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第54話(Laitoさん作)。レイシード元帥などのレガシスト戦車は画像のようなタンク。レオパルト2シリーズは勿論レオパルト2A5〜6
第54話 ブライト・ギガ・リード共和国 煙火の激戦
キコキコキコキコキコキコキコキコ...
ゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥン
レイシード元帥(レガシストエゼネHG-EXSpec)「・・・・・」
ヒューーーーーン
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長(中将)(レオパルト2A6[高機動型])「・・・目標セット」
ゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥンゴゥン...
サーザザザザ〜
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長(中将)「撃てーーー!!」
ババババンバッバババババババンバッン!
ドーンドガァン!!ガン!ドーンドカーーーン!!!
ヒューーーン
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長(中将)「敵軍撃破・・・帰還せよ」
ドゥーーーン!ギコギコギコギコギコドゥーーーン!ギコギコギコ...
レイシード元帥「・・・後4割か...。」
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長「そうですね〜。しかし何故政府は反撃しないのだろうか・・・今なら敵を追い出せるというのに・・・」
レイシード元帥「まぁ、レジスタンス軍と我々だけで5割で危ういところだったがなんとか1割取り戻せたんだ。それはそれでいいんじゃないか?隊長殿」
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長「なっとくいかん・・・!大体自国の政府がこんなので国を守れるのか!?一つも動かない政府のせいで国土の5割は奪われるは!それをレジスタンス軍や我々が取り戻しているのにも気づいていない振りして!!」
レイシード元帥「政府も臆病だと言いたいのもわかるが・・・。敵は厄介なものを所持している。」
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長「超ど級移動要塞ですか?」
レイシード元帥「そうだ。あれは移動もするし修理や補給まで行える。さらには超重装甲で並みの武器では破壊できない。もしかしたら、政府もそれを破壊できる武器を開発に力を入れて反撃しないじゃないかな?まぁ、私の勝手な思い込みだが・・・」
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長「ふ〜ん・・・。」
ゴォォォォォォーーー
フィーーーーーーーーーーーーーーン
ギコギコギコギコ...
デミストン少尉第1狙撃部隊兵(レオパルト2A6)「デュシューラー隊長殿!!緊急事態です!!敵軍の移動要塞が首都に接近中であります!!」
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長「何ーーー!?」
レイシード元帥「やはり首都を狙うか・・・」
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長「よし!我々もすぐに行く!先に首都へ行くんだ!!デミストン少尉!!!」
デミストン少尉第1狙撃部隊兵「了解しました!他の第2、4〜5狙撃部隊も現在首都に向かっているとのことです!」
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長「そうか!第3狙撃部隊の全兵に告ぐ!直ちに首都ウェッルスカイに向かえ!!」
ゴォォォォオオオオオ〜〜〜〜〜〜!!!(多くのタンクの走行音
ウォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
ギコギコギコギコギコギコ・・・!!
首都ウェッルスカイ 国王宮殿
パルウェッツェイ秘書(レオパルト1)「大変で〜〜〜〜〜す!!国王!!!」
ブライト・ギガ・リード国王(シュバルツ元元帥)(VI号戦車ティーガIE型)「どうしたんだ?」
パルウェッツェイ秘書「敵軍の移動要塞が首都に接近中です!!」
ブライト・ギガ・リード国王「つ、ついに敵軍も首都を潰しに来たか・・・」
パルウェッツェイ秘書「まだ来てませんけど。接近してるだけなんですが国王!」
ブライト・ギガ・リード国王「あぁ、この国なんか潰れてしまえ・・・。」
パルウェッツェイ秘書「(・・・。それまないだろ!)」
首都ウェッルスカイ
ギーコーギーコーギーコーギーコーギーコーギーコーギーコーギーコー(キャタピラの轟音
ウルルルルルッルッル〜〜〜ン(エンジン音
ギーコーギーコーギーコーガシャン!(走行していたタンクが止まる
ウィーーーーーン(ターレットの回転音
国防軍最高指揮官サルウェイ元帥「第4〜6国防部隊は速やかに指定の防衛位置につくんだ!第7〜10国防部隊は首都を囲むように防衛につけ!!」
ギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコギコ
ウォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンウオーーーーーーーーーーン
ゴォゴォゴォゴォゴォゴォ
ギャキャリギャキャリギャキャリギャキャリギャキャリギャキャリギャキャリギャキャリ(キャタピラの轟音
首都郊外
グォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン(走行音
レイシード元帥「首都まであと少しだな。敵は今どこにいるのだろうか・・・。」
360度見渡す限り何も無い荒野・・・
ただ、目に入り通り過ぎるのは荒れ果てた大地だけだった。100年も前に起きた戦争で戦場となったこの地には元はその時代に世界最大の都市があったという。
戦争により、ある凶悪な兵器が使われた。その兵器はすべてのものを跡形もなく消し去る兵器だったと歴史書には刻まれている。そしてチョロQたちも大勢が死んだという。
それいらい、兵器が使われて場所は雑草の一本も生えなかった・・・。
今この荒野にいるのはレイシード一人だった。荒野に響くのはエンジンの轟音とキャタピラの甲高い悲鳴のような音だけだった・・・レイシードは沈黙のまま荒野を走るのだった。荒野もまた100年前のあの日以来静かに眠っている。
しかし、荒野の眠りもそう長くは続かなかった。100年前のあの日以来の『戦い』が訪れようとしているのだった・・・。
レイシードは見た。太陽光をうけたところは目が潰れそうなほど激しく白く光。ボディは銀色で、今までに見たこともないような光沢を放っていた。
ウィーーーーーーーーーーーンウィーー・・・ン
銀色に輝く巨大な物体はレイシードに向かって突っ込んできた。
レイシード元帥「新型のホバータンクか!?いや・・・エアフローター搭載のタンクか!?」
ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
レイシード元帥「!!」
ギリギリギリギリーーー!!
