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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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Re:圧勝部隊 第17巻
 江素弐千 E-MAILWEB  - 2005/10/11 15:12 -
  
17巻完成。戦艦の名前はSCQ裏情報を参照にしますた

圧勝部隊17

作者:江素弐千

グンナ帝国 港町サイハン
Qグリーン総統「争いの無い静かな町だな・・」
アストン中佐「まるでここが独裁国家の帝国という事を忘れそうですね。」
ザクス「Qグリーン総統ですね?」
Qグリーン総統「君がザクス大将、か。」
ザクス「元帥になりました。」
Qグリーン総統「そう、か」
ザクス「皇帝閣下が現在ハイウェイで海軍サイハン基地に向かっております。」
Qグリーン総統「私と面会するのかね?」
ザクス「はい。もしよければ・・」
Qグリーン総統「同じ帝国の総統として、気が合えば良いな・・」

グンナ海軍サイハン基地
グンナ皇帝「グンナ帝国皇帝、グンナ・ラフィーニ・二世だ。」
Qグリーン総統「私はQグリーン総統だ。」
Qグリーン総統は赤いソファーに腰掛けた。(腰?)
グンナ皇帝「私は『暖房があっても寒いから戦争をする』なんて事は考えません。」
Qグリーン総統「貴様っ・・」
グンナ皇帝「私はこの独裁国家でありながら資本主義という半矛盾環境のこの国をどう支えられるか、真剣に考えました。」
Qグリーン総統「何、資本主義?」
グンナ皇帝「初耳でしたかな?」
Qグリーン総統「ああ。大戦時代の貿易記録は抹消されているからな。」
グンナ皇帝「とにかく、資本主義国家というのは本来なら国際的な立場にあるはずです。」
Qグリーン総統「しかし共産圏にあったこの国は連合に協力するのは危険だったって事か・・」
グンナ皇帝「ご名答。更に帝国同盟との貿易が途絶えて以来、貧富の差は増すばかり。もはや資本主義国家を維持するのは困難かと思ってしまいました。」
Qグリーン総統「そこで出たのが領土拡大案か。」
グンナ皇帝「そうです。我国はチョロQ王国、Qカラー王国の占領に制圧し、景気も上昇しました。」
Qグリーン総統「そこにキュワールの警察気取り、プロトンが来た。」
グンナ皇帝「・・もはやこれ以上の領土拡大は不可能と考えています。ですから全軍を本土に帰国させたのです。」
Qグリーン総統「連合勢力は数あっての戦力だからな。それに対抗できなければ。」

GR東 帝都ラフィーニ線
Qグリーン総統「民間鉄道と来たか。」
グンナ皇帝「資本主義の証です。このGRが本国の命綱・・」
Qグリーン総統「帝都はやはり賑わっているな。」
ガタンガタン・・ガタンガタン・・

ラフィーニ中央駅
プシュウゥゥ
グンナ皇帝「帝都の皆様、おはようございます!グンナ皇帝でございます!」
周囲に歓声が沸く。
Qグリーン総統「そして私はQグ同盟に調印したQグリーン残党軍総統、Qグリーンだ!」
ざわ・・ ざわ・・
国民1「昨日の今日まで睨み合ってたのに・・」
国民2「俺に銃があればあいつを・・」
警官隊のバリケードを突き破って一人の青年が皇帝と総統の前に飛び出した!
国民3「皇帝閣下!真の敵はそいつです!連合各国なんかじゃありません!大戦中支援をしたのに敗戦したQグリーンが敵なんですよ!
本来なら植民地拡大よりも友好的な手段で連合に関わってQグリーン残党軍が襲来するのを予測して国際国家になるんgいgrn」
警官「無礼者っ」
パアァンッ
国民3「あ・・が・・がが・・ぎ・・」
ボシュッ
警官「申し訳ございませんでした・・」
グンナ皇帝「強ち間違ってはいない・・しかしもう遅いのだ。」
Qグリーン総統「(これが帝都の現実か・・)」

帝都ラフィーニ ダウンタウン
アストン中佐「最近出番無かったんだよな、俺」
グンナ上官「?」
アストン中佐「なんでもねーよwwwwwwwwwwwww」
ダウンタウンにはファーストフード店やコンビニ、デパートが立ち並んでいた。
アストン中佐「独裁国家の国でここまで賑わった帝都は初めて見たな。戦争中が嘘のようだ。」
グンナ上官「見た目は、ね・・」

裏通り
成金1「死ィねェ!出稼ぎ労働者!」
バボグッガシャッ
成金2「おーおー田舎出のワリにゃぁ結構金あんじゃねーかよぉ」
バサバサッ
労働者「それは・・息子の・・学費・・」
成金1「何か言ったか出稼ぎ!田舎帰りな!」
ドグッバゴッガラガラガッシャァン・・
アストン中佐「止めないのか?」
グンナ上官「・・・怖いんです」

