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雑談板 チョロQ小説板  

どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊第六十七話設定前編 ダークスピリッツ 2006/12/11 22:56
  Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編 ダークスピリッツ 2006/12/14 0:31
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編その2 ダークスピリッツ 2006/12/19 18:16
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編その2 ダークスピリッツ 2006/12/23 19:37
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定前編 ダークスピリッツ 2006/12/31 21:57
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定中編 ダークスピリッツ 2007/1/1 0:14
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定後編 ダークスピリッツ 2007/3/3 3:25
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定前編 ダークスピリッツ 2007/3/14 0:51
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定中編 ダークスピリッツ 2007/3/18 14:13
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定中編2 ダークスピリッツ 2007/3/18 14:13
   Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定後編 ダークスピリッツ 2007/3/25 17:20
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定前編その1 ダークスピリッツ 2007/5/8 2:20
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定前編その2 ダークスピリッツ 2007/5/9 22:51
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編 ダークスピリッツ 2007/5/15 18:25
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編その2 ダークスピリッツ 2007/6/4 23:03
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編その3 ダークスピリッツ 2007/6/4 23:04
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定後編その1 ダークスピリッツ 2007/6/5 21:14
   Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定後編その2 ダークスピリッツ 2007/6/15 18:56


宇宙戦艦紀伊第六十七話設定前編
 ダークスピリッツ  - 2006/12/11 22:56 -
  
第六十七話戦況好転・セイロン沖航空戦

規模
QW連合軍
艦隊

Qタンク第15巡洋艦隊(司令ライズドール大佐車種Mk.VIII巡航戦車クロムウェル)
旗艦ロンドン級
新鋭重巡洋艦ロンドン級3隻
重巡洋艦ケント級4隻
軽巡洋艦アリシューザ級4隻
駆逐艦コドリントン級8隻
計20隻 航空機16機(艦上戦闘機フルマー16機)

Qタンク第8機動艦隊(司令セラーズ准将車種Mk.VII巡航戦車カヴェリア)
旗艦カレイジャス級「カンタベリー」
新鋭中型空母カレイジャス級1隻
軽空母フューリアス級6隻
新鋭重巡洋艦ロンドン級6隻
重巡洋艦ケント級2隻
軽巡洋艦アリシューザ級4隻
駆逐艦コドリントン級10隻
計30隻 航空機304機(戦闘機124機 艦上爆撃機170機 艦上攻撃機10機)

Qレース第6主力艦隊(司令ファーゴット少将車種S14シルビア)
旗艦フライダーツ級「アナンケ」(新鋭戦艦)(艦長パトリック大佐車種RX−7サバンナ)
新鋭主力戦艦フライダーツ級3隻
新鋭大型空母コロンブス級1隻
主力戦艦マゼラン級10隻
重巡洋艦サラミス級12隻
軽巡洋艦リアンダー級8隻
駆逐艦コドリントン級15隻
計50隻 航空機200機(戦闘機140機 艦上爆撃機60機)

Qレース第20駆逐艦隊(司令八木大佐車種四式中戦車)
旗艦バシリスク級「ビーグル」
新鋭駆逐艦アカスタ級2隻
旧式駆逐艦アマゾン級7隻
旧式駆逐艦アンバスケイド級5隻
計15隻

航空隊
Qタンク第8機動艦隊所属航空隊第1部隊
艦上戦闘機フルマー・・・40機
艦上戦闘機シーハリケーン・・・24機
計62機

Qタンク第8機動艦隊所属航空隊第2部隊
艦上戦闘機フルマー・・・40機
艦上戦闘機シーハリケーン・・・24機
計62機

Qレース第6主力艦隊所属航空隊第1部隊
艦上戦闘機フルマー・・・35機
艦上戦闘機シーハリケーン・・・35機
計70機

Qレース第6主力艦隊所属航空隊第2部隊
艦上戦闘機フルマー・・・35機
艦上戦闘機シーハリケーン・・・35機
計70機

日戦軍団第389航空隊(司令九条少佐車種三式中戦車)
九五式戦闘機・・・20機
九七式戦闘機・・・40機
陸上戦闘機「隼」・・・20機
計80機

日戦軍団第388航空隊(司令沢田中佐車種五式中戦車)
局地戦闘機「雷電」・・・40機
局地戦闘機「天雷」・・・20機
局地戦闘機「紫電」・・・20機
計80機

QW連合軍戦力計艦艇115隻 航空機680機(戦闘機440機 爆攻撃機240機)

大日本帝国
艦隊

大日本帝国第4機動艦隊(司令佐久間少将車種五式中戦車)
旗艦蒼龍型
正規空母蒼龍型1隻
軽空母鳳翔型4隻
新鋭軽空母祥鳳型4隻
主力戦艦敷島型8隻
重巡洋艦浅間型10隻
軽巡洋艦秋津州型5隻
軽巡洋艦新高型5隻
駆逐艦磯風型12隻
計50隻 航空機558機(戦闘機318機 艦上爆撃機120機 艦上攻撃機120機)

大日本帝国第7主力艦隊(司令元山少将車種四式中戦車)
旗艦薩摩型(新鋭戦艦)
新鋭主力戦艦薩摩型3隻
主力戦艦敷島型10隻
主力戦艦香取型6隻
重巡洋艦八雲型10隻
重巡洋艦浅間型6隻
軽巡洋艦新高型8隻
駆逐艦磯風型10隻
駆逐艦楢型6隻
計60隻 航空機224機

大日本帝国戦力計110隻 航空機782機(戦闘機542機 爆攻撃機240機)

ベータ沖

カルオス第10哨戒艦隊
旗艦バンカーヒル級
対潜空母バンカーヒル級1隻
軽巡洋艦ムサイ級8隻
計10隻 航空機60機 (戦闘機30機 対潜攻撃機30機)

カルオス第1088偵察航空隊(司令ダンゲル中佐車種V号中戦車パンターF型)
最新鋭対潜哨戒機イリューシンIl−38メイ・・・2機
最新鋭電子偵察機Ah−12カブB・・・2機
計4機

カルオス軍戦力計艦艇10隻 航空機64機(戦闘機30機 攻撃機30機 特機4機)

中編へ続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@softbank219202220145.bbtec.net>


Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編
 ダークスピリッツ  - 2006/12/14 0:31 -
  
戦闘経過
オルキス沖で内外惑星連合両艦隊が対陣するなかラファリエス本星から亜空間高速戦艦シルグノーム級4隻が亜空間移動を行いどこかの宙域へワープした・・・。

その頃ベータ沖では・・・。
前の戦闘でベータ裏側を占領したQW、デュミナス連合軍。そのためライトウォーター基地から日戦軍団やQシュタインの潜宙艦隊が出撃し、ベータ近辺やベータ〜ガンドルフ間の通商破壊を行っていた。そのためガンドルフからの増援物資が途絶がちになっていた。この日も増援物資を積載した輸送船6隻、駆逐艦8隻の内輸送船4隻、駆逐艦3隻が日戦軍団の潜宙艦隊により撃沈された。こちら(カルオス)の与えた被害は潜宙艦2隻損傷のみで撃沈は出来なかった・・・。これに困ったカルオス軍はガンドルフ基地から第10哨戒艦隊を出撃させた。10隻で編成されたその艦隊は増援物資を積載した輸送船10隻を護衛しながらベータへ向かった。そして同時刻ガンドルフ基地から四発の大型機4機がベータへ向け飛び立っていった。
大型機が飛び立ってから数時間後ベータ近辺にて。
ベータ近辺にはQシュタイン所属の潜宙艦2隻(IXA中型潜宙艦)が待ち伏せ場所へ向かうべくベータ側面を航行していた。既にベータ側面にも敵艦隊の姿はあまりない。どうやら本隊の防備に引き抜かれたようだ。すくなからずいる艦艇の目を避けながら進んでいた。そして敵本隊の遠くを通り抜け付近に艦艇がいない事を確認して一旦浮上した。その時大きなプロペラ音がした。それは見たことも無い大型機が4機であった。危険を感じた2隻の艦長は急速潜航を命じた。2隻は急速に潜航し始める。その時4機の内の最も大型な2機が接近してきた。後の2機は反転離脱したように思えた。そして2機の大型機がこちらに向けて降下してきた。そして爆雷投下。しかし既に急速潜航していたので当たらなかった。しかし2機は執拗に2隻のQシュタイン潜宙艦を攻撃した。潜宙艦は安全深度限界の深度250に潜航していた。しかしカルオス軍の爆雷は深度280の深さまで投下可能であった。なので深度250まで届くのである。次々と爆雷が炸裂した。そして更に潜航を始めた2隻。深度限界の300まで潜ろうというのだ。しかし深度280に差しかかった所2隻の内1隻が艦首に至近弾、司令塔付近に命中弾があった。もの凄い爆風と亜空間の空気が流れ込んでくる(この空気はかなり重さがあり水のように流れ込んでくる。この空気の中はチョロQが息をする事が出来ない)。その数秒後その潜宙艦は沈没した。もう1隻の潜宙艦も2機の猛爆撃を受け付近にベータ裏側軍港に救援信号を出していた。それを受け取ったベータ裏側軍港司令部は付近で輸送船団の待ち伏せをしている日戦軍団、Qシュタイン連合潜宙艦隊9隻のうちQシュタイン所属潜宙艦1隻を現場に急行させた。その潜宙艦が現場に到着した時無数の傷が付いた先ほど救援信号を出したと思われる潜宙艦を発見。連絡を取り合い確認した後その潜宙艦を曳航してベータ軍港へ撤退した。そして舞台は待ち伏せ部隊へ移る・・・。

日戦軍団潜宙艦6隻とQシュタイン潜宙艦2隻で構成された8隻の潜宙艦隊はベータ〜ガンドルフ間の通商破壊行為を行っていた。そして今日も当宙域に置いて待ち伏せを行っていた。(普通同じ所にいれば逃げられてしまうが色んな所を転々としているので見つからずに撃破数を増やしていった)しばらくすると遠くに20隻の艦隊が見えた。その内10隻は輸送船だ。しかし護衛艦はいつもの駆逐艦ではない。中型艦が8隻、そして明らかに空母と思われる中型艦が2隻見えた。その潜宙艦隊司令は直感的これは護衛空母だなと思った。そして案の定敵の護衛空母2隻から20機の対潜攻撃機が飛んできた。各潜宙艦は浮上し対空機銃で応戦しながら回避運動に移った。意外に日戦軍団の潜宙艦は機動性が良い。次々と爆雷を回避しながら敵機を迎撃した。しかし潜宙艦は対空兵装が少ない。中々撃墜できないでいた。一方対潜攻撃機が日戦軍団潜宙艦に気を取られている間にQシュタイン潜宙艦2隻が輸送船団に接近。2隻合わせて8本の宇宙魚雷を放った後即刻撤退した。そして対潜攻撃機の攻撃の合間をぬって日戦軍団潜宙艦も輸送船団の方向に宇宙魚雷発射。そして敵ムサイ級の砲撃も加わり危険になったので撤退した。しかし撤退寸前ムサイ級3隻の砲撃が日戦軍団潜宙艦1隻の司令塔を貫通し、船体をかすめ司令塔が爆発炎上。司令塔で火災が発生したが航行を続けた。しかし方向が分からないので僚艦に曳航してもらいながら帰還した。一方輸送船団側は輸送船が1隻撃沈された以外は防御の硬いムサイ級が盾となり輸送船団に損害は無かった。それでもムサイ級1隻が4本の魚雷を食らい中破。2隻が小破した。そして対潜攻撃機3機が撃墜された。

そして戦いはセイロン沖に続く・・・。

中編その2へ続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@softbank219202220145.bbtec.net>


Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編その2
 ダークスピリッツ  - 2006/12/19 18:16 -
  
ようやく創作意欲が沸いてきた^^なんか「サレックス」中心になってる^^;

戦闘経過
潜宙艦隊が撤退した同時刻大日本帝国首都大京である試作機の試験が行われていた。それは試作陸上攻撃機「深山」。四発の大型爆撃機で大きさは34mとQW軍の大型爆撃機より大きく日戦軍団の「深山」よりも2m程大きい。5000kgの爆弾と多数の防御銃座を装備する最新鋭機として開発された。そして今日試験飛行が行われ最高520kmの速度を記録。その他の試験にも良好な性能を残したため量産段階に入り、更に高性能を目指した陸上攻撃機「連山」の設計を開始した。

そしてその数分後大日本帝国本星アーク軌道上。110隻の艦隊が待機していた。そこへ突如4隻のラファリエス艦が現れた。そしてその4隻のラファリエス艦を中心に陣形を組みそしてまたどこかへワープした・・・。

そして更に数分後セイロン基地沖合いを警戒していたQタンク第15巡洋艦隊が前方の空間に歪みが起こり一瞬光が走ったかと思うと100隻以上もの艦隊が現れた。その艦艇の船体を見ると大日本帝国の旭日旗が掲げられていた。しかもその中に4隻のラファリエス艦が見えた。艦型を照合するとそれは4隻ともシルグノーム級であった。第15巡洋艦隊旗艦「サレックス」は直にセイロン基地に敵艦隊襲来、救援求むと打電した。それを受け取ったセイロン基地は基地からQタンク第8機動艦隊・Qレース第6主力艦隊と日戦軍団第389及び388両航空隊を出撃させた。滑走路から次々と戦闘機が発進していったが沖合いといっても結構遠くだったので飛行機はともかく艦艇が到着するのには少し時間が掛かりそうだった・・・。
その頃Qタンク第15巡洋艦隊と大日本帝国・ラファリエス艦隊との間で戦闘が始まっていた。しかし第15巡洋艦隊は重巡洋艦8隻・軽巡洋艦4隻・駆逐艦8隻の計20隻で構成され、対する大日本帝国は110隻の艦艇で構成されており戦艦、空母等の大型艦艇も含まれていた。どうみても苦戦は必至だった。しかし巡洋艦12隻を敵に急速接近させ装甲の薄い駆逐艦は後方で砲撃支援に回らせた。そして敵重巡洋艦3隻に集中砲火。これを全て撃沈。そのまま近くにいる敵艦艇に攻撃を行い少なくとも2隻を撃沈。そして反撃が始まる前に機関全速で敵艦隊から離れ回避行動に移った。これに驚いた大日本帝国艦隊は第4機動艦隊から戦闘機100・艦上爆撃機40・艦上攻撃機40で構成された180機の第1次攻撃隊を発艦させた。それを見たライズドール大佐は艦隊から16機の艦上戦闘機フルマーを発進させ迎撃に当たった。直後「サレックス」の砲撃が敵磯風型駆逐艦に命中、撃沈した。しかしこちらも6隻沈められていた。敵戦闘機は九六式艦上戦闘機、零戦一一型で構成されていた。どうやら九五式は前線から下げられたらしい。しかしフルマーも既に旧式化してきている戦闘機である。性能はともかく数で圧倒的に劣り、戦果に対してこちらの損害の方が大きかった。そして73機もの爆撃機が降下してきた。敵は全て重巡洋艦を狙っていた。そして旗艦「サレックス」にも十数機の爆撃機、攻撃機が向かってきた。まず対空ミサイルで数機打ち落とした。しかし当然敵機は引かない。段々と右舷に近づいてくる敵機に10cm両用レーザー砲4基、25mm連装機銃6基が一斉に旋回する。そして敵機めがけて4基の対空レーザー砲、6基の機銃が一斉に射撃を開始した。1機の九四式艦上爆撃機が爆発、四散した。そしてもう1機被弾、墜落。しかし残った数機が爆弾・宇宙魚雷を投下した。しかし艦長の的確な判断によりほとんど回避。しかし250kg爆弾1発が甲板に命中、火災を起こしたが戦闘に支障は無かった。しかし次々と敵機が降下してくる。艦載機部隊もほとんど撃墜されたようだ。次々と迫り来る敵機を迎撃しながら増援を待った。そして遂にデヴォリア基地所属のQレース第20駆逐艦隊が到着、対空射撃を開始した。そしてセイロン基地から日戦軍団2個航空隊が到着、空中戦は一気に傾いた。日戦軍団第389航空隊はまだ機種変更がされていないようで九五式戦闘機や九七式戦闘機で構成されていた。それに対して第388航空隊はルナツーから転属してきた航空隊で航続距離の長い新型局地戦闘機「天雷」や「紫電」も含まれており強力な航空隊だった。それら160機の戦闘機は100機の敵戦闘機隊に突入、乱戦状態となったが状況は優勢だった。4機まで減った第15巡洋艦隊艦載機部隊もそれを見て奮戦した。そのお陰で一旦攻撃が止んだ。その隙を突いて第15巡洋艦隊、第20駆逐艦隊から敵艦隊に向けて一斉砲撃が始まった。敵艦隊も主力戦艦を前に出して応戦した。その結果第1、第2済射で駆逐艦3、軽巡洋艦1、重巡洋艦2を沈めたがこちらも計5隻の艦艇が沈んだ。そして敵艦隊の砲撃が「サレックス」に集中した。「サレックス」はこれを避けながら20.3cmレーザー砲で応戦する。しかし遂に敵の放った30.5cmレーザー砲が右舷に命中。装甲を突き破り中で爆発した。艦内で火災発生の通信が艦橋に届いた。急いで消化活動が開始された。そして「サレックス」は前線より少し後退した。空中戦では優勢なものの依然敵艦隊はまだ100隻程残っており再度戦闘機200・艦上爆撃機40・艦上攻撃機40で構成された第二次攻撃隊が発進、第一次攻撃隊残存戦闘機と合わせてまた大規模な空中戦が展開された。その数分後遂にQタンク第8機動艦隊、Qレース第6主力艦隊が到着。第6主力艦隊は新たな旗艦「アナンケ」を中心とする大規模な艦隊に生まれ変わっていた。そして14隻の戦艦から次々と砲撃が開始された。重巡隊もそれに続く。しばらく一進一退の攻防戦が続いた。そしてしばらくしてデヴォリアから艦隊が発進したという報を傍受した大日本帝国艦隊は陽動もこれくらいでいいだろうとして再びラファリエス艦を中心として陣形を建て直しワープ。全ての敵が撤退した。総合して敵に与えた損害よりこちらの損害の方が大きかった。そして味方艦隊は損傷艦を優先してセイロン基地とデヴォリア基地へ撤退した。今回の戦闘で4隻の敵艦を沈めた功労艦「サレックス」も火災を消しとめ自力で撤退した。

