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雑談板 チョロQ小説板  

どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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新・チョロQ大戦争 第94話 松井一真 2005/4/3 19:15
  Re:新・チョロQ大戦争 第94話 松井一真 2005/4/3 19:17
   Re:新・チョロQ大戦争 第94話 松井一真 2005/4/3 19:20
   Re:新・チョロQ大戦争 第94話 松井一真 2005/4/3 19:21
   Re:新・チョロQ大戦争 第94話 高杉 2005/4/10 19:08
   Re:新・チョロQ大戦争 第94話 松井一真 2005/4/10 19:41
   新・チョロQ大戦争 第96話 松井一真 2005/4/11 19:19
   Re:新・チョロQ大戦争 第96話 高杉 2005/4/28 18:00
   Re:新・チョロQ大戦争 第96話 松井一真 2005/4/28 21:01
   新・チョロQ大戦争 第98話 松井一真 2005/5/4 23:49
   Re:新・チョロQ大戦争 第98話 松井一真 2005/5/4 23:56
   Re:新・チョロQ大戦争 第98話 松井一真 2005/5/4 23:56


新・チョロQ大戦争 第94話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/4/3 19:15 -
  
第94話完成
第94話 Qトルック航空戦 前編
アレフュ・ハバパル
ドニゲッテル少将「ついにこの日が来た!本日我が軍は、連合で首都Qトルックを攻撃する!」
ユゴス少佐「敵は未だにいかなる戦力があるかは分からないが、独裁帝国Qトルックの崩壊無くば、この戦争の終わりはない!」
ドニゲッテル少将「行くぞ!突撃ーーーーーーーー!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ・・・
ついにアレフュよりQシュタイン帝国陸軍攻撃隊が首都Qトルックめがけて進撃を開始した
同時にロッキード元帥のプロトン陸軍、チリ元帥の軍団陸軍、メルカバ少将のニビリア陸軍、モントレー元帥(車種:74式戦車改)のグリシネ陸軍、ルノー少佐のリゾニア陸軍、ミーンテース隊長のレジスタンス、Qタンク元帥のQタンク陸軍、90式元帥のQターレット陸軍、黒鉄砲元帥のヒヨコ連合軍、そしてKGV連合軍、高杉元帥のQQQQ陸軍が進撃を開始した
ニビリア艦隊は、Qカラー戦直後、すぐにトルック湾攻撃作戦に出た
サザンプトン大佐のハバクック隊もいっしょに南下していた
鹵獲したオストバウ隊は今はグルンシュタットにいる
また、荒覇吐隊は一度グリシネへ寄港した
さて、軍団艦隊であるが・・・
グッドウェイ島
大和元帥「・・・Qトルック帝国各地にノイズか・・・」
武蔵元帥「我が軍の超兵器と、敵の超兵器でしょう」
大和元帥「飛騨元帥の艦隊がここで行動している、サザンプトン大佐のハバクック隊がこのあたり、で、荒覇吐隊は現在グリシネ寄港中、オストバウ隊もグルンシュタット寄港中。機関停止中はノイズは発生しないからな」
武蔵元帥「他は、敵ですか・・・」
大和元帥「クーゲルブリッツ艦内にあった盗聴器から聞き出した会話から、敵高速艦隊の司令長官はヴェーゼルと言う名前らしいな」
武蔵元帥「敵将判明、ですね」
大和元帥「オストバウ中将からQトルックの情報を聞き出している途中らしい。何でも、彼は反政府派で、あそこで投降することを前提にしていたらしい」
武蔵元帥「そういえばQトルックは2大勢力に分かれていると聞きました。陸軍の反政府派、海軍のラーテ政府派に分かれているそうです。しかも海軍内にも反政府派がいると言うものだとか」
雪風少将「指令、そろそろ出航時刻です」
大和元帥「うむ。出航用意!」
トルック湾沖
ヴィッカース大佐「全機発進!Qトルック攻撃隊を支援せよ!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーー!
ブオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーー!
数分後、アレフュ航空基地からアブロランカスターの編隊が離陸、航空艦隊艦載機が護衛
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオ
スピット大佐「よし、予定通りだ。第一特殊戦闘隊もちゃんとついてきているな」
リアスト少佐(第一特殊戦闘隊隊長。機種:シービクセン)「全機、落伍はありません!」
スピット大佐「うむ。このまま強行爆撃できれば・・・な、何だあの機体は!?」
リアスト少佐「量産型超兵器・・・メッサートルックです!」←メッサートルック:Me1069のこと。Me=メッサー、1069=トルック
スピット大佐「・・・よし、グロスター、リントン隊の指揮を頼む!」
グロスター上飛曹(第一特殊戦闘隊隊員。機種:P−80シューティングスター)「え?!リントン飛曹長の方が階級は上では?」
スピット大佐「リントンは後方の担当だからな。だから腕は悪い。グロスター、戦果次第では昇進も期待できるそうだぞ」
グロスター上飛曹「・・・了解!編隊長を担当させていただきます!」
シュゴオオオオオオオオオオ!
メッサートルック隊
フェロー元帥(メッサートルック隊隊長機機長。車種:VI号B型重戦車ティーガーIIヘンシェル)「よし、初任務も良好だ。さて、このまま敵軍を攻撃するぞ!」
シュゴオオオオオオオオ!
リントン飛曹長(第一特殊戦闘隊隊員。機種:P−59エアロコメット)「上飛曹画が何のようだ!」
グロスター上飛曹「スピット大佐から、おまえの部隊の隊長としての任務を受けた。これよりリントン隊は俺の指揮下に入る!」
リントン飛曹長「何だと!?上官に対して何だその態度は!」
グロスター上飛曹「各機に告ぐ、敵は量産型超兵器。いかなる攻撃を仕掛けてくるか分からんぞ!まずは様子を見るんだ!」
リントン飛曹長「うるさい上飛曹が!突撃!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオ!
グロスター上飛曹「勝手に突撃していきやがった・・・」
ズガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーン!
リントン飛曹長「うわーーーーーーーーーーーー!」
リントン飛曹長、墜落
グロスター上飛曹「単機で突っ込むからだ・・・」
マッグ一飛曹(第一特殊戦闘隊員。機種:P−80シューティングスター)「とりあえず、どうします?」
グロスター上飛曹「よし、三機ごとに編隊を組み、それぞれで敵重爆を攻撃だ!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオ!
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
グロスター上飛曹「よし、しっかりついて来い!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオ!
グロスター上飛曹「喰らえ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
パシューーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーン!
グロスター上飛曹「一機撃墜!」
シュゴオオオオオオオオオオオ!
グロスター上飛曹は今までグッドウェイの基地で敵機の迎撃を行っていたため、空戦においてはかなりの腕であった
僚機のマッグ一飛曹、シュタート一飛曹もグロスターとともに第一特殊戦闘隊に入隊した隊員である
また、マッグ一飛曹はこの戦闘の後、昇進が約束されていた
ズガガガガガガガガガガガガガガ!
パシューーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーン!
シュタート一飛曹「これで、二機撃墜。他の編隊もがんばっているようですね」
グロスター上飛曹「あまり話している暇はなさそうだな」
マッグ一飛曹「前方に敵機!」
グロスター上飛曹「攻撃後、衝突しないように降下だ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
パシューーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーン!
シュゴオオオオオオオオオオオオ!
グロスター上飛曹「敵機をくぐったら直ちに上昇!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
グロスター上飛曹「何ださっきの爆発音は!?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!
グロスター上飛曹「マッグ一飛曹!」
シュタート一飛曹「マッグ一飛曹、墜落!まだ生きています!」
ボン!
シュタート一飛曹「何!?戦闘不能な機体を・・・」
マッグ一飛曹「しょ、昇進は・・・無理なようです・・・」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
爆音の後、マッグ一飛曹は四散した
グロスター上飛曹「・・・・なんて奴らだ!」
機内
機長「よし、撃墜!」
後部機関砲手「敵機は四散、あれなら確実に戦死でしょう!」
機長「これなら勲章は確実だな!ハッハッハッハッハッハ!」
機銃手「右側から敵機!」
機長「さっきの奴か?!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーー!
機長「何ーーー!?」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
グロスター上飛曹「よし!またやったぞ!」
シュタート一飛曹「敵討ちみたいな感じでしたね」
さて、別の編隊は・・・
ライン上飛曹(第一特殊戦闘隊員。機種:P−80シューティングスター)「こっちは3機撃墜!損害はプトン二飛曹のみです!」
オマハ上飛曹(第一特殊戦闘隊員。機種:P−80シューティングスター)「一時は墜落すると思ったぜ・・・」
ドナウ上飛曹(第一特殊戦闘隊員。機種:P−80シューティングスター)「ちっ!こっちは僚機全滅だ!まあ、マーゲンもガラデアも生き残ってるからいいんだが」
グロスター上飛曹「敵機を殲滅するまで空戦を続けるぞ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
パシューーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーン!
そして、第一特殊戦闘隊は「空中超兵器」とまでいわれたMe1069をたった9機で殲滅した
損害は空戦前に墜落したリントン飛曹長を含め、銃撃で殉職したマッグ一飛曹、激戦の末墜落したマーゲン一飛曹、プトン二飛曹、そして不時着したガラデア一飛曹の計5機であった
残存する5機は集合し、爆撃隊の直援機に追いつこうとしていた
シュゴオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーー!
デハビランド大尉(イラストリアス飛行隊副隊長。機種:デ・ハビランド モスキート)「第一特殊戦闘隊、追いついてきました!」
スピット大佐「・・・機数が半分に減っている・・・」
リアスト少佐「グロスター、何があったんだ?」
グロスター上飛曹「まず、私の命令を無視して突っ込んでいったリントン飛曹長が墜落、その後空戦中にマーゲン一飛曹、プトン二飛曹、マッグ一飛曹が墜落、ガラデア一飛曹が不時着しました」
リアスト少佐「損害は5機か・・・」
しかし、このとき第一特殊戦闘隊が殲滅したのは、二手に分けて進軍している連合軍への攻撃部隊の、半分であった
QQQQ軍
高杉元帥「Qトルックを潰すぞーーー!」
キュラキュラキュラキュラキュラ
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
高橋元帥「なんだあれは!」
高杉元帥「爆撃機か!航空隊が始末してくれるだろう!」
タクロウ隊長「何!?航空隊全滅だと!?」
高杉元帥「航空隊全滅!?我がQQQQ航空隊は無敵だったはずだぞ!」
ヒューーーーーーーーーーーーーー!
高橋元帥「ミ、ミサイルだーーーーーーーーーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
QQQQ軍Qトルック攻撃隊、壊滅
指揮官は全員生存していたが、高杉軍の攻撃隊の半数が失われた
しかし、これは軍団の攻撃ではない。Qトルックの重爆「Me1069」によるものであった
第94話 続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich044204.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>


Re:新・チョロQ大戦争 第94話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/4/3 19:17 -
  
