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第62話 ニビリア軍、CQアイランド本島上陸! 制圧編
ビサエル少尉「フォレストめ!まさか報復か!?」
ウルタンク兵士G「多分そうでしょうね。ニビリアやヒチニリアの援護として」
ビサエル少尉「第5中隊に告ぐ、総員、深緑色の車を狙え!」
グランジ海岸
ウルタンク兵士H「隊長、入電です」
ウルタンク将校「何だ?」←将校車種:M4ファイヤフライVC(M4A4シャーマン改造)
ウルタンク兵士H「『総員、深緑色の自動車を狙え』との事です!」
ウルタンク将校「深緑色って、あのバズーカ持ってる奴か!あれは自動車のわりには強そうだぞ!」
秘書「上陸開始ーーー!」
ニビリア兵士「おお!食料を持ってきたか!」
ボアン大尉「戦闘終了後に食べるぞ!」
アイシャーマン狙撃兵(ゴルヒチン並みの狙撃手。車種:M4アイシャーマン戦車。階級中尉)「む!あそこに敵部隊が!」
メルカバ少佐「良し、中尉、撃て!」
ボン!
ボゴーーーーン!
ウルタンク将校「何!?8号車被弾!?」
ウルタンク兵士H「狙撃手です!」
ウルタンク将校「邪魔くさい奴が来た!撃て!」
ボン!
ボゴーーーーーーン!
アイシャーマン狙撃兵「敵、こちらに気付いた模様」
メルカバ少佐「うむ」
ボアン大尉「しかし敵は別のものを狙っているようですね」
メルカバ少佐「あそこで戦っている深緑色の奴を狙っているようだが・・・」
ボアン大尉「何故あんな奴を?」
フォレスト「喰らえーーー!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーン!
ウルタンク兵士E「被害拡大!退却!」
ウルタンク将校「見つけた!撃て!」
ボン!
カン!
フォレスト「23mm砲弾・・・そんな機関砲弾では効かんぞ!」
ウルタンク将校「85mm砲撃て!」
ボゴン!
フォレスト「ウルトラタービン点火!」
ズゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーー
ウルタンク将校「クソッ、逃げられた!退却!」
ウルタンク帝国軍 グランジ海岸退却
マフト元帥「敵部隊は退却。やっと取り返せましたな」
ボアン大尉「そうだな。さて、次の作戦はグランジガーデン奇襲だな」
メルカバ少佐「うむ。先ほどの爆撃隊は退却、爆装して戻ってくる。ここをグランジガーデン方面に爆撃機が通ったら前進だ。それまで食事だ」
ニビリア・ヒチニリア軍兵士「了解!」
グランジガーデン
ブオオオオオオオオ
ウルタンク将校「今度は迎撃隊を配備したぞ」
ウルタンク兵士E「これなら爆撃機を墜とせますね」
同じ頃、アウトパーヤの避難民
ヤビン「グランジ海岸奪回に成功と聞いたぞ!」
ノイズC社員A(兵器部長)「おお!遂に本島の一部が奪回ですか!」
ヤビン「うむ。このまま我々の工場と会社が奪回されれば・・・」
ノイズC社員A「我が社の借金(え?)は全額返済ですよ!」
ヤビン「そうだな。あれから2〜3年放棄しているからな」
ガードマン「早いとこ奪回して欲しいものですな」
グランジガーデン
ブオオオオオオオオオオオ
ランカスター「爆撃開始!ん?!迎撃機だ!」
スピットファイヤ「攻撃開始!」
F4F4ワイルドキャット(ベアキャットの登場により一部がこっちに来た)「喰らえ!」
F4F3ワイルドキャット「敵重爆、及び敵護衛機を撃墜せよ!」
F2Aバッファロー「突撃!」
ズガガガガガガガガガガ!バババババババババババ!(どうやら発射音の違うタイプもあるらしい)
ズガガガガガガガガガ!