この数時間前からベータ基地では地上部隊の撤退が始まり、オルキスでは今までにらみ合っていた両艦隊が激突、大規模な艦隊戦が始まっていた・・・。

後編へ続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@softbank219202220145.bbtec.net>


Re:宇宙戦艦紀伊第六十七話設定中編その2
 ダークスピリッツ  - 2006/12/23 19:37 -
  
損害
艦隊
Qタンク第15巡洋艦隊(司令ライズドール大佐車種Mk.VIII巡航戦車クロムウェル)
旗艦ロンドン級「サレックス」中破
新鋭重巡洋艦ロンドン級1沈没、2中破
重巡洋艦ケント級3沈没、1小破
軽巡洋艦アリシューザ級2沈没、1大破(曳航)、1中破
駆逐艦コドリントン級3沈没、4中破、1小破
残存11隻 航空機4機(艦上戦闘機フルマー4機)

Qタンク第8機動艦隊(司令セラーズ准将車種Mk.VII巡航戦車カヴェリア)
旗艦カレイジャス級「カンタベリー」無傷
新鋭中型空母カレイジャス級1無傷
軽空母フューリアス級1小破、5無傷
新鋭重巡洋艦ロンドン級4沈没、2中破
重巡洋艦ケント級1沈没、1中破
軽巡洋艦アリシューザ級2沈没、1中破、1小破
駆逐艦コドリントン級5沈没、1中破、4小破
残存18隻 航空機267機(戦闘機116機 艦上爆撃機142機 艦上攻撃機9機)

Qレース第6主力艦隊(司令ファーゴット少将車種S14シルビア)
旗艦フライダーツ級「アナンケ」(新鋭戦艦)無傷
新鋭主力戦艦フライダーツ級3無傷
新鋭大型空母コロンブス級1無傷
主力戦艦マゼラン級1沈没、2中破、6小破、1無傷
重巡洋艦サラミス級4沈没、4小破、4無傷
軽巡洋艦リアンダー級4沈没、2中破、2小破
駆逐艦コドリントン級4沈没、8中破、3小破
残存37隻 航空機186機(戦闘機144機 艦上爆撃機60機)

Qレース第20駆逐艦隊(司令八木大佐車種四式中戦車)
旗艦バシリスク級「ビーグル」中破
新鋭駆逐艦アカスタ級1沈没、1中破
旧式駆逐艦アマゾン級4沈没、3小破
旧式駆逐艦アンバスケイド級2沈没、1大破炎上(爆沈)、2中破
残存7隻

航空隊
Qタンク第8機動艦隊所属航空隊第1部隊
艦上戦闘機フルマー・・・6機墜落
艦上戦闘機シーハリケーン・・・2機墜落
残存54機

Qタンク第8機動艦隊所属航空隊第2部隊
艦上戦闘機フルマー・・・0機墜落
艦上戦闘機シーハリケーン・・・0機墜落
残存62機

Qレース第6主力艦隊所属航空隊第1部隊
艦上戦闘機フルマー・・・9機墜落
艦上戦闘機シーハリケーン・・・5機墜落
残存56機

Qレース第6主力艦隊所属航空隊第2部隊
艦上戦闘機フルマー・・・0機墜落
艦上戦闘機シーハリケーン・・・0機墜落
残存70機

日戦軍団第389航空隊(司令九条少佐車種三式中戦車)
九五式戦闘機・・・9機墜落
九七式戦闘機・・・7機墜落
陸上戦闘機「隼」・・・11機墜落
残存53機

日戦軍団第388航空隊(司令沢田中佐車種五式中戦車)
局地戦闘機「雷電」・・・6機墜落
局地戦闘機「天雷」・・・4機墜落
局地戦闘機「紫電」・・・7機墜落
残存63機

QW連合軍残存戦力艦艇73隻 航空機573機 沈没艦42隻 墜落機107機

大日本帝国
艦隊

大日本帝国第4機動艦隊(司令佐久間少将車種五式中戦車)
旗艦蒼龍型無傷
正規空母蒼龍型1無傷
軽空母鳳翔型4無傷
新鋭軽空母祥鳳型1小破、3無傷
主力戦艦敷島型1中破、4小破、3無傷
重巡洋艦浅間型3沈没、4中破、3小破
軽巡洋艦秋津州型4沈没、1無傷
軽巡洋艦新高型2沈没、3中破
駆逐艦磯風型4沈没、5中破、3小破
残存37隻 航空機493機(戦闘機289機 艦上爆撃機98機 艦上攻撃機106機)

大日本帝国第7主力艦隊(司令元山少将車種四式中戦車)
旗艦薩摩型(新鋭戦艦)無傷
新鋭主力戦艦薩摩型3無傷
主力戦艦敷島型1沈没、5中破、4小破
主力戦艦香取型2中破、4小破
重巡洋艦八雲型2沈没、6中破、2小破
重巡洋艦浅間型1沈没、4中破、1無傷
軽巡洋艦新高型2沈没、6中破
駆逐艦磯風型3沈没、4中破、2小破、1無傷
駆逐艦楢型1沈没、4小破、1無傷
残存50隻 航空機179機

大日本帝国残存戦力艦艇87隻 航空機672機 沈没艦23隻 墜落機110機

ベータ沖

カルオス第10哨戒艦隊
旗艦バンカーヒル級無傷
対潜空母バンカーヒル級1無傷
軽巡洋艦ムサイ級1中破、2小破、5無傷
残存10隻 航空機57機 (戦闘機30機 対潜攻撃機27機)

カルオス第1088偵察航空隊(司令ダンゲル中佐車種V号中戦車パンターF型)
最新鋭対潜哨戒機イリューシンIl−38メイ・・・0機墜落
最新鋭電子偵察機Ah−12カブB・・・0機墜落
残存4機

カルオス軍残存戦力艦艇10隻 航空機61機 墜落機3機

只今零式艦上戦闘記弐にはまっております^^;ランクSを取るのは難しい
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@softbank219202220145.bbtec.net>


Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定前編
 ダークスピリッツ  - 2006/12/31 21:57 -
  
第六十八話ベータ宙域戦(仮称)

規模
内惑星連合軍

プロトン第1主力艦隊(司令ライル大将車種M26パーシング重戦車)
旗艦カリフォルニア級「カリフォルニア」
最新鋭戦艦カリフォルニア級1隻
主力戦艦アイダホ級6隻
主力戦艦アリゾナ級6隻
重巡洋艦オーガスタ級8隻
重巡洋艦ソルトレークシティ級8隻
軽巡洋艦トレントン級12隻
対空軽巡洋艦オークランド級6隻
駆逐艦ファラガット級15隻
新鋭駆逐艦クラーク級15隻
中型空母ベローウッド級2隻
計80隻 航空機174機(戦闘機129機 艦上爆撃機20機 艦上攻撃機25機)

グリシネ本国第3巡洋艦隊(司令厚木准将車種五式中戦車)
旗艦テキサス級
旧式巡洋戦艦テキサス級1隻
重巡洋艦ソルトレークシティ級6隻
軽巡洋艦トレントン級10隻
対空軽巡洋艦オークランド級6隻
駆逐艦ファラガット級6隻
計30隻 航空機なし

ニビリア第1機動艦隊(司令アルダン中将車種ソミュアS35中戦車)
旗艦キアサージ級「キアサージ」(艦長ランダス中佐車種FCM36軽戦車)
最新鋭大型空母キアサージ級3隻
戦闘空母ジョフレ級10隻
新鋭主力戦艦カイオ・デュイリオ級12隻
主力戦艦クールベ級14隻
重巡洋艦トレント級20隻
軽巡洋艦デュゲイ級14隻
駆逐艦ブーラスク級24隻
大型駆逐艦ジャグアー級2隻
計100隻 航空機1408機

日戦軍団第1特務艦隊(司令松井元帥車種90式戦車)
旗艦「紀伊」
重巡洋艦高雄型6隻
軽巡洋艦阿賀野型4隻
駆逐艦陽炎型8隻
対空駆逐艦秋月型7隻
駆逐艦島風型8隻
計34隻 航空機80機(戦闘機50機 艦上爆撃機15機 艦上攻撃機15機)

日戦軍団第2主力艦隊(司令大鳳中将車種三式中戦車)
旗艦空母「大鳳」
装甲空母大鳳型1隻
中型空母雲龍型2隻
超弩級戦艦大和型2隻
重巡洋艦妙高型3隻
重巡洋艦青葉型1隻
軽巡洋艦天龍型2隻
駆逐艦神風型3隻
駆逐艦吹雪型23隻
計38隻 航空機航空機300機(偵察機含む)

日戦軍団第3主力艦隊(司令天城少将車種三式中戦車)
旗艦戦艦「筑紫」(長門型)
主力戦艦長門型1隻
軽空母龍驤型2隻
中型空母隼鷹型2隻
戦闘空母赤城型0隻
重巡洋艦高雄型4隻
軽巡洋艦川内型4隻
駆逐艦陽炎型10隻
対空駆逐艦秋月型10隻
計34隻 航空機250機

デュミナス第2主力艦隊(司令パーセル少将車種クロムウェル巡航戦車)
旗艦オルテウス級「グローゼウス」
最新鋭超戦艦オルテウス級1隻
新鋭3胴戦艦アレギウス級6隻
主力戦艦ダーウィン級10隻
双胴戦艦ウィンダム級10隻
最新鋭重巡洋艦アイビスR15隻
重巡洋艦アイビス級15隻
軽巡洋艦フリート級20隻
駆逐艦イファルナ級39隻
大型空母ハボローネ級1隻
計120隻 航空機1040機

デュミナス第1巡洋艦隊(司令トクエル准将車種アヴェンジャー17ポンド対戦車自走砲)
旗艦「ブレナント」(双胴巡洋戦艦ブレナント級)
双胴巡洋戦艦ブレナント級5隻
重巡洋艦アイビスR級10隻
重巡洋艦ストロング級8隻
軽巡洋艦フリートR級12隻
駆逐艦アリア級14隻
駆逐艦イファルナ級10隻
計60隻 航空機304機

基地航空隊
プロトン第1218航空隊(隊長ユウリ大佐車種M26パーシング重戦車)
旧式中型爆撃機B−1サイクロプス・・・20機
旧式中型爆撃機B−2コンドル・・・20機
旧式中型爆撃機B−4キーストン・・・35機(隊長機含む)
陸上重戦闘機P−38ライトニングII型・・・75機
計150機

プロトン第1002航空隊(隊長ファマス大佐車種M4A3シャーマン中戦車)
旧式中型爆撃機B−4キーストン・・・25機
旧式中型爆撃機B−7コンケロール・・・25機
中型爆撃機B−8ポートビル・・・20機
中型爆撃機B−9スファール・・・20機(隊長機含む)
陸上重戦闘機P−38ライトニングII型・・・90機
計180機

日戦軍団761航空隊(隊長香川中佐車種三式中戦車)
九七式重爆撃機・・・70機
一〇〇式重爆撃機「呑龍」・・・10機
陸上戦闘機「疾風」・・・60機
計140機

内惑星連合軍戦力 艦艇496隻 航空機4026機

外惑星連合軍

グンナ第2主力艦隊(司令ランティス中将車種シルビアS14)
旗艦グンナIII級(最新鋭巨大戦艦)
正規空母ザクス級2隻
主力戦艦グンナR級7隻
巡洋戦艦デーベルンR級8隻
最新鋭重巡洋艦カフカズ級6隻
重巡洋艦アドミラル・ヒッパーR級12隻
軽巡洋艦アプサラス級8隻
駆逐艦ラファーダ級16隻
計60隻 航空機398機

Qグリーン第1機動艦隊(司令マルコス少将車種JS−2重戦車)
旗艦ジブラルタル級
大型空母ジブラルタル級3隻
正規空母サラトガ級6隻
中型空母アキーラ級6隻
新鋭主力戦艦グリーンII級8隻
主力戦艦グリーン級14隻
重巡洋艦キャンベラII級8隻
重巡洋艦ザラ級8隻
新鋭軽巡洋艦ルイジ級4隻
駆逐艦ザムス・ナーダ級16隻
最新鋭駆逐艦レオーネ級6隻
計80隻 航空機1804機

Qグリーン第2主力艦隊(司令グノーム中将車種T−34/85中戦車)
旗艦ザムス・ガル級(艦長ロジェスト准将←昇進車種T−34/76中戦車)
新鋭主力戦艦グリーンII級10隻
主力戦艦ザムス・ギリII級10隻
重巡洋艦キャンベラII級10隻
重巡洋艦ザラ級8隻
最新鋭軽巡洋艦ルイジ級6隻
最新鋭駆逐艦カルロ・ミラベロ級18隻
最新鋭駆逐艦レオーネ級16隻
正規空母サラトガ級1隻
計80隻 航空機378機

カルオス第1機動艦隊(司令ゲリスク大将車種JS−4重戦車)
旗艦ドロス級「ドロス」
新鋭正規空母レイゲル級15隻
正規空母ソーサリス級10隻
大型戦艦グワジン級10隻
主力戦艦ドゴス・ギア級20隻
最新鋭高速戦艦ロンバルディア級6隻
重巡洋艦アレキサンドリア級26隻
軽巡洋艦ムサイ級10隻
新鋭駆逐艦オブライエン級20隻
駆逐艦ミンスクR級12隻
計130隻 航空機4930機

カルオス第2機動艦隊(司令ソンム少将車種SU−100駆逐戦車)
旗艦ドロス級「ドロア」
新鋭正規空母レイゲル級15隻
正規空母ソーサリス級10隻
大型戦艦グワジン級10隻
主力戦艦ドゴス・ギア級20隻
最新鋭高速戦艦ロンバルディア級6隻
重巡洋艦アレキサンドリア級26隻
軽巡洋艦ムサイ級10隻
新鋭駆逐艦オブライエン級20隻
駆逐艦ミンスクR級12隻
計130隻 航空機4930機

