|
第95話(高杉さん作)。輸送船渦潮の出番はここだけ
第95話「壊滅!ストマニカ」
高杉元帥「いよいよこのときがきた!あのうざったい寄生虫のような国をフッ飛ばすときがきた!」
長原中佐(チャ−チルMK3改)「いよいよですね!私も行けば良かった。」
高杉元帥「何を考えてるんだ!中佐とは言え、新人なんだからもう少し鍛えておかないと、お前死ぬ事になるぞ。」
長原中佐「コレは失礼!あれ、高羽少佐だ。」
高羽少佐(Tー34)「こんにちは。新人はお互い大変ですな〜。長原中佐」
高杉元帥「ところで、通信兵からの連絡は?」
高羽少佐「まってましたよその言葉!現在ブラック帝国の首都ガイガロスをおとし、ストマニカを攻撃中との事。」
高杉元帥「高橋めなかなかやるな。俺がいなくてもやるときはやるヤツだったが。」
ストマニカ帝国 首都 ブラッドレー 皇帝宮殿
ストマニカ皇帝(インフィニオン・ナイトMKII)「なに!?やつら、もうここまできているのか!」
アルツハイマー大将(サンダードラゴンTYPE−R)「はい!もうすでにここまで迫っております!」
ストマニカ皇帝「霧島たちはどうした?まさかやられたのか!?」
アルツハイマー大将「その辺は、わかりません・・・。」
ストマニカ通信兵「大変です!大変です!奴らがきました!」
アルツハイマ−大将「なにぃ!すぐに迎撃準備!私もすぐ行く!」
ストマニカ第1軍港
ジャック少尉(ファイヤーバードプロトタイプ:SKY・DRAGONS隊長)「やばいぞ!とことん追い詰めてきやがる!1号・二号は長州狙え!3〜9号は土佐!絶対に上陸させるな!」
長州元帥「くそ〜、うっとうしい。どうすりゃいいんだ!」
対馬大将「くらえ!最大級の荷電粒子砲だ!」
ピュ―――――――――――――――――!
対馬大将「くそっ!こうなりゃ島ごと沈めてやる!わざわざ高杉元帥が積んでくれたんだ!」
高橋元帥「おいおいおい、高杉が積んだって・・・・・、わー!それだけは撃つな―!核だけは何がなんでも撃つな―!」
対馬大将「ファイヤー!」
ボゴー――ン!
高橋元帥「空中で炸裂させろ!なにがなんでも地面に落とすな!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!
ストマニカ首都
ストマニカ皇帝「ん?あれはまさか・・・・・・逃げろ―――――――!こっちに飛んでくるぞ――!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ドッカ―――――――――――――ン!
ストマニカ皇帝「ギョワ―――――――――――!」
アルツハイマー大将「ストマニカばんざ―――――――――い!ぐわあっ!」
ストマニカ第1軍港
高橋元帥「まだ爆発しない!こうなったら撤退だ――!」
対馬大将「荷電粒子砲!ファイヤ――――――――!」
ズガ――――――――――――――ン!
高橋元帥「ふー、これで軍団の抗議はさけたと。しかも今の一発で敵航空部隊壊滅。一石二鳥だな。」
対馬大将「申し訳ありません元帥。わたしがカッとなったばっかりに・・。」
高橋元帥「まあいいさ。それより爆発高度は?」
土佐元帥「おそらく高度230KMだと思う。」
高橋元帥「対馬、お前どこまで飛ばすんだ。それはいいが、敵の攻撃がないのはなぜだ?」
シン中佐「あそこで敵の大将が白旗振ってますよ。」
高橋元帥「降参か。じゃあ、旗を取りかえるように言え。」
シン中佐「その必要はありません。私がやってきます。」
高橋元帥「いや、ここは全権大使として、俺が行く。しばらく戻ってこないだろうから、今のうちに高杉に
勝利報告でもしとけ。」
シン中佐「はい。トゥルル、トゥルル」
QQQQ 軍司令本部
チリリリ―ン チリリリ―ン
高杉元帥「はい高杉です。おお、シンか。どうだ、まだ戦闘中か?なんなら、援軍を送るが・・・」
シン中佐「やりましたよ高杉元帥!ついに勝ちました!今高橋元帥が全権をおって宮殿に向かいました!」
高杉元帥「おお、やったか!帰ってきたら、皆で飲もうな!」
シン中佐「はい!」
高杉元帥「じゃ、俺は大統領に報告しておくから、早く帰ってこいよ!」
シン中佐「はい!わかりました!ガチャッ」
高杉元帥「ガチャッ」
シン中佐「おい聞いたか皆!帰ったら宴会だってよ!」
QQQQ軍一同「おおーーーーーーーーーーーーーーーー!」
がやがやがやがやがやがやがやがやがや
長州元帥「早く高橋元帥は帰ってこないかな。」
土佐元帥「そしたら皆で話しをしながら帰るのに!」
皆が浮かれているとき、高橋元帥は、講和の話し合いの途中だった。
高橋元帥「我々の要求は、これです。」
そのQQQQの要求内容はこうだった。
1、ブラック帝国とストマニカ帝国は、QQQQが占領する。
2、賠償金を9兆QP支払う。
3、これまで両帝国のQだった者は、QQQQが雇うか、牢獄行きか、または即死刑かを選択させる。
ストマニカ皇帝「なんて事を要求する!こんなことでは、反対運動が起きるぞ!」
高橋元帥「ならば、3を改訂しましょう。これなら反対運動は、国外からでないと起きませんよ。」
3、これまで両帝国籍をもつQは、執行猶予無しで死刑とする。
高橋元帥「これならどうでしょう。」
ストマニカ皇帝「く、しかたない、改訂前の要求を呑もう。」
高橋元帥「ふふふ、さすが皇帝。コレ以上戦っても無駄に犠牲を増やすだけということは、わかっていただけたようですね。そう、追戦(話しで決着がつかない場合に踏み切る戦争のこと。戦争で有利だった国には単なるいじめとなるため、あまり好ましい物ではない)は貴方型にとっても、我々にとっても、あまり好ましい物ではありませんからな。ではこれで成立ということで、いいですな?」
ストマニカ皇帝「むむ、しかたあるまい。では私は失脚と言う事になりますな。」
高橋元帥「は?あなたはただやめるだけでいいとお思いに?それは甘いですな、皇帝。我々の国の法律では、立てついたもののリーダー格や、その国の国王、大統領、皇帝、天皇などや、そのものに仕えていたもの、または軍の上層部は死刑と言う事になっております。」
ストマニカ皇帝「な、何?そんな話、きいておらんぞ!さては貴様、この国を完全に滅ぼすつもりか!」
高橋元帥「当たり前でしょう、そんなこと。敗戦国の運命と思って、おとなしくひきさがるのですな!」
ストマニカ皇帝「く、くそっ!貴様!」
高杉元帥「フッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
ストマニカ第1軍港
シン中佐「?高橋元帥だ!」
長州元帥「よし!高橋元帥を乗せたら、合図で全速前進でかえるぞ!」
輸送艦「渦潮」
高橋元帥「いやー、待たせて済まない!」
シン中佐「そんなことないですよ。さっき報告が終わったとこですから!」
高橋元帥「おお、そうか!」
イソロク中将「ところで元帥、話し合いのほうは、どうなったんすか?」
高橋元帥「ばっちしこっちの優勢で終わったぜ。」
イソロク中将「詳しい事は本国で聞きますよ!」
高橋元帥「おお!とにかく帰るぞ!」
一同「おーーーーーーーー!」
95話 完
|
|
|