第94話 Qトルック航空戦 中編
軍団司令部
松井元帥「独裁帝国を侮るべからず。敵はいかなる兵器で攻撃をするか、分からないからな」
チリ元帥「QQQQもこれで敗戦国の仲間入り、ですか?」
松井元帥「QQQQには勝ってもらわんと、戦後のQトルックをどうするかの討論での激論が起こらないではないか。あれに期待しているんだよ」
チリ元帥「私もまたあの会議場で暴れまわりたいであります!」
松井元帥「さて、荒覇吐隊はグッドウェイヘ寄港させておこう」
チリ元帥「しかし、QQQQはまたもQトルック首都へと軍を進めるでしょうね」
松井元帥「奴め。核を落とす気か?」
チリ元帥「もしかしたら・・・」
松井元帥「奴らはホロコーストが趣味なのか?」←ホロコースト:別にナチスドイツのユダヤ人虐殺だけの意味ではない。アメリカによる日本空襲もこの類に入る。正確な意味は「焼き殺す」なので
前線
ドニゲッテル少将「高杉が大損害!?やったぞ!我々がQトルックを制圧できる!」
ユゴス少佐「よし、このまま前進!」
チハ大佐「前進!そのままQトルックへ突撃ーーー!」
そのままQトルック近隣の街中へ突入した
そして街を占領。ここでいったん指揮官をアレフュの基地へ召集、臨時作戦会議を行った
この時、ものすごい激論が行われた
高杉元帥「我々はものすごい損害をかぶったのになぜ他国の軍はほとんど損害無しに街までたどり着いたんだ!?さては軍団、またも何かやらかしたな!?」
松井元帥「高杉!自らの失態を他に押し付けるとは!」
高杉元帥「何!?失態だと!?」
松井元帥「QQQQ空軍アレフュ航空隊の内、QQQQ攻撃隊直援機として参戦していた機体の総数は何機だ?」
高杉元帥「6機だ!それで何が悪い!」
松井元帥「敵を侮らない方がいい。高杉、たしかアレフュ駐留航空隊は、入隊したばかりの新入りだったと聞いたな」
高杉元帥「その通りだ!ベテランは本土だ!」
松井元帥「君の考えは間違っている。普通逆だ。本土で新入りを鍛え、ベテランを前線で活躍させる。ベテランと新入りを一緒に前線に置いておくと効果的だ。我々が損害軽微で街を占領できたのは、飛曹クラスでも錬度の高い第一特殊戦闘隊の10機が、来襲した20機のQトルック軍重爆を全機撃墜したからだ!」
高杉元帥「20機!?俺達のところには50機は来たぞ!」
松井元帥「良かったな、敵に強いと思われて。大体敵は強い方に大量に送り込むからな」
高杉元帥「ハッハッハッハッハ!軍団の奴もたまにはいいことを言うじゃないか!」
松井元帥「しかし、新米6機と、ベテラン10機では、機数では4機の差だが、実質的にはかなりの差だぞ。馬鹿だな、高杉。そういうところで強いところを見せ付けなくては」
高杉元帥「うるさい!わが国を侮辱するか!」
松井元帥「(こいつ、本当に連合陣営か?)『我が国』?君の国なのかね?確かに君の国だね。君の独裁政権だ。高柳君などもはや大統領と言う肩書きだけのチョロQだ」
高杉元帥「俺の独裁政権だと!?侮辱にもほどがある!」
松井元帥「聞けば、QQQQでは四二式を核とし、我が軍団を悪の組織としているようだが、それも君の言った嘘ではないのかね?」
ドニゲッテル少将「松井総帥、見事に皮肉ってるな」
松井元帥「ドニゲッテル君、帝国軍は無事進撃しているようだな。後でスピット大佐に『昨日の護衛見事なり』とでも打っておきたまえ」
ドニゲッテル少将「すでに打っておいた。高杉元帥も落ちるとこまで落ちたな」
ロッキード元帥「ドニゲッテル少将の言うとおりだ!QQQQはかつての栄光はひとつも残っちゃいないぞ!」
ロッキード元帥はリピーレドの後任として第一軍指令となった名将である
ただ、常に後方にいたためあまり目立たなかった。が、リピーレドのような戦術系ではなく戦略系である彼は、それなりに先のことを考えていた
ブリテン「すでにQQQQは陸軍主導の軍事国家だな!」
シュタイナー「私も同感だ。QQQQは高杉元帥が国家元首ではないのか?」
高柳大統領「一応私が国家元首なのですが・・・」
松井元帥「高柳君、ところで近衛元帥はどこへ?」
高柳大統領「彼なら先ほど・・・」
松井元帥「そうか。彼は別次元である戦争がおこったときに、ある国の首相だったと聞くからな。何でも陸軍大臣に追い出されたとか。まあ、その陸軍大臣の頃にその国はすでにやばかったわけだが。すでに彼の頃には大変だったのかもしれんな」←近衛元帥は高杉さんの設定ではそうだったはず
高柳大統領「そういえば高杉元帥がそのようなことを言ってましたな」
松井元帥「話を今回の高杉の失態に戻そう」
鉄ジイ「そうじゃな」
松井元帥「さて、今回の高杉の作戦失敗だが、今後の戦局には影響しないだろう。海軍がいるからな。高杉、貴官は海軍の指揮権も持っていたはずだ」
高杉元帥「ああ、高杉軍の総司令官だからな」
松井元帥「そこで、海軍に活躍願いたい。QQQQ艦隊をトルック湾に突入させるんだ。主力戦艦部隊と、蔵元機動部隊の両方をな」
高杉元帥「おお!ついに我が高杉軍が主役!まさか軍団の総帥にこんなことが言い渡されるとは!」
松井元帥「誰が主役と言ったかね?」
高杉元帥「何!?」
松井元帥「確かにQQQQ艦隊はトルック湾に突入する主役ではある。しかしこれは両面作戦である。QQQQ艦隊とプロトン、ニビリア連合艦隊はトルック湾を攻撃、我が軍団など残りの軍は全力を以って首都Qトルックの軍港に駐留する主力艦隊を攻撃する」
ロッキード元帥「先ほどタルタ中将が高杉元帥との共同戦線を承諾した。高杉元帥は晴れて主役の仲間入りだ」
高杉元帥「なんだか主役だか脇役だか分からんが、とりあえずは俺達も主役になれたぜ!」
そして、キュワール作戦の南方方面戦の主役にQQQQも加わったのであるしかし、Me1069の脅威は迫っていた。各国はアレフュを初め占領した全地域に航空隊を配備した
また、飛行場を建設できない場所でも水上機を配置、広範囲の防空網が完成した
第94話 続く
引用なし
パスワード
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Re:新・チョロQ大戦争 第94話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/4/3 19:20 -
  
第94話 Qトルック航空戦 中編
ブオオオオオオオオオオオオオオ
セイロン大尉(軍団海軍第5航空隊隊長。機種:局地戦闘機紫電改)「敵機だ!全機、編隊を組み、敵機下方につけ!敵は重爆だ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオ!
ウェーキ上飛曹(軍団海軍第5航空隊隊員。機種:局地戦闘機紫電改)「よし、重爆なら楽勝だ!」
しかし、この後、連合軍航空隊は、脅威の「空中超兵器」を見ることとなる・・・
さて、第5航空隊は紫電改で編成された航空隊だ
紫電改は水上戦闘機「強風」を陸上戦闘機にした「紫電」の改良型だ
中翼だった「紫電」を改造し、低翼(日本機には良くある)になり、速度が10kmほど上がっている
ちなみに「紫電」は中翼だったため視界が悪かったとか
水上戦闘機の改造の割には非常に強く、F6FやP−51などと互角に渡り合える機体であった
第5航空隊はMe1069の登場までは各基地を移動しつづけ、Me1069登場目前にはグッドウェイ島にいた
強風で編成された第1水上航空隊もグッドウェイ島にいた。さらに紫電で編成された第7航空隊もグッドウェイ島だった
この3つの航空隊が急遽アレフュに派遣された。全て「N1K1(強風の制式番号。紫電改のみ「N1K2−J」になっている(Jは局地戦闘機))」の機体である
そして軍団は機動部隊まで派遣、アレフュ近海から全戦闘機を派遣した
QQQQはというと、空母蔵元を旗艦とする第2艦隊の艦載機しか残っていなかったため、その3隻の空母の戦闘機を全て使用した(もちろん本土からもベテランをアレフュ方面へ輸送中)
ブオオオオオオオオオオオオオオ!
セイロン大尉「よし、攻撃!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーン!
セイロン大尉「よし、一機撃墜だ!」
数分後、軍団による防空空域のMe1069、Ju350、He222は壊滅した
ブオオオオオオオオオオオオオオ!
ウェーキ上飛曹「た、隊長!前方に敵機!噴式爆撃機です!」
セイロン大尉「Me1069じゃないのか?」
ウェーキ上飛曹「はい、あれは・・・諜報隊の言っていた『始祖鳥』です!」
セイロン大尉「何ー!?た、直ちに各連合軍に報告『我ガ防空空域ニ超兵器出現!』!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ウェーキ上飛曹「『超巨大爆撃機「アルケオプテリクス」接近!』」
ブオオオオオオオオオオオオオオ!
震電隊長「こちら第1航空隊、追いついたぞ!」
セイロン大尉「震電隊長!」
震電隊長「あれか、超兵器は・・・」
セイロン大尉「あっ!向きを変えました!北上しています!」
震電隊長「あの方角は・・・まずい!ゲープコッチに向かっている!」
セイロン大尉「我々は燃料の問題がありますので、先に帰投します!」
震電隊長「うむ。後のことは我々に任せてくれ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオ!
ブラチータウン
アイズ「超兵器か・・・」
バラート「もしこんな奴が来たら・・・」
ノラヒカ「・・・壊滅だろうな」
ラレク「うわっ!なんだあの飛行機は!ものすげぇ大きさでぇ!」
ラドニツェ「一体なんだね!あ、あれは!」
バラート「やばいぜやばいぜ、やばすぎだぜーーーーー!」
ポクイータウン
エスカン「なんか変なものが飛んでるじゃん!」
ドラオガ「エスカン!あれは新聞に乗ってた超巨大爆撃機だ!」
ビダルト「あんなものに攻撃を受けたら俺達おしまいだぜ!」
ブドバチ「ど、どうすればいいんだ!」
ニャキータウン
ケーニヒ「何!?超巨大爆撃機だと!?」
ヘリコスト「はい、ニャキーに向かっているとの事で・・・」
ケーニヒ「市民一同に告ぐ!直ちに避難せよ!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ノルキア「逃げろーーーー!」
国会
ベーカニ「また論争ですねぇ・・・・」
シュービンデ「わひも少し疲れてきたわい」
チャーランキ「おい、あれは何なんだ?変な形の飛行機が飛んでいるぞ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
チャーランキ「銃弾だ!逃げろーーーーーーーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
突如、国会は大爆発を起こした
市内
カミタケカミカゼ「アルケオプテリクス!」
ノルキア「みなさん、逃げてください!」
オーストリ「ケーベルト様をお守りするのだ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーン!
ケーニヒ「橋が!」
ヘリコスト「ケーニヒ様、もはや・・・」
ケーニヒ「畜生!急いで逃げるぞ!」
ヘリコスト「山の上ですか?」
ケーニヒ「その通りだ!」
ニャーッキ「争いは無益なだけだ・・・」
ブラチータウン
ノラヒカ「ニャキーが空襲を受けただと!?」
バラート「まじでやばいぜ!」
アイズ「やっぱりさっきの爆撃機だ!」
ポクイータウン
ジャデク「なんとかしなきゃ・・・」
ドラオガ「このままでは俺たちまでやられちまう!山の上に避難するぞ!」
そして、住民全員が山の上に避難した
しかし、アルケオプテリクスの猛爆は、止まらなかった
ついにニャキーは壊滅した
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
ケーニヒ「・・・・・・・・・・・」
ヘリコスト「チョロQ国家最強を誇るクロイツナッハ艦隊が・・・」
ケーニヒ「まったく意味をなさなかったとは・・・」
ブオオオオオオオン!
ノラヒカ「ケーニヒ!」
ケーニヒ「ノラヒカか。見ろ、この惨状を・・・」
ニャキータウンはものすごい炎に包まれ、近海に炎上するゲトラ軍防空艦艇の姿もあった
ノラヒカ「こ、これは酷い・・・」
ニャーッキ「・・・・・・・・」
中枢施設を破壊されたゲープコッチは、修理に大量の時間がかかった
ヘリコスト「とりあえず、船だけは・・・」
ケーニヒ「そうだな。しかし、道はすでに壊滅、スクリューは持ってないし・・・」
ヘリコスト「あれは軍団の駆逐艦ではないですか?」
ケーニヒ「何!?」
軍団海軍の駆逐艦「雪雲」軍団海軍唯一の砲撃型駆逐艦である
Qシュタインの駆逐艦と同じく、主砲は15cm連装砲。魚雷も所有する駆逐艦である。最高速力35Qkt
この雪雲型計5隻が、ゲープコッチ沖に派遣された
チハ大佐「ケーニヒ君、すでに話は聞いておるぞ」
ケーニヒ「チハ大佐!」
チハ大佐「アルケオプテリクスをとめることはできなかったが、船は動かせるのでな。なにしろ、我が軍団は民間組織で唯一海軍を所有しているからな」
ゴオオオオオオオオ!
チハ大佐「早くしなくては、宮殿に燃え移ってしまう。よし、消火艦、用意!」
消火艦。言うまでも無く、消火艇の大型タイプである
駆逐艦並のサイズだが、30mm消火機銃を大量に搭載している。主砲も12cm消火砲だ
消火砲というのはいわば、消防車のホースである。この消火艦の場合、海水を用いることも可能である
この時にはすでに10隻が竣工していた
チハ大佐「撃て!」
バシャーーーーーーーーーーーーーーーー!
放たれた物は、消化剤であった。これは砲撃での火災を消すためのものである
油が使われている場合、火に水をかけると余計火が強くなってしまう。これを防止するのが消化剤だ
数分後、宮殿周辺の火が消えた。そのまま駆逐艦に移乗したケーニヒたちは再び燃え移るまでの間に必死に寄港していた豪華客船を移動させた
これが臨時政府施設になるのである
一方、アルケオプテリクスの次のねらいは、グッドウェイ泊地であった・・・
第94話 続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich044204.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>