外惑星連合軍戦力 艦艇480隻 航空機12440機

中編へ続く
引用なし
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Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定中編
 ダークスピリッツ  - 2007/1/1 0:14 -
  
戦闘経過
戦況好転、敵部隊撤退の報を受けてQW、デュミナス軍は最後の戦闘としてベータ駐留艦隊の総力を挙げてベータ前面に布陣する敵艦隊を撃破する作戦が発動された。当初はQシュタイン軍が戦闘に参加する予定だったがもしもの時のための予備戦力として艦隊を温存する事にし、代わりにグリシネ本国が艦隊を派遣した。そして艦隊が出航する数十分前からベータ表面に未だ布陣している敵部隊をQW守備隊(ドニゲッテル少将指揮)が総攻撃を掛け撤退を早めた。そして総勢496隻に及ぶ大艦隊が出撃、左側面から攻めるデュミナス第1巡洋艦隊、日戦軍団、グリシネ本国艦隊と右側面から攻めるデュミナス第2主力艦隊とニビリア、プロトン艦隊に分かれて進んだ。そしてライトウォーター基地からは艦隊の援護目的としてプロトン・日戦軍団の470機の爆撃隊が発進した。

敵の総攻撃をキャッチした外惑星軍はカルオス撤退船団、第1、第2機動艦隊を中心に防御陣形を整えていた。そして敵左右艦隊にそれぞれ2000機ずつ攻撃隊を送りこんだ。攻撃隊の接近を探知した左右艦隊ではそれぞれ迎撃機を発進させるとともに艦隊を最大戦速まで加速させた。しかし左方艦隊では敵航空隊に対し苦戦していた。機動艦隊がある日戦軍団の空母が先の戦闘で4隻も撃沈され今だ補充が届かないまま出撃したので艦隊の航空機が減っていたのだ。それでも零戦二一型、同五二型、烈風、電征で構成された迎撃隊300機あまりが発進、必至に敵機を食い止めていた。艦艇も増速させ敵艦隊を目指していた。しかし敵機多数が艦隊に侵入、残った空母と「紀伊」、「ブレナント」を標的に攻撃を開始した。(グリシネ本国艦隊はほぼ無視)回避運動の為進行が遅れていた・・・。
そのころ左方艦隊では迎撃機1200機で敵2000機を迎撃、艦隊侵入機を半数以下に減らしていた。そのため艦隊は予定より早くQグリーン艦隊を視認、同航戦に入った。そして先頭を進む「グローゼウス」は距離38000という遠距離から主砲60.8cmレーザー砲一斉射撃。続いて副砲50.8cmレーザー砲一斉射撃。それを20秒間隔で一回という速さで斉射しながら接近した。後方のオルテウス級1隻、アレギウス級6隻もそれに続いた。距離今だ25000でQグリーン艦の有効射程距離は距離15000でデュミナス艦隊からの砲撃を避け続けるしかなかったが分間630発ものレーザー砲の洗礼がQグリーン艦隊に降り注ぐ。そして時たま電磁ガンも斉射され一方的な砲撃がデュミナス艦隊から行われていた。しかしそろそろ距離は19000を切ろうとしていた・・・。
その頃左方艦隊では・・・。
松井元帥が考えてもいなかった行動をグリシネ艦隊が起こした。それは比較的艦隊の後方に位置する日戦軍団第3艦隊の隼鷹型2隻が総攻撃を受けていた時1隻の隼鷹型に敵機の攻撃が降り注いだ。それは他方向から迫りほぼ全てが命中弾であった。しかしその隼鷹型の真上を1隻の戦艦が通り過ぎた。そしてその戦艦に隼鷹型を狙っていた爆弾が次々と命中、爆発炎上した。それはグリシネ艦隊旗艦「アナポリス」であった。「アナポリス」は多数の爆弾、魚雷の命中により激しく炎上していたが沈没まではいかなかった。そして第3艦隊空母群に迫っていた敵機に次々と猛烈な対空砲火が浴びせられた。見ると空母群の周りにグリシネ本国艦隊が集まっていたのだ。艦隊のほとんどが空母の対空支援に周り他の日戦軍団艦艇と共同で敵機を撃退した。しかし日戦軍団第2艦隊、「紀伊」が敵の猛攻を受けていた。そして旗艦「大鳳」に183機もの敵機が襲来、次々と襲い掛かった。周りの駆逐艦や「大鳳」自身が対空ミサイルや対空砲、機銃で対抗していたがその内の120機が「大鳳」に突入、次々と爆弾、魚雷を投下した。艦長の巧みな操艦により次々と爆弾を交わすが遂に250kg、500kg爆弾数発が飛行甲板に命中、飛行甲板を損傷させた。続いてSu−2II型2機が爆弾を投下しようとしたが「大鳳」の対空機銃によって撃墜された。が、内1機の搭乗員が「うおおおっ」と言いながら最後まで機を操縦。炎上しながら「大鳳」に迫った。これに驚いた艦長が回避運動を命令、操舵員が舵を切るがきりもみ回転しながら敵機が右舷に突入、格納庫に突っ込んで胴体内の250kg爆弾3発が爆発、格納庫内の航空機、搭載しようとしていた爆弾、魚雷に引火し大爆発。その場にいた整備員は全員吹き飛んだ。その爆発エネルギーは艦内を駆け巡り飛行甲板を突き破って火炎を噴き上げた。その火炎は右舷破口からも噴き上げた。しかし幸い機関部は破壊されず航行可能であった。しかし艦は炎に包まれた。大鳳中将はすぐさま消化、艦復旧命令を出した。艦上空(空?)からはまだ敵機が攻撃を仕掛けようとしていたが護衛の駆逐艦によって撃退された。そして150機の攻撃を受け、第1砲塔が使用不能になりながらも「紀伊」は前方に敵グンナ艦隊を発見、重巡洋艦高雄型6隻を引き連れて敵艦隊に接近した。後方からは軽巡洋艦や駆逐艦も追いついてくるが砲撃戦を開始した時には紀伊をはじめ第1特務艦隊34隻しかQW艦隊は参加していなかった。しかし直にデュミナス第1巡洋艦隊60隻が到着、敵艦隊と交戦を始めた。第2、第3艦隊はまだ敵機の攻撃にさらされていたがグリシネ本国艦隊と護衛艦隊の活躍によって空母の損害は最小限に食い止められていた・・・。
その頃右方艦隊では・・・。
デュミナス、プロトン、ニビリア艦隊の猛攻を受けQグリーン艦隊が敗走、幸い空母の損失は無かったが護衛艦艇の多数が撃沈され戦力は半数以下にまでなっていた。そしてデュミナス、プロトン、ニビリア艦隊が第2機動艦隊に迫った。また砲撃戦が始まった。しかし今度はカルオス艦隊が踏ん張りほぼ互角であった。そしてデュミナス艦隊から遂にズィーモス一斉発射が始まった。全長50mにも達する巨大ミサイルは真っ直ぐ敵艦隊に向かっていった。内2発が正規空母レイゲル級に命中、轟沈させた。他にも10隻近い艦艇が葬られた。そして再び凄まじい砲撃戦が始まった。そしてベータ上空にプロトン航空隊330機が到着、次々と爆撃を開始した。旧式の複葉爆撃機だがそれゆえに低速で狙いが付けにくいのが利点である。そして布張りで出来ているためにミサイルの誘導が効きにくいのである。護衛のP−38も急降下で次々と爆弾を落とし始めた。カルオス艦艇は回避運動を始めるがそれを妨害するかの如くレーザー砲の雨が降り注いだ。
そのころ左方艦隊では第1特務艦隊、デュミナス第1巡洋艦隊が共同でグンナ艦隊を撃破し、カルオス第1機動艦隊に迫った。しかしカルオス艦隊の優勢な砲撃に会い、苦戦していた。すると上空に140機の機影が。日戦軍団の爆撃隊が到着したのだ。それは一部が輸送艦隊に向かった。1機の九七式重爆が輸送船1隻に迫る。搭乗員はちょっと気が進まなかったが爆弾を次々と投下、その輸送船を撃沈した。他数隻を同様に撃沈。しかしカルオス艦隊の対空砲火により16機の爆撃機が撃墜された。そして爆撃を終え撤退する時に敵迎撃機が編隊に迫ってきた。護衛の疾風がそれに抗する。性能で勝つ疾風80機が敵を迎撃しこれを撃退させた。同じ頃プロトン編隊でも敵迎撃機の攻撃にさらされたが護衛のP−38ライトニングII型165機の活躍により撃退された。
そのころ左方艦隊では松井元帥が遂に「震風」の発射命令を出し、AD兵器「震風」が発射された。それは真っ直ぐドゴス・ギア級に向かっていった。そしてドゴス・ギア級の左舷に命中。大爆発し炎上。大破した。続き「紀伊」から70cmレーザー砲が発射されその艦は止めを刺された。輸送船団の準備が完了したとの報告が「ドロス」に届けられゲリスク大将は即刻撤退を命じた。敵全艦艇が方向を変える。そしてガンドルフ、トノスへ向けて撤退を始めた。長きに渡って行われたベータ防衛戦は遂にQW軍の勝利で幕を下ろした。しかし喜んだのもつかの間オルキス沖において互角の戦いをしていた内惑星連合軍が壊滅したとの報がQタンク王国から松井元帥に届けられる。松井元帥は驚き何故かと聞いた。すると返答は「当初1500隻だった敵艦隊に3000隻の増援艦隊が到着。一気に不利になり壊滅したとの事です」と来た。そして内惑星残存艦隊はオルキス軌道上に追い詰められているとの事。松井元帥は急いで対策を取らねばと思ったが更に最悪の報が届けられた。それはパレンバン沖にラファリエス艦隊600隻が出現。パレンバンに向かっているというものであった。それはベータ撤退と共に始まった外惑星連合軍の一大決戦であった・・・。
引用なし
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Re:宇宙戦艦紀伊第六十八話設定後編
 ダークスピリッツ  - 2007/3/3 3:25 -
  
久しぶりなんで間違ってるかも

内惑星連合軍

プロトン第1主力艦隊(司令ライル大将車種M26パーシング重戦車)
旗艦カリフォルニア級「カリフォルニア」中破
最新鋭戦艦カリフォルニア級1小破
主力戦艦アイダホ級1沈没、3中破、1小破
主力戦艦アリゾナ級1大破(曳航)2中破、2小破
重巡洋艦オーガスタ級2沈没、3中破、2小破、1無傷
重巡洋艦ソルトレークシティ級2沈没、4中破、1小破、1無傷
軽巡洋艦トレントン級3沈没、5中破、4小破
対空軽巡洋艦オークランド級1沈没、4小破、1無傷
駆逐艦ファラガット級4沈没、2大破(曳航)、5中破、4小破
新鋭駆逐艦クラーク級2沈没、4中破、6小破、3無傷
中型空母ベローウッド級1小破、1無傷
残存艦艇65隻 航空機149機(戦闘機119機 艦上爆撃機10機 艦上攻撃機20機)

グリシネ本国第3巡洋艦隊(司令厚木准将車種五式中戦車)
旗艦テキサス級中破
旧式巡洋戦艦テキサス級1小破
重巡洋艦ソルトレークシティ級2沈没、4中破
軽巡洋艦トレントン級1沈没、2大破(曳航)3中破、4小破
対空軽巡洋艦オークランド級2中破、4小破
駆逐艦ファラガット級5沈没、1中破
残存艦艇22隻

ニビリア第1機動艦隊(司令アルダン中将車種ソミュアS35中戦車)
旗艦キアサージ級「キアサージ」無傷
最新鋭大型空母キアサージ級1小破、3無傷
戦闘空母ジョフレ級2中破、7小破、1無傷
新鋭主力戦艦カイオ・デュイリオ級3沈没、5中破、4小破
主力戦艦クールベ級5沈没、5中破、2小破、2無傷
重巡洋艦トレント級6沈没、12中破、2小破
軽巡洋艦デュゲイ級4沈没、8中破、2小破
駆逐艦ブーラスク級8沈没、13中破、3小破
大型駆逐艦ジャグアー級2無傷
残存艦艇74隻 航空機879機

日戦軍団第1特務艦隊(司令松井元帥車種90式戦車)
旗艦「紀伊」小破
重巡洋艦高雄型1大破炎上(消化曳航)、4小破、1無傷
軽巡洋艦阿賀野型2中破、2小破
駆逐艦陽炎型1沈没、4中破、3小破
対空駆逐艦秋月型2中破、4小破、1無傷
駆逐艦島風型2小破、6無傷
残存艦艇33隻 航空機68機(戦闘機38機 艦上爆撃機15機 艦上攻撃機15機)

日戦軍団第2主力艦隊(司令大鳳中将車種三式中戦車)
旗艦空母「大鳳」大破炎上(消化離脱)
装甲空母大鳳型1小破
中型空母雲龍型1中破、1小破
超弩級戦艦大和型2無傷
重巡洋艦妙高型1沈没、2中破
重巡洋艦青葉型1小破
軽巡洋艦天龍型1沈没、1小破
駆逐艦神風型2沈没、1中破
駆逐艦吹雪型7沈没、12中破、4小破
残存艦艇27隻 航空機190機

日戦軍団第3主力艦隊(司令天城少将車種三式中戦車)
旗艦戦艦「筑紫」小破
主力戦艦長門型1中破
軽空母龍驤型1中破、1小破
中型空母隼鷹型1大破(曳航)1中破
戦闘空母赤城型0
重巡洋艦高雄型1沈没、1中破、2小破
軽巡洋艦川内型3中破、1小破
駆逐艦陽炎型3沈没、5中破、2小破
対空駆逐艦秋月型2沈没、6中破、2小破
残存艦艇28隻 航空機187機

デュミナス第2主力艦隊(司令パーセル少将車種クロムウェル巡航戦車)
旗艦オルテウス級「グローゼウス」小破
最新鋭超戦艦オルテウス級1小破
新鋭3胴戦艦アレギウス級6小破
主力戦艦ダーウィン級2中破、8小破
双胴戦艦ウィンダム級1大破(曳航)9中破
最新鋭重巡洋艦アイビスR1沈没、5中破、9小破
重巡洋艦アイビス級2沈没、6中破、7小破
軽巡洋艦フリート級5沈没、11中破、4小破
駆逐艦イファルナ級8沈没、24中破、7小破
大型空母ハボローネ級1無傷
残存艦艇104隻 航空機982機

デュミナス第1巡洋艦隊(司令トクエル准将車種アヴェンジャー17ポンド対戦車自走砲)
旗艦「ブレナント」中破
双胴巡洋戦艦ブレナント級3中破、2小破
重巡洋艦アイビスR級3沈没、6中破、1小破
重巡洋艦ストロング級2沈没、3中破、3小破
軽巡洋艦フリートR級4沈没、8中破
駆逐艦アリア級6沈没、8中破
駆逐艦イファルナ級4沈没、5小破、1無傷
残存艦艇41隻 航空機269機

基地航空隊
プロトン第1218航空隊(隊長ユウリ大佐車種M26パーシング重戦車)
旧式中型爆撃機B−1サイクロプス・・・4機墜落
旧式中型爆撃機B−2コンドル・・・8機墜落
旧式中型爆撃機B−4キーストン・・・2機墜落
陸上重戦闘機P−38ライトニングII型・・・6機墜落
残存機130機

プロトン第1002航空隊(隊長ファマス大佐車種M4A3シャーマン中戦車)
旧式中型爆撃機B−4キーストン・・・4機墜落
旧式中型爆撃機B−7コンケロール・・・2機墜落
中型爆撃機B−8ポートビル・・・4機墜落
中型爆撃機B−9スファール・・・5機墜落
陸上重戦闘機P−38ライトニングII型・・・8機墜落
残存機157機

日戦軍団761航空隊(隊長香川中佐車種三式中戦車)
九七式重爆撃機・・・11機墜落
一〇〇式重爆撃機「呑龍」・・・5機墜落
陸上戦闘機「疾風」・・・7機墜落
残存機117機

