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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:宇宙戦艦紀伊 第十一話
 松井一真  - 2006/4/26 21:33 -
  
後編。潜宙艦が初登場
第十一話 パレンバン前夜
一方、その眼下では、それを見ていた潜水艦がいた・・・
日本戦車軍団 潜宙艦「伊−168」
音探手「艦長!奇妙な音響探知!艦首前方、敵旗艦です!」
浦塩少佐(伊−168艦長。車種:61式戦車)「何だとっ?!」
音探手「はっ、旗艦より先ほど奇妙な音響を探知、その音と共に、先ほどまでしていた物音が沈黙しました!」
浦塩少佐「・・・・・怪しいな・・・」
音探手「敵駆逐艦、ミサイル発射!」
浦塩少佐「くっ・・・気づかれたか・・・」
水雷長「どうします?この数では魚雷を撃っても・・・」
浦塩少佐「急速潜航!深度三〇〇まで潜れ!」
操舵手「そこまで潜れるんですか?」
浦塩少佐「大丈夫だ!海大ならそこまで行ける!」
音探手「ミサイル、そのまま誘導魚雷と化して、本艦に接近中!」
操舵手「深度250・・・260・・・270・・・」
音探手「衝突まで10、9、8、7」
操舵手「深度280・・・」
音探手「6、5」
操舵手「深度290・・・」
音探手「4、3」
操舵手「深度300!」
音探手「2、1、0!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーン!
音探手「敵魚雷、消滅しました!」
浦塩少佐「ふう・・・危なかったな・・・」
パレンバン要塞飛行場
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオ!
T35「ようやく配備されたジェット機、か」
ボルナソス大佐「はい、ニビリア軍精鋭飛行隊に配属された最新鋭機です」
T35「ガンドルフに導入され、ある程度の戦果を挙げたそうだな」
ボルナソス大佐「はい。それにしても、わがほうのメッサーシュミットにも勝る勢い、すごい機体ですね」
既にQシュタインもMe−262の生産に成功している。だが、同じく先行生産機であるF−86はかなり高性能だ
T35「だが、まだ少ないらしいな。フューリアスで輸送されてきたと聞いたが」
ボルナソス大佐「そういえば、他国軍空母で輸送されたって話は聞いてますね」
そのとき、T35大統領の近くに、プロトンから派遣されたロドスシルト少佐が近づいた
ロドスシルト少佐「・・・T35大統領閣下、少々、奇妙な事柄があるのですが」
T35「何かね?」
ロドスシルト少佐「スパイは、一般的にはその最期まで通信機を外すなと言われていますが・・・」
T35「そうだな。射殺のときまで、敵の全てを見せるためだが・・・」
ロドスシルト少佐「奇妙な機械音と共に、一部の通信機が謎の爆発を遂げているんです」
T35「何っ!?」
ロドスシルト少佐「おかしくありません?見つからない位置に隠し持った通信機が、奇妙な機械音で爆発するなど・・・」
T35「まさか、敵は新兵器を!?」
ロドスシルト少佐「しかも健在でいるはずなのに、です」
T35「・・・・・・・・・・・・」
ボルナソス大佐「松井元帥殿から通信です」
松井元帥(通信)「・・・・閣下、厄介な話です。カルオス軍の艦隊を索敵していた潜宙艦『伊−168』より、敵戦艦『ジェルフォー』より奇妙な機械音を探知したとのことです」
T35「な、なんだって?!」
松井元帥(通信)「なお、『伊−168』に関しては、敵の対潜魚雷を見事かわし、生還したとのことです」
T35「さすが、鳴神の教え子だな」
鳴神中将はかつて潜水艦隊を率いた名将である。それゆえに潜宙艦の訓練の際にも出席することがある。伊−168の艦長は鳴神中将の教え子である浦塩少佐だ
松井元帥(通信)「ちなみに、これに伴い、戦艦『ジェルフォー』以下カルオス帝国艦隊は、グワジン級大型戦艦二、ドゴス・ギア級戦艦四、アイリッシュ級戦艦四、チベ級重巡十、ミンスク級駆逐艦二十五であることが判明しました」
T35「そうか。司令に関しての情報は?」
松井元帥(通信)「・・・・・・・・・不明です。数日前までカルオス軍のとある提督が担当していましたが、彼が第二艦隊司令に転属したと、諜報部から入電が入り・・・」
T35「・・・・・厄介だな・・・」
ちなみに、伊−168は海大VI型である。本来、海大は海軍大型の略であり、宇宙を行くのなら宇宙軍ではないのかといわれるが、日戦軍団では海軍が宇宙を担当しているのだ
ただし、陸軍も潜宙艇や哨戒艇を配備していたりするのだが
日本戦車軍団第四艦隊 戦艦「常陸」
鳴神中将「そうか、そりゃ、すごい冒険だったな」
浦塩少佐(通信)「司令の言ったことがうまいこと使えましたよ。危なくなったら深く潜れ、魚雷はそこまで追って来ない、見事にそのとおりでしたよ」
鳴神中将「しかし、敵も対潜ミサイル、それもアスロックみたいな奴を配備してくるようになったとは。さすがに帝国だな」
浦塩少佐(通信)「先ほど司令部に定時通信と共に、探知した奇妙な音響に関して話しておきました」
鳴神中将「奇妙な音響?」
浦塩少佐(通信)「はい。敵軍のグワジン級戦艦『ジェルフォー』より、奇妙な機械音を探知したと、音探員から聞いたので」
鳴神中将「・・・・・・・・・」
浦塩少佐(通信)「その後です。突然敵がミサイルを叩き込んできましたよ」
鳴神中将「ほう、そこで、深度300まで潜ったのかね」
浦塩少佐(通信)「はい。さすが、日戦軍団の潜宙艦は違いますね。みんな深度300まで潜れるんですから」
鳴神中将「そういえば連邦さんのUボートも結構使えるらしいな」
浦塩少佐(通信)「どうやら、やはり深度300まで潜れる新式が登場したそうですね。今度のパレンバン連合宇宙軍観艦式に参加できれば、見てみたいところですね」
鳴神中将「うむ。だが・・・厄介だな。奇妙な音響か・・・」
とにかく、ようやく潜宙艦が活躍するようになったのだ。浦塩少佐の活躍に期待したいところだ
一方では、帝国軍の進撃速度はおそらく連合軍新型艦隊に勝ると思われ、連合軍は小艦隊で時間稼ぎをすることを決定したのだ
この艦隊にはメサイア戦で重巡「ガルスター」で大奮戦したレオパルト中佐の第二巡洋艦隊が所属している
さらに同第一駆逐艦隊、プロトンの二個艦隊も参加することとなっている
こうして、連合軍最大の大海戦の火蓋が、切って落とされようとしていた・・・
第十一話 終わり