レイシードは一気に加速した。銀色に輝く物体の腹の下を潜り抜けた。
フィーンウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
銀色に輝く物体も向きをかえるべく速度を落とし旋回していた。
レイシード元帥「敵か?」
パカウィーウィーン
シュンビーーーーーーーーーーーーーーーー
レイシード元帥「レーザー!」
ギュギギギギー
レイシード元帥「やはり敵か!それなら容赦はせん!!エアーかホバーかしらんが旋回力機動力はこっちが上だ!レーザーなんかではあたりはせんぞ!!」
ウィーンウィーーン
銀色の物体の目と見えるところが動いた。丸いボタンのようなひらべったい形をしていた。
フォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンウィウィーーーーーーーーーーーーーーーーン
シュンビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レイシード元帥「またレーザーか。そんなものは当たらん!」
ギュギーギギギー!!(旋回
フィーーーーーーーーーーンゥィーーーーーーーーーーン(敵の走行音
シュウィーンバシュン!!(レーザービーム発射
ドガゴォゴォーーーン(レーザービームが(大地をえぐる。
レイシード元帥「レーザービームか?!チッ。かすったか...。それにしてもすごい威力だ・・・!直径数十メートルものでかい傷跡をつくるとは・・・。」
フィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ボォゥン!(砲弾の発射
フィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レイシード元帥「・・・ちょこまかと!こうなれば接近して奴の足を!」
ギゥリィリィリィリィーーーーーーーーー!
ボォゥン!シュッ ボォゥン!シュッ ボォゥン!シュッ
ドォゥッドォゥーーーン!
銀色に輝く物体はバランスを崩し一時的に機動力が落ちた。
レイシード元帥「(今がチャンスだ!)」
バゥンバゥンバゥンバゥンバゥンバゥンバゥンバゥン!
シュ!ドドドドドドーン!
フィンフィフィフィフィーフィ〜ン...。
レイシード元帥「よし!後は奴を倒せばそれで終わりだ!」
レイシードが言い終えた後、銀色に輝く物体の内部でかすかな音がした。
ブィーーーーーーーーン
その瞬間
シュイィーーーーーン
ギャシャンギィーガシャン
銀色に輝く物体は全身から無数の兵器を展開した。そしてレイシードに隙を与えないまでの総攻撃をしてきた!
ババババババババババババババババババ!!(機関銃&ガトリング
パシューーーーーーーーパシューーーーーーー(弾道ミサイル弾
シューン
ドダダードドォォンボゴォーーーーンドォーン
レイシード元帥「ぬあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ドゴォオオオオオオ!!(爆発音
ゴォォォォォォォォォォ(火をふいたタンクが燃える音
・・・・・
首都
バババババババババババババババババババババ!!(銃撃音
チュドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
ゴォォォォパチパチパチパチッ(民家や破壊されたタンクが燃える・・・。
首都ウェッルスカイは火と煙をふき今も続く戦闘では多くのタンクが破壊され逝った。
煙火に包まれし首都はがれきと化し、激しい戦いはなおも続く・・・。
デュヒューラー第3狙撃部隊隊長「デミストーーーーン!!!」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォ
がれきの首都に燃え上がる炎の音が四方八方から聴こえ、銃撃とキャタピラの轟音で燃え上がる炎の音は消える。
パルウェッツェイ秘書「国王!!行かないでください!!」
ブライト・ギガ・リード国王「うるさい!私は戦場へ出る!!死んでも悔いは無い!!」
パルウェッツェイ秘書「でわ、この国は国王が亡くなってからは誰が国を治めるんですか?(焦り」
ブライト・ギガ・リード国王「それはこの国を平和で、治安良く、そして、勇気あるものがやっていけば良いのだ!」
パルウェッツェイ秘書「そんな無茶苦茶な〜。」
ブライト・ギガ・リード国王「誰がなんと言おうと私は行くぞ!!」
ウォーンウォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
パルウェツェイ秘書「国王ーーーー!!」
戦場はますます激しい戦闘となり死車も1000を超えた。
激しさを増す首都ウェッルスカイの煙火の激戦・・・
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