内惑星連合軍残存戦力 艦艇394隻 航空機3128機(沈没艦102隻 被撃墜898機)

外惑星連合軍

グンナ第2主力艦隊(司令ランティス中将車種シルビアS14)
旗艦グンナIII級中破
正規空母ザクス級1沈没、1小破
主力戦艦グンナR級2沈没、5中破
巡洋戦艦デーベルンR級4沈没、2中破、2小破
最新鋭重巡洋艦カフカズ級1沈没、3中破、1小破
重巡洋艦アドミラル・ヒッパーR級3沈没、5中破、4小破
軽巡洋艦アプサラス級3沈没、5中破
駆逐艦ラファーダ級7沈没、4中破、5小破
残存艦艇39隻 航空機276機

Qグリーン第1機動艦隊(司令マルコス少将車種JS−2重戦車)
旗艦ジブラルタル級小破
大型空母ジブラルタル級1中破、2小破
正規空母サラトガ級3中破、3小破
中型空母アキーラ級5小破、1無傷
新鋭主力戦艦グリーンII級3沈没、5中破
主力戦艦グリーン級5沈没、7中破、2小破
重巡洋艦キャンベラII級8沈没
重巡洋艦ザラ級8沈没
新鋭軽巡洋艦ルイジ級3沈没、1中破
駆逐艦ザムス・ナーダ級11沈没、4中破、1小破
最新鋭駆逐艦レオーネ級3沈没、2中破、1小破
残存艦艇39隻 航空機876機

Qグリーン第2主力艦隊(司令グノーム中将車種T−34/85中戦車)
旗艦ザムス・ガル級中破
新鋭主力戦艦グリーンII級4沈没、5中破、1小破
主力戦艦ザムス・ギリII級6沈没、3中破、1無傷
重巡洋艦キャンベラII級5沈没、2中破、3小破
重巡洋艦ザラ級6沈没、2中破
最新鋭軽巡洋艦ルイジ級4沈没、1中破、1小破
最新鋭駆逐艦カルロ・ミラベロ級8沈没、6中破、4小破
最新鋭駆逐艦レオーネ級5沈没、10中破、1小破
正規空母サラトガ級1隻
残存艦艇42隻 航空機228機

カルオス第1機動艦隊(司令ゲリスク大将車種JS−4重戦車)
旗艦ドロス級「ドロス」無傷
新鋭正規空母レイゲル級2沈没、7中破、6小破
正規空母ソーサリス級3沈没、7中破
大型戦艦グワジン級1沈没、6中破、3小破
主力戦艦ドゴス・ギア級2沈没、14中破、4小破
最新鋭高速戦艦ロンバルディア級2中破、4小破
重巡洋艦アレキサンドリア級13沈没、12中破、1小破
軽巡洋艦ムサイ級9沈没、1小破
新鋭駆逐艦オブライエン級12沈没、6中破、2小破
駆逐艦ミンスクR級11沈没、1小破
残存艦艇77隻 航空機4245機

カルオス第2機動艦隊(司令ソンム少将車種SU−100駆逐戦車)
旗艦ドロス級「ドロア」中破
新鋭正規空母レイゲル級3沈没、5中破、7小破
正規空母ソーサリス級5沈没、4中破、1小破
大型戦艦グワジン級1大破(曳航)9中破
主力戦艦ドゴス・ギア級3沈没、15中破、2小破
最新鋭高速戦艦ロンバルディア級1沈没、1中破、4小破
重巡洋艦アレキサンドリア級7沈没、13中破、6小破
軽巡洋艦ムサイ級4沈没、5中破、1小破
新鋭駆逐艦オブライエン級14沈没、3中破、3小破
駆逐艦ミンスクR級9沈没、1中破、2小破
残存艦艇84隻 航空機2794機

外惑星連合軍残存戦力 艦艇281隻 航空機8419機(沈没艦199隻 被撃墜4021機)

第六十八話設定終了。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@softbank219202220145.bbtec.net>


Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定前編
 ダークスピリッツ  - 2007/3/14 0:51 -
  
第六十九話外惑星連合軍翔一号作戦開始(仮称)

規模
QW連合

プロトン第3主力艦隊(司令ターナー少将車種M26パーシング重戦車)
旗艦ニューヨーク級(最新鋭戦艦)
主力戦艦アイダホ級5隻
主力戦艦アリゾナ級6隻
重巡洋艦オーガスタ級6隻
軽巡洋艦ヘレナ級6隻
駆逐艦ファラガット級12隻
最新鋭駆逐艦サンプソン級3隻
最新鋭軽空母サンガモン級1隻
計40隻 航空機177機

プロトン第2警備総隊(司令ファマス少将車種M4A3シャーマン中戦車)
旗艦フォーサイス級(最新鋭海防艦)
砲艦ワーランド級8隻
砲艦ユーニス級8隻
駆逐艦レイスト級16隻
第2警備総隊戦闘参加艦艇33隻 航空機なし
他の艦艇は避難船団用

ニビリア第5主力艦隊(司令ニゼール准将車種ルノーB1重戦車)
旗艦「ケルスール」(カイオ・デュイリオ級)
主力戦艦カイオ・デュイリオ級1隻
主力戦艦クールベ級6隻
巡洋戦艦プロヴァンス級6隻
重巡洋艦シュフラン級4隻
重巡洋艦デュケーヌ級2隻
軽巡洋艦デュゲイ級4隻
駆逐艦ハインド級10隻
駆逐艦ブーラスク級5隻
最新鋭軽空母バリスト級1隻
計40隻 航空機166機

ニビリア第4機動艦隊(司令ケルフォー准将車種ルノーB1重戦車)
旗艦キアサージ級
最新鋭大型空母キアサージ級2隻
戦闘空母ジョフレ級4隻
最新鋭正規空母セリベウス級2隻
新鋭主力戦艦カイオ・デュイリオ級4隻
巡洋戦艦プロヴァンス級6隻
重巡洋艦シュフラン級6隻
防空軽巡洋艦アルベルト級4隻
駆逐艦ブーラスク級10隻
駆逐艦ラドロア級6隻
計45隻 航空機946機

日戦軍団第5艦隊(司令:赤城中将)
旗艦 戦闘空母「赤城」
戦闘空母加賀型1隻
中型空母蒼龍型1隻
中型空母飛龍型1隻
大型空母翔鶴型2隻
高速戦艦金剛型2隻
重巡洋艦利根型2隻
軽巡洋艦長良型1隻
駆逐艦白露型6隻
駆逐艦吹雪型6隻
計23隻 航空機522機

日戦軍団第8艦隊(司令レンネル中将)
旗艦戦艦「美濃」(摂津型)
弩級戦艦摂津型1隻
航空戦艦白根型2隻
装甲空母改信濃型1隻
空母白崎型1隻
航空巡洋艦虎狼型3隻
重巡洋艦利根改型6隻
駆逐艦神風改型10隻
駆逐艦秋月改型11隻
潜宙艦潜高二型5隻
計41隻 航空機345機(推定)

グリシネ第3主力艦隊(司令石田少将車種五式中戦車)
旗艦アリゾナ級
主力戦艦アリゾナ級3隻
巡洋戦艦オクラホマ級4隻
重巡洋艦ソルトレークシティ級3隻
軽巡洋艦トレントン級4隻
駆逐艦ファラガット級15隻
計30隻 航空機72機

他日戦軍団第3潜宙艦隊の潜宙艦が参加。またリゾニアの小艦隊は非難船団護衛に回る

基地航空隊
プロトン第132航空隊(司令ナスカ少佐車種M26パーシング重戦車)
旧式戦闘機P−35・・・20機
旧式戦闘機P−35II・・・20機
主力戦闘機P−36・・・20機
新鋭戦闘機P−40ウォーホーク・・・10機(隊長機含む)
計70機

プロトン第133航空隊(司令ラグラ中佐車種M26パーシング重戦車)
主力戦闘機P−36・・・20機
重戦闘機P−39エアラコブラ・・・20機
重戦闘機P−38ライトニング・・・30機
重戦闘機P−38ライトニングII・・・20機
新鋭戦闘機P−40ウォーホーク・・・9機
最新鋭戦闘機P−60スーパーホーク・・・1機(隊長機)
計100機

プロトン第134航空隊(司令ライデン少佐車種M4A3シャーマン中戦車)
主力戦闘機P−36ホーク・・・30機
重戦闘機P−38ライトニング・・・50機
重戦闘機P−38ライトニングII・・・40機(隊長機含む)
中型爆撃機B−7コンケロール・・・20機
中型爆撃機B−8ポートビル・・・20機
中型爆撃機B−10ヘラクレス・・・20機
大型爆撃機B−15フォートレス・・・10機
大型爆撃機B−17フライングフォートレス・・・10機
計200機

プロトン第222航空隊(司令バスク中佐車種M10 3インチ対戦車自走砲)
重戦闘機P−38ライトニング・・・50機
ガンシップA−20ハボック・・・20機
ガンシップA−26インベーダー・・・30機
ガンシップA−40フライングフォートレス・・・10機
中型爆撃機B−25ミッチェル・・・20機
大型爆撃機B−20エアフォース・・・30機
最新鋭大型爆撃機B−24リベレーター・・・30機
計190機

QW連合軍戦力計艦艇252隻以上 航空機2788機

ラファリエス軍

パレンバン攻略艦隊第1戦隊(司令ボルケン中将車種VI号重戦車ティーガーI型)
旗艦スカウカル級
高速戦艦スカウカル級3隻
主力戦艦サンカリ級20隻
巡洋戦艦シクローヌ級30隻
新鋭重巡洋艦アーリア級30隻
重巡洋艦セリエス級40隻
軽巡洋艦ラホール級20隻
駆逐艦ヘラート級50隻
最新鋭駆逐艦シンゴラ級4隻
正規空母エレバン級2隻
計200隻 航空機1364機

同第2戦隊(司令カストロ中将車種VI号重戦車ティーガーII型)
旗艦スカウカル級
高速戦艦スカウカル級3隻
巡洋戦艦シクローヌ級30隻
最新鋭重巡洋艦キンバリー級10隻
新鋭重巡洋艦アーリア級20隻
重巡洋艦セリエス級30隻
軽巡洋艦ラホール級20隻
駆逐艦ヘラート級70隻
最新鋭駆逐艦シンゴラ級14隻
正規空母エレバン級2隻
計200隻 航空機984機

同第3戦隊(司令ゲルバー大将車種VI号重戦車ティーガーII型)
旗艦ベイシャン級
最新鋭大型空母ベイシャン級3隻
最新鋭正規空母サーバル級6隻
高速戦艦スカウカル級8隻
主力戦艦サンカリ級20隻
巡洋戦艦シクローヌ級22隻
新鋭重巡洋艦アーリア級20隻
重巡洋艦セリエス級20隻
軽巡洋艦ラホール級12隻
軽巡洋艦ホバール級8隻
駆逐艦ヘラート級60隻
最新鋭駆逐艦シンゴラ級20隻
計200隻 航空機2162機

ラファリエス軍戦力計艦艇600隻 航空機4510機

他亜空間ドライブ艦10隻 また亜空間に300隻程予備艦隊が存在

クリーク軍(避難船団救援艦隊を派遣)

第2主力艦隊(司令セレナーデ中将車種Strv.m/42中戦車)
旗艦最新鋭名称不明戦艦
最新鋭名称不明戦艦15隻
最新鋭名称不明重巡洋艦20隻
最新鋭名称不明軽巡洋艦6隻
最新鋭名称不明駆逐艦18隻
計60隻 航空機不明
引用なし
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Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定中編
 ダークスピリッツ  - 2007/3/18 14:13 -
  
戦闘経過

ここはクリーク本国のある兵器試験場。ここで複数の新兵器の試験が行われていた。まず一つめは既に正式採用され弩級戦艦に配備されている高威力広範囲光学兵器通称「デヴァインバスター」である。これは波動レーザーの色がピンクがかった紫であり目標に命中した瞬間半径1000mの範囲を巻き込んで大爆発を起こす広範囲兵器である。なお光学兵器のめ核物質は含まれていない。口径は80cm以上である。発射実験は成功。強力な兵器である事が立証された。そして次に開発されたのが通称「フォトンランサー」と呼ばれる広範囲光学兵器である。これも正式採用され巡洋艦以上の艦艇に配備が進んでいるが威力実験は初めてである。これは敵艦隊上空にプラズマ弾を撃ち出し敵艦隊上空に達した時撃ち出したプラズマ弾が無数の子弾に拡散し広範囲に降り注ぐ正に光槍である。そして主砲弾として搭載できるが弾数制限がある(大体搭載数は主砲塔1基あたり5〜10発程度)。しかし恐ろしいのがニビリアの拡散レーザー砲が1発1発の威力が低いのに対してこの「フォトンランサー」は1発1発の威力が元の主砲弾の半分ぐらいの威力があるのだ。(そのため弾数に制限があるのだが・・・)そして実験は成功した。そして最後に実験されたのがまだ正式採用されていない通称「スターライトブレイカー」と呼ばれる超高威力超広範囲光学兵器である。レーザー色は金色をしており「デヴァインバスター」に使われる粒子を組み替えて作られたもので爆発半径は5kmにも達する。しかし装置が大きく口径は200cm以上となりクリークが現在建造している超弩級戦艦「クリーク」にしか搭載されないようである。そして主砲口径250cmの砲塔が旋回し目標に対して狙いを定めた。見物者は周囲10km以上離れた所から砲塔に設置されたモニターから発射の様子を眺めた。そして発射。まず細い一条の光が放たれたと思うとそれを追うように砲塔から巨大な金色のレーザー弾が放たれ目標群(広範囲兵器の威力を見るために目標を中心にして周囲にも目標が置いてある)に向かっていた。そして命中、その刹那命中した周りが光に包まれた。そして大爆発。モニター越しからは「まるでアニメの大爆発シーンを見てるようだ」とクリーク高官は言った。それは10km離れた見物棟からも確認できた。実験は成功だった。何故このような桁外れの兵器を作るのか?それはもちろん自国を守るためである。この星系を巻き込んだ大戦争に中立を宣言したからにはどんな事からも自国を守らなくてはいけない。だからこんな兵器を造るのだ。あらゆる外敵から身を守るため・・・例えそれがQW連合だとしても内惑星連合だとしても・・・。
全ては自国民を守るため・・・
(ちなみに何故こんな通称がついているかというとクリーク軍全ての将兵の名前公募で決められたからである)

中編その2へ続く
引用なし
パスワード
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Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定中編2
 ダークスピリッツ  - 2007/3/18 14:13 -
  
