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> > そういえば米軍の軍艦で少し気になったものが。「サウス・ダコタ」「ノースカロライナ」があって「ノース・ダコタ」「サウスカロライナ」が無いのは紛らわしいからなんでしょうか・・・
> そうかもしれませんね
逆に、架空の戦艦でそういうところが使われるんですよね、って、使われてないですが
使われたことがあるのは「ネブラスカ(「紺碧の艦隊」。モルガン提督の乗艦)」程度ですかね
> > 多分ミスでしょうね。ジャグリオンガルパゴスとあったのにたいしザンケルクポリスとつけてしまったのが原因かと
> たぶんQQQQの発音ではそう聞こえたんでしょう
なお、ジャクリオンガルバゴスは第四話、ザンケルクポリスは第三話での高杉さんの割り込み。で、公式的には当時は高杉さんの評判はよくなかったために、來灯さんのジャクリオンガルバゴスが採用されたんです
> > 結局のところ、実戦まで持ち出したのは橋本ってことですか
> そういうことです
まあ、この辺りの描写は考えすぎると恐ろしいことになりますね
> > 確かに。かなり議論が交わされていたようです
> それほどゴタゴタ議論交わすほどでもない問題かと思うんですがね・・・
> 国民はちゃんと20以上で選挙権持ってるわけですし、立候補者も何台も出てるんですよね
あのキュワール最強を誇った日戦軍団諜報部がこれを見抜けなかったのもすごい
> > 信号はどこの国でも3色ですよ。しかもどこの国でも赤、黄色、青(緑)
> それは別の意味ですごい・・・
歩行者用も同じく赤と緑。当然、色じゃなかったりするところもあるかもしれませんが(信号そのものが無い国も当然存在するし)
> > かつての前田隊のような強力な防衛部隊が存在しない、ということですね
> 前田隊は存在してますが、高杉派・橋本派に押され、影が薄いんですよね
> 今度前田派として高杉派に味方させる予定
他にも第七十一話で名前だけ登場する部隊がいますね
> > しかも爆龍を皮切りに架空機まで・・・
> 爆龍なんて思いつきの名前なのに、軍団にあったんですか・・・
「爆龍」、小説「紺碧の艦隊」に登場。25mm機銃四丁(推定)と対地誘導爆弾を搭載、ロスアラモス原爆工場を破壊した、ってところです。まあ、言うなれば荒巻氏の小説(=紺碧の艦隊)の爆龍と名前が被った、ってことで
> > 戦闘と爆撃ができる上、複葉機のため驚くべき機動を取ることが可能、最高速度はギネス級の600km以上!って、恐ろしいですね・・・
> ああ〜怖い怖い(何
ちなみに、元ネタはフラッシュ「甲鉄傳紀」シリーズ「通勤大戦争」に登場する同名の戦闘爆撃機。元ネタでは木炭エンジンの草創期の複葉戦爆機として登場し、ゴリアテもどきこと、モシリカラカムイ級戦略飛行船を撃墜しています。日戦軍団の所属機として登場させようと思ったんですが、複葉であるため性能が低く、とても単葉高性能機とは戦えなかったために、ギネス級の戦闘能力になりました
さて、本日中二の頃の担任の挙式の帰りに寄ったとある店で恐るべきものを発見
それは「映画ローレライの画コンテ集」。いつの間に発売されてたんだ・・・
そしてそれを見ると、小説を参考に、完成した映画にも小説にも存在しないエピソードがありました。以下、それらを箇条書きで記してあります
・当初は「フライシャー」「シンプソン」という固有の駆逐艦名は登場せず、艦名が判明する敵艦は序盤の「ボーンフィッシュ」と終盤の「タイコンテロガ(空母。最終的に、映画には登場しなかった)」のみ
・N式潜航艇は正式名称「ナーバル」と呼称されていた
・原作の仲田大尉(原作のみ。伊−507の砲術長だったが、浚渫船に居残りコルセアと戦い、浚渫船もろとも海中に散った)が浚渫船でコルセア(当然、F4Uコルセアのほうです)と戦うシーンの代わりに、主役二名(この場合、折笠と清永の2名)が汽車に乗り遅れたが、その汽車が米軍機の奇襲を受け爆破されるというシーンに変わっていた
・浅倉大佐(映画では「だいさ」と発音されていた。海軍では「たいさ」ではなく「だいさ」と発音するらしいが、この設定が使用されたのは福井作品のみである)がC−47輸送機で空母タイコンテロガに着艦するという無茶苦茶な行動を取る(なお、PBYカタリナとする説もあった)
・原作では小型艇で伊−507に突入したところを、なんと晴嵐水上攻撃機を用いて伊−507と戦う(当然、攻撃したのは伊−507だけ)
・↑の理由で、清永は晴嵐の爆発に巻き込まれて戦死する。完成した映画ではボールを取りにいって床板に手を挟むという間抜けな最後だった
・ウェーキ島で米国の陰謀を知るシーンが、長崎の原爆投下後、伊−507の甲板上での場面に変更
・原作の「スプリングフィールド」が、単に「重巡洋艦」に(デザインもバルチモアになっている)
・田口兵曹長(掌砲長。映画では一応敵艦を攻撃していたりしている)と高須大尉(先任将校。映画では軍属技師(のち、大尉であることが判明)として登場)がUF−4(=伊−507の乗組員として登場
・序盤で撃沈される米潜が3隻。原作、映画ではボーンフィッシュのみ
・原爆に「スキニ−アンクル(痩せたおじさん)」という名前が付けられている(これは原作でも同じ)。そのはずなのに長崎式(ファットマン(太った男))の物になっていた
・伊−507の強行浮上が、空母タイコンテロガの真横に。原作でも同じだが、この画コンテでの違いは、砲撃の衝撃によるものか、F6Fヘルキャットが甲板上で破壊されている
・浅倉の最後のシーンが原作、完成した映画のいずれとも異なっている。映画では拳銃自殺、小説ではウェーキで小松(乗組員。途中で伊−507を退艦した)に射殺されていたが、画コンテではタイコンテロガの艦橋で米兵に射殺されていた
・戦後のシーンが戦後の折笠(の子孫にあたる人々)が海を眺めるシーンに。さすがにここの描写が難しかったためか、とある作家が退役した米兵と話をするシーンに変化している
一部原作のネタバレ内容が含まれています。要注意
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