Re:新・チョロQ大戦争 第94話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/4/3 19:21 -
  
第94話 Qトルック航空戦 後編
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
アルケオプテリクス機内
ユンカース大佐(アルケオプテリクス機長。車種:VI号E型ティーガー(中期型))「しかし、チョロQの作る施設なぞ、楽勝だったなぁ」
シュワルベ少佐(アルケオプテリクス副機長。車種:V号F型パンター)「そうですねぇ。やはり敵の技術は進歩してませんねぇ・・・」
ユンカース大佐「さて、次のねらいはグッドウェイ。言うまでも無く、海軍が散々叩き潰されたあの軍団の基地だ」
シュワルベ少佐「あそこは敵の拠点として厄介ですからねぇ」
ユンカース大佐「主力艦隊を寄航中に叩いてくれる!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
グッドウェイ泊地
大和元帥「何!?アルケオプテリクスが向かっているだと!?」
チハ大佐(通信)「はい。明らかに敵の方角はグッドウェイです!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
雪風少将「指令!北方より敵機!」
磯風大佐「『超巨大爆撃機 アルケオプテリクス接近』!」
大和元帥「雪風、磯風!直ちに退避しろ!相手はガンシップだ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴン!
ブオオオオオオオオオオオオオオオ!
震電隊長「見つけたぞ!全機、攻撃態勢に入れ!敵はガンシップだ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオ!
アルケオプテリクス機内
ユンカース大佐「飛行機か・・・まるでゴミ屑のように散らばってやがる」
シュワルベ少佐「撃て!全機残らず打ち落とせ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
震電隊長「何!?三式弾か!」
秋水副隊長「相手は超兵器です!セオリーなら艦船で挑むべき!」
震電隊長「大和元帥、頼みますよ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーン!
秋水副隊長「うわーーーーーーーーーーーー!」
震電隊長「秋水ーーーーーーーーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーン!
震電隊長「ぐあっ!畜生!我、発動機被弾、飛行不能!不時着します!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・・・・・・
大和元帥「精鋭飛行隊が・・・」
武蔵元帥「もしや、高杉軍航空隊もこれに駆逐されたのでは?」
大和元帥「そうともいえるな・・・」
武蔵元帥「敵機接近!」
大和元帥「三式弾だ!発射!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーン!
アルケオプテリクス機内
ユンカース大佐「そんなもん、アルケオプテリクスじゃあ屁でもないぜ」
シュワルベ少佐「目障りな屑どもは全部やっつけましたぜ」
ユンカース大佐「よし、ミサイルをぶち込め!魚雷もだ!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーー!
パシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーーー!
大和元帥「魚雷か!」
武蔵元帥「対空射撃及び魚雷、噴進砲迎撃!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴン!
荒覇吐「間に合ったようだな」
天照「しかし我々が来たところで、どうにかなるのか?」
播磨「対空戦闘だ!」
飛騨「こちら飛騨、ただいま到着しました!」
超弩級戦艦飛騨。56cm砲を主砲とし、防空光学砲(パルスレーザー)、25mm機銃、クリプトンレーザー、そして誘導荷電粒子砲、波動砲を搭載した超兵器戦艦である
しかし、敵も超兵器。超兵器に電磁防壁はつき物である
しかも波動砲は対空射撃不可能である。となるとまともに攻撃できるのは56cm主砲と25mm機銃である
飛騨「よし、波動砲以外、全砲砲撃!」
ボゴン!(56cm砲)
ズガガガガガガガガガガガガ!(25mm機銃)
パシューーーーーーーー!(荷電粒子砲)
ピーーーーーーー!(クリプトンレーザー)
ピューン!ピューン!(防空光学砲)
セイロン大尉「ええっ!震電隊長が一発で!?」
ウェーキ上飛曹「はい、先ほど瑞鶴中将からの連絡で・・・」
セイロン大尉「震電隊長・・・・」
アルケオプテリクス機内
ユンカース大佐「何!?レーザーか。電磁防壁で防いでくれる!」
そして激戦は続いた
無数の弾薬を持つアルケオプテリクスの前には、無敵の軍団連合艦隊も苦戦していた
第一、第二艦隊及び特殊艦隊以外、戦力無し
航空機、全滅
同盟軍航空隊、全滅
もはや支援も望めなかった
たった一機の爆撃機を前に、壊滅していた
どの船も炎上していた
ユンカース大佐「よし、とどめだ!魚雷を大和に叩き込め!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
シューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
飛騨「させるか!」
ズガガガガガガガガガガガガガガ!
ボーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
魚雷は途中で海中へ散っていった
大和まで、残り1mだった
大和元帥「よし、反撃だ!攻撃可能艦艇は、全艦、対空射撃!」
ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!
雪風少将「畜生ッ!我が旗艦をここまで叩き潰すとは!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーン!
雪風少将「ぐあっ!」
磯風大佐「雪風少将!」
ボゴーーーーーーン!
浜風少佐「磯風大佐!」
大和元帥「・・・精鋭水雷隊も、ここまでか・・・・」
武蔵元帥「指令・・・・・」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
大和、武蔵、ともに大破
すでに全艦大破、空母も艦載機を失っていた
直後、瑞鶴の飛行甲板から、特徴的な機体が飛び立った。無数の烈風を連れて・・・
大和元帥「あれは・・・震電!生きていたか!」
震電隊長「あんな奴にやられてたまるか!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
アルケオプテリクス機内
ユンカース大佐「チッ!しにぞこないが・・・」
ズガガガガガガガガガガガガ!
ボゴン!
なんと震電達は振りそそぐ砲弾と銃弾をかいくぐり、ミサイルと機銃を叩き込んだ
直後、飛騨の56cm砲、大和、武蔵の46cm砲、荒覇吐、天照、播磨の50.8cm砲、長門、陸奥の41cm砲など、さまざまな艦の主砲がアルケオプテリクスに襲い掛かった
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ユンカース大佐「う、うわーーーーー!」
シュワルベ少佐「高度が下がっていきます!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・・・・
ユンカース大佐「畜生!武装が撃てねぇ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
バサッ!
ユンカース大佐「間一髪だった・・・・」
シュワルベ少佐「しかし、ここは敵地ですよ・・・・」
大和元帥「『我、超巨大爆撃機『あるけおぷてりくす』ヲ撃墜!』!」
ついに新型超兵器を撃破した
しかし、Qトルック帝国にはいまだ大量の超兵器が残されている
これを用いていかなる攻撃が来るかは軍団にも不明である
しかし、ついに軍団の技術力は、QQQQを超えたのである
ボロボロの軍団艦隊は、一路、泊地へ帰投していった
大和元帥「なんとか、敵の方が先にやられたようだな」
雪風少将「友軍水雷戦隊です!雪雲隊です!」
クロイツナッハ艦隊を出航させたチハ大佐は、雪雲隊とともにグッドウェイ泊地へ寄港した
大和元帥「さて、Qトルック突入作戦の準備は順調なようだな」
武蔵元帥「我が艦隊による支援も必要ですからねぇ。そろそろパトラファックへ向かいましょう」
大和元帥「そうだな。修理完了後に直ちにパトラファックへ出航だ!」
第94話 終わり
引用なし
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Re:新・チョロQ大戦争 第94話
 高杉  - 2005/4/10 19:08 -
  
第95話「壊滅!ストマニカ」
高杉元帥「いよいよこのときがきた!あのうざったい寄生虫のような国をフッ飛ばすときがきた!」
長原中佐(チャ−チルMK3改)「いよいよですね!私も行けば良かった。」
高杉元帥「何を考えてるんだ!中佐とは言え、新人なんだからもう少し鍛えておかないと、お前死ぬ事になるぞ。」
長原中佐「コレは失礼!あれ、高羽少佐だ。」
高羽少佐(Tー34)「こんにちは。新人はお互い大変ですな〜。長原中佐」
高杉元帥「ところで、通信兵からの連絡は?」
高羽少佐「まってましたよその言葉!現在ブラック帝国の首都ガイガロスをおとし、ストマニカを攻撃中との事。」
高杉元帥「高橋めなかなかやるな。俺がいなくてもやるときはやるヤツだったが。」