一方パレンバン
沖に突如出現したラファリエスの大艦隊に困惑していたパレンバン司令部であったが出現後しばらく動きを見せなかったため駐留艦隊の出撃準備が完了しつつあった。しかし準備完了直後ラファリエス艦隊が行動開始。それに合わせてパレンバン砲台から長距離砲が準備された。それは単装40cm砲18門であった。そしてボルナソス基地司令から発射命令が下された。レーザー独特の轟音を残して18門の40cm砲が次々と沖の敵艦隊に向け砲撃を開始した。ラファリエス側では数隻が被弾沈没、更に数隻が損傷していた。砲台が時間を稼いでいる間に艦隊が到着。それに合わせて誤射を防ぐためボルナソス司令は砲台に砲撃を停止させた。QW連合側は中央を日戦軍団第8艦隊とニビリア第5主力艦隊、左翼をプロトン第3主力艦隊と日戦軍団第5艦隊、右翼をニビリア第4機動艦隊、グリシネ第3主力艦隊で編成されていた。また付近には日戦軍団第3潜宙艦隊が潜航していた。一方のラファリエス側は中央を第3戦隊、左翼を第1戦隊、右翼を第2戦隊で編成されていた。最初にQW中央2個艦隊にラファリエス側から艦載機700機が来襲。ニビリア艦隊から130機、レンネル艦隊から250機、計380機余りの迎撃機が発進した。ニビリアはMB152及びMB155で構成されており日戦軍団はレンネル中将が航空戦力をおろそかにしたせいで零戦二一型、零戦二二型、零戦五二型、そして少数零戦五二丙型で編成されていた。ラファリエス側の戦闘機はグローセGu117及びGu119計350機で構成されていた。数ではQW側が勝るが性能的に劣っていた。一方右翼及び左翼艦隊でも戦闘機同士による航空戦が行われていた。特に日戦軍団第5艦隊では震電隊長(確かいた気がする)率いる電征隊と烈風隊150機及び零戦隊150機(それとプロトンF2A・F4F隊130機)による迎撃を受けラファリエス攻撃隊500機が壊滅。逆に残存機に護衛された250機の爆撃機が敵艦隊を攻撃していた。しかし中央艦隊では迎撃機隊が突破され多数の攻撃機が日戦軍団・ニビリア艦隊に向けて攻撃を開始していた。優先目標は美濃及び摂津型であった。美濃に多数の艦載機が迫る。しかし美濃にはVLS4基と多数の高角砲、機銃が搭載されそれらが一斉に火を噴いた。しかし急降下で勇猛果敢に突撃してきた1機(Ar204コルサ)が500kg爆弾2発を投下した。しかも1発は艦橋に迫った。急いで回避運動が取られその1発は艦右舷の高角砲群に直撃、高角砲塔3基を使用不能にした。もう1発は左舷側に至近弾となって落下した。そして航空攻撃が終わった後双方の艦艇が接近して砲撃戦となった。中央艦隊ではレンネル中将率いる第8艦隊が数で圧倒的に劣りながらも弩級戦艦4隻と重巡隊が奮戦。特に美濃の砲撃は凄まじかった。40cm4連装レーザー砲、同連装レーザー砲が撃ちまくった。既に美濃単艦での撃沈数は12隻にも及んでいた。ニビリア艦隊も旗艦「ケルスール」率いる戦艦13隻の内カイオ・デュイリオ級、クールベ級計8隻が敵艦隊に拡散レーザー砲を一斉発射(クールベ級6隻は大口径レーザー砲)し敵に多大な損害を与えていた。しかし数の差はいかんともしがたくお返しとばかりにラファリエス戦艦隊44隻(6隻は既に沈没)が撃ち返す。それは美濃と「ケルスール」に集中した。「ケルスール」は両用砲、体シルグノーム用の20.3cm砲まで使用して応戦した。しかし次々と46cmレーザー弾が命中。それらは電磁シールドを突き破って命中した。度重なる爆風によって対空機銃がほとんど使用不可能になり両用砲も半数が爆風と命中弾により吹き飛ばされた。そして40cm弾が第1主砲に命中。遂に主砲塔が使えなくなった。しかしのこりの主砲で応戦。残りの戦艦隊で敵スカウカル級に集中砲撃。これを撃沈。そして「ケルスール」の放った40cm弾が敵シクロール級に次々と命中。弾薬庫に被弾し撃沈した。既に右翼艦隊では撤退が始まっていた。左翼艦隊でも抑えきれなくなり徐々に後退していた。また後方で待機していたプロトン第2警備総隊が中央艦隊支援に参戦した。しかし状況は悪化する一方だった。一方美濃も敵の集中砲火に合っていた。しかし遂に発射された「震風」により敵サンカリ級を撃沈、第2射と主砲射撃によりもう1隻サンカリ級を撃沈した。そして3発目で敵重巡1隻を撃沈。そして最後を発射した瞬間運悪く発射直後の「震風」と美濃に敵スカウカル級の主砲一斉射撃が襲った。46cmレーザー弾14本が次々と迫る。そして2本が「震風」を貫き発射直後のそれは大爆発を起こした。そして3本が艦右舷に命中。他は回避した。しかし一番損害が大きかったのは「震風」の爆発による主砲3基使用不可能、高角砲30基使用不可能、「震風」発射機使用不可能であった。また機関部に爆風の煽りを受け速度は20ktに落ちた。しかしまだレンネル中将は反撃を命令した。既に敵艦撃沈数は25隻にも上っていた。また潜宙艦隊も雷撃を開始し敵艦隊に損害を負わせ急速撤退。右翼、左翼残存艦隊もセイロン・デヴォリアへ向けて撤退を始めた。その頃「ケルスール」の損害状況は大破に近い状況であった。電磁シールド発生装置も直撃弾を受け使用不可能。艦の色々な所で火災が発生し乗員は消化活動に追われていた。そこへ再び敵重巡からの一斉射撃が襲った。数発の直撃弾を浴び更に側面主砲1基が使用不可能。しかし残った上部主砲2基と右側面主砲1基で反撃を行い敵重巡を撃破した。しかし「ケルスール」の被害も酷くニゼール司令は遂に撤退を決意。残存全艦艇にデヴォリアへの撤退命令を出した。これで残る艦隊はレンネル艦隊のみとなった。部下から撤退の進言が出されたがレンネル中将は「どうしても死守する」と言って聞かなかった。そして何度めかも分からない美濃の一斉射撃。しかし残っている主砲は4連装が2基、連装が2基だったのですこし迫力に欠けていた。そして敵軽巡を撃沈。しかしお返しとばかりに敵戦艦隊38隻(12隻は既に沈没)+援護に駆けつけた第1戦隊の戦艦隊44隻(9隻は沈没)の計82隻もの敵戦艦がレンネル艦隊に一斉射撃を始めた。この攻撃により航空戦艦白根型一隻が多数の直撃弾を浴び遂に沈没。そして前方を航行する利根改型「高瀬」からも中破の損害という報告が届いていた。そして高瀬からも撤退の進言が出されていた・・。その頃その高瀬も奮戦していた。何せ前方を航行していた航空戦艦白根型が撃沈されその周囲を航行している重巡隊に敵艦隊の照準が変わったのだ。しかも高瀬は防空巡洋艦である。対艦火力は低い。それでも艦長と砲術長の頑張りにより既に敵軽巡1、駆逐艦2を撃沈していた。しかし援護に駆けつけた第1戦隊の戦艦10隻余りから集中砲火を受け5発の46cmレーザー弾を受け中破していた。そしてさすがに潮時かと思ったレンネル中将は遂にデヴォリアへ撤退を決意。全艦艇に命令を下した。美濃の敵艦撃沈数は28隻であった。その頃パレンバンでは一般民の撤退が始まっていた。そしてリゾニアやプロトンの護衛艦艇がそれを護衛し出航準備を進めていた時突然見慣れない艦隊が輸送船を伴い入港してきたその艦隊はクリーク国旗を掲げていた。そしてパレンバンに住んでいるクリーク国民を持ってきた輸送船に乗船させ速やかに出航した。その際クリーク旗艦から護衛艦隊旗艦に向けて「我が艦隊が注意を引くから早く撤退してくれ。それが我が国のできる精一杯の援護だ。」と通信を残していった。それと同時に時間稼ぎとしてプロトン航空隊560機が第3戦隊を目標に発進した。それを察知した第3戦隊、近くにいた第1戦隊から合計900機もの迎撃機が飛び立った。そして先頭を行くプロトン第133・132航空隊に攻撃を仕掛けた。多数のGu117及びGu119とそれに向かっていくP−35・P−40等の戦闘機が乱れ飛ぶ。その中に1機だけ違う飛行機が飛んでいた。ラグラ中佐が操るP−60であった。P−60は精鋭のラグラ中佐に送られた最新鋭機であった。性能でGu117を超える。それにラグラ中佐の神業的技術が加わって正に無敵の状態であった。次々と敵機を撃墜していった。しかしそういう奮戦空しく500機以上の敵機が爆撃隊に群がった。B−17やB−24の強力な防御砲火がそれに抗する。そして戦闘機を追いかけている大型機が居た。バスク中佐搭乗のA−40であった。そして機首機銃及び機体上部・下部機銃の一斉射撃によりこれを撃墜。また数機の敵機が近寄ってきたが尾部・側面・上部・下部機銃が応射し全て撃墜した。そして残存機が遂に敵艦隊に辿り着いた。B−17、B−20、B−24等の大型爆撃機は高高度から、B−10やB−25等の中型爆撃機は接近して爆撃を行った。そして1機のB−10が敵空母に接近した。そのB−10は既に両方のエンジンが止まっていた。しかし爆弾を抱いたまま敵空母のどてっ腹に突入。大爆発を起こしその空母を航行不能にさせた。そして多大な損害を被りながらも敵艦隊に損傷を負わせ航空隊は撤退。そしてラファリエス艦隊は予備艦隊を呼び寄せ支援砲撃の元上陸船団を要塞へ向かわせた。そして脱出する敵艦隊を発見の報を聞き40隻程の追撃艦隊を向かわせた・・・。
その頃クリーク艦隊では敵追撃艦隊の方向に向かって名称不明の最新鋭戦艦隊15隻を並ばせた。そして司令から遂に初めてのアレの発射命令が下された。既に敵艦隊は距離20000まで接近していた。そして15隻の戦艦から「デヴァインバスター」が発射された。それは互いに融合し巨大な光となって敵艦隊の中央の飛び込んだ。そして大爆発。融合していたため更に爆発は連動し敵追撃艦隊40隻の内14隻が沈没。20隻余りが損害を受けた。そして続いて戦艦隊の主砲からレーザーではないものが発射された。それは敵艦隊の真上で炸裂し大量のプラズマ弾の雨を降らせた。そして損害を受けていた20隻余りのうち半数程度が相次いで沈没。追撃艦隊は一気に戦力の半数以上を失った。これに驚いた旗艦の重巡洋艦は撤退を命令し急いで撤退した。クリーク艦隊の損害はゼロだった・・・。圧倒的だった・・・。
後編へ続く
引用なし
パスワード
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Re:宇宙戦艦紀伊第六十九話設定後編
 ダークスピリッツ  - 2007/3/25 17:20 -
  
損害

QW連合

プロトン第3主力艦隊(司令ターナー少将車種M26パーシング重戦車)
旗艦ニューヨーク級中破
主力戦艦アイダホ級1沈没、4損傷
主力戦艦アリゾナ級2沈没、4損傷
重巡洋艦オーガスタ級4沈没、1大破(爆沈)、1損傷
軽巡洋艦ヘレナ級3沈没、3損傷
駆逐艦ファラガット級5沈没、7損傷
最新鋭駆逐艦サンプソン級1大破(消化)、2損傷
最新鋭軽空母サンガモン級1無傷
残存24隻 航空機122機

プロトン第2警備総隊(司令ファマス少将車種M4A3シャーマン中戦車)
旗艦フォーサイス級小破
砲艦ワーランド級4沈没。4損傷
砲艦ユーニス級2沈没、1大破(曳航)5損傷
駆逐艦レイスト級9沈没、7損傷
第2警備総隊戦闘参加残存艦艇18隻

ニビリア第5主力艦隊(司令ニゼール准将車種ルノーB1重戦車)
旗艦「ケルスール」大破炎上(自力脱出)
主力戦艦カイオ・デュイリオ級1沈没
主力戦艦クールベ級3沈没、3損傷
巡洋戦艦プロヴァンス級2沈没、4損傷
重巡洋艦シュフラン級3沈没、1損傷
重巡洋艦デュケーヌ級2損傷
軽巡洋艦デュゲイ級2沈没、1大破(自力脱出)、1損傷
駆逐艦ハインド級6沈没、4損傷
駆逐艦ブーラスク級2沈没、2損傷、1無傷
最新鋭軽空母バリスト級1損傷
残存21隻 航空機76機

ニビリア第4機動艦隊(司令ケルフォー准将車種ルノーB1重戦車)
旗艦キアサージ級無傷
最新鋭大型空母キアサージ級1損傷、1無傷
戦闘空母ジョフレ級2損傷、2無傷
最新鋭正規空母セリベウス級2無傷
新鋭主力戦艦カイオ・デュイリオ級2沈没、2損傷
巡洋戦艦プロヴァンス級3沈没、3損傷
重巡洋艦シュフラン級2沈没、3損傷、1無傷
防空軽巡洋艦アルベルト級4損傷
駆逐艦ブーラスク級5沈没、5損傷
駆逐艦ラドロア級2沈没、4損傷
残存31隻 航空機682機

日戦軍団第5艦隊(司令:赤城中将)
旗艦 戦闘空母「赤城」無傷
戦闘空母加賀型1無傷
中型空母蒼龍型1無傷
中型空母飛龍型1損傷
大型空母翔鶴型2損傷
高速戦艦金剛型1沈没、1損傷
重巡洋艦利根型2損傷
軽巡洋艦長良型1沈没
駆逐艦白露型3沈没、3損傷
駆逐艦吹雪型3沈没、3損傷
残存15隻 航空機413機

日戦軍団第8艦隊(司令レンネル中将)
旗艦戦艦「美濃」大破炎上(自力脱出)
弩級戦艦摂津型1損傷
航空戦艦白根型1沈没、1損傷
装甲空母改信濃型1損傷
空母白崎型1損傷
航空巡洋艦虎狼型2沈没、1損傷
重巡洋艦利根改型4沈没、2損傷(高瀬含む)
駆逐艦神風改型9沈没、1損傷
駆逐艦秋月改型8沈没、3損傷
潜宙艦潜高二型5無傷
残存17隻 航空機223機

グリシネ第3主力艦隊(司令石田少将車種五式中戦車)
旗艦アリゾナ級大破(自力脱出)
主力戦艦アリゾナ級1沈没、2損傷
巡洋戦艦オクラホマ級3沈没、1損傷
重巡洋艦ソルトレークシティ級2沈没、1損傷
軽巡洋艦トレントン級4沈没
駆逐艦ファラガット級7沈没、8損傷
残存13隻 航空機22機

基地航空隊
プロトン第132航空隊(司令ナスカ少佐車種M26パーシング重戦車)
旧式戦闘機P−35・・・9機墜落
旧式戦闘機P−35II・・・7機墜落
主力戦闘機P−36・・・11機墜落
新鋭戦闘機P−40ウォーホーク・・・4機墜落
残存39機

プロトン第133航空隊(司令ラグラ中佐車種M26パーシング重戦車)
主力戦闘機P−36・・・10機墜落
重戦闘機P−39エアラコブラ・・・8機墜落
重戦闘機P−38ライトニング・・・9機墜落
重戦闘機P−38ライトニングII・・・11機墜落
新鋭戦闘機P−40ウォーホーク・・・3機墜落
最新鋭戦闘機P−60スーパーホーク・・・損失なし
残存59機

プロトン第134航空隊(司令ライデン少佐車種M4A3シャーマン中戦車)
主力戦闘機P−36ホーク・・・13機墜落
重戦闘機P−38ライトニング・・・16機墜落
重戦闘機P−38ライトニングII・・・8機墜落
中型爆撃機B−7コンケロール・・・7機墜落
中型爆撃機B−8ポートビル・・・6機墜落
中型爆撃機B−10ヘラクレス・・・14機墜落
大型爆撃機B−15フォートレス・・・5機墜落
大型爆撃機B−17フライングフォートレス・・・4機墜落
残存127機

プロトン第222航空隊(司令バスク中佐車種M10 3インチ対戦車自走砲)
重戦闘機P−38ライトニング・・・9機墜落
ガンシップA−20ハボック・・・6機墜落
ガンシップA−26インベーダー・・・2機墜落
ガンシップA−40フライングフォートレス・・・損失なし
中型爆撃機B−25ミッチェル・・・16機墜落
大型爆撃機B−20エアフォース・・・11機墜落
最新鋭大型爆撃機B−24リベレーター・・・8機墜落
残存138機

QW連合軍残存戦力 艦艇139隻 航空機1901機(沈没艦113隻 被撃墜機887機)

ラファリエス軍

パレンバン攻略艦隊第1戦隊(司令ボルケン中将車種VI号重戦車ティーガーI型)
旗艦スカウカル級中破
高速戦艦スカウカル級1沈没、2損傷
主力戦艦サンカリ級4沈没、5損傷、11無傷
巡洋戦艦シクローヌ級4沈没、8損傷、18無傷
新鋭重巡洋艦アーリア級12沈没、8損傷、10無傷
重巡洋艦セリエス級11沈没、3大破(消化)12損傷、14無傷
軽巡洋艦ラホール級9沈没、6損傷、5無傷
駆逐艦ヘラート級9沈没、23損傷、18無傷
最新鋭駆逐艦シンゴラ級4無傷
正規空母エレバン級2無傷
残存150隻 航空機890機

