
ハーケン中佐「何?艦隊を分離させて敵艦隊を狙う?」
レオパルト大佐(通信)「ああ、そうすれば敵三個艦隊を一気に狙うことができる」
ハーケン中佐「だが、その分、片方がやられたら・・・」
レオパルト大佐(通信)「案ずるな、既に我々には二個艦隊ある」
ハーケン中佐「おい、第六駆逐艦隊だけで、敵の艦隊と戦えるはずが・・・」
レオパルト大佐(通信)「我が艦隊の軽巡八と駆逐艦十を出す、これでどうだ」
ハーケン中佐「分かった、そうすれば確かにまともに戦えそうだ」
レオパルト大佐(通信)「よし、では、これより艦隊を二分して攻撃を開始する!」
グンナ帝国第二駆逐艦隊 軽巡洋艦「リューべ」
グンナ兵士A「司令、敵艦隊が分離しています。一体何をする気でしょう」
ミクーリン大佐「おそらく、我々を狙う艦隊と、第五駆逐艦隊を狙う艦隊に分離したのだろう」
グンナ兵士B「我々の戦法に気づいたようですね」
ミクーリン大佐「まあいい、第四偵察艦隊からまだ入電がない、しばらく攻撃を続ける」
Qグリーン第四偵察艦隊 駆逐艦「コルブリーナ」
ヤルヌイ大佐「敵が二分したようだな・・・まだ『ビストロイ』から入電は無いのか?!」
Qグリーン兵士A「まだ無い模様です」
ヤルヌイ大佐「分かった、戦闘を続行する」
Qシュタイン連邦第二巡洋艦隊 航空巡洋艦「バレンツ」
ヘンス中佐「敵駆逐艦撃沈!」
レオパルト大佐「よし、戦況は逆転したようだぞ」
イルティス大尉「やはり艦隊を分けたことで、逆転が出来たようですね」
レオパルト大佐「そうだろうな。だが、すでにこちらにも損害はあるようだな」
この艦隊を二分するという戦法で、Qシュタイン連邦軍は見事逆転した
敵駆逐艦十一を撃沈、一隻を大破させたのだ
一方で、「ビストロイ」「スメルチ」は広域電探で敵情を探っていた
Qグリーン第四偵察艦隊 偵察艦「ビストロイ」
Qグリーン兵士B「・・・・敵の数が多いな・・・」
Qグリーン兵士C「ああ、これでは再占領は無理と考えたほうがよさそうだ」
艦長「よし、旗艦に打電、『ルナツー再占領は不可能と確定す』以上!」
Qグリーン第四偵察艦隊 駆逐艦「コルブリーナ」
Qグリーン兵士A「艦長、ビストロイより入電、『ルナツー再占領は不可能と確定す』、以上です」
艦長「やはり無理だったか・・・よし、グンナ艦に打電後、撤収する」
ヤルヌイ大佐「リューベおよびマッケンゼンIVに打電、『ルナツー再占領は不可能と確定、貴艦隊も撤収されたし』以上」
グンナ帝国第二駆逐艦隊 軽巡洋艦「リューべ」
グンナ兵士A「司令、コルブリーナより入電です」
ミクーリン大佐「読み上げろ!」
グンナ兵士A「『ルナツー再占領は不可能と確定、貴艦隊も撤収されたし』以上です!」
ミクーリン大佐「分かった、損害も増えているようだ。撤収し戦力を再編する!」
こうして、帝国軍は撤退した
Qシュタイン連邦第二巡洋艦隊 航空巡洋艦「バレンツ」
Qシュタイン兵士「敵艦、撤退していきます!」
ヘンス中佐「何とか、持ちこたえたようだな」
Qシュタイン兵士「艦長、派遣艦隊の第二派が到着したようです。一旦警備を終えて帰還しましょう」
ヘンス中佐「了解、これよりルナツーへ帰還する」
レオパルト大佐「・・・こういう戦いが、これから増えるだろうな・・・」
イルティス大尉「そうですね」
Qシュタイン連邦第二巡洋艦隊、第六駆逐艦隊は、第二派となる別の艦隊に警備任務を受け渡し、ルナツーへ帰還することとなった
日本戦車軍団第一特務艦隊 戦艦「紀伊」
松井元帥「よし、無事敵を撤退させたようだな」
ティーガー元帥「どうやら威力偵察だったようですね」
松井元帥「ああ、これからもこういう艦隊が出てくるかも知れん、警戒を続けなければいけないな」
ティーガー元帥「そろそろデヴォリア司令部が完成するそうですね」
松井元帥「そうだな。また色々と忙しくなるだろうな」
そして第一特務艦隊も、ルナツーへ向けて進むこととなった
第三十一話 終わり
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