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> 続き。山崎機撃墜がメイン
> SCQ続編(タイトル未定) 空戦!軍団VS橋本(仮)
> 山崎元帥「軍団め・・・よくもやりやがったな!」
> パラワン少尉「あれは指揮官専用機!30mm機銃二丁と12.7mm機銃二丁完備!退避します!」
> クエゼリン大佐「元帥機か!行くぞ!全機突撃!」
> 松井元帥(通信)「待て!相手は30mm装備だ。うかつに近づくとやられる」
> クエゼリン大佐「総帥、しかし、Qギゴール機に甚大な被害が・・・」
> 松井元帥(通信)「手は打ってある。今俺は空中空母『翔鷹』にいる。既に震電隊長は待機済みだ。私も出撃する」
> クエゼリン大佐「え!?専用機があるんですか!?」
> 松井元帥(通信)「あるに決まっている。電征の改良型だ」
> 電征。零戦、烈風に続く艦上戦闘機第三派で、二重反転プロペラが特徴だ。松井元帥機は30mm二丁の熟練兵仕様だ
> また、12.7mm六丁の新兵仕様、20mm二丁の中堅兵仕様がある。基本的に中堅兵仕様が多い
> 松井元帥は艦橋から飛行甲板に降りて、自ら愛機に乗り、発進した
> 空中空母のため、海面激突の危険性も少ない。高度を取っていればの話だが
> 高杉少将「空中空母か・・・面白いものだな」
> 松井元帥「高杉少将、亡き兄に負けぬ活躍を、頼むぞ。彼は俺の、良きライバルだった」
> 高杉少将「松井元帥・・・」
> 松井元帥「では、行くぞ!」
> ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
> 76mmロケット砲1門、8mm機銃二丁のQG(Qギゴールの略)−1と、30mm二丁の電征三二型が並ぶ。そして二機は、山崎機(零戦五二型改)に向かっていった
> クエゼリン大佐「松井元帥!」
> 松井元帥「よし、クエゼリン大佐、後は我々に任せてくれ!」
> ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
> 二機は山崎機を狙い、急降下した
> 山崎元帥「何が来ようと、我が機は無敵だ!」
> ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
> 山崎は12.7mmを松井機に向けて発射した。が、防御も固い電征は銃弾をはじき返した。ほぼ無傷だ
> 松井元帥「山崎・・・どこかの小説で出てきそうな名前だな。まあいい、骨のある奴と見て安心した」
> 高杉少将「喰らえ橋本派!兄の仇!」
> ズガガガガガガガガガガガガガガ!
> パシューーーーーーーーーーーーーーー!
> 松井元帥「いくら改造してあっても、所詮は零戦!喰らえ!」
> ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
> ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
> 山崎機は1発の76mmロケットと大量の30mm、8mm機関銃弾を受け、墜落した
> ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・・・・
> 松井元帥「隊長機を落とせば、後は烏合の衆、行くぞ!」
> ふと、松井元帥は前方に空中空母を見た。母艦である翔鷹ではない。今回は僚艦は連れてきていない
> 見ると、大量の零戦や彗星、天山が待機しているのを見た
> 翔鷹には零戦や彗星、そして天山は配備されていないはず。さらに翔鷹型とは明らかに違うデザイン。橋本派の空中空母と断定した
> 松井元帥「あれは空中空母だな。江戸艦隊をやろうとしているようだ・・・高杉少将、行くぞ!」
> ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
> 二機は空中空母に五六式噴進砲と76mmロケットを叩き込んだ
> さすがに戦略飛行船とは違う。簡単には落ちない
> ガトー少将「閣下!先ほど五六式を補充してきました!」
> 松井元帥「ガトー少将!ちょうどいい、敵の空中空母に五六式を叩き込んでやれ!」
> ガトー少将「了解!パラワン、行くぞ!」
> パラワン少尉「了解!」
> 二機は前進した。空中空母、舷側を見せる。数発の命中弾を受けている
> ズガガガガガガガガガガガガガガガ!ボゴン!
> さすがに空中空母ともなれば違う。対空砲火もものすごい。が、それをもろともせず、ガトーとパラワンは突き進む
> また、反対側からもサンベル中尉とナルジノ曹長が向かっており、さらに上空からはレイテ大佐とシブヤン中佐が急降下していた
> 高杉少将「包囲陣形!?」
> 松井元帥「比島少将の訓練の賜物だな。よし、俺達は下方から上昇、残りの噴進砲をぶち込む!」
> ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
> 空中空母「荒潮」
> 橋本派将校「ほ、包囲された!?」
> 橋本派兵士E「急降下ーーーーーーーーーーーー!」
> ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
> 荒潮は攻撃を受けた。まずレイテとシブヤンに上方からやられ、艦載機が大爆発を起こした。飛行甲板が炎上。さらにガトー、パラワン、サンベル、ナルジノに舷側をやられた。10発近い命中弾を受け、荒潮の武装は沈黙した。そしてとどめとなる松井と高杉の攻撃
> ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
> 荒潮、墜落
> 松井元帥「任務、完了・・・」
> クエゼリン大佐「これから、我々は残存機を狙います」
> 松井元帥「うむ。もっとも、連山と指揮機は全滅、あとは初めから展開していた零戦、残り10機か。それと爆龍が三機。電探で写るだけでこれだ。よし、高杉少将、翔鷹で補給する。後に続いてくれ」
> かくして、Qギゴール沖航空戦は、軍団とQギゴールの勝利で終わった
> プロトン航空隊、リゾニア航空隊、そしてクエゼリン隊と第七五航空隊とQギゴール航空隊により、QQQQ橋本派の航空隊は全滅した
> 終わり
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> 何か今回も激しい空中戦
> 実は第七八航空隊員の名前には裏があります
> 実はすべて太平洋上の島々などの名前です
> ガトー少将 ガダルカナル島(ガ島から連想)
> クエゼリン大佐 クエゼリン岩礁
> フィジー大尉 フィジー諸島
> パラワン少尉 パラワン水道
> サンベル中尉、ナルジノ曹長 サン・ベルナルジノ海峡
> レイテ大佐 レイテ島
> シブヤン中佐 シブヤン海
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> フィリピン周辺の地名ばかりですね・・・
> 例外がエピローグに出ていた三機って・・・
> ちなみに空中空母「荒潮」は瀬戸潮型空中空母の内の1隻で、橋本派が残っていた瀬戸潮型の資料を生かして建造した空中空母。したがってQギゴールに「瀬戸潮」があると言うもの。それでも橋本派は資材不足で武装が本来の瀬戸潮型より貧弱だった
一部「荒潮」が「瀬戸潮」に、「翔鷹」が「称鷹」になっていたので訂正
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