同第2戦隊(司令カストロ中将車種VI号重戦車ティーガーII型)
旗艦スカウカル級無傷
高速戦艦スカウカル級1沈没、2損傷
巡洋戦艦シクローヌ級8沈没、9損傷、12無傷
最新鋭重巡洋艦キンバリー級2沈没、6損傷、2無傷
新鋭重巡洋艦アーリア級6沈没、4損傷、10無傷
重巡洋艦セリエス級8沈没、2大破(消化)、10損傷、10無傷
軽巡洋艦ラホール級7沈没、6損傷、7無傷
駆逐艦ヘラート級13沈没、25損傷、32無傷
最新鋭駆逐艦シンゴラ級2沈没、3損傷、9無傷
正規空母エレバン級1損傷、1無傷
残存153隻 航空機452機

同第3戦隊(司令ゲルバー大将車種VI号重戦車ティーガーII型)
旗艦ベイシャン級無傷
最新鋭大型空母ベイシャン級2損傷、1無傷
最新鋭正規空母サーバル級1大破(航行不能)5無傷
高速戦艦スカウカル級2沈没、6損傷
主力戦艦サンカリ級6沈没、6損傷、8無傷
巡洋戦艦シクローヌ級4沈没、9損傷、7無傷
新鋭重巡洋艦アーリア級9沈没、5損傷、6無傷
重巡洋艦セリエス級7沈没、6損傷、7無傷
軽巡洋艦ラホール級4沈没、6損傷、2無傷
軽巡洋艦ホバール級2沈没、6損傷
駆逐艦ヘラート級28沈没、20損傷、12無傷
最新鋭駆逐艦シンゴラ級5沈没、7損傷、8無傷
残存133隻 航空機1765機

ラファリエス軍残存戦力 艦艇436隻 航空機3107機(沈没艦164隻 被撃墜機1403機)


クリーク軍損害なし

第六十九話設定終了
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@softbank219202220145.bbtec.net>


Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定前編その1
 ダークスピリッツ  - 2007/5/8 2:20 -
  
第七十話散る戦友

機動力を図るためにヴァイナー軍だけ速度表示にしました。
規模
QW連合軍

第1防御陣地
戦力 Qシュタイン陣地守備隊(司令ラフォールス少佐 車種III号中戦車L型)
I号軽戦車A型25両(機銃・砲操作員)
I号軽戦車B型25両(機銃・砲操作員)
II号軽戦車F型250両
II号軽戦車G型249両
III号中戦車L型1両(ラフォールス少佐)
I号4.7cm対戦車自走砲75両
7.5cm対戦車自走砲マルダーI75両
計700両

機銃
MG08重機関銃(口径7.92mm)6丁
MG34重機関銃(口径7.92mm)2丁
MG34対空機関銃(口径7.92mm)6丁
20mm対空機関砲(口径20mm)4丁
計18丁


45口径3.7cm対戦車砲6門
60口径5cm対戦車砲4門
25口径5cm榴弾砲6門
27口径7.5cm榴弾砲2門
7.5cm高射砲4門
8.8cm高射砲(通称アハト・アハト)4門
計26門

第2防御陣地(第1、第3陣地の後方に位置する重要陣地)
戦力 日戦軍団パレンバン根拠地隊+第113、115中隊(総司令矢矧中佐(昇進)車種四式中戦車)
パレンバン根拠地隊(司令高須少佐 車種三式中戦車)
九五式軽戦車300両
九八式軽戦車300両
九七式中戦車改200両
一式中戦車199両
三式中戦車1両(高須少佐)
一式砲戦車150両
二式砲戦車50両
計1200両

第113中隊(司令矢矧中佐 車種四式中戦車)
九八式軽戦車150両
九七式中戦車改150両
三式中戦車200両
四式中戦車100両(矢矧中佐含む)
計600両

第115中隊(司令溝口少佐(昇進)車種三式中戦車)
九八式軽戦車150両
一式中戦車150両(宇野沢中尉、寺島曹長、田辺曹長、佐軒准尉含む)
三式中戦車100両(溝口少佐、佐藤大尉(昇進)萬屋大尉含む)
計400両(今だ部隊再編中)

機銃
十一年式軽機関銃(口径6.5mm)4丁
三年式重機関銃(口径6.5mm)4丁
九二式重機関銃(口径7.7mm)4丁
九八式20mm高射機関砲(口径20mm)6丁
計18丁


九四式37mm速射砲8門
一式機動47mm速射砲4門
三八式12cm榴弾砲6門
三八式15cm榴弾砲4門
十一年式7.5cm高射砲8門
八八式7.5cm高射砲4門
計34門

第3防御陣地
戦力 プロトン陣地守備隊(司令スターク少佐車種M4A3E8イーズィ・エイト中戦車)
M3スチュアート軽戦車150両
M5スチュアート軽戦車150両
M3グラント中戦車100両
M4A1シャーマン中戦車99両
M4A3E8イーズィ・エイト中戦車1両(スターク少佐)
T48 57mm対戦車自走砲150両
M3 75mm対戦車自走砲50両
計700両

機銃
M1918自動小銃(口径7.62mm)14丁
M1919重機関銃(口径7.62mm)14丁
M2重機関銃(口径12.7mm)12丁
計40丁


M3 37mm対戦車砲10門
M1 57mm対戦車砲10門
M3 3インチ高射砲8門
M1A1 90mm高射砲4門
計32門

ヴァイナー第197機動大隊(司令エステルハー大佐車種V号中戦車パンターII)
I号軽戦車C型150両(最高速度79km)
II号軽戦車M型150両(最高速度65km)
V号中戦車パンターD型250両(最高速度55km)
V号中戦車パンターA型250両(最高速度55km)
V号中戦車パンターG型99両(最高速度55km)
V号中戦車パンターII1両(エステルハー大佐、最高速度60km)
II号7.62cm対戦車自走砲200両(最高速度55km)
V号駆逐戦車ヤークトパンター100両(最高速度55km)
計1200両

機銃
MG42重機関銃(口径7.92mm)20丁
計20丁

グリーンアイランド第221小隊(司令カスター大佐車種T34重戦車(アメリカ重戦車))
M26パーシング重戦車100両
レオパルト1主力戦車100両
ベン・グリオン主力戦車99両
T34重戦車1両(カスター大佐)
IV号8.8cm対戦車自走砲ナースホルン100両
計400両

QW連合軍戦力総計 兵力5200両 機関銃96丁 火砲92門

ラファリエス軍

第1上陸大隊(司令ルーデル大佐車種VI号重戦車ティーガーII)
III号中戦車G型400両
III号中戦車L型400両
IV号中戦車E型300両
IV号中戦車J型300両
V号中戦車A型300両
V号中戦車G型300両
VI号重戦車ティーガーI200両
VI号重戦車ティーガーII200両(ルーデル大佐含む)
II号7.5cm対戦車自走砲マルダーII300両
SU−76対戦車自走砲150両
SU−85駆逐戦車150両
計3000両


7.5cm対戦車砲25門
10cm対戦車砲15門
計40門

第2上陸大隊(司令ケファルス大佐車種SU−85駆逐戦車)
III号中戦車G型400両
III号中戦車L型400両
IV号中戦車E型300両
IV号中戦車J型300両
V号中戦車A型300両
V号中戦車G型300両
VI号重戦車ティーガーI200両
VI号重戦車ティーガーII200両
II号7.5cm対戦車自走砲マルダーII300両
SU−76対戦車自走砲150両
SU−85駆逐戦車150両(ケファルス大佐含む)
計3000両


7.5cm対戦車砲25門
10cm対戦車砲15門
28cm連装破壊砲6基12門
計52門

第1上陸連隊(司令ザイカン中将車種T−10重戦車)
IV号中戦車J型1000両
V号中戦車パンターA型1000両
V号中戦車パンターG型500両
T−34/85中戦車500両
T−44中戦車500両
VI号重戦車ティーガーII500両
IS−2重戦車500両
IS−3重戦車500両
IS−4重戦車499両(近衛隊)
T−10重戦車1両(ザイカン中将)
SU−85駆逐戦車500両
SU−100駆逐戦車500両
VI号駆逐戦車ヤークトティーガー500両
計7000両


80口径24cm精密射撃砲3門(推定射程距離45km)

ラファリエス上陸軍戦力計 兵力13000両 火砲95門(内特殊大型砲15門)
引用なし
パスワード
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Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定前編その2
 ダークスピリッツ  - 2007/5/9 22:51 -
  
航空隊です。

QW連合軍

日戦軍団第362航空隊(司令京城少佐(京城大佐の弟)車種60式自走無反動砲)
陸上戦闘機零戦一一型・・・40機(京城少佐機含む)
局地戦闘機「紫電」・・・20機
局地戦闘機「紫電」改・・・10機
計70機

日戦軍団第369航空隊(司令菱沼少佐車種一式砲戦車)
陸上戦闘機零戦三二型・・・40機
局地戦闘機「紫電」・・・20機
局地戦闘機「紫電」改・・・10機(菱沼少佐機含む)
計70機

Qシュタイン第341航空隊(司令ユーリス少佐車種IV号中戦車F2型)
主力戦闘機メッサーシュミットBf109G・・・50機
主力戦闘機フォッケウルフFw190D・・・20機
重戦闘機メッサーシュミットMe410・・・20機(ユーリス少佐機含む)
計90機

Qシュタイン第222航空隊(司令バルクホルン少佐車種V号中戦車パンターA型)
新鋭戦闘機フォッケウルフTa152・・・9機
最新鋭ジェット戦闘機ゴータGo229・・・6機(バルクホルン少佐機含む)
計15機

プロトン第133航空隊残存機(司令ラグラ中佐車種M26パーシング、遅れて発進)
主力戦闘機P−36ホーク・・・10機
新鋭戦闘機P−40ウォーホーク・・・7機
最新鋭戦闘機P−60スーパーホーク・・・1機(ラグラ中佐機)
計18機

Qシュタイン避難部隊(司令ノイン上等兵車種IV号中戦車J型、多分次話登場)
中型輸送機ハインケルHe111・・・3機
最新鋭大型輸送機ブロームウントフォスBv238C・・・1機(ノイン上等兵機)
重戦闘機メッサーシュミットBf110G・・・6機
新鋭重戦闘機ドルニエDo217N・・・4機
計14機

QW連合軍機計277機

ラファリエス軍

ラファリエス第1332艦載航空隊(第1戦隊所属、司令エンデルス中佐車種IV号中戦車J型)
主力戦闘機グローセGu117・・・50機
主力戦闘機グローセGu119・・・50機
新鋭ジェット戦闘機Gu122シュペール・・・20機(エンデルス中佐機含む)
計120機

ラファリエス第1441艦載航空隊(第3戦隊所属、司令レヴァン少佐車種IV号中戦車J型)
主力戦闘機グローセGu117・・・50機
主力戦闘機グローセGu119・・・50機
新鋭ジェット戦闘機Gu122シュペール・・・20機(レヴァン少佐機含む)
計120機

ラファリエス第1449艦載航空隊(第3戦隊所属、司令ゲーブル少佐車種V号中戦車パンターA型)
主力戦闘機グローセGu119・・・70機
新鋭ジェット戦闘機Gu122シュペール・・・40機
最新鋭ジェット戦闘機Ka280カルヴァI・・・10機(ゲーブル少佐機含む)
計120機

大日本帝国第705精鋭航空隊(第3戦隊仮所属、司令坂井大佐車種五式中戦車)
                      副司令杉田大佐車種五式中戦車)
九六式艦上戦闘機・・・3機(坂井大佐機含む)
艦上戦闘機零戦一一型・・・3機(杉田大佐機含む)
計6機

ラファリエス軍機計366機(他爆撃機約300機)

中編へ続く
引用なし
パスワード
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Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編
 ダークスピリッツ  - 2007/5/15 18:25 -
  
戦闘及び時間経過(はっきり言ってまた長くなりそうです)

激戦とは程遠い戦闘が終了したベータ要塞。松井元帥は復興が始められたばかりの基地内を歩いていた。理由は簡単、ベータ要塞は巨大なため内部を覚えるためである。実は松井元帥はベータ要塞は要塞完成時にしか行った事が無かったのだ。そして軍港まで戻ってきた時修理中の戦艦「アナポリス」を見上げる将官がいた。松井元帥は見た事があった。それは昔海軍へ陸戦指導を行った時に激励し、そして日戦軍団の空母を危険を冒してまで守ってくれた厚木准将だった。松井元帥はすぐさま声をかけ、空母を守ってくれたお礼を言った。すると彼は「いや、当然の事をしたまでですよ。ちょっと無茶はしましたがね。友軍の空母を守るのは当たり前の事じゃないですか!」と答えた。その言葉で松井元帥は少し感動した。グリシネ国のしかも将官がそんな事を言うとはあまり思っていなかったのだ。そこで雑談をしながら「貴官は日戦軍団の事をどう思っているのか?」と聞いてみた所「自分はかけがえのない友軍だと思っていますよ。本国もそろそろ日戦軍団の事を叛乱軍と決め付けないでちゃんと見て受け入れるべきです。確かに元帥殿は叛乱とみられてもおかしくない行動を起こしましたがそれはグリシネ軍部の不手際で起こされた物だったのでしょう。しかも現在は立派にQW連合の中核をなしているじゃないですか!自分にとって日戦軍団の方たちは尊敬に値する方たちですよ。グリシネ本国も見習うべきです!」と答えた。松井元帥はグリシネ将官にしとくのには勿体無いチョロQだなと思った。そしてしばらく雑談した後厚木准将と別れた。そして松井元帥はまた要塞内部へと入っていった。
一人「アナポリス」を見ている厚木准将は「・・・そう今のグリシネ軍部は腐敗し始めている・・・何とか止められないものだろうか・・・。」とつぶやいた。

場所は変わりベータ司令部跡。他でもそうだがここでも新しい司令部建設の為に犠牲になった兵士の遺体の運び出し作業が行われていた。運び出された後は車種などを調べ国別に分けるのだ。担当になった兵士は誰でもやる気がしないがやるしかないのだ。そして日戦軍団から選ばれた平岡一等兵(車種五式中戦車KwK43 8.8cm砲搭載型←8.8cm砲は自分で付けた物。その分重くなり携行弾数も減ったが威力はティーガーII並み)は瓦礫の間から1両の兵士の遺体を見つけた。砲身等が折れていたが結構完全な形だった(死者にそんな事をいうのは失礼かもしれないが)。抱えて広い場所で確認してみると側面装甲の名札には「平岡」と書いてあった。階級章からは上等兵だという事が分かった。平岡一等兵は「名前が同じか・・・偶然な事もあるな。でも俺もこんな事にはなりたくないな」と言って日戦軍団兵士の遺体安置室まで持っていった。そして遺体を安置し黙祷した後部屋を立ち去ろうとすると不意に声が聞こえた。驚いて辺りを見回して見るが誰もいない。空耳かと思い部屋を出ようとすると「ここだよ!」と大きな声が聞こえた。そして後ろを振り返るとすぐ・・・近くに・・・自分が安置したはずの特二式内火艇が・・・浮いていた。その時の平岡二等兵の気持ちは「・・・・嘘でしょーーーー!!??」と相当パニクっていた。  話最後へ続く