ストマニカ帝国 首都 ブラッドレー 皇帝宮殿

ストマニカ皇帝(インフィニオン・ナイトMKII)「なに!?やつら、もうここまできているのか!」
アルツハイマー大将(サンダードラゴンTYPE−R)「はい!もうすでにここまで迫っております!」
ストマニカ皇帝「霧島たちはどうした?まさかやられたのか!?」
アルツハイマー大将「その辺は、わかりません・・・。」
ストマニカ通信兵「大変です!大変です!奴らがきました!」
アルツハイマ−大将「なにぃ!すぐに迎撃準備!私もすぐ行く!」

ストマニカ第1軍港

ジャック少尉(ファイヤーバードプロトタイプ:SKY・DRAGONS隊長)「やばいぞ!とことん追い詰めてきやがる!1号・二号は長州狙え!3〜9号は土佐!絶対に上陸させるな!」
長州元帥「くそ〜、うっとうしい。どうすりゃいいんだ!」
対馬大将「くらえ!最大級の荷電粒子砲だ!」
ピュ―――――――――――――――――!
対馬大将「くそっ!こうなりゃ島ごと沈めてやる!わざわざ高杉元帥が積んでくれたんだ!」
高橋元帥「おいおいおい、高杉が積んだって・・・・・、わー!それだけは撃つな―!核だけは何がなんでも撃つな―!」
対馬大将「ファイヤー!」
ボゴー――ン!
高橋元帥「空中で炸裂させろ!なにがなんでも地面に落とすな!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!
ストマニカ首都
ストマニカ皇帝「ん?あれはまさか・・・・・・逃げろ―――――――!こっちに飛んでくるぞ――!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ドッカ―――――――――――――ン!
ストマニカ皇帝「ギョワ―――――――――――!」
アルツハイマー大将「ストマニカばんざ―――――――――い!ぐわあっ!」

ストマニカ第1軍港

高橋元帥「まだ爆発しない!こうなったら撤退だ――!」
対馬大将「荷電粒子砲!ファイヤ――――――――!」
ズガ――――――――――――――ン!
高橋元帥「ふー、これで軍団の抗議はさけたと。しかも今の一発で敵航空部隊壊滅。一石二鳥だな。」
対馬大将「申し訳ありません元帥。わたしがカッとなったばっかりに・・。」
高橋元帥「まあいいさ。それより爆発高度は?」
土佐元帥「おそらく高度230KMだと思う。」
高橋元帥「対馬、お前どこまで飛ばすんだ。それはいいが、敵の攻撃がないのはなぜだ?」
シン中佐「あそこで敵の大将が白旗振ってますよ。」
高橋元帥「降参か。じゃあ、旗を取りかえるように言え。」
シン中佐「その必要はありません。私がやってきます。」
高橋元帥「いや、ここは全権大使として、俺が行く。しばらく戻ってこないだろうから、今のうちに高杉に
勝利報告でもしとけ。」
シン中佐「はい。トゥルル、トゥルル」

QQQQ 軍司令本部

チリリリ―ン チリリリ―ン
高杉元帥「はい高杉です。おお、シンか。どうだ、まだ戦闘中か?なんなら、援軍を送るが・・・」
シン中佐「やりましたよ高杉元帥!ついに勝ちました!今高橋元帥が全権をおって宮殿に向かいました!」
高杉元帥「おお、やったか!帰ってきたら、皆で飲もうな!」
シン中佐「はい!」
高杉元帥「じゃ、俺は大統領に報告しておくから、早く帰ってこいよ!」
シン中佐「はい!わかりました!ガチャッ」
高杉元帥「ガチャッ」
シン中佐「おい聞いたか皆!帰ったら宴会だってよ!」
QQQQ軍一同「おおーーーーーーーーーーーーーーーー!」
がやがやがやがやがやがやがやがやがや
長州元帥「早く高橋元帥は帰ってこないかな。」
土佐元帥「そしたら皆で話しをしながら帰るのに!」
皆が浮かれているとき、高橋元帥は、講和の話し合いの途中だった。
高橋元帥「我々の要求は、これです。」
そのQQQQの要求内容はこうだった。
1、ブラック帝国とストマニカ帝国は、QQQQが占領する。
2、賠償金を9兆QP支払う。
3、これまで両帝国のQだった者は、QQQQが雇うか、牢獄行きか、または即死刑かを選択させる。
ストマニカ皇帝「なんて事を要求する!こんなことでは、反対運動が起きるぞ!」
高橋元帥「ならば、3を改訂しましょう。これなら反対運動は、国外からでないと起きませんよ。」
3、これまで両帝国籍をもつQは、執行猶予無しで死刑とする。
高橋元帥「これならどうでしょう。」
ストマニカ皇帝「く、しかたない、改訂前の要求を呑もう。」
高橋元帥「ふふふ、さすが皇帝。コレ以上戦っても無駄に犠牲を増やすだけということは、わかっていただけたようですね。そう、追戦(話しで決着がつかない場合に踏み切る戦争のこと。戦争で有利だった国には単なるいじめとなるため、あまり好ましい物ではない)は貴方型にとっても、我々にとっても、あまり好ましい物ではありませんからな。ではこれで成立ということで、いいですな?」
ストマニカ皇帝「むむ、しかたあるまい。では私は失脚と言う事になりますな。」
高橋元帥「は?あなたはただやめるだけでいいとお思いに?それは甘いですな、皇帝。我々の国の法律では、立てついたもののリーダー格や、その国の国王、大統領、皇帝、天皇などや、そのものに仕えていたもの、または軍の上層部は死刑と言う事になっております。」
ストマニカ皇帝「な、何?そんな話、きいておらんぞ!さては貴様、この国を完全に滅ぼすつもりか!」
高橋元帥「当たり前でしょう、そんなこと。敗戦国の運命と思って、おとなしくひきさがるのですな!」
ストマニカ皇帝「く、くそっ!貴様!」
高杉元帥「フッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」

ストマニカ第1軍港

シン中佐「?高橋元帥だ!」
長州元帥「よし!高橋元帥を乗せたら、合図で全速前進でかえるぞ!」

輸送艦「渦潮」

高橋元帥「いやー、待たせて済まない!」
シン中佐「そんなことないですよ。さっき報告が終わったとこですから!」
高橋元帥「おお、そうか!」
イソロク中将「ところで元帥、話し合いのほうは、どうなったんすか?」
高橋元帥「ばっちしこっちの優勢で終わったぜ。」
イソロク中将「詳しい事は本国で聞きますよ!」
高橋元帥「おお!とにかく帰るぞ!」
一同「おーーーーーーーー!」
95話 完
引用なし
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Re:新・チョロQ大戦争 第94話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/4/10 19:41 -
  
おなじみのコメント
松井元帥「そんな単純なことで我が軍の講義を避けられると思うなよ!」
チリ元帥「QQQQ主力軍『高杉軍』前線指揮官高橋元帥!貴官は重大なミスを犯しました!」
QQQQの条約
1、ブラック帝国とストマニカ帝国は、QQQQが占領する。
2、賠償金を9兆QP支払う。
3、これまで両帝国のQだった者は、QQQQが雇うか、牢獄行きか、または即死刑かを選択させる
4、両帝国上層部のQタンクは死刑
松井元帥「1及び2は某帝国の某条約と代わらんな。1はともかく、2は酷いものだ。こういうのがナチスのような独裁国家を生み出すのだぞ!現に、今までこういう例でさまざまな独裁国家が生まれている!ラーテ政府も同じようなものだ!」
チリ元帥「で、後半2つ、これは思いっきり我々の思想に反しています!」
松井元帥「高杉、貴様は我々が講義するのが核だけと思っているのか?」
チハ大佐「まず3、本国が軍部に入隊させるか、牢屋送りか、射殺かを選択する、とありますが、本国は全員射殺させるでしょうな。なにせ残虐国家ですから」←多少酷い言い回しかもしれない
松井元帥「何しろストマニカの皇帝が『な、何?そんな話、きいておらんぞ!さては貴様、この国を完全に滅ぼすつもりか!』といい、高橋は『当たり前でしょう、そんなこと。敗戦国の運命と思って、おとなしくひきさがるのですな!』とある。これは1945年の極東軍事裁判と同じ感じだろうな。確かにアメリカは天皇をも死刑にしようと考えていた。しかしやめた。それは、国民の反乱をおそれたからだ!」
チリ元帥「国民が従わなくては、意味がありませんからな」
松井元帥「『コレ以上戦っても無駄に犠牲を増やすだけということは、わかっていただけたようですね。そう、追戦(話しで決着がつかない場合に踏み切る戦争のこと。戦争で有利だった国には単なるいじめとなるため、あまり好ましい物ではない)は貴方型にとっても、我々にとっても、あまり好ましい物ではありませんからな』といっているが、これは我々の思想を『悪用』しているとしか思えないぞ!追戦という言葉も悪用している!高杉!貴様は我が敵だ!ついでに言うが貴方型となっているが、本来は貴方がただな」
チハ大佐「今の言葉、宣戦布告ですか?」
松井元帥「ははは、第六次キュワール大戦は高杉が起こすかも知れんな。ところで長原中佐、貴官はなぜ新入りのくせに中佐になった?中佐になるのは結構大変だぞ。私も元帥に昇進するまでは非常に長かった」
チリ元帥「大尉はやっとこさっとこなれる階級、少佐は大隊(小隊の上が中隊、中隊の上が大隊。用は大規模の部隊)の指揮官、中佐は参謀クラスの階級、大佐は連隊(もちろん、大隊のさらに上)指揮官、少将で旅団(連隊のさらに上)の指揮官、中将で師団(旅団のさらに上。部隊としては最高ランク)指揮官であることからすれば、なかなかなれない階級です!」
松井元帥「ちなみに大将、元帥は最高階級になっている。一部では元帥と大将は同じ地位であるとか、上級大将があったりと、いろいろと国によって変わっている。ちなみに旧日本軍は元帥の階級は大将である。つまりは元帥は名誉階級だ。」
チリ元帥「今回はものすごい辛口批評ですね」
松井元帥「当たり前だ!今回は腹立たしいものだ!我々も報復戦として何か考えておこう」
チリ元帥「何をするんですか?」
松井元帥「決まっているだろう。奇襲だ」
チリ元帥「筒抜けになったらどうするんですか?場合によってはミッドウェイのような悲劇もありえますよ」
松井元帥「まあ、高杉はおそらく前の連合会議で俺と激論になったからここまで酷い仕打ちをしたんだろうな」
チリ元帥「まあ、墓穴を掘る結果になりましたがね」
引用なし
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新・チョロQ大戦争 第96話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/4/11 19:19 -
  