引用なし
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宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/14 21:22
  Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 ダークスピリッツ 2006/4/14 23:36
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/15 7:17
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 ダークスピリッツ 2006/4/15 21:50
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/15 23:19
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 ダークスピリッツ 2006/4/16 0:03
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/16 8:45
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 ダークスピリッツ 2006/4/16 14:47
   Re:宇宙戦艦紀伊 第七話 松井一真 2006/4/16 16:32
   宇宙戦艦紀伊 第八話 松井一真 2006/4/16 19:28
   Re:宇宙戦艦紀伊 第八話 松井一真 2006/4/16 19:29
   宇宙戦艦紀伊 第九話 松井一真 2006/4/17 19:30
   Re:宇宙戦艦紀伊 第九話 松井一真 2006/4/17 21:29
   宇宙戦艦紀伊 第十話 松井一真 2006/4/22 10:25
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 松井一真 2006/4/22 10:26
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 ダークスピリッツ 2006/4/22 20:31
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 松井一真 2006/4/22 21:51
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 ダークスピリッツ 2006/4/23 21:02
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十話 松井一真 2006/4/23 21:56
   宇宙戦艦紀伊 第十一話 松井一真 2006/4/26 21:33
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十一話 松井一真 2006/4/26 21:33
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十一話 ダークスピリッツ 2006/4/26 22:35
   Re:宇宙戦艦紀伊 第十一話 松井一真 2006/4/27 18:52

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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