スピットファイヤ「全員、弱い機体から落とせ!」
P−40ウォーホーク「良し、我々陸軍航空隊は重爆を狙う。戦闘機は海軍の仕事だ!」
P−38Lライトニング「こら!それは俺の台詞だ。隊長は俺だ!おまえはまだ大尉だろうが!」
P−47サンダーボルト「おまえら、喧嘩してたら撃墜されるぞ。もしくは空中衝突」
P−38Lライトニング「すいません!で、我が第一中隊はどうすれば?」
P−47サンダーボルト「当たり前だ!全員、アフロ・・・・もとい、アブロランカスターを狙え!」
P−40ウォーホーク「ブレニムはどうするので?」
P−47サンダーボルト「どうせ空軍、もしくは海軍が落とすだろう」
P−40ウォーホーク「しかし・・・」
P−47サンダーボルト「じゃあ貴様のような雑魚は前線偵察でもして落とされろ!」
P−38Fライトニング「とりあえず、自分で言っといてアブロランカスターにぶつかりそうですが・・・」
P−47サンダーボルト「それを早くいえ!下側を抜けろ!」
ブオオオオオオオオオ
P−47サンダーボルト「危なかった・・・」
P−38Fライトニング「部下の処分は後回しにして、とりあえずランカスターを落とさないと、我々の占領地がパーに・・・」
P−47サンダーボルト「確かに、ここがやられると我々はあとは・・・」
P−38Lライトニング「Qトルックのビッグウェイ島しか・・・」
P−47サンダーボルト「しかもそこは数ヶ月すれば帝国と・・・」
P−39エアラコブラ「憎き日本戦車軍団が襲撃・・・」
P−47サンダーボルト「だからビッグウェイで補給したらすぐに発進、Qトルック本土に行き、持てるだけの増層を持って本土に帰らねば・・・」
P−38Lライトニング「面倒だ・・・」
P−47サンダーボルト「ん?ウォーホーク隊はどうした!あ!あいつらめ、もう戦闘に入りやがって!」
P−38Lライトニング「じゃあすぐに彼らを援護しましょう!」
P−47サンダーボルト「むしろ彼らが援護だ!」
ブオオオオオ!
ズガガガガガガガガガガガガガ!
ブレニム「うわぁ!ランカスターが!」
ブオオオオオオオオオオ
ボゴーーーーン!
ブレニム「あれで5機目か・・・」
この空戦のおかげでニビリア・ヒチニリアの爆撃は大幅に遅れ(勿論ニビリア・ヒチニリアの休息時間までもが長くなる)たが、結局のところ飛行場が壊れた為航空隊はノイズシティに帰還
ノイズシティ
ズガガガガガガガガガ!
ボン!ボン!
ビサエル少尉「クソォ!グランジガーデンが爆撃されたとは・・・」
ウルタンク兵士G「航空隊帰還!燃料を補給しています!」
ビサエル少尉「迎撃をしてくれるのか?」
ウルタンク兵士G「お、迎撃・・・いや、陸軍機が次々と東側へ退却していきます!」
ビサエル少尉「何!?あいつら裏切ったか!?」
ウルタンク兵士G「残ったのは海軍だけです」
ビサエル少尉「いや、空軍と陸軍の一部もいる。しかしあいつら、主翼が折りたためる奴しかいないぞ」
ウルタンク兵士G「空母に着艦できない強力な機体は全部退却してしまいました!」
ビサエル少尉「あの野郎め!ストラト隊長をどうするか、考えておくぞ!」←ストラト隊長:P−47サンダーボルトの隊長の名前。階級:中将
同じ頃
ボアン大尉「突撃!」
ボン!ボン!ボン!
ボゴーーーーン!
あっさりグランジガーデン占領
アウトパーヤ島
スイマッタ(一度砲撃を受けて負傷した)「つ、ついにグランジガーデンが奪回されたぞ!」
ミランダ「やったザマス!これでまた息子は平和に隣国の学校に行けるザマスよ!」
ケビン「平和って・・・十分ここは平和なのになぁ・・・」←何故かミランダ=ケビンママ。息子いるし、赤いフォルクスワーゲンだし・・・
日本戰車軍團廣報(どうやら近頃は高杉軍が色々と新聞やら雑誌やらを出すのでチョロイター、チョロQ両新聞社からは貴重な真実の書類として重宝される。プロトン、グリシネなどにも大量に出回っている)
ニビリア軍、グランジガーデンを奪囘
次はスクラッチマウンテン攻畧
ニビリア・ヒチニリア連合軍は、遂にチョロQアイランド本島に上陸、電撃作戰を決行した。これにはゲープコッチ防衞組織『ゲトラ軍』も協力、更にアウトパーヤからフォレスト隊の輸送艇が海岸に上陸し、航空支援もあってか、見事に海岸を奪囘、グランジガーデンの航空隊を驅逐し(一部が退卻)、グランジガーデンを奪囘した。ニビリア・ヒチニリア軍は、少しの休息後、一氣にスクラッチマウンテンを奇襲するとの事。
兵器紹介:ランカスター重爆
ニビリア軍の主力重爆撃機。かの戰艦「ティルピッツ」を攻撃したこともある。今作戰では一部が撃墜されながらも爆撃を行い、海岸、グランジガーデンを奪囘した。
ニビリア軍唯一の重爆
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