第96話完成。高杉はおろか、高柳まで袋叩き
第96話 高速艦隊来襲
トルック湾
ヴェーゼル大将「やはりオストバウは降伏したか!」
ヴェーゼル大将はQトルック新鋭の高速艦隊司令長官である。
オストバウ中将との死闘の末重傷を負い、ヘリコプターで旗艦「シュトゥルムヴィンド」へ戻ったのである
Qトルック海軍兵士A「はい。どうやら、長官のことは敵に気づかれたようです」
ヴェーゼル大将「あの時盗聴器を回収して置けばよかったな・・・」
Qトルック海軍兵士B「大変です!アルケオプテリクスが撃墜されたとの報告が入りました!」
ヴェーゼル大将「何!?墜落地点は!?」
Qトルック海軍兵士B「グッドウェイ泊地近海です!おそらく軍団連合艦隊に・・・」
ヴェーゼル大将「また軍団か!我が帝国はいつもあの民間組織にやられているのだぞ!強豪たるQQQQに負けるならともかく、民間組織だぞ!民間組織に負けるんだぞ!」
Qトルック海軍兵士A「長官、どうしますか?」
ヴェーゼル大将「当たり前だ!ラーテ閣下に許可を取って、直ちに軍団連合艦隊を叩き潰しに行くんだ!」
Qトルック海軍兵士A「はっ!直ちに閣下に報告いたします!」
司令部
ラーテ「何!?アルケオプテリクスがやられただと!?」
Qトルック通信兵「はい、グッドウェイ島近海にて撃墜されたとの報告が・・・」
ラーテ「グッドウェイ!?さては軍団だな!返り討ちにしおったか!もう許さん!ヴェーゼルに命令だ!直ちに高速艦隊を差し向けろ!」
ガチャ!
Qトルック海軍兵士A「ヴェーゼル大将が高速艦隊出航のきょ・・・」
ラーテ「許可する!というより命令だ!直ちに高速艦隊を出航させ、軍団の艦隊を壊滅させて来い!」
Qトルック海軍兵士A「了解!」
トルック湾
Qトルック海軍兵士A「閣下からの命令です。高速艦隊出航せよ、とのことです!」
ヴェーゼル大将「そうか!よし、直ちに出航だ!遅いヴィントシュトース達は置いていけ!シュトゥルム級のみで出航だ!」
Qトルック高速艦隊、出航
トルック湾沖
伊−61「む!トルック湾より強力なノイズ!」
伊−62「さては超兵器でしょうか!?」
伊−64「・・・超兵器のようです!おそらくシュトゥルムヴィンド!」
トルック南島沖
三笠中将「何!?超兵器!?」
新高大佐「先ほど第五潜水隊より連絡がありました。暴風型です」
三笠中将「シュトゥルムヴィンドか・・・」
新高大佐「確かトルック湾近海には、飛龍少将の艦隊が・・・」
三笠中将「まずいぞ!飛龍艦隊の船は一部を除いては全て旧式艦!このままでは・・・」
新高大佐「飛龍へ打電!『超兵器接近!』!」
トルック湾近海
飛龍少将「超兵器か・・・」
蒼龍大佐「しかもシュトゥルムヴィンド・・・」
大井大佐「シュトゥルムヴィンドといえば、最高速力100Qktを超える超高速巡洋戦艦ですよねぇ・・・」
飛龍少将「クーゲルブリッツの70Qktと比べればとんでもない速度だな・・・」
トルック湾沖
伊−61「あれはシュトゥルムヴィンドだ!尋常じゃない速度だぞ!」
伊−62「超高速巡洋戦艦ですか!?」
伊−61「おそらく究極の艦隊と言うべき新Qトルック艦隊の新戦力の内の1隻。ともなれば、その戦力を各個撃破するには絶好の機会・・・」
伊−62「しかしこちらの戦力は空母四、巡洋艦多数、駆逐艦十六・・・」
伊−64「相手は戦艦三・・・しかもどの艦も最高速力は100Qktを超えている・・・」
伊−61「厄介だな・・・」
伊−58(通信)「こちら潜七、敵超高速巡洋戦艦『シュトゥルムヴィンド』を補足!」
伊−61「やったぞ!位置は?」
伊−58(通信)「・・・北上しています。トルック湾近海です!」
伊−61「飛龍隊を狙っているのか?しかし敵にとっての最大の敵は大和元帥のはずでは・・・」
伊−58(通信)「我が軍団第一艦隊はトルック湾攻撃作戦のため東進中です!」
伊−61「そうか!位置を先読みしたのか!」
伊−58(通信)「敵司令官はヴェーゼル大将と思われます。クーゲルブリッツで内乱を起こした指揮官です!」
伊−61「あのラーテ政府派か・・・」
伊−58(通信)「我々の速度ではとても追いつけません!航空機以外の方法では・・・」
伊−61「分かった。通信を切るぞ!盗聴されると厄介だ!」
トルック湾近海
飛龍少将「狙いは大和元帥か・・・」
蒼龍大佐「長官に報告しておきますか?」
飛龍少将「いや、潜水隊が行ったはずだ」
大井大佐「我々も支援に向かいましょう!」
飛龍少将「そうだな。あいては超高速巡洋戦艦。その速力は脅威だからな。いくら最高速力33Qktに改装された大和元帥といえど、相手は100Qktは楽に越えるからな」
ロレッメガ沖
大和元帥「超兵器か・・・」
武蔵元帥「相手は究極艦隊計画の内の戦力です。この段階で撃沈しておかなくては、『NTBAS』と並ぶ脅威になるはずです」
大和元帥「飛騨型十二隻では太刀打ちできんからな・・・」
武蔵元帥「我が方には飛騨型十二隻、荒覇吐型二隻、播磨型一隻以外は超兵器はございません」
大和元帥「おい、少し足りんぞ。敵方としては、この俺と武蔵、あと越後に三河も超兵器の分類に入る。第一特潜と第二特潜の戦力も『水中超兵器』と恐れられているからな。ノイズは発しないが、飛騨型もノイズを発しないくせに超兵器だ。だから我々も超兵器に入る」
武蔵元帥「ともなれば・・・指令と私、越後元帥、三河元帥、飛騨型計十二隻、荒覇吐型計二隻、播磨型一隻、潜水艦十二隻・・・合計三十一隻です!」
大和元帥「Qトルックの超兵器は、この後交戦すると思われるシュトゥルムヴィンド級3隻、ティーバー級2隻、グロース・シュトラール級1隻、改グロース・シュトラール級1隻、改ティーバー級2隻、ナハト・シュトラール級5隻、ヴィントシュトース級20隻、Me1069多数・・・恐ろしい数だな」
武蔵元帥「N・シュトラール級とヴィントシュトース級は究極艦隊計画に入っていないためこれを除くとすれば・・・」
大和元帥「それでも恐ろしい数だ。一部では例の『NTBAS』は既に竣工していると言う話がある」
雪風少将「指令!ノイズです!」
大和元帥「遂に来たか!」
超高速巡洋戦艦「シュトゥルムヴィンド」艦内
ヴェーゼル大将「敵艦隊は迫りつつあるな・・・」
Qトルック海軍兵士A「敵が来たらこの38cm砲と61cm魚雷で撃沈してやりましょう!」
ヴェーゼル大将「うむ。速力はこちらが上だ」
シューーーーーーーーーーー!
Qトルック海軍兵士B「魚雷です!またも恐ろしい数です!」
ヴェーゼル大将「何!?」
ボゴーーーーーーーン!
Qトルック海軍兵士B「機関故障!」
ヴェーゼル大将「畜生、こんな時に!」
数分後
Qトルック海軍兵士A「機関修理完了!」
ヴェーゼル大将「すこし、燃料の無駄になったな」
Qトルック海軍兵士C「閣下!何か、向かってきます!」
ヴェーゼル大将「あれは・・・オストバウ!やはり裏切ったか!」
高速巡洋艦「クーゲルブリッツ」艦橋
オストバウ中将「ヴェーゼル、この前の借りは返してくれるぜ!撃て!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーン!
超高速巡洋戦艦「シュトゥルムヴィンド」艦内
ヴェーゼル大将「おのれ!撃てー!」
ボゴン!
Qトルック海軍兵士C「このまま、振り切りましょう!」
ヴェーゼル大将「そのつもりだ!全速前進!特殊燃料も使え!」
ザバーーーーーーーーーーーー!(艦隊巡航中の音)
高速巡洋艦「クーゲルブリッツ」艦橋
オストバウ中将「全速前進!」
クルップ大佐「全速前進!」
ザバーーーーーーーーーーーー!
ブローム一等兵曹(通信)「機関、異常ありません!」
オストバウ中将「そうか。しかし意外にも、軍団の技術は進んでいたのか・・・これならラーテ政府の崩壊は近いぞ!撃て!」
ボゴン!
パシュシュシュシュシューーーーー!
ボゴーーーーーン!
超高速巡洋戦艦「シュトゥルムヴィンド」艦橋
Qトルック海軍兵士A「ヴィルヴェルヴィンド、被弾!」
ヴェーゼル大将「何!?まあいい、そのまま突撃だーーー!」
数分後、完全にオストバウ艦隊を振り切ったヴェーゼル艦隊。しかし特殊燃料は使い果たしてしまった
ヴェーゼル大将「ちっ!メインとの戦闘の前に使い果たすとはな・・・」
Qトルック海軍兵士A「敵艦です!あれは大和です!」
ヴェーゼル大将「やったぞ!撃て!」
ボゴン!
海上
大和元帥「特殊燃料を使い果たしたと言え、その速力は強力だ!撃て!」
ボゴン!
ボゴーーーーン!
大和元帥「よし、近頃泊地暮らしで腕がなまってないか心配だったぜ」
武蔵元帥「定期的な演習の成果ですよ」
ボゴーーーーン!
超高速巡洋戦艦「シュトゥルムヴィンド」艦橋
ヴェーゼル大将「畜生!さっきから被弾しっぱなしだ!撃て!」
ボゴン!
ボゴーーン!
乱戦は続き、大和、武蔵、ともに小破の損害
ヴェーゼル大将「よし、このまま高速で敵を包囲するぞ!」
Qトルック海軍兵士A「指令!前方から・・・5500t級軽巡が!」
ヴェーゼル大将「何ーーー!?」
海上
大井大佐「うまく敵を巻くことが出来たぞ!魚雷、全門、撃てーーーーーーーー!」
大井、北上は重雷装艦である。魚雷を大量に搭載し、それを敵艦にいっせいに発射する。このときは大井、北上、球磨、多摩、木曽、長良、五十鈴、名取、由良、鬼怒、阿武隈、川内、神通、那珂、夕張といった大量の軽巡がシュトゥルムヴィンドに向けて魚雷を発射した
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
魚雷、全弾命中
シュトゥルムヴィンド、大破。ヴィルヴェルヴィンド、オストヴィンド、衝突、さらに魚雷被弾で大破
全艦拿捕されたが、ヴェーゼル大将以下10両はヘリで逃げていた
大和元帥「敵将ヴェーゼル、またも逃したか・・・」
武蔵元帥「しかし超高速巡洋戦艦3隻を拿捕しました。究極艦隊計画も崩れ始めました!」
連合会議
松井元帥「高杉!北方を任せておいたら、今度はこんな失態を犯しやがって!」
松井元帥は再び怒った。もちろん、QQQQの行為にである
高杉元帥「なぜ我々が反論されなければならないんだ!?核は使ってないぞ!」
松井元帥「俺が言っているのは核ではない!」
高杉元帥「じゃあ荷電粒子砲か?」
松井元帥「荷電粒子砲禁止とは言ってないぞ!俺が言っているのは条約だ!」
高杉元帥「あんなもの、敗戦国の運命だ!」
松井元帥「なにをぬかすか!敗戦国がやられて国がめちゃくちゃになっているところを、戦勝国が蹂躙する、それでいいのか!?いいはずがあるまい!今回条約を提示したのは誰だ!?」
高杉元帥「高橋だ!」
松井元帥「高橋!貴様は独裁者か!」
高橋元帥「俺のどこが独裁者だ!?」
松井元帥「貴様が独裁者、いや、悪漢で無いとすれば、高柳!貴様だ!」
高柳大統領「な、何故この私が!?」
松井元帥「法律を変えなかった貴様が悪い!」
高柳大統領「何を言うか!たてついたものを処分して何が悪い!」
松井元帥「それが悪いんだ!独裁者と変わらん!」
高橋元帥「反乱者はとことん処分しなければ、反乱運動が起きるんだぞ!」
松井元帥「貴様は馬鹿か!むしろ処分した方が反乱運動が起きるぞ!貴様らは大量虐殺をした血も涙もないQタンクだとな!」←血も涙もない:チョロQの血はおそらく燃料だと思う。ガソリンは赤いし・・・
またもや激論となった。言うまでも無く、ブラック、ストマニカ両帝国跡地は、QQQQの兵士による市民虐殺が行われていた
松井元帥「貴様、確か『これ以上戦っても無駄な犠牲を増やすのみ』と言ったな。戦いを止めても無駄に犠牲が増えたではないか!我が思想を悪用している!ついでに追戦という言葉も悪用している!」
この松井元帥の意見は、他の連合国も賛成し、高柳大統領、高杉元帥、高橋元帥は袋叩きとなった
怒った彼らは攻撃隊を各国に派遣したが、各国の連合軍に返り討ちに合ったのは言うまでもない
パトラファック軍港
飛龍少将「間一髪、我が水雷戦隊が間に合いました」
大和元帥「あのままでも十分良かったかも知れんがな」
雪風少将「夕潮より入電!『QQQQの輸送船100隻を撃沈、護衛駆逐艦10隻を撃沈!』!」
大和元帥「でかした!報復作戦成功だ!」
南北双方で戦果を上げた軍団艦隊は、パトラファックへ集結、最終攻勢の準備を行った
第96話 終わり
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Re:新・チョロQ大戦争 第96話
 高杉  - 2005/4/28 18:00 -
  
