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第62話は今のところ最長の話。装脚戦車初登場
第62話 ニビリア軍、CQアイランド本島上陸! 渓谷編
グランジガーデン
ボアン大尉「早いところ、ここを奪回したい物ですね」
メルカバ少佐「スクラッチマウンテンは渓谷だ。こりゃ、最新型の脚付き兵器軍を導入するか」
勿論、脚付き兵器軍は、日本戦車軍団が鹵獲した物を参考にして作られた物である。中には鹵獲したものや、ましてや「山岳戦車」という、軍団と高杉軍で口論になった(これにより軍団の将校と、帝国上層部の士官が負傷し、軍団は遂に「核爆弾使用制限令」を出した上、対QQQQ(高杉軍の入っている国。元々ここは「高杉国」と言う名前の国だった)国家であるピヨ・スペピヨ軍などなどの国々への武装給与を強化した)ほど異様な姿を見せる物もあった。更に山岳攻略のために軍団が三七式・三四式(元はと言えばこいつらを参考にして作られたのがQグリーンの山岳用車両群であった)など、多数の装脚戦車、装脚警戒車群(例によって原案は(略(略すな)))を派遣、作戦開始となった
ボアン大尉「隊長、脚のあるやつは装甲が我々より薄く、軽榴弾砲の射撃で一撃です!」
メルカバ少佐「うむ。ではゲトラ軍の支援用だな」
スクラッチマウンテン
ウルタンク兵士I「隊長!敵部隊がせめて来ます!」
ウルタンク兵士J「敵戦力は・・・市民レジスタンスのみ・・・いや、脚のついている妙な車両が!」
ウルタンク将校「何!装脚戦車か!」
ブオオオオオオオオ
ドン!ドン!ドン!(意味不明だが、装脚戦車の走行音らしい)
ウルタンク将校「とりあえず撃ちまくれ!」
ボン!ボン!ボン!
ケーニヒ「突撃!」
ズガガガガガガガガガガ!
パシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーー!(シュティーゲのミサイル発射音。ちゃんと32連装)
ボゴン!(ラルフのライフル銃発射音。ちなみに何故ラルフにライフル銃なのか。ライフルをばらしてイを抜いて並び替えるとラルフになるから(おい))
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
ウルタンク将校「あっさりやられているぞ!何故チョロQから32発ものミサイルが!?」
ウルタンク兵士H「敵装脚車両接近!」
ウルタンク将校「撃てーー!」
ボン!
カン!
ウルタンク将校H「弾かれました!榴弾砲の用意を!」
ボン!ボン!ボン!
ズガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーン!
ウルタンク将校「榴弾砲がやられたぞ!爆撃隊はまだか!」
ウルタンク将校H「ただいま到着!」
ヒューヒューヒューヒューヒュー!
ボゴーーーーーーーーン!
同じ頃、Qトルック帝国北方飛行場
ブオオオオオオオオオオ
Qトルック兵士A「ウルタンク航空隊です!こっちに向かってきます!」
Qトルック将校「車輪を出したな・・・よし、着陸させよ!」
P−47サンダーボルト(ストラト隊長)「着陸許可・・・総員、着陸!」
ブオオオオオオオオオオオオオ
P−47サンダーボルト「ふう。このまま戦場に戻れればいいが・・・」
F2Aバッファロー「どうにもなりませんね。戻ったところで墜落しますよ。ニビリアとヒチニリアが、爆撃機と護衛機出してるんですから」
P−38Lライトニング「このまま本国に戻っても、ビサエルという士官が怒って我々を・・・」
F2Aバッファロー「・・・・・・ま、まずいですね・・・」
P−38Lライトニング「このまま軍団に投降しますかねぇ」
P−47サンダーボルト「・・・・・確かに軍団は鹵獲機を大事にしている。B−32が10機鹵獲されたが、あいつら、全く前線に出てこないらしい」
さて、そのB−32は・・・
グリシネ国 軍団飛行場
震電「久々の祖国もいいもんだなぁ」
秋水「ところで、せっかくここに来たんですから、B−32部隊を見てみましょう」
震電「うむ」
飛燕「ちょうど、演習中のようですね」
B−32A(隊長機)「あのあたりを狙え!」
ヒューヒューヒューヒューヒュー
ボゴーーーン!」
B−32A「命中!それにしても、グリシネはウルタンクよりいいところだなぁ」
B−32B「ウルタンクでは演習が厳しすぎですよ。我々は絨毯爆撃用ですよ」
B−32C「しかし、戦艦に対空砲弾撃たれたので、あのまま海の中で死ぬと思いましたよ」
B−32A「低空にいてよかったなぁ。高空にいた奴らは全滅だよ」
震電「しかし、このような機体を大量生産・・・ウルタンクは恐ろしいな」
飛燕「加賀が大怪我しましたからねぇ」
震電「君達、今度、ビッグウェイ奇襲に参戦してくれないかね。久々の実戦だぞ」
B−32A「喜んで参戦させていただきます!」
震電「うむ。連山、飛龍などの、陸海軍重爆隊も援護に来るぞ」
秋水「というより、B−32隊が援護ですが。爆撃隊の中では最大級ですね」
震電「富嶽と富士を除いてな」←富嶽:実際に計画されていた幻の超重爆。片道特攻作戦用だったらしい。富士:富嶽の水上版。長い滑走路もなしに、湖さえあればどこからでも行けるというもの。Qトルック帝国本土を攻撃した唯一の飛行艇
スクラッチマウンテン
ウルタンク将校「爆撃機が大量に来るぞ!」
ヒューヒューヒューヒューヒューヒュー!