街頭テレビ前
アストン中佐「どんな番組がやってるんだろう?」
キャスター「えー皇帝閣下の演説がまもなく始まるそうです。中継が繋がっています・・現場、どうぞ」
記者「えー今回の演説の内容は具体的に明らかにされていません。それしか分からねーよwwwwww」
キャスター「一旦CMです。」
国民1「大人しく連合に降参した方がいいのに・・」
国民2「もう駄目だ・・俺の兄ちゃんからも連絡無くなった・・」
国民3「俺は・・皇帝なんて信じねーぞ!」
アストン中佐「私の祖国みたく国民全体が与党を支持している訳じゃなさそうだな」
グンナ上官「ええ。」
キャスター「演説が始まるようです!中継繋ぎます!」
ザワザワザワ・・・
グンナ皇帝「えー、まず始めに。私は馬鹿じゃありません。」
ザワザワザワ・・・
グンナ皇帝「ただただ片っ端から領土拡大へと突っ走るのではなく、どの国が全土制圧しやすいか、どの部隊を送ればいいか。
頭が痛くなるほど考えました。」
・・・
グンナ皇帝「しかし、現状は既に悲惨な状況にあります。今回の領土拡大案によって犠牲になられた勇敢な兵士のご遺族には、
深く・・・お詫び申し上げます。」
記者1「謝って済む問題じゃねーだろタコォ!」
記者2「言う事はたったそんだけかぁー!?ぁー!?」
グンナ皇帝「だ、だがしかし!私は馬鹿ではありません!何度も言いますけど!馬鹿じゃないんです!馬鹿じゃ!ああ!」
ザワザワザワ・・・
グンナ皇帝「Qグ同盟で我国は協力な助っ人を得ました!そして全軍を本国に撤退させました!これで本国の防衛は完璧なはずです!
いいや!完璧じゃないと駄目だ!鉄壁が完成したのだ!」
Qグリーン総統(横の席に座ってる)「(俺の出番は無さそうだ・・)」
独裁者はコップの水を0.5秒で飲み干す。
グンナ皇帝「プハァ!だから!本国への侵略は絶対にさせません!安心してください!連合軍に我国の強大な力を見せ付け、
連合各国から休戦が申し出されるまでの辛抱です!」
記者3「もし休戦が申し出されず、侵略の手が帝都にまで及んだならーー!」
グンナ皇帝「その時は・・私がこの大戦の・・最後の犠牲者となりましょう・・」
アストン中佐「・・・」
国民4「言ってくれるじゃねーか・・」
国民5「俺は皇帝閣下を信じてる!」

その頃、クラシス大将率いる連合軍は、ゲープコッチ合衆国へと向かっていた・・
ゲープコッチ・・そう、チョロQHG4の舞台の国だ。
多種多様のレース、GP・・・しかし首都ニャキータウンではドロドロとした国会が続いている・・

ゲープコッチ合衆国 ブラチータウン ブラチー軍港
クラシス「見ろ・・・あれが平和国家だ・・」
青空にカモメが飛んでいる。波音は静かな町に響き渡っていた・・・

クラシス「プロトン王国、クラシス大将だ。」
ジェムジー大佐「ゲープコッチ軍陸軍大佐、ジェムジーだ。」
ビスカイト「それにしても、静かな港町だな・・」
ヒズ「しばらく島の町を散策して良いかな?」
ジェムジー大佐「結構。」

ポクイータウン 市場
商人1「兵隊さん、兵隊さん、このニビリア産の砲弾、買ってみーへんか!」
しかし明らかにイエロータウン製(安物)にニビリアと文字を彫っている・・
ヒズ「遠慮しとく。」
商人2「ニャキーの研究所からかっぱらってきたエンジンオークション中!現在350000G!」
ジョフ「入札者は中古のディーゼルエンジンて事に気がつかないのか・・?」
商人3「世界の貧困をなくす為に募金を!お願いします!」
ヒズ「あれ、どれだけが団体の利益になるのかな。」
ジョフ「いや・・元々募金団体じゃないかもな・・」
商人4「GI産コカインオイル・・ちょっとぐらいなら大丈夫ですよウヘヘヘヘヘヘヘヘッヒャッヒャッヒャ!」
ヒズ「GIがこんな物を輸出しているとは・・」
ジョフ「この国にはまだ危険性を分かっていないチョロQが多いんだろうか・・」
市場には違法と危険が渦巻いていた・・

ニャキータウン
クラシス「お、ヒズ。ジョフ。偵察でもしてたのか?」
ジョフ「全く、貧富の差が激しい国だな・・」
ヒズ「無事合流できたな。しかし・・ポクイーにゃ二度と行きたくねー。」

22:45分 大統領官邸
クラシス大佐とゲープコッチ合衆国大統領が会談をしていた。
大統領「・・了解しました。我々も参戦します。ゲープコッチ海軍第五艦隊、空軍第八航空団、、陸軍第一師団を、
明日Qカラー港に送ります。」
クラシス「有難うございます。」
大統領「・・それで、今後の動きは?」
クラシス「連合軍は二週間後にグンナ帝国本土に向け出発、港町サイハンを陥落させます。」