第97話ができました。こんなところでなにやってんだか・・・。

            第97話「QQQQ戦闘放棄」
高柳大統領「もうアンな会議はうんざりだ!」
高橋元帥「ほんとですよ!もう!」
高杉元帥「今回は高橋!貴様と言う奴はあんなむちゃくちゃな条約をつくりやがって!おかげで俺まで巻き添えだ!」
高橋元帥「なにをいうか!お前だってこっちに賛成してたじゃないか!」
高杉元帥「ふざけるな!今回はお前だけじゃなくて俺も行けばかったよ!このQQQQの恥さらしが!てめえなんぞ、除隊するぞこの役立たず!!」
高橋元帥「俺はもともと部隊の一員じゃない!」
高杉元帥「だまれ!この戦乱時代のただ働きが!」
高橋元帥「うるさいぞ、戦地で逃げた二等兵!」
高杉元帥「だまれこの独裁者!」
この喧嘩はついに6時間も続いた。
高橋元帥「はあ、はあ、はあ」
高杉元帥「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」
高柳大統領「・・・・・・・・・・ところで、喧嘩をしたのはいいが、どうすればいいか決まってんだろうな。」
高橋元帥「もちろんですよ!俺がじきじきに謝罪と条約変更を言い渡します!」
高杉元帥「ほう」
高橋元帥「そうすれば軍団も納得するでしょう。」
高杉元帥「だといいがな。軍団はそんなに甘くないぞ。いつでもお前の命を狙っているだろうからな。あんな独裁国は放っておけんと。それに他の連合軍も俺達をぶち殺しあるいは従え、この巨大な大陸を狙うという野心も持っているだろう。それに軍団は俺達を従え、このQQQQを大きく変えようと考えているだろうからな。」
高橋元帥「・・・・・。それでもいい。なんなら、俺が自分で殺されに行く!」
高杉元帥「いや、俺達だ。俺も一緒に行こう。どうせ死ぬなら、二人一緒に死のうじゃないか!」
高橋元帥「高杉・・・いや、それじゃだめだ。総司令部がいなくなる。」
高杉元帥「バカかお前は。後継ぎくらいは決めるさ。」
高橋元帥「だけどよ、天国ってどんなところかな?まだ見ぬ先輩や先に死んだ後輩、戦争でいなくなった友や親、その兄弟。いいところなのかな・・・。」
高杉元帥「(こいつ、本当に死ぬつもりだな・・)そうだな。でもいつか行けるさ!」
高橋元帥「いつかな!いつか必ず!」
高杉元帥「うん、絶対にいかなきゃならない場所だよ。Qならな。」
そして、旧ブラック帝国

ガララララ・ピシン!
旧ブラック帝国皇帝中野「なんですか?こんな場所に。反対運動の取締りなら・・・って、QQQQ?こ、これは失礼致しましたー!」
高橋元帥「いえ、かまいません。今日はちょっと用が合ってきたんです。実は、例の条約ですが・・」
そして・・・
中野元皇帝「ええ?という事は、私は再び皇帝に・・・」
高杉元帥「その可能性は充分有ります。改定案はこちらです。」
中野元皇帝「は、はい!どうも。読ませて頂きます。」
改定案:要求
1、殺す前の軍人、要人等は、すぐに執行を中止すること。
2、QQQQに予算の1%を払う事。
3、自衛は自国で行う事。
4、ブラック帝国とストマニカ帝国は合併する事。王国にするか、帝国にするか、共和国にするか等はQQQQは強制しない。
5、選挙権は、20歳以上なら、男女共に認める。
6、支配者は、選挙によって決める。
これらを理由に、QQQQは独立を認める。
賠償編
1、QQQQ駐屯軍は引き上げる。
2、復興資金はQQQQが全て出す。
3、死刑執行した軍人墓地の費用も復興資金に加える。
4、工業化を推進する。
5、軍隊立ち上げ費用も復興資金に入れる。また必要ならQQQQからある程度の軍を連れてくる事も認める。
以上
中野元皇帝「こ、これは!」
高杉元帥「この改定案は、高橋と一緒に作った物です。詫びもこめています。」
高橋元帥「あの時は本当に済みませんでした。ごめんなさい!」
高杉元帥「俺も謝ります!ごめんなさい!」
高橋・高杉「本当に済みませんでした!」
このとき、2両は泣いて土下座した。(戦車は普通、両で数えると思ったからこうしました。間違っていればすみません)
中野元皇帝「顔を上げてください。」
高橋・高杉「はい。」
中野元皇帝「わかりました。軍団とストマニカにも改定案がきたのとその内容、さらに詫びをいれてきたのを連絡しておきます。」
高橋元帥「誠に、ありがとうございます!なんとお詫びして良いか・・あの日の暴言、誠に申しわけ御座いませんでした!」
高杉元帥「ではこれで、失礼します。(ペコ)帰るぞ高橋。」
高橋元帥「・・・・ああ。失礼します。」
ガラララララ・ピシン!
中野元皇帝「えーーっと、ピポパピポ・・トゥルルルル・トゥルルルル」
QQQQ本国
高柳大統領「どうだった?」
高杉元帥「上手く行きましたよ。散々謝りましたからね。」
高橋元帥「俺も。コレで一安心。」
高杉元帥「おっと!むこうは安心だが、問題は軍団だな。コレでいよいよ正面からぶつかることになるのかな?」
高柳大統領「あの時は惨敗だった。おかげで、いつも俺達はあいつらの下・・。まきかえしたいなぁ・・・。」
高橋元帥「それは無理です。」
高柳大統領「なぜだ?」
高橋元帥「1、こっちの軍事力は向こうより劣っている。
2、作戦はすぐにばれる。
3、あいつらは連合軍の全ての軍を結集してくる。
これら3つがすべてある限り、我々は勝てません。」
高柳大統領「どうすればいい!?」
高橋元帥「もちろん、おとなしくする事。」
高柳大統領「やっぱりそれか・・。」
高橋元帥「ですがおとなしくしておけば、むこうもいちゃもんをつけないでしょう」
高柳大統領「そうだよなあ。そうするか。」
高杉元帥「そうそ。それが一番ですよ!今日は呑みましょう!俺がおごりますよ!」
高柳大統領「お、いいね!太っ腹!」
高杉元帥「へっへ!」
第97話 完
引用なし
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Re:新・チョロQ大戦争 第96話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/4/28 21:01 -
  
