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        |  | どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。 スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
 「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
 これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
 この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 
 以上、さくらがちる頃に。
 
 
 
 
 
 
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	 |  | 第六話。今までと比べると多少短いが、戦闘も小規模だし、仕方ないか
 第六話 旧友の再来
 珍しく劣勢にたつ連合軍。遂にガンドルフ要塞も陥落した。並行するトノス要塞も敵の大艦隊が攻め込むと予想されており、陥落は時間の問題と見られた
 ベータ、ライトウォーター両基地防衛のため、ベータ駐留の連合軍主力艦隊は修理を受け、再編が行われているところだ
 日戦軍団も現在最大級のミサイル艦隊、第三艦隊(高雄型重巡二、球磨型軽巡二、大井型軽巡二、神風型駆逐艦十二)を派遣、いざというときには救援などに参加するという体勢である
 もっとも、日戦軍団は「紀伊」を始めとする大艦隊を建造中だったりするのだが
 日本戦車軍団総司令部
 松井元帥「・・・・・・ザクスか・・・厄介な奴だ。かつて精鋭飛行隊を率いたグンナの脅威が、また現れたのか・・・」
 チリ元帥「ザクス航空艦隊司令、階級不詳、プロトン出身、第七次キュワール大戦時、グンナ軍極秘航空隊隊長となる。といったところですが・・・」
 宇宙図(海図のようなものらしい)を広げ、敵の次の攻略先を探す。やはり残るはトノスである
 松井元帥「・・・トノスの次は、ベータとライトウォーターだな。どっちが先か・・・」
 チリ元帥「もうトノス陥落を考えているのですか・・・」
 松井元帥「・・・連合軍主力艦隊はベータ基地、しかもその全てが損害を負っていて、『フューリアス』以外まともに動けそうな奴はいないぞ。さらにニビリア、Qターレットの艦隊は合計しても重巡一、軽巡二、駆逐艦二十六、対して帝国、確認しているだけで戦艦二十三、空母一、重巡十六、駆逐艦二十。無謀だぞ」
 チリ元帥「・・・」
 ホニ大佐「総帥!厄介な事態です!敵は三個艦隊で攻めて来ました!」
 松井元帥「何!?ザクス率いる第一艦隊だけではなかったのか?!」
 ホニ大佐「はっ!第一艦隊と同じ構成の第二艦隊、戦艦四十四、駆逐艦五十のウルタンク第一戦艦隊が含まれています!」
 松井元帥「戦艦九十、空母二、重巡三十二、駆逐艦九十・・・だめだ、一瞬で沈んでしまうぞ。これは連合軍初の完敗だぞ」
 チリ元帥「・・・・・」
 チト元帥「戦力は送れますかね?」
 松井元帥「無理だ。もう撤退した後だ・・・」
 チト元帥「・・・・・・・」
 遂にトノス近辺に敵艦隊が接近した
 ニビリア第六巡洋艦隊 重巡「トリエステ」
 ラピート中佐(トリエステ艦長。車種:M15/42)「全滅覚悟だ!行くぞ!」
 ニビリア兵士A「全速前進!」
 そして、連合軍の艦艇は、敵艦隊へ特攻していった・・・
 グンナ第一艦隊 戦艦「グンナ・ラフィーニII」
 ザクス(車種:シルビアS15)「そんな馬鹿な!あの連合軍が・・・特攻だと!?」