そして上陸近づくパレンバン要塞では迎撃の準備が始まっていた。まず要塞表面上に存在する第1、第2、第3防御陣地の砲台及び機銃座にたくさんの兵士が集まり射撃準備をしていた。防御陣地は第1、第3陣地が隣接しその後方に他2つより大きい第2防御陣地が設置されている。この第2防御陣地を突破されると内部に侵入される恐れがあるので特に強化されていた。強化の内容としては兵力と火器の増強である。まず兵力としてはライトウォーターから戻ってきていた日戦軍団第113及び第115中隊(今だ再編ならず)を一時的にこの陣地を守る日戦軍団パレンバン根拠地隊に編入しまた部隊全体の指揮は第113中隊司令の矢矧中佐(昇進)が取る事になった。また第115中隊に関してはライトウォーター戦での功績が認められ昇進した溝口少佐が引き続き指揮を執る事になった。また中隊参謀の砂原大尉も昇進し少佐となっているのでこれに九龍少佐が加わると中隊としては左官が3両以上もいる珍しい隊となる。そして火器については三八式12cm榴弾砲及び同15cm榴弾砲を10門導入し対戦車、対物破壊力を高めている。しかし敵部隊の規模から見るとまだ物足りないものであった。
そして陣地守備隊とは別に陣地とは遠く離れた場所に陸戦初参戦となるヴァイナー第197機動大隊とグリーンアイランド第221小隊が布陣していた。この2個部隊は陣地守備隊より強力な戦車、対戦車自走砲で構成されていたがまだ錬度が低いので遊撃部隊として展開されていたのだ。
そして上空支援の航空隊に関しては日戦軍団2個航空隊とQシュタイン2個航空隊合計245機が投入される事になった。しかもその内日戦軍団第362航空隊司令の京城少佐はあの第117航空隊司令の京城大佐の弟である。まだ若いが兄以上の素質を持っていると言われている。また愛機は零戦一一型を長らく使用している。本人談では新鋭機よりも使い込んだこっちの方がいいらしいとの事。またQシュタインの精鋭飛行隊である第222航空隊も参戦する事になっている。
対するラファリエス軍は2個大隊及び1個連隊の13000両からなっていた。これは前回戦ったグンナ同盟軍の23452両に次ぐ数である。また航空隊は戦闘機だけで350機余り、爆撃機も含むと650機もの航空機を投入する事にしていた。またそれとは別に大日本帝国陸軍の最強精鋭部隊凶風隊に対抗するために帝国海軍が編成した第705航空隊も加わる予定でいた。上陸作戦開始時刻は刻一刻と近づいていた・・・。

それは脱出した通信兵の代わりに座っていた陸戦兵の「敵艦上機多数接近中!数推定400機!」という報告から始まった。敵の作戦が始まったのだ。まず敵の第一次攻撃は第1332艦載航空隊及び第1441艦載航空隊に守られた150機の艦上爆撃機だった。それを受けて飛行場から全ての航空隊が発進した。全体的に航続距離の低いQシュタイン航空隊が先に燃料補給に撤退し後は交代に燃料補給をするという算段であった。245機の戦闘機が次々と発進していった。しかし飛行場の隅でプロトン第133航空隊司令であるラグラ中佐(前作戦時のスコア6機)が部下にP−36及びP−40の搭乗員は燃料補給及び整備をしておけ、と命令を下していた。部下達はそれを理解したのかすぐさま準備に取り掛かっていた。
その頃敵航空隊は第1及び第3防御陣地に攻撃を仕掛けていた。第1防御陣地ではラフォールス少佐指揮の下次々と対空射撃が行われていた。第3防御陣地でも同様だった。しかし両陣地とも対戦車砲や機銃が数基破壊されていた。その時上空を大量の友軍機が通りすぎた。両陣地司令は目標を近づく敵機のみに限定し誤射を避けた。その時上空では240VS245の空戦が繰り広げられていた。質では向こうが上回るが錬度はこちらが上だった。戦況は一進一退だった。既に性能で相当劣るはずの零戦一一型を駆って近づく敵機を次々と叩き落としていた京城少佐は正面から迫ってくるジェット機を見た。それはGu122シュペールだったが乗っていたのはエンデルス中佐だった。エンデルス中佐は旧式機と侮って正面反航戦を挑んだのだ。そしてエンデルス中佐機の30mm機関砲4丁が火を噴く、と同時に京城少佐機の7.7mm機銃2丁と20mm機関砲2丁も火を噴いた。結果はなんとエンデルス中佐の負けだった。エンデルス中佐機は多数の機銃弾と機関砲弾を受け燃えていた。エンデルス自身信じられなかったが冷静になり旋回、攻撃を仕掛けた。そしてそのまま離脱するつもりだった。しかしまたも信じられない事が起こった。その零戦は攻撃を避けたかと思うとすばやく後方に回り込み攻撃してきたのだ。エンデルス中佐は「高速、離脱だ!」と言いながらスロットルを開き離脱を図った。しかしその直後20mm機関砲弾がジェット噴出口に命中し、エンジンを破壊した。エンデルス中佐は「嘘だろ・・・」の言葉を最後に炎に包まれた。
炎上し墜落していくGu122を見て京城少佐は「敵隊長機を撃墜!」と報告した後また空戦の真っ只中へ突っ込んでいった。ラファリエス第1332艦載航空隊は統制を失い母艦からの命令で全機撤退した。それを受け第二次攻撃隊と共に多数の揚陸艇からラファリエス軍兵士が上陸を始めた。また第一次攻撃隊も第二次攻撃隊と入れ替わりで撤退した。そして揚陸艇からラファリエス兵が次々と上陸してきた。ラファリエス防衛戦本幕の始まりである。
引用なし
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Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編その2
 ダークスピリッツ  - 2007/6/4 23:03 -
  
やっと中編完成。疲れた・・・。

その2

敵が上陸した事を受け第1陣地及び第3陣地では使用可能な対戦車砲及び榴弾砲を用いて敵部隊へ砲撃を開始した。しかし砲数が少ないので敵部隊が猛然と突き進んできた。そして敵部隊が接近したので両陣地は機関銃掃射を開始した。

第1陣地では敵が接近してきたとき18丁の機関銃が一斉に火を噴いた。そして基地内からは対戦車砲及び榴弾砲と対戦車自走砲が次々と敵部隊に砲撃を加えていた。しかし700VS3000である。いくら防御陣地でも数の差は歴然なので入り口を固め残りを砲撃支援に回らせた。あくまで篭城戦である。これが功をなしたのか敵部隊を足止めする事に成功。凄まじい砲撃戦となったが戦線は依然維持されていた。

第3陣地でも第1陣地と同じ戦法を取らせていたが敵が一旦退いたので様子を見ていると突然凄まじい砲撃が襲った。ラファリエスが誇る設置、移動が簡単な28cm連装破壊砲6基12門の砲撃である。それは入り口付近に集中し入り口を固めていた兵士が吹っ飛び入り口も木っ端微塵になった。そしてその隙を突いて敵が突撃してきた。しかしスターク少佐は「機関銃、対戦車部隊応戦!絶対死守だ!」と怒号を掛け自らも先頭に立って敵部隊に突っ込んでいった。
あれだけ28cm砲を叩きこんだのにまだ落とせない事に驚いていたケファルナ大佐(車種SU−85駆逐戦車)は敵に1両だけ違う戦車を見つけた。多分敵の指揮官だろうと思った大佐は照準を狙撃モードにし2500mという距離から狙いを定めた。そして砲撃。それは真っ直ぐその戦車へ向かっていった・・。
スターク少佐の傍らにいた兵士(車種M4A1中戦車、名前松井さんお願いします)は遠くから不気味な砲撃音聞いた。何か不安に感じたその兵士はスターク少佐に忠告しようとし声を掛けた。しかし少佐が振り向いた瞬間。85mm砲弾が少佐に命中した・・。
その兵士はすぐさま「隊長!」と言いながら近寄ったが爆発し炎を上げるスターク少佐は既に死んでいた・・・。
ケファルス大佐は「・・・よし!全軍突撃!、一気に落とせ!」と号令を掛け一気に攻めあがった。こうして指揮官を失った基地守備隊は敗走しほとんどが包囲され捕虜になった。

第2陣地では第3陣地から敗走してきた兵士(先ほどの兵士)の報告により第3陣地が制圧されスターク少佐が戦死した事をしった。そして来るべき敵を待ち構えるべく隊長の矢矧中佐が行動を起こした。火砲や機関銃に人員を配置し自らは入り口近くに溝口分隊と共に陣取っていた。そして兵士達に食事を取らせていた。そして溝口達は今度は守るから攻めるみたいに簡単に撤退は出来ないとか絶対に死ぬなとか色々と話し合っていた。

そして空中では依然ラファリエス軍不利の状況であった。めちゃ強い零戦が撤退したと思えば直にQシュタインの強力な戦闘機隊が飛んでくるのだ。
それを見たベイシャン級大型空母「タイシャン」では格納庫に数両の兵士が呼ばれていた。車種から見て大日本帝国に兵士だった。そして隊長から「あのエンデルス中佐もやられたのだから敵に相当な手練がいる。心してかかれ!」と言われそれぞれの機に乗り込んだ。そして「タイシャン」から九六式艦上戦闘機3機と零戦一一型3機が飛び立っていった・・・。
6機がしばらく飛行し要塞表面に到着。そして一気に上昇した。そして高空から一気に急降下、隊長、副隊長は単独、他は2機一組で敵戦闘機に襲い掛かった。その一撃でBf109Gを2機とFw190Dを2機撃墜し各個撃破に入った。
一方Qシュタイン側はいきなりの奇襲に驚いていた。ユーリス少佐も気付いた時には4機の僚機が撃墜されていたのだ。しかしそれからも悲痛な報告が続く。ユーリス少佐は「な・・・たったの6機に・・・」と驚きながらも日戦軍団航空隊に燃料補給を早くするように要請した。
それを受け急いでいた日戦軍団各機だったが直に稼動可能な機体達が居た。先の戦いで消耗していたプロトン第133航空隊であった。ラグラ中佐はこの時とばかりに管制官に発進許可を求めた。初め18機だけだと無茶だと断っていた管制官だったがラグラ中佐の熱意に折れてついに発進許可を出した。そして18機の戦闘機が次々と発進していった・・・。
敵の奇襲により混乱していたQシュタイン航空隊だったが直に態勢を立て直し反撃に出ていた。しかし立て直す間に9機も撃墜されていた。しかもラファリエス軍の残存航空隊が果敢に攻撃を仕掛けてくるのである。状況は劣勢であった。ユーリス少佐に通信が入った。それは何とプロトン第133航空隊であった。何故ここにいるのか分からなかったがとりあえず有難かった。これにより一時的だが状況は互角となった。そしてしばらくして日戦軍団航空隊が駆けつけ損耗しきったQシュタイン航空隊は一時撤退する事になった。
京城少佐は前方に九六式艦上戦闘機を見つけた。そしてすぐさま後ろを取り攻撃したがあっさりかわされ捻りこみで逆に後ろにつかれた。相当な腕だと彼は思ったが思うか思わないかの内に大量の機銃の雨が降り注いだ。しかしそこはエリート、巧みにかわし急旋回、九六式艦上戦闘機の後ろにつこうとしたが敵も旋回を始め後ろを取ったり取られたりの激しい格闘戦がしばらく続いた。途中援護をしに何機か味方機が来たが敵の鮮やかな操縦により直に撃墜されていた。京城少佐は何としても目の前の敵を墜とさなければならない気がしたが急に敵が急降下を始めた。京城少佐も直に追うが零戦は軽いため強度が低い。したがって急降下速度も一一型だと650km辺りを過ぎると機体が分解する恐れがあったのだ。なので徐々に引き離され最終的に逃がしてしまった。京城少佐としても悔しいかぎりだったが直に仲間の援護に舞い戻った。
京城少佐と戦っていた九六式艦上戦闘機にパイロット、坂井大佐は僚機を集め「タイシャン」に帰還した。部隊内に死者が出ない内に撤退するのが坂井大佐の方針だった。生き残れば更に出撃できるし経験も積めるからである。そしてこの時の戦果は戦闘機16機、火砲3門だった。

中編その3へ続く
引用なし
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Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定中編その3
 ダークスピリッツ  - 2007/6/4 23:04 -
  
その頃地上では遂にQシュタイン守備隊も敗れラフォールス少佐含む撤退兵が第2防御陣地に撤退してきた。その数300両程。そのほとんどが怪我車だったので要塞内部に運ばれていった。しかしラフォールス少佐と数両の部下は第2陣地に残って一緒に戦う事を告げた。そして遂に4000両程の敵部隊が突き進んできた。そしてその後ろから敵の70門程の火砲が次々と第2陣地に向け砲撃を開始した。しかしこちらからも25門程の火砲が反撃していた。それにあわせ敵も28cm連装破壊砲まで持ち出し、凄まじい砲撃戦となった。しかし第2陣地は矢矧中佐の指導で鉄筋コンクリートで陣地内を囲み多数の機銃座、砲座等を防壁上に取り付け(砲座の一部は陣地内)、兵舎や司令部も鉄筋コンクリートで強化され要塞化されていたので28cm砲の砲撃にも耐えていた。そして4000両もの敵部隊が突撃を行ってきた。それにあわせこちらも敵部隊側に備え付けていた8丁程の機関銃と兵士の砲撃で応戦。200〜400mという近距離で激戦が展開された。また溝口分隊にも1丁の三年式重機関銃が与えられ寺島曹長が機銃手となった。敵部隊が近づいてきたが寺島曹長の重機関銃がそれに抗する。いくら戦車Qといえども大量の機関銃弾を浴びせられれば死んでしまうのだ。また寺島曹長をフォローするように他の分隊員も奮戦、また矢矧中佐も先頭に立ち指揮を執っていたので戦況は膠着状態であった。
ケファルス大佐はまたも2000mという後方から砲撃を行っていた。ケファルス大佐の車種はSU−85駆逐戦車。その主砲である51.6口径85mm対戦車砲D−5Sは85mm高射砲から改良されたもので貫通力は500mで180mm、1000mでも165mmの貫通力を誇る(徹甲弾)。また2000mでの貫通力も140mmと強力で大抵の戦車は一撃で破壊できる力を持っている。なので2000mという長距離からも高い威力を持っているのだ。
狙撃部隊はケファルス大佐の他にもSU−85駆逐戦車2両、SU−76対戦車自走砲3両が所属しており計6両の部隊であった。またそれとは別に司令官直属部隊としてケファル大佐の周りを20両程の兵士が囲んでいた。そして対戦車部隊と共に一通り援護射撃をしたあとケファルス大佐が狙撃部隊全員に砲撃目標を限定させ砲撃命令を出した。目標は機銃座、砲台、指揮官であった。そして自らも照準を狙撃モードにし目標を探した。傍らでは目標を発見したのかSU−85駆逐戦車が砲撃を行っていた。そして目標を探し、発見した。防壁上に存在する12cm榴弾砲だった。照準を榴弾砲に定め砲撃、弾は数秒後榴弾砲に着弾し榴弾砲は兵士数両を巻き込みながら爆発した。そして次の目標は果敢に射撃している1丁の三年式重機関銃だった・・・。
溝口分隊は防壁上から果敢に攻撃を行い、迫り来る数倍(溝口分隊が担当する区画は溝口分隊含む4個分隊40両に対し敵は2個小隊200両以上)もの敵を相手にして奮戦していた。しかし隣で射撃を行っていた12cm榴弾砲が謎の遠距離砲撃を受け沈黙し更に周辺に配置していた火砲や機銃が次々と遠距離砲撃を受け損傷あるいは破壊されていった。不安になった溝口少佐は近くで射撃している寺島曹長に退避するように命令しようとした時遠くからかすかではあるがあの不気味な砲撃音が聞こえてきた。溝口少佐は間に合わないと思って寺島曹長に突っ込んで突き飛ばした。しかしそこへ85mm高速徹甲弾が飛び込んできた。そして溝口分隊隊員が見ているそばで溝口少佐を巻き込みながら機銃は爆発。少佐の姿は見えなくなった。そして黒煙が晴れた後そこには全身に傷を負いながらも呻いている溝口少佐の姿があった。そこへ止めとばかりに敵IV号中戦車J型3両が動けない溝口少佐に砲撃した。2発は当たらない軌道だったが1発は命中確実だった。そこへ飛び出した1両の一式中戦車があった。それは田辺曹長だった。田辺曹長は溝口少佐と75mm砲弾の間に立ちはだかった。そして砲弾は田辺曹長に命中し正面装甲を突き破り中で爆発。田辺曹長からは黒煙が吹き出た。直に他の隊員が駆け寄ったが「早く隊長を連れて退避してください」といった後また敵弾が迫ってくるのを感じ「自分はここで食い止めます。早く!」といって敵に砲撃し始めた。それを聞いた佐藤大尉は「俺と寺島、宇野沢は隊長を運ぶんだ。残りはここで敵の進撃を食い止めろ。無理はするな。死ぬんじゃないぞ!」と言って溝口少佐を抱えながら防壁を降りて本部の医務室へ向かった。しかし萬屋大尉達と共に残った田辺曹長は既に死の時が近づいていた。正面装甲を突き破って内部で爆発した砲弾のせいで内部回路はズタズタにされ油(人間でいう血液みたいな物)は所々から飛び出していた。永続的に来る激痛を耐えながら田辺曹長は戦った。異常に気付いた萬屋大尉がお前も医務室へ行った方が良い、と言ったが田辺曹長は「いや、もう自分は助かりません。しかしどうせ死ぬなら戦って死んだ方がいいです。」と断り更に攻撃を続けた。萬屋大尉は仲間を助けられない悔しさを押し殺しながら田辺曹長に近い所で戦っていた・・・。