> 第97話ができました。こんなところでなにやってんだか・・・。
>
>             第97話「QQQQ戦闘放棄」
> 高柳大統領「もうアンな会議はうんざりだ!」
> 高橋元帥「ほんとですよ!もう!」
> 高杉元帥「今回は高橋!貴様と言う奴はあんなむちゃくちゃな条約をつくりやがって!おかげで俺まで巻き添えだ!」
> 高橋元帥「なにをいうか!お前だってこっちに賛成してたじゃないか!」
> 高杉元帥「ふざけるな!今回はお前だけじゃなくて俺も行けばかったよ!このQQQQの恥さらしが!てめえなんぞ、除隊するぞこの役立たず!!」
> 高橋元帥「俺はもともと部隊の一員じゃない!」
> 高杉元帥「だまれ!この戦乱時代のただ働きが!」
> 高橋元帥「うるさいぞ、戦地で逃げた二等兵!」
> 高杉元帥「だまれこの独裁者!」
> この喧嘩はついに6時間も続いた。
> 高橋元帥「はあ、はあ、はあ」
> 高杉元帥「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」
> 高柳大統領「・・・・・・・・・・ところで、喧嘩をしたのはいいが、どうすればいいか決まってんだろうな。」
> 高橋元帥「もちろんですよ!俺がじきじきに謝罪と条約変更を言い渡します!」
> 高杉元帥「ほう」
> 高橋元帥「そうすれば軍団も納得するでしょう。」
> 高杉元帥「だといいがな。軍団はそんなに甘くないぞ。いつでもお前の命を狙っているだろうからな。あんな独裁国は放っておけんと。それに他の連合軍も俺達をぶち殺しあるいは従え、この巨大な大陸を狙うという野心も持っているだろう。それに軍団は俺達を従え、このQQQQを大きく変えようと考えているだろうからな。」
> 高橋元帥「・・・・・。それでもいい。なんなら、俺が自分で殺されに行く!」
> 高杉元帥「いや、俺達だ。俺も一緒に行こう。どうせ死ぬなら、二人一緒に死のうじゃないか!」
> 高橋元帥「高杉・・・いや、それじゃだめだ。総司令部がいなくなる。」
> 高杉元帥「バカかお前は。後継ぎくらいは決めるさ。」
> 高橋元帥「だけどよ、天国ってどんなところかな?まだ見ぬ先輩や先に死んだ後輩、戦争でいなくなった友や親、その兄弟。いいところなのかな・・・。」
> 高杉元帥「(こいつ、本当に死ぬつもりだな・・)そうだな。でもいつか行けるさ!」
> 高橋元帥「いつかな!いつか必ず!」
> 高杉元帥「うん、絶対にいかなきゃならない場所だよ。Qならな。」
> そして、旧ブラック帝国
>
> ガララララ・ピシン!
> 旧ブラック帝国皇帝中野「なんですか?こんな場所に。反対運動の取締りなら・・・って、QQQQ?こ、これは失礼致しましたー!」
> 高橋元帥「いえ、かまいません。今日はちょっと用が合ってきたんです。実は、例の条約ですが・・」
> そして・・・
> 中野元皇帝「ええ?という事は、私は再び皇帝に・・・」
> 高杉元帥「その可能性は充分有ります。改定案はこちらです。」
> 中野元皇帝「は、はい!どうも。読ませて頂きます。」
> 改定案:要求
> 1、殺す前の軍人、要人等は、すぐに執行を中止すること。
> 2、QQQQに予算の1%を払う事。
> 3、自衛は自国で行う事。
> 4、ブラック帝国とストマニカ帝国は合併する事。王国にするか、帝国にするか、共和国にするか等はQQQQは強制しない。
> 5、選挙権は、20歳以上なら、男女共に認める。
> 6、支配者は、選挙によって決める。
> これらを理由に、QQQQは独立を認める。
> 賠償編
> 1、QQQQ駐屯軍は引き上げる。
> 2、復興資金はQQQQが全て出す。
> 3、死刑執行した軍人墓地の費用も復興資金に加える。
> 4、工業化を推進する。
> 5、軍隊立ち上げ費用も復興資金に入れる。また必要ならQQQQからある程度の軍を連れてくる事も認める。
> 以上
> 中野元皇帝「こ、これは!」
> 高杉元帥「この改定案は、高橋と一緒に作った物です。詫びもこめています。」
> 高橋元帥「あの時は本当に済みませんでした。ごめんなさい!」
> 高杉元帥「俺も謝ります!ごめんなさい!」
> 高橋・高杉「本当に済みませんでした!」
> このとき、2両は泣いて土下座した。(戦車は普通、両で数えると思ったからこうしました。間違っていればすみません)
> 中野元皇帝「顔を上げてください。」
> 高橋・高杉「はい。」
> 中野元皇帝「わかりました。軍団とストマニカにも改定案がきたのとその内容、さらに詫びをいれてきたのを連絡しておきます。」
> 高橋元帥「誠に、ありがとうございます!なんとお詫びして良いか・・あの日の暴言、誠に申しわけ御座いませんでした!」
> 高杉元帥「ではこれで、失礼します。(ペコ)帰るぞ高橋。」
> 高橋元帥「・・・・ああ。失礼します。」
> ガラララララ・ピシン!
> 中野元皇帝「えーーっと、ピポパピポ・・トゥルルルル・トゥルルルル」
> QQQQ本国
> 高柳大統領「どうだった?」
> 高杉元帥「上手く行きましたよ。散々謝りましたからね。」
> 高橋元帥「俺も。コレで一安心。」
> 高杉元帥「おっと!むこうは安心だが、問題は軍団だな。コレでいよいよ正面からぶつかることになるのかな?」
> 高柳大統領「あの時は惨敗だった。おかげで、いつも俺達はあいつらの下・・。まきかえしたいなぁ・・・。」
> 高橋元帥「それは無理です。」
> 高柳大統領「なぜだ?」
> 高橋元帥「1、こっちの軍事力は向こうより劣っている。
> 2、作戦はすぐにばれる。
> 3、あいつらは連合軍の全ての軍を結集してくる。
> これら3つがすべてある限り、我々は勝てません。」
> 高柳大統領「どうすればいい!?」
> 高橋元帥「もちろん、おとなしくする事。」
> 高柳大統領「やっぱりそれか・・。」
> 高橋元帥「ですがおとなしくしておけば、むこうもいちゃもんをつけないでしょう」
> 高柳大統領「そうだよなあ。そうするか。」
> 高杉元帥「そうそ。それが一番ですよ!今日は呑みましょう!俺がおごりますよ!」
> 高柳大統領「お、いいね!太っ腹!」
> 高杉元帥「へっへ!」
> 第97話 完

軍団総司令部
松井元帥「あそこまで言ったら条約を緩めたようだな。友好派の理論は戦っても勝てる相手ではないから、か」
チリ元帥「そりゃ、3回戦って3回負けたんですから、当たり前ですよ」
松井元帥「ついでに言っておこう。第98話はこっちの『GKU同盟崩壊』だ。Qグリーンとウルタンクが降伏、大戦は遂に終盤を迎える、といった感じか」
チリ元帥「そういえば來灯さん(だったはず。元Laitoさん)の分はどうします?」
松井元帥「それが迷うところだ。よし、第99話だ」
チリ元帥「第99話は転移物では?」
松井元帥「前編、後編というものがあるだろう。ついでに話数は102だ。101話目(最終決戦)を「最終話」とすればいいだろう」
チリ元帥「ちょっとせこい気もしますが・・・それなら100話で保てますね」
引用なし
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新・チョロQ大戦争 第98話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/5/4 23:49 -
  
第98話。最近話がやけに長い
第98話 GKU同盟崩壊 前編
言うまでも無く、この第五次キュワール大戦は、Qグリーン帝国、旧カルオス帝国、ウルタンク帝国の三国が同盟を結び、プロトン王国及び旧レイオガル王国に対し宣戦布告をしたことから始まっている
が、現在この大戦は、カルオスはレイオガルとの併合で連合国となり、Qグリーンは革命軍の処理に手を焼いており、ウルタンクは軍を派遣してかならず軍団にやられるという結果となっている。もはやこのGKU同盟軍は敵ではなく、もはや敵は強大なQトルック大帝国であった
Qトルック帝国は、今でこそグッドウェイ諸島を失い、本土と南トルック島の二島のみの領土だが、皇帝政時代にグリシネを占領する勢いだったという。これまで無敵を誇っていた連合軍が、あろうことか叩きのめされ、何度もトルック要塞攻略に失敗していた。もちろん、超巨大陸上戦艦「スレイブニル」による損害である
この「スレイブニル」は、100.0cm65口径砲、戦艦「ウルトラトルック」と同じタイプの56.0cm65口径砲、さらに多弾頭ミサイル発射機「SSM−V2」、新開発の40mmバルカン砲、さらにレールガン、対空パルスレーザー、誘導荷電粒子砲「KL−2」を搭載している
さらに速度は63kmほどと言う超高速で突っ走ってくる。もはや追いつけるタンクは一部の高速部隊のQタンクのみと言うものである
この脅威の戦車だが、空襲にも強く、以前ニャキーを空襲、壊滅させた「アルケオプテリクス」ですら撃破は不可能とまで言われている
超兵器には超兵器だ、と、ハバクックなどで攻撃を行ったが、空母による空襲も、艦砲射撃も失敗に終わった
とにかく軍艦よりも強いのである。軍団は特殊艦隊及び飛騨隊を出撃させることを検討中である
さて、北方の帝国、Qグリーン。陥落は目前であった
Qグリーン帝国 グリーンシティ(初代チョロQ大戦争にあった通り、Qグリーンの首都)
Qグリーン総統「何!?革命勢力が北上中だと!?」
Qグリーン秘書「はい、もはや南部地域は占領されました!」
Qグリーンは突如強大化した革命軍により、南部地域は占領され、もはや首都のある北部地域を残すのみとなった
Uグリーン元帥(通信)「こちら第1軍!このままでは突破されます!」
Qグリーン総統「畜生、革命軍め!」
Qグリーン秘書「ここまで押されるとは・・・」
Qグリーン総統「よし、かくなる上はジュラーヴリグだ!発進用意!」
ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!
ジュラーヴリグ。意味はロシア語で「鶴」である
ちなみにアルケオプテリクスは「始祖鳥」だ
が、ジュラーヴリグはアルケオプテリクスを超えた戦闘能力を誇っている
なんとエンジンはヘリコプターと同じシステムになっている。つまり垂直離着陸、空中停止が可能になっている
速度も非常に高く、銃撃も敵タンクを木っ端微塵にする勢いである
おなじみ「超兵器」の仲間である
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
Qグリーン兵士A「発進!」
Qグリーン兵士B「何ですか?」←エンジンの爆音で声が聞こえない
Qグリーン兵士A「だから、発進だ!」
Qグリーン兵士B「通信機を使ってください!」
Qグリーン兵士A「発進!」
Qグリーン兵士B「了解!発進!」
ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!
ジュラーヴリグ、発進
最前線
Tグリーン少佐「援軍がもうすぐ到着するとの報告が入った!皆、それまで耐え抜くんだ!」
ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガ!
ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
数分後
Tグリーン少佐「やったぞ!援軍だ!」
遂にジュラーヴリグが到着した
ペテルブルグ大佐(ジュラーヴリグ機長。車種:T−34/76(43年型))(通信)「こちら1番機、無事到着したぞ!これより第3軍の支援を開始する!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
銃弾の雨が革命軍に降り注いだ
革命軍T−34は木っ端微塵、装脚戦車も無残な姿になる
ジュラーヴリグは「鶴」というその名前とは裏腹に、恐怖の虐殺兵器なのである
さて、最新型潜水艦「夕潮」は、5隻の新型潜水艦とともに、グリシネへ帰還すべく南下していた
夕潮「こちら夕潮、現在タルタ海Qシュタイン沖。異常なし」
大和元帥(通信)「了解、そのままグリシネへ向かってくれ」
ピッ
夕潮「そのままグリシネへ帰投せよとのことだ。よし、そのまま南下だ!」
瀬戸潮「隊長!前方、謎のホールが!」
夕潮「何!?」
望潮「回避できません!」
夕潮「畜生!我々はこんなところで・・・」
その後、夕潮隊は消息不明となった
しかしこれはQQQQの重力砲ではなかった
謎のホール、その正体は不明である・・・
ただ、このホールが発生中、グリシネにある軍団総司令部では、同海域に強力なノイズが探知できたということがあった
が、あたりに超兵器は無かった・・・
軍団総司令部
松井元帥「夕潮からの連絡、途絶える・・・」
チリ元帥「異界への転移ではないですか?QQQQも戦国時代へ転移し、プロトンも日本本土へ転移したそうじゃないですか」
松井元帥「だとしたら、一体どこなのやら・・・」
Qグリーン本土
遂に第3軍は北部地域から革命軍を追い払った
が、第1軍、第2軍は未だ苦戦中である
しかしジュラーヴリグは5機生産されていた
これにより遂に革命軍を押し戻すことに成功したのである
が、それまでだった・・・
Qグリーン総統「あろうことか民間に対しこれまでの兵力と弾薬、兵器を用いてしまったとは・・・」
Qグリーン秘書「コンドラチェンコですらあまり役に立たなかった・・・コンセプトは良かったのに」
Uグリーン元帥「閣下!敵襲です!6発牽引式!おそらく『FUGOKU』です!」
Qグリーン総統「富嶽か!」
超重爆撃機「富嶽」。いうまでもない、軍団の長距離爆撃機である
大量生産が向かない「富士」の代わりに、軍団海軍が開発したものだ
B−29JとB−32が空軍の戦略爆撃機ならば、連山と富嶽は海軍の戦略爆撃機だ
富嶽は遂に四二式爆弾を投下した
四二式は気化爆弾だ。いわゆる大量破壊兵器に入る。しかし核ではないのだ。軍団もこれに目をつけた
そして猛爆、遂にQグリーン総統邸も炎に包まれた
消防隊長「急げー!閣下を救うのだーーー!」
消防隊員「閣下はこの先のはずだーー!行くぞーーー!」
この後、なんとQグリーンは講和をしようとしたという
が、ウルタンクが残された
遂にウルタンクは軍団に対し総攻撃を行うことを決意、大艦隊を南下させた
北方警戒隊の夕潮隊亡き今、遂に第2特殊潜水隊及び第五、第八潜水隊がウルタンク艦隊をとめる任務にあたった
空母「エセックス」以下数百隻。これを叩くのである
伊−58「Qカラー戦と同じだ。しかし今度は一気に全門発射する。雷撃用意!」
ガチャン!
伊−58「てっ!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーーーーーーー!
海上
駆逐艦フライシャー「あ、あれは!」
タイコンテロガ少将「魚雷だーーーーーーーーーーーーーー!」
駆逐艦ソーフレイ「前のように炎上などしないぞ!機銃を叩き込め!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
駆逐艦ラドフォード「ダメです!」
駆逐艦シンプソン「そう簡単に諦めるな!」
駆逐艦ハットフィールド「これでは命中は免れない!」
駆逐艦フレッチャー「我々が露払いとなるんだ!空母を守りきれ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
駆逐艦パーカー「撃て!」
ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
巡洋艦スプリングフィールド「敵は多くは無いぞ!撃ちまくれ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーン!
駆逐艦ロゥ「我機関故障!これより避退する!」
駆逐艦フィリップ「フライシャー隊長!やられました!」
駆逐艦フライシャー「畜生!」
駆逐艦アレン・M・サムナー「こちら第3駆逐隊、ルイス・ハンコックが大破!」
駆逐艦フレッチャー「駆逐艦3隻大破・・・」
ボゴーーーーーーーーーーン!
戦艦ミズーリ「畜生!サウス・ダコタがやられた!」
エセックス中将「なんてことだ。我々はまだ攻撃を仕掛けていないぞ!」
駆逐艦フライシャー「爆雷投下!」
パシューーーーーーーーー!
ドボーーーーン!
ボゴーーーーーーーーーン!
駆逐艦マナート・L・アベール「敵潜健在!」
駆逐艦フライシャー「何!?」
ウルタンク艦隊、再び大損害
しかし、遂に航空隊が発進した
目的地はアウトパーヤ。ゲトラ軍はここにはいなかった
ツインワスプ大佐「目標発見!」
ダブルワスプ中将「攻撃用意!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ダグラス少佐「撃てーーーーーーーーー!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
爆撃は大成功、ウルタンク最後の作戦成功となった
第98話 続く
引用なし
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Re:新・チョロQ大戦争 第98話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/5/4 23:56 -
  