ボゴーーーーーン!
ウルタンク兵士H「榴弾砲が3門残っています!」
ウルタンク将校「撃て!」
ボゴン!
ボゴーーーーン!
軍団兵士「15号車被弾!大破!」
オイ元帥「15号車乗員は脱出、他の者は突撃せよ!」
ボゴーーーン!
軍団兵士「18、28、59号車大破!」
オイ元帥「大破した車両の乗員は脱出、総員突撃!」
ボン!ボン!ボン!
ビサエル少尉「ストラトの部隊は裏切ったか・・・マロンキャニオンは?」
ウルタンク兵士K「どうやら、陥落も近いようです・・・・」
ビサエル少尉「このままじゃ、空襲がいつ来てもおかしくない!海軍に援護を頼め!エセックス隊だ!」
空母エセックス率いるウルタンク第二艦隊は、ちょうどチョロQアイランド近郊にいた
エセックス「爆撃作戦は失敗したからには、ここで何とかせねばな。ん?おいテンプラ、何かやってくるぞ」←テンプラ:エンタープライズの愛称。エンタープライズの略がエンプラ、それのなまりでテンプラ
エンタープライズ「本当ですね。敵の攻撃隊じゃなければいいのですが・・・」
ヨークタウン「青い機体、少し小型・・・車輪を出してきました」
エセックス「味方のF2Aだ。確かラングレィ・・・いや、レキシントンのだろ」
エンタープライズ「ラングレィは水上機母艦ですよ。レキシントン少尉、帰還機です」
レキシントン「分かった」
ウルタンク第二艦隊はCV−100の第一艦隊とは違い、空母エリートが集まる部隊である。隊長のエセックス大佐を初め、エンタープライズ少佐、レキシントン少尉、ヨークタウン大尉、ホーネット中尉、タイコンテロガ准尉など、エセックス爆撃を行った艦ばかりだ
また、レキシントン、エンタープライズの2隻は、軍団のバスタンク攻撃時にバスタンク軍港にいたのに、軍団が街の奥にやってくる前に軍港を離脱したため鹵獲されなかったと言う幸運艦である。軍団で言えば、被弾数ゼロの瑞鶴、敵艦隊に攻撃されるも見事に回避した雪風などのようなものだ
レキシントン「着艦許可!」
ブオオオオオオオオオ
F2Aバッファロー「着艦!」
ブオオオオオオオオオ・・・
レキシントン「早いとこ準備しろよ。F4Fとドントレス出すから」
エンタープライズ「いや、F4Fとドントレスでは、敵のスピットファイヤには勝てんだろう」
レキシントン「そうか。じゃ、F6Fと・・・」
エンタープライズ「F8Fの方がいいだろ。もしくはコロセア」←コロセア:F4Uコルセアのこと。コロセアのほうがいいやすいようだ
エセックス「F8F、F4U、SB2C、TBFだ」
エンタープライズ「了解!総員、射出する機体は戦闘機はF6F、F8F、F4U、爆撃機はSB2C、攻撃機はTBF!」
エセックス「うむ。正直パンダは機数が足りないからな」←パンダ:F8Fのこと。名前がベアキャットだから。ベアキャット=熊猫=パンダ
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
同じ頃、ニビリア軍は・・・
メルカバ少佐「敵戦車隊退却!もう守備隊は無いな。奪回完了!」
日本戰車軍團廣報
ニビリア軍、スクラッチマウンテン奪囘
ニビリア・ヒチニリア連合軍は、ゲトラ軍、フォレスト隊の援護もあり、そして我が軍團の裝脚戰車隊の奮鬪もあり、見事スクラッチマウンテンを奪囘した。次はエコーフォレストという森林地帶を奇襲するようだ
兵器紹介:三七式裝脚戰車
軍團最新の裝脚戰車。七六粍砲が主砲。七五粍砲程度には耐える
三四式裝脚警戒車
三七式の前に作られた、裝脚式車兩の試驗車兩的なもの。機關砲一丁、一二.七粍機銃一丁裝備。裝甲は三七式とほぼ同じ
アウトパーヤ島
ブッチ「遂に我らのタイヤ工房が復活だ!超耐久タイヤを作って見せるぞ!」
ヘイデン「はい!僕も頑張ります!」
ブッチ「良し!今から計画を練っておくぞ!」
イチチコ「完全な領土奪回を期待しますな」
ドコン「そうだ!どうせならそれらの資料を寄せ集めるのはどうでしょうか!」
イチチコ「それは素晴らしい案ですね。スクラッチマウンテンに着いたら、早速実行しましょう!」
ケログ「エレノア、また忙しくなるよ・・・」
エレノア「それでも一週間に一回くらいは家に戻ってよね」
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