そのころ連隊司令部では延々として堕ちぬ第2陣地に向け24cm精密射撃砲を発射しようとしていた。司令部から第2陣地まで距離は約6kmあったが誤差は数cm未満とされていた。そして3門の内1門が砲撃。目標は味方から劣勢との報が入っていた溝口分隊が守る防壁だった・・・。

溝口分隊全車へ矢矧中佐から通信が入ったのは24cm精密射撃砲発射の約10秒前であった。内容はパレンバン司令部からそこへ超長距離砲が砲撃を行うそうだ。早く退避しろ!というものだった。しかし通信が終わった直後はるか遠くから発射音が響き凄まじい速度で24cm砲弾が向かってきた。とても退避の間に合いそうもなかった。萬屋大尉は死を覚悟したがそこへ田辺曹長が掴みかかった。そして田辺曹長のうおおお!という声と共に萬屋大尉は本部の方向へ投げ飛ばされた。そして大尉は本部近くの地面に転がり落ちた。そして起き上がった大尉が見たものは炎と煙を上げながら崩れ行く防壁の姿だった・・・。
瓦礫の中から立ち上がったのは佐軒准尉だった。見回すと黒煙で良く見えなかったがよーく見てみると自分達がいた高さ10m程の防壁がものの見事に崩れていた。段々意識がはっきりしてくると他の隊員の安否を確認するべく周りを捜索しはじめた。そして後ろから「佐軒准尉!」と声が掛かった。後ろを振り返ると同じ溝口分隊隊員である伊沢一等兵(車種一式中戦車)が居た。またその横には同じ溝口分隊隊員の鳥井一等兵(車種一式中戦車)が立っていた。2両とも全身傷だらけだったが無事なようだった。しかしもう一両の隊員と瀕死の重傷を負っていた田辺曹長が見つからない。敵の攻撃が迫る中探していると瓦礫の間から砲身が見えた。急いで3両で瓦礫をどけてみるとそこには変わり果てた姿の田辺曹長がいた・・。佐軒准尉は相棒の名を呼びながらゆすってみたが反応は無い。既に絶命していた。そして声にならない声をあげ敵のいる方向へ突っ込んでいった。伊沢、鳥井両一等兵が止めたが遅かった。そして声は砲声へと変わって言いった・・・。
そしてもう一両の隊員である池内一等兵(車種三式中戦車)は爆風で吹っ飛ばされ地面に転がり落ち気絶していたが気が付いた時には敵が近づいてきていた。その数1個小隊150両程。捕まるわけにはいかないのでとにかく全速で崩落地点まで逃げた。そしてそこから猛スピードで出て来た影とすれ違いながら崩落地点に居た伊沢、鳥井両一等兵と合流する事に成功した。

超射程砲及び破壊砲の攻撃と沖の艦艇からの砲撃も始まったので矢矧中佐は撤退を考えていた。これ以上損害を出したくないという思いもあった。そして高須少佐に言った所少佐も同意見だったので全軍に陣地放棄と撤退命令が出され殿軍は矢矧中佐率いる第113中隊だった。そして第115中隊も栗原少佐の指導の元撤退が開始されていた。重傷を負った溝口少佐も担架に乗せられて運ばれた。しかしここで重大な事が溝口分隊所属の3両の兵士(伊沢、鳥井、池内これまで名無しだったトリオ)から告げられた。それは田辺曹長の戦死と佐軒准尉の突撃である。田辺曹長の遺体は3両が運んできていたが佐軒准尉の方は通信を切っていたため連絡不能状態であった。なので残念ながら准尉を放置して撤退せざるを得なかった。そして第2陣地はラファリエス軍に占領された・・・。

佐軒准尉は半ば発狂しながら主砲を乱射しながら敵に突っ込んでいった。突然の事に対峙していた敵1個小隊150両は完全に混乱し次々と兵士が撃破されていった。佐軒准尉は「よくも田辺を・・・てめえら全員殺してやる!!」とか言いながら次々と近くに居るラファリエス兵を撃破していった。そしてたった一両で1個小隊150両を壊滅させてしまった。しかし撤退する奴らも全員撃破したので第1陣地の近くにまで来てしまっていた。意識も正常になってきており第2陣地に戻ろうとしたが車体がうまく動かなかった。どうやら相当疲れてしまったらしい。しかし倒れる事は出来ない。何故ならここは既に敵占領下なのだ。そして何とか動こうとした瞬間数度の砲声と共に十数両程の敵戦車が現れたどうやら先ほどの小隊の生き残りのようだった。そして「これだけやってただですむと思うなよ!」と言い一斉に攻撃を仕掛けた。しかし佐軒准尉も最後の力を振り絞り敵弾をかわし逆に数両の敵兵を撃破していた。しかし動きが鈍った所を撃たれてキャタピラと内部回路(人間でいう血管?)を損傷し完全に行動不能となった。そして止めを刺されそうになった直後撃とうとした敵兵が爆発した。見ると1個分隊10両の兵士が猛スピードで突き進んできていた。全車相当な速度だった。その気迫に押された敵部隊は悔しそうにしながら撤退していった。そして分隊長だと思われるパンター中戦車D型が「大丈夫か?」と駆け寄ってきた。しかし佐軒准尉は既に気力も体力も尽きていたのでそのまま意識を失った。数両の兵士が心配そうに近づいてきたが分隊長が生きている、と言って担いで本隊まで運んでいく事にした。(次話に続く)

そしてパレンバン要塞表面部は激闘の末ラファリエスが勝利し新しい揚陸艦から増援部隊が上陸を開始していた・・・。


所変わってベータ要塞。現在進行形で平岡二等兵はパニクっていた。そして何とか心を落ち着かせ平岡一等兵に今のお前の状態は俗に言う幽霊というやつか?と聞いてみた所平岡一等兵は「どうやらそのようだ」と答えた。そしてどうやら今の所平岡二等兵にしか見えていないようだった。そして仕事が終わり兵舎へと戻る時に幽霊になった平岡一等兵と色々な事を話した。死ぬまでの事や死んでからどうしてたのかという事とかを話してる(もちろんそのまま話してると他の兵士からコイツ狂ってるんじゃないか?と思われる可能性があるので近距離通信で話していた)と前から1両の90式戦車が向かってきた。松井元帥だ。平岡二等兵はすぐさま挨拶と同時に敬礼をした。松井元帥も挨拶で返したがその兵士の後ろに居る物に目が行った。半透明で透けているそのQタンクはもう生きていなくこれが幽霊という物かと松井元帥はすぐに納得したがその幽霊を忘れるわけが無かった。そして幽霊に向かって「平岡か?」と聞いた。すると平岡と思われる幽霊は驚き「自分が見えるのですか!?」と聞き返した。松井元帥は歓喜の表情で「見えるとも」と返した。そして2両は思わぬ再会を喜んだ。しかしその数分の間平岡二等兵は取り残されていた。そして松井元帥はこのベータ要塞には今だ多数の戦死者の霊がうろついていると平岡一等兵から聞かされた。何故平岡一等兵だけが見えるのかというとこの世に未練と存在感がありすぎるからである。そして3両で話しながら兵舎に着いた。どうやら幽霊平岡は平岡二等兵からあまり離れる事が出来ない状態なのでそこで松井元帥と別れる事になった。そしてその夜兵舎のベッドに横たわりながら平岡二等兵は「俺なんか大変な事に巻き込まれてる?」とか考えていた。

後編へ続く。
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Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定後編その1
 ダークスピリッツ  - 2007/6/5 21:14 -
  
戦闘結果
損害
QW連合軍

第1防御陣地(司令ラフォールス少佐車種車種III号中戦車L型)
戦車隊550両中
損傷294両(ラフォールス少佐損傷率35%) 戦死192両 健全64両

支援隊150両中
損傷43両 戦死59両 健全48両 捕虜128両

残存車321両

機銃
MG08重機関銃6丁破壊
MG34重機関銃4丁破壊、2丁拿捕
MG34対空機関銃2丁破壊、4丁拿捕
20mm対空機関砲4丁拿捕
残存0丁

火砲
45口径3.7cm対戦車砲6門破壊
60口径5cm対戦車砲4門破壊
25口径5cm榴弾砲6門破壊
27口径7.5cm榴弾砲2門破壊
7.5cm高射砲2門破壊、2門拿捕
8.8cm高射砲(通称アハト・アハト)4門拿捕
残存0門

第2防御陣地
パレンバン根拠地隊(司令高須少佐 車種三式中戦車)
戦車隊1000両中
損傷491両(高須少佐損傷率20%) 戦死412両 健全97両

支援隊200両中
損傷89両 戦死67両 健全44両

残存車721両

第113中隊(司令矢矧中佐 車種四式中戦車)
戦車隊600両中
損傷310両(矢矧中佐損傷率52%) 戦死186両 健全104両

残存車414両

第115中隊(司令溝口少佐 車種三式中戦車)
戦車隊400両中
損傷132両(溝口少佐損傷率86%) 戦死249両(田辺曹長含む) 健全19両 不明1両(佐軒少佐)

残存車151両

機銃
十一年式軽機関銃4丁破壊
三年式重機関銃1丁破壊
九二式重機関銃2丁破壊
九八式20mm高射機関砲4丁破壊
残存7丁

火砲
九四式37mm速射砲8門破壊
一式機動47mm速射砲2門破壊
三八式12cm榴弾砲4門破壊、2門拿捕
三八式15cm榴弾砲4門拿捕
十一年式7.5cm高射砲3門破壊、5門拿捕
八八式7.5cm高射砲2門破壊、2門拿捕
残存2門

第3防御陣地
プロトン守備隊(司令スターク少佐 車種M4A3E8イーズィ・エイト中戦車)
戦車隊500両中
損傷162両 戦死306両(スターク少佐含む)健全32両

支援隊200両中
損傷99両 戦死81両 健全20両 捕虜298両

残存車15両

機銃
M1918自動小銃9丁破壊
M1919重機関銃7丁破壊、7丁拿捕
M2重機関銃4丁破壊、8丁拿捕
残存6丁

火砲
M3 37mm対戦車砲10門破壊
M1 57mm対戦車砲10門破壊
M3 3インチ高射砲2門破壊、6門拿捕
M1A1 90mm高射砲4門拿捕
残存0門

ヴァイナー第197機動大隊(司令エステルハー大佐 車種V号中戦車パンターII)
戦車隊900両中
損傷1両 戦死0両 健全899両

支援隊300両中
損傷0両 戦死0両 健全300両

残存車1200両

機銃
損害なし

グリーンアイランド第221小隊(司令カスター大佐 車種T34重戦車(アメリカ重戦車)
戦車隊300両中
健全300両

支援隊100両中
健全100両

残存車400両

QW連合軍残存戦力 兵力3222両(戦死・捕虜1978両)機関銃33丁 火砲2門

ラファリエス軍

第1上陸大隊(司令ルーデル大佐車種VI号重戦車ティーガーII)
戦車隊2400両中
損傷564両 戦死602両 健全1234両

支援隊600両中
損傷187両 戦死130両 健全283両

残存車2268両

火砲
7.5cm対戦車砲2門破壊
10cm対戦車砲3門破壊
残存35門

第2上陸大隊(司令ケファルス大佐 車種SU−85駆逐戦車)
戦車隊2400両中
損傷622両 戦死597両 健全1181両

支援隊600両中
損傷349両 戦死104両 健全147両

残存車2299両

火砲
損害なし

第1上陸連隊(司令ザイカン中将 車種T−10重戦車)
主力部隊5000両中
健全5000両

近衛隊500両中
健全500両

支援隊1500両中
健全1500両

残存車7000両

火砲
損害なし

ラファリエス上陸軍残存戦力 兵力11567両(戦死1433両)火砲90門

捕捉 ラファリエス軍は敵の激しい抵抗により想定外の損害を受けたため亜空間にいる増援部隊を送る事にした。
引用なし
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Re:宇宙戦艦紀伊第七十話設定後編その2
 ダークスピリッツ  - 2007/6/15 18:56 -
  
航空隊

QW連合軍

日戦軍団第362航空隊(司令京城少佐(京城大佐の弟)車種60式自走無反動砲)
陸上戦闘機零戦一一型・・・19機墜落
局地戦闘機「紫電」・・・11機墜落
局地戦闘機「紫電」改・・・6機墜落
残存34機

日戦軍団第369航空隊(司令菱沼少佐車種一式砲戦車)
陸上戦闘機零戦三二型・・・12機墜落
局地戦闘機「紫電」・・・8機墜落
局地戦闘機「紫電」改・・・5機墜落
残存45機

Qシュタイン第341航空隊(司令ユーリス少佐車種IV号中戦車F2型)
主力戦闘機メッサーシュミットBf109G・・・17機墜落
主力戦闘機フォッケウルフFw190D・・・11機墜落
重戦闘機メッサーシュミットMe410・・・12機墜落
残存50機

Qシュタイン第222航空隊(司令バルクホルン少佐車種V号中戦車パンターA型)
新鋭戦闘機フォッケウルフTa152・・・2機墜落
最新鋭ジェット戦闘機ゴータGo229・・・0機墜落
残存13機

プロトン第133航空隊残存機(司令ラグラ中佐車種M26パーシング、遅れて発進)
主力戦闘機P−36ホーク・・・6機墜落
新鋭戦闘機P−40ウォーホーク・・・3機墜落
最新鋭戦闘機P−60スーパーホーク・・・0機墜落
残存9機

Qシュタイン避難部隊(司令ノイン上等兵車種IV号中戦車J型、多分次話登場)
損失なし 残存14機

QW軍残存航空戦力(本戦闘時)165機 被撃墜112機

ラファリエス軍

ラファリエス第1332艦載航空隊(第1戦隊所属、司令エンデルス中佐車種IV号中戦車J型)
主力戦闘機グローセGu117・・・22機墜落
主力戦闘機グローセGu119・・・21機墜落
新鋭ジェット戦闘機Gu122シュペール・・・13機墜落(エンデルス中佐機含む)
残存64機

ラファリエス第1441艦載航空隊(第3戦隊所属、司令レヴァン少佐車種IV号中戦車J型)
主力戦闘機グローセGu117・・・28機墜落
主力戦闘機グローセGu119・・・18機墜落
新鋭ジェット戦闘機Gu122シュペール・・・9機墜落
残存65機

ラファリエス第1449艦載航空隊(第3戦隊所属、司令ゲーブル少佐車種V号中戦車パンターA型)
主力戦闘機グローセGu119・・・29機墜落
新鋭ジェット戦闘機Gu122シュペール・・・12機墜落
最新鋭ジェット戦闘機Ka280カルヴァI・・・3機墜落
残存76機

大日本帝国第705精鋭航空隊(第3戦隊仮所属、司令坂井大佐車種五式中戦車)
                      副司令杉田大佐車種五式中戦車)
損失なし 残存6機

ラファリエス軍残存航空戦力(本戦闘時)211機(他爆撃機200機程) 被撃墜155機(+100機程度)

第七十話設定終了 七十一話設定へ続く
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