 グンナ兵士A「敵トレント級巡洋艦、『ドミトリー・ドンスコイ(ペトロバブロフスク級)』へ向かっていきます!」
 ザクス「何っ!?」
 ニビリア第六巡洋艦隊 重巡「トリエステ」
 ラピート中佐「行くぞ!全弾撃ち方始め!目標は前方のペトロバブロフスク級!」
 リヴォルノ中将(第六巡洋艦隊司令。車種:ベングリオン)「ん?!敵戦艦、艦首をこっちに・・・来るぞ!ラピート!」
 ラピート中佐「えっ?!あっ、あれは!」
 グンナ第一艦隊 戦艦「グンナ・ラフィーニII」
 グンナ兵士A「目標艦首前方!攻撃準備よし!いつでもどうぞ!」
 ザクス「攻撃初め!」
 グンナ兵士B「発射まで5秒前・・・4、3、2、1、発射!」
 ニビリア第六巡洋艦隊 重巡「トリエステ」
 ラピート中佐「回避!面舵一杯!」
 ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
 リヴォルノ中将「・・・・くそっ、波動砲か・・・」
 ラピート中佐「司令!無事でしたか!」
 リヴォルノ中将「ああ、だが、本艦はもう持たないだろう、総員退艦だ」
 ラピート中佐「総員、退艦!」
 ニビリア兵士B「艦長!見てください!前方、ペトロバブロフスク級が爆発しています!」
 ラピート中佐「撃沈か!?」
 ニビリア兵士B「・・・あっ!さらに爆発!撃沈です!」
 リヴォルノ中将「一応、相打ちのようだな・・・」
 Qターレット第十駆逐艦隊 駆逐艦「ハットフィールド」
 ブラッケット大佐(第十駆逐艦隊司令。車種:M4A3E8イージーエイト)「よし、目標、敵デーベルン級巡洋戦艦!攻撃初め!」
 もはや、無謀としか言いようが無かった
 それは、勝利と言う言葉が存在しない戦いだった
 一隻、また一隻、船は沈んでいった
 その一方で、まるでランチェスターの法則をことごとく破るかのごとく、帝国艦隊は進撃を続けていた
 敵デーベルン級巡洋戦艦にとどめを刺した「クラクストン」は、グンナ級戦艦に撃沈された
 そのグンナ級も大破の損害を受け炎上していた
 そしてもう一隻、デーベルン級を撃沈したが、既に「ハットフィールド」は被弾、大破していた・・・
 Qターレット兵士A「『ブキャナン』『フィリップ』沈没!」
 ブラッケット大佐「くっ・・・グンナめ、駆逐艦隊に対し、大量の戦艦部隊を向けるとは、なんて奴らだ!」
 日本戦車軍団総司令部
 チト元帥「総帥!ニビリア第六巡洋艦隊、全滅との報告が入りました!」
 松井元帥「・・・熱田も同じ運命をたどることになるだろうな・・・」
 チリ元帥「・・・総帥?」
 松井元帥「もし、ベータが狙われるなら、今度こそ第二艦隊が参加する。そして、奴らの前に散るだろう。熱田も、グンナ艦隊の波動砲に焼き尽くされてしまうだろうさ」
 チリ元帥「・・・・・・・」
 松井元帥「・・・・悲しいが、これが、戦争だ。君も経験したはずだ」
 チリ元帥「・・・・・・・・・」
 チト元帥「Qターレット第十駆逐艦隊旗艦『ハットフィールド』より入電!『我、戦艦二を撃沈するも大破、連合軍艦艇、全滅す』・・・」
 松井元帥「・・・・・・・・・・・『ハットフィールド』はどうなった?」
 チト元帥「・・・・・・・・」
 Qターレット第十駆逐艦隊 駆逐艦「ハットフィールド」
 Qターレット兵士B「もう本艦だけです!ここまでやったのに・・・」
 ブラッケット大佐「畜生!どんなに頑張っても、俺達の先には死しか無いと言うのか!?」
 Qターレット兵士A「敵艦より入電!」
 ブラッケット大佐「どうせ降伏勧告だ、読まんでよい。徹底抗戦だ!」
 Qターレット兵士A「えっ!?」
 ブラッケット大佐「沈むなら、せめて多くの敵を倒す、それだけだ」
 「ハットフィールド」はグンナ第一艦隊へ突っ込んでいった
