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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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後半。データベースシステム初登場
第二十話 ヴァイナー襲撃
一方でこの戦闘をモニターしていた「紀伊」では、松井元帥が敵の大艦隊に関する情報を探っていた・・・
日戦軍団第一特務艦隊 戦艦「紀伊」
松井元帥「確か、現在Qグリーン軍が持っている航空母艦は・・・」
そのデータベースの画面上には次々と空母の情報が掲載されていた
最新鋭中型空母アキーラ級・・・16隻
全長:280m
武装:15.5cm連装レーザー砲4基8門(艦体上部4基)
12.7cm連装両用レーザー砲4基8門(艦体左右側面部2基ずつ)
ミサイルVLS8連装発射管2基16門(艦体上部2基)
25mm連装機銃24基48門(艦体上部左右舷6基ずつ、艦体左右側面部6基ずつ)
艦載機50機搭載
解説:ウルタンク・Qグリーン最新鋭中型空母。各国の中型空母と比べると若干火力が高い。30隻ほど建造する計画があるとされる
松井元帥「・・・・・確かこいつを見かけたという情報があるな・・・」
新鋭正規空母インドミタブル級・・・22隻
全長:300m
武装:14cm連装レーザー砲3基6門(艦体上部3基)
12.7cm連装両用レーザー砲4基8門(艦体左右側面部2基ずつ)
ミサイルVLS10連装発射管2基20門(艦体上部2基)
25mm連装機銃24基48門(艦体上部左右舷6基ずつ、艦体左右側面部6基ずつ)
艦載機70機搭載
解説:ウルタンク・Qグリーン新鋭主力空母。やはり普通の性能の空母で弱点も無い秀でた所もないある意味強い空母。35番艦まで建造中
松井元帥「・・・・・この装甲空母もいたはずだな・・・」
最新鋭正規空母サラトガ級・・・10隻
全長:320m
武装:20cm連装レーザー砲4基8門(艦体上部4基)
12.7cm連装両用レーザー砲4基8門(艦体左右側面部2基ずつ)
ミサイルVLS10連装発射管2基20門(艦体上部2基)
25mm連装レーザー機銃24基48門(艦体上部左右舷6基ずつ、艦体左右側面部6基ずつ)
艦載機90機搭載
解説:ウルタンク・Qグリーン最新鋭主力空母。巡洋艦の主砲、レーザー機銃を搭載し、火力が高い空母で搭載機数も高い優秀艦。18番艦まで建造中
松井元帥「レキシントンも確かいたはずだ・・・」
日戦軍団の技術力は非常に高い
既に潜特型を初めとする潜宙艦などでデータを収集しているのだ
無論、今までの戦闘データも用いられている
そんな中で、諜報部から入ったばかりの最新鋭の情報の中に、恐るべき巨大空母の情報が記されていたのだ
松井元帥「・・・まさか・・・Qグリーンの空母ってこいつでは・・・」
ティーガー元帥「司令?どうしましたか?」
松井元帥「ティーガー元帥!急げ!すぐにリュッツオウに回線を繋げ!このままではゲール艦隊がやられる!」
そしてその画面上にはこう記されていた
最新鋭巨大空母ジブラルタル級・・・3隻
全長:440m
武装:20cm連装レーザー砲5基10門(艦体上部5基)
14cm連装両用レーザー砲6基12門(艦体左右側面部3基ずつ)
ミサイルVLS12連装発射管3基36門(艦体上部3基)
25mm連装レーザー機銃32基64門(艦体上部左右舷8基ずつ、艦体左右側面部8基ずつ)
艦載機180機
解説:ウルタンク・Qグリーン最新鋭大型空母。火力が高く、同盟軍キュワール侵攻時にはQグリーン軍に3艦とも所属しておりその豊富な艦載機搭載数を使って何故か護衛艦隊とヴァイナー爆撃に向かっている。8番艦まで建造中
20cm連装砲、すなわち、重巡洋艦並みの火力。そして報告によれば防御力は通常の戦艦とほぼ同等
このバケモノ空母ならば、ゲールの艦隊を自艦の火力のみで殲滅することが出来るであろう
ましてそんなバケモノが3隻もいるのだ
松井元帥「・・・諜報部には感謝せねばならないな・・・」
ティーガー元帥「司令!リュッツオウと繋がりました!」
松井元帥「分かった、通信機をよこせ!」
ヴァイナー連邦第三艦隊 戦艦「リュッツオウ」
ゲール将校(通信)「くそっ、さすがにグンナがいるだけのことはある・・・」
ゲール兵士(通信)「奴ら、どれだけの物量を・・・」
ヴァイス少将「ゲール艦隊も苦戦しているようだな・・・」
ヴァイナー通信兵「司令!『紀伊』より通信が!」
松井元帥(通信)「ヴァイス少将、聞こえるか!私だ!松井元帥だ!」
ヴァイス少将「はっ、こちらヴァイナー連邦第三艦隊司令、ヴァイス少将です!」
松井元帥(通信)「前置きは後だ!それより大変だ!Qグリーン機動部隊主戦力はバケモノだ!ジブラルタル級、その火力は重巡に匹敵する!」
ヴァイス少将「な、何ですって!?」
松井元帥(通信)「すぐにゲール艦隊旗艦に報告し・・・」
ヴァイナー通信兵「司令・・・先ほど第二駆逐艦隊の全駆逐艦との通信が途絶えました・・・」
ヴァイス少将「・・・・・どういうことだ!?」
ヴァイナー通信兵「旗艦より入電!『我、敵巨大空母の攻撃に向かうも護衛艦艇および空母自身の火力により壊滅す。総員退艦を・・・』」
ヴァイス少将「・・・・どうした?」
ヴァイナー通信兵「旗艦との通信が途絶えました・・・」
松井元帥(通信)「間に合わなかったか・・・・」
直後、遠方、Qグリーンの大艦隊のど真ん中で大爆発が起こった
それはゲール第二駆逐艦隊旗艦が沈没する瞬間であった・・・
彼らが与えた損害は空母「ニュージーランド」小破、他戦艦二中破であった・・・
そして圧倒的火力による攻撃が始まった
Qシュタイン連邦製の艦艇の誇る強大な戦闘能力も物量の前には無用であった・・・
ボゴーーーーーン!
