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戦闘開始。区切り方少し間違えたな・・・
第十三話 紀伊出撃〜思わぬ再開〜
Qシュタイン第四艦隊 戦艦「シュレスヴィヒ・ホルスタイン」
フォート准将「よし、各艦へ打電、敵艦隊を捕捉、攻撃を開始せよ。以上!」
だが、第四艦隊の各員は、グンナ艦隊に恐るべき新兵器が搭載されているとは知らなかった
Qシュタイン兵士A「敵艦、発砲・・・えっ!?」
レイク中佐「何だ!?レーザーが拡散して・・・」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーン!
フォート准将「駆逐艦が一撃で・・・」
そう、これはニビリアの開発した秘匿兵器、拡散式レーザー砲であった
輸送船「ガンドルフ」が輸送していたが、「ガンドルフ」拿捕に伴いその情報がグンナに伝わり、重巡の主砲としてグンナ製強化型を搭載していたのだ
松井元帥(通信)「こちら第一特務艦隊司令松井元帥、今入った情報によると敵はニビリア製新兵器を搭載している!」
フォート准将「くっ・・・いつぞやかの輸送船の奴か・・・」
レイク中佐「戦力的にも向こうのほうが有利ですね・・・」
Qシュタイン主力艦隊は苦戦していた。今までにない戦いである
Qシュタイン第二戦艦隊 戦艦「ポツダム」
シュタイナー准将(第二戦艦隊司令。車種:パンターG型)「敵の拡散レーザーはニビリアの秘匿兵器だと?!全く、何でこんなことに・・・」
ヒンデンブルグ大佐(ポツダム艦長。車種:IV号戦車G型)「敵艦、発砲!」
ボゴーーーーーーーーン!
これでも、巡洋艦数隻を撃沈するという戦果は挙げていたのだ
中央方面はしばらく防衛戦となっていた
一方、要塞左翼を防衛するのはプロトン、Qレース艦隊である
このうちプロトンはあの第一独立艦隊であった
前方に展開する敵の大艦隊、駆逐艦「フライシャー」と「ロングショー」で編成された第一独立艦隊は、面舵一杯で敵艦隊の側面を突破した
レーザーを次々と回避しながら、二隻の駆逐艦は突き進む
プロトン第一独立艦隊 駆逐艦「フライシャー」
クラシス「強行突破だ!なんとしてでも敵の背後に回りこめ!」
その間、主砲やミサイルは敵艦を次々と狙っていった
カイト少尉「敵巡洋艦、撃沈!」
クラシス「よし、そのまま敵の背後に回りこむぞ!」
カルオス第二巡洋艦隊 戦艦「イントレピッド」
アラス少将(第二巡洋艦隊司令。車種:チャレンジャーII)「何っ!?敵はどこからそんな砲撃を仕掛けてくるんだ!」
カルオス兵士A「『アイニーアス(アレキサンドリア級)』沈没!」
アラス少将「くそっ・・・前方には敵戦艦、背後からは駆逐艦隊・・・」
そう、Qレースの艦隊は戦艦二十を初めとする大艦隊である
いくら八十二隻もいる帝国艦隊といえど、戦艦二十をはじめとする大戦艦部隊にはかなわない
次々と追い込まれていった
これにより第一独立艦隊はわずかながら被弾していた
もっとも、損害はいまだ小破ではあるが
Qレース第二戦艦隊 戦艦「マクナルティ」
アリア准将(第二戦艦隊司令。車種:スカイラインR32)「よし、また一隻撃沈!」
フェイス中佐(マクナルティ艦長。車種:アルトワークス)「戦果上々ですね。さすがに戦艦二十もいますからね」
アリア准将「今までの分、全部返してやらないとな」
フェイス中佐「そうですね。しかし爽快ですね、これは」
そして要塞右翼を防衛するのはプロトン第二戦艦隊とQタンク第一戦艦隊である
だが、敵は強敵、カルオス帝国第四艦隊と付属のウルタンク第四巡洋艦隊と第三戦艦隊。特に司令官不明の第四艦隊の攻撃は熾烈であった
プロトン第二戦艦隊 戦艦「ミシシッピ」
タリア少将(第二戦艦隊司令。車種:M4A3シャーマン)「畜生!三個艦隊相手だとやはり無理か!」
ルックス中佐「第四艦隊はやはり強力ですね・・・」
タリア少将「Qタンク艦隊も苦戦しているようだな」
ルックス中佐「しかし、第四艦隊司令って・・・・」
Qタンク第一戦艦隊 戦艦「ロイヤル・サブリン」
ハリソン中将(第一戦艦隊司令。車種:コメット巡航戦車)「辛うじてカルオス軍巡洋艦を撃沈したが、我が方の損害も高いな」
エプスタイン大佐(ロイヤル・サブリン艦長。車種:セントー)「プロトン軍戦艦、大破!」
ハリソン中将「奴め、指揮能力が高いな」
エプスタイン大佐「よっぽどの切れ者のようですね」
第十三話 続く
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