 ブラッケット大佐「全速前進!本艦はこれより、敵戦艦に特攻する!」
 Qターレット兵士C「これが、祖国のためならば・・・」
 ブラッケット大佐「行くぞ!」
 Qターレット兵士B「敵艦、転進しました!」
 ブラッケット大佐「突っ込め!」
 ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
 日本戦車軍団総司令部
 チト元帥「・・・『ハットフィールド』より通信が途絶えました・・・」
 松井元帥「連合軍艦隊、全滅・・・」
 チリ元帥「・・・・・これでは、我々は各個撃破されていくだけですね・・・」
 松井元帥「これまで他人事のように戦場を見てきたが、今度は我が第二艦隊も参戦することになるだろう。熱田も、覚悟しているはずだ」
 チリ元帥「・・・・・・・」
 松井元帥「ブラッケット大佐以下、連合軍全艦艇乗員に、敬礼!」
 チト元帥「・・・・・前線より遠く離れた地ですが・・・それでも・・・せめてやっておきたいところですね・・・」
 松井元帥「ああ、一応、我々の同志だ。しておかんとな・・・」
 連合軍、主力艦艇、全滅。ブラッケット大佐は辛うじて生還したという
 松井元帥「熱田なら何とかやってくれるだろうが・・・他国の艦艇は分からないだろうな。士気はがた落ちだろう。熱田はその点、激励の言葉を何回か述べていたが・・・」
 チト元帥「彼は『キュワール最強の特殊部隊が、こんなところで負けるわけには行かない!我々のところで食い止めるぞ!』と言っていましたが・・・」
 松井元帥「ああ、他国にはそうした名将がいないからな・・・多分、帝国軍の進撃はやまないだろう。そして熱田も、その犠牲になるのだ・・・」
 チリ元帥「・・・・・」
 松井元帥「・・・・・・・・・トノス、陥落。これで、敵の攻略目標はライトウォーターかベータだ。いずれにせよ、我が日本戦車軍団の大量の兵士が、奴らの前に散っていくだろう・・・どんな結果であっても、な・・・」
 チリ元帥「総帥・・・」
 実際、日戦軍団以外の連合各国の士気は落ちていた。いや、日戦軍団ですらすでにこのとおりであった
 もはや、連合軍の敗北は、決まったも同然であった。だが、連合各国は降伏することは無かった
 政府はあくまで徹底抗戦であった
 だが、既に士気は落ちていた
 おそらく、これまで以上に犠牲は増えるであろう
 松井元帥「悔しいが、これが戦争だ。各員、最期まで奮戦せよ。以上」
 ホニ大佐「総帥!厄介なことになりました!」
 松井元帥「どうした!?」
 ホニ大佐「敵軍の巨大な砲台が、ルナツー方面へ向かっているとの報告が!」
 松井元帥「何!?ルナツーだと!?」
 ホニ大佐「敵軍の大艦隊が、巨大砲台を牽引しながらルナツー方面へ向かっていると偵察機より報告!その後、偵察機は無事生還しました。空撮写真はこのとおりです」
 松井元帥「・・・ルナツーは戦略的重要拠点ではないはずだが、なぜこんなところに、こんな超兵器を出してくるんだ?」
 チリ元帥「まさか、敵もその威力を知らないから、テスト運用では?」
 松井元帥「・・・・その可能性は大だろうな」
 チト元帥「・・・・・・・・連合各国兵士の士気は落ちています。今度こそ我々が頑張るべきです」
 松井元帥「・・・・A−150が竣工するのはおそらく、敵がパレンバンに攻め込む頃だろうな・・・あくまで、ベータ、ライトウォーターが陥落したときの話だ」
 もはや、連合各国にかつての統制力は無かった。日戦軍団だけが、帝国を打ち倒そうと頑張っている状況であった。それは、第二次大戦時のイタリアの如し状況であった・・・
 第六話 終わり
 
 
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