一週間後 Qカラー王国 首都レインボーシティ
連合兵1「Qグリーンが撤退したとはいえ、まだ足跡が残ってるな・・」
町は騒然としていた。Qグリーン総統の肖像が都庁に飾っているままだ。
しかしラクガキがされている。赤と青と緑のペンキで綺麗に顔が潰されていた。
連合兵2「ところで、捕虜になっていたQカラー軍がグンナ本国に攻め入る準備をしているらしいな。」
連合兵3「なんだあの戦艦・・まるでウチの海軍のパクリじゃねーか・・
連合兵2「パクリも何も・・Qカラーの虹町造船は我国の富士造船のQカラー支所みてーなもんだからな。」
軍港にはチョロQ王国の主力戦艦サンドポリス級にそっくりな、『Qカラー級戦艦』が六隻ほど停まっていた。
連合兵3「空母もそっくりだな。」
クリヤマ級空母に酷似した『アカノハマ級』空母が二隻。

キュラキュラキュラキュラ・・
連合兵2「お、Qカラーの陸軍部隊だ。訓練中か?」
連合兵3「声を掛けてみるか。オオオォオォォオォオオォオォゥゥゥイ(ピュン!)」
連合兵の5cm横を弾が横切った。
連合兵3「・・っ!!ンダヨテメェラッ」
ブルー少佐「訓練中と分かってるなら声を掛けるな!」
連合兵4「街中で実弾演習をやってるテメエラが危ないって;;」
Qカラー兵1「ところで・・一週間後には俺らも帝国本土に攻め入るらしいな・・」
Qカラー兵2「収容所で散々虐待された分、キッチリ返させてもらうぜwwwwww」
ブルー少佐「しかし・・Qカラー戦争で睨み合ってた国が今こうして共に戦うとは・・」
連合兵1「そんな話はもう聞き飽きたぜ。」

その頃圧勝部隊最高指揮官クラシス元帥は、プロトン国王から昇格通知を受けていた(ネットで)。
プロトン国王「いや、君は圧勝部隊の指揮官としてではなく、陸軍最高指揮官の方が相応しいと思ってな。」
クラシス「国王・・私は元帥の印を付けた車体で、無残な遺体で戻ってくるかもしれませんよ。」
プロトン国王「君は死なんよ。ところで・・君の両親から君と話したいとの伝言が入ってるのだが・・」
クラシス「お願いします。」
ネットを通じて親子の対談が始まった。
父「クライマックスだってーのにそっちから連絡してこねーとは、とんだ親不孝者だなバーローwwww」
クラシス「悪かったなwwwwとりあえず親父から貰ったパーツは今んトコ普通に動いてるぜ!」
父「動かなかったらどーするんだよ!全く!親父の腕を信用しろ!wwwwwww」
クラシス「お袋は?」
母「呼んだか!?」
クラシス「呼んでねぇーー!;」
母「あんたが死んでもデータが残ってたらAIで復活できるかもしれないから戦死しても大丈夫!」
クラシス「息子をおもちゃと思ってんのかこのオバンは・・」

こうして、戦士達は心の準備をしていった・・・
そして一週間後、遂に帝国本土への出港が始まる!

引用なし
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圧勝部隊 第16巻 江素弐千 2005/10/7 18:00
  Re:圧勝部隊 第16巻 松井一真 2005/10/7 18:50 [添付]
  Re:圧勝部隊 第16巻 江素弐千 2005/10/8 21:21
   Re:圧勝部隊 第16巻 松井一真 2005/10/8 22:06
   Re:圧勝部隊 第16巻 江素弐千 2005/10/9 0:16
   Re:圧勝部隊 第16巻 松井一真 2005/10/9 15:30
   Re:圧勝部隊 第16巻 江素弐千 2005/10/9 22:49
   Re:圧勝部隊 第16巻 松井一真 2005/10/10 8:03
   Re:圧勝部隊 第16巻 松井一真 2005/10/22 22:33
   Re:圧勝部隊 第16巻 松井一真 2005/10/23 19:56
   Re:圧勝部隊 第16巻 松井一真 2005/10/24 17:29 [添付]
  Re:圧勝部隊 第17巻 江素弐千 2005/10/11 15:12
   Re:圧勝部隊 第17巻 江素弐千 2005/10/11 15:15
   Re:圧勝部隊 第17巻 松井一真 2005/10/11 16:57
   Re:圧勝部隊 第17巻 松井一真 2005/10/11 17:03
   Re:圧勝部隊 第17巻 江素弐千 2005/10/11 17:54
   Re:圧勝部隊 第17巻 松井一真 2005/10/11 18:13
   Re:圧勝部隊 第17巻 江素弐千 2005/10/12 1:44
   Re:圧勝部隊 第17巻 松井一真 2005/10/12 16:48
    Re:圧勝部隊 第17巻 松井一真 2005/10/18 19:49 [添付]
    Re:圧勝部隊 第17巻 江素弐千 2005/10/18 23:14
    Re:圧勝部隊 第17巻 松井一真 2005/10/18 23:35 [添付]
   Re:圧勝部隊 第17巻 高杉 2005/10/23 22:13
   Re:圧勝部隊 第17巻 松井一真 2005/10/24 16:24

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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