ヴァイナー兵士A「消火急げ!」
テラス大佐「くっ・・・・・」
被害は甚大であった・・・
ヴァイナー艦隊、戦艦二、重巡六、駆逐艦十五、沈没・・・
ゲール艦隊、軽巡二、駆逐艦十四、全滅・・・
そして連合軍の艦隊は撤退した
帝国艦隊の総攻撃は熾烈であった・・・
日本戦車軍団総司令部
松井元帥(通信)「今度はヴァイナーか・・・」
ホニ大佐「今回も酷いらしいですよ」
松井元帥(通信)「先ほどゲール軍の艦隊が全滅したという報告が入った。艦隊司令と旗艦の艦長は生還したそうだが・・・」
ホニ大佐「ヴァイナーの都市が攻撃を受けているそうですが」
松井元帥(通信)「総旗艦の艦隊を出すわけにもいかんな・・・」
ヴァイナー連邦 都市
ボゴーーーーーーーーン!
ヴァイナー兵士B「畜生!奴ら、どれだけたくさんの船を!」
消防車「なんど消してもまた攻撃を仕掛けてくる!」
ヴァイナー兵士C「まさかこんなところで連合は終わりなのか!?」
総攻撃はあまりにも熾烈であった。彼らの消火活動空しく、都市は壊滅していった・・・
消防車「ダメだ!もう間に合わん!」
救助隊員「しかし、なんとしてでも助けなければ・・・」
ヴァイナー兵士B「あんたに死なれるわけには行かないんだ!」
ヴァイナー兵士C「なんてこった・・・・」
そしてヴァイナー軍主要都市5つの内、2つが壊滅した。あたり一体が瓦礫の山であった
死車3万台、負傷車10万台。かなりのものだった
日本戦車軍団総司令部
ヴァイナー広報士官「・・・我が軍の損害は戦艦二、重巡六、駆逐艦十五沈没、戦艦三、重巡三、駆逐艦五中破、戦艦一、重巡一、駆逐艦一小破。帝国艦隊は我が国の都市を攻撃後撤収。これにより、我が国の都市二つが壊滅し、死傷者は10万台を軽く超え・・・」
松井元帥(通信)「都市二つか・・・」
ホニ大佐「これはまずいですね・・・」
松井元帥(通信)「・・・だが、迎撃体勢がうまく行っていなかったのと敵の戦力情報が届いていなかったことが原因だろうな・・・」
一方でパレンバンでは第一独立艦隊が寄港していた
第一独立艦隊 駆逐艦「フライシャー」
カイト大尉「司令、セイロン基地駐留の第一特務艦隊より通信です。発信車はダークスピリッツ中佐です」
クラシス「ダークスピリッツ中佐?聞いたことがあるような・・・」
カイト大尉「あれじゃないですか?かなり前に空軍のバチェリット基地視察に来た・・・」
クラシス「ああ、あのダークスピリッツ司令か!かなり前のことなんで忘れていた。すまん」
ダークスピリッツ中佐はかつてQタンク王国空軍に所属しており、以前バチェリット基地視察で第427航空隊の各員と会っていたのだ
サーラ「で、通信の内容はどういうもので?」
カイト大尉「はっ、回線開きます」
ダークスピリッツ中佐(通信)「久しぶりだな諸君。本国が壊滅し、艦艇不足で困っていると聞いたので通信をよこした」
声の主、ダークスピリッツ中佐は日戦軍団の士官に似た古風の士官である。Qタンク王国でもかなり珍しい。大使もそのような方だと聞いたが・・・
クラシス「ダークスピリッツ中佐、一体今まで何を・・・」
ダークスピリッツ中佐(通信)「本国で艦隊の整備を行っておったが、特務艦隊に回されて今はセイロンにおる。しかし諸君らも育ったものだな。まさか艦隊の上層部にいるとは・・・そうそう、いいものをやるから、セイロンに来てくれ」
ナギ「通信、終了しました。まったく中佐殿は変わった方で」
クラシス「・・・・いいもの?」
ハヤト「艦艇不足で困っていると聞いたので・・・ということは艦艇と思うが・・・」
クラシス「艦艇か。それもアマティスと同盟を結んだQタンク王国のこと。かなりのものだと思うな」
カーター「で、どうする?もう帰る港も無いし・・・」
クラシス「大尉、今すぐセイロンへ向かってくれ」
カイト大尉「了解しました」
かくして第一独立艦隊はセイロンへと向かった。第二独立艦隊も報告を受けセイロンへ向かうこととなった・・・
第二十話 終わり
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