第98話 GKU同盟崩壊 中編
グリーンシティ
Qグリーン将校「敵襲ーーーーーーーーー!」
Qグリーン総統「軍団か・・・」
Qグリーン秘書「敷島を設計したのは、軍団だったそうです」
Qグリーン総統「どうりで強いわけだな。同盟国も軍団の恐ろしさに作戦のほとんどが中止されたらしいからな」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ヒューヒューヒューヒューヒューヒュー!
ボゴーーーーーーーーーン!
猛爆は続いた。革命軍は全滅、しかし遂にQグリーンも国力を使い果たした
消防隊員「閣下!避難してください!」
Qグリーン総統「分かった!急ぐぞ!」
同じ頃、遂にQトルック帝国は、奇襲作戦を行うこととした。その目標はウルタンク。未だ3極構造だ
潜水艦「UB−1700」。軍団の潜特型のように、艦載機を搭載している
機体は「Go−300」。誘導爆弾を搭載している
艦長は「シュトース中将」。優秀なラーテ派将校だ
デスゴッド沖
シュトース中将(車種:ティーガーI後期型)「そろそろ発進予定地点だ。浮上!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
直後、ウルタンクの海防艦が寄ってきた
ウルタンク将校「あれはQトルック艦だ!」
ウルタンク兵士A「隊長、Qトルックの潜水艦がここに寄港するなんて聞いてませんよ!」
ウルタンク将校「どういうことか分からん!」
UB−1700艦内
Qトルック海軍兵士A「艦長、ウルタンクの船です。なにやらたくさんいます」
シュトース中将「全艦撃沈せよ!我々はブルドーザー皇帝暗殺のために来た!」
Qトルック海軍兵士B「了解!」
ウィーーーーーーーーーーーーン!
海防艦艦上
ウルタンク将校「何だ?」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーン!
ウルタンク将校「撃って来たぞ!撃ち返せ!」
ボゴン!ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ウィーーーーーーーーーーーーン!
ウルタンク兵士B「隊長!ハッチが開いています!あ、あれは!ホルテンです!ホルテン爆撃機です!」
ウルタンク将校「何!?」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
UB−1700艦内
シュトース中将「一番機発艦か。よし、そのまま発進だ!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
海防艦艦上
ウルタンク将校「撃て!」
ボゴン!ズガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
ウルタンク将校「畜生!総員退艦!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーン!
ウルタンク哨戒隊、壊滅
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
UB−1700艦内
シュトース中将「三番機も出て行ったか。よし、潜航用意!」
ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qトルック海軍兵士A「主砲収納完了!」
Qトルック海軍兵士B「発進用ハッチ閉鎖完了!」
シュトース中将「潜航!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
Qトルック航空隊
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
フェロー元帥「もうすぐ目標だぞ。意外にも敵機がいないな・・・」
二番機機長(通信)「張子の虎とはこのことですな」
フェロー元帥「そうだな」
三番機機長(通信)「そろそろ首都ですね」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
フェロー元帥は以前、連合軍への爆撃を敢行、ことごとく乗機を撃墜された爆撃隊隊長だ
今度はUB−1700に収容された特殊攻撃隊の隊長となり、ブルドーザー皇帝暗殺作戦に参加することとなった
首都ウルタンク
一番機爆撃手「見えました!あれです!」
フェロー元帥「よし・・・撃て!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
フェロー元帥「二番機、三番機も撃て!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ブルドーザー皇帝の家は見事に破壊された
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ノースロップ中将(ウルタンク精鋭航空隊長。機種:P−80シューティングスター)「畜生!追いつけねぇ!」
P−80「先ほど機体が見えましたが、ホルテンの拡大型のような・・・」
ノースロップ中将「ホルテンだと!?あの全翼機『ホルテン』の拡大型だと!?」
P−80「はい!おそらくかなりの速力を発揮していると思われます!」
同じ頃、ウルタンク南部沖に、1隻のUボートが迫っていた
艦名は「UB−2000」。これも海中空母だ
こちらは飛行甲板を保有している。浮上時に自動的に甲板上の水を排水するシステムがついているため、すぐに離着艦が可能だ
単独行動が可能だが、北方任務には向かない。やはり南方国家Qトルックの艦だ
艦長は「プフィール少将」。シュトースの同期だ
UB−2000艦内
プフィール少将(車種:ティーガーI中期型)「辺りに敵艦艇は?」
Qトルック海軍兵士C「ありません」
プフィール少将「では航空機は?」
Qトルック海軍兵士C「ありません」
プフィール少将「友軍機は?」
Qトルック海軍兵士D「ありません・・・・いや、3機です!北方より3機!」
プフィール少将「分かった。浮上!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
海上
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
フェロー元帥「よし、着艦だ!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・
数分後、全機着艦完了
しかし・・・・
一番機操縦手「敵襲です!敵機が多数!」
プフィール少将「何!?」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ノースロップ中将「浮上中か・・・チャンスだ!撃て!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーン!
Qトルック海軍兵士D「甲板に被弾しました!このままでは潜航できません!」
プフィール少将「ちっ・・・このまま行くしかないか・・・」
Qトルック海軍兵士E「艦長!6時の方向より敵機!」←6時の方向:真南のことを指す
Qトルック海軍兵士C「あれは・・・軍団です!」
プフィール少将「何!?」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
烈風「あれはウルタンク航空隊か・・・よし、Qトルック潜を攻撃だ!」
彗星「攻撃開始!」
ヒューーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーン!
UB−2000、大破
プフィール少将「畜生!このままでは・・・」
フェロー元帥「降りるしかないな・・・」
Qトルック海軍兵士E「艦長!5時の方向より敵艦艇!」
それは軍団の海防艦だった
海防艦上
軍団将校「あれか・・・」
軍団兵士「主砲装填完了です!」
軍団将校「よし!目標は敵潜だ!てっ!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーン!
海上
プフィール少将「総員退艦!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーン!
UB−2000、沈没
海防艦上
軍団将校「目標撃沈!よし、警戒を続けろ!」
海上
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ノースロップ中将「貴官らの支援に感謝する。我々は帰投する」
烈風「分かった。我々も帰還する」
ノースロップ中将「実はもう1隻いたが・・・これは我々で片付ける。では」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
烈風「GKU同盟は、崩壊のようだな」
彗星「では、帰還しましょう」
烈風「うむ」
続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich023036.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>


Re:新・チョロQ大戦争 第98話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/5/4 23:56 -
  
後編。第99話は來灯さんにお願いします。予定変更で101話が最終話
第98話 GKU同盟崩壊 後編
その後、UB−1700艦内
シュトース中将「爆破には成功したようだな」
Qトルック海軍兵士A「このまま帰還しましょう」
Qトルック海軍兵士B「艦長、先の攻撃で受けた損傷を修理しましょう。我々もラジエーターの問題が・・・」
シュトース中将「そうだな。よし、浮上!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
UB−1700甲板
シュトース中将「まさか漁船の網も引っかかってたとはな・・・」
Qトルック海軍兵士A「あの海防艦集団の中に漁船が混じってたようですね」
同じ頃・・・
エセックス中将「何!?皇帝の家が破壊された?!」
エンタープライズ大佐「そのようです。我々はすぐに北上しましょう!」
エセックス中将「そうだな。すぐに皇帝の家を奇襲した奴を撃破せねば!」
エンタープライズ大佐「先ほどの報告では、敵潜1を撃沈、北方にもう1隻いるとのこと!」
エセックス中将「そいつらを叩くか
巡洋艦スプリングフィールド「我々の水偵を射出しましょう」
エセックス中将「そうだな。スタンバイが出来ているのは君たちの機体だけだ」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
巡洋艦隊の艦載機はOS2Uキングフィッシャー。観測機だ
爆弾も搭載可能である
数分後、UB−1700甲板
Qトルック海軍兵士A「敵襲!水上機です!」
シュトース中将「何!?」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
OS2U「見つけたぞ!投下!」
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
シュトース中将「畜生!潜航だ!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
海中
潜水艦アルバコア「敵潜は潜航したようだな」
潜水艦ジュゴン「雷撃用意!」
潜水艦アーチャーフィッシュ「雷撃用意!」
ガチャン!
潜水艦トリガー「撃て!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーン!
UB−1700艦内
シュトース中将「何だ?!」
Qトルック海軍兵士A「魚雷です!被弾数5!」
シュトース中将「何!?」
海上
駆逐艦フライシャー「やっと到着したぞ!」
駆逐艦フレッチャー「ヘッジホッグ投下!」
パシューーーーーーーーーーーー!
ドボーーーン!
海中
潜水艦ガトー「水上よりヘッジホッグ!」
潜水艦アーチャーフィッシュ「とどめだ!撃て!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーーー!
UB−1700艦内
Qトルック海軍兵士B「魚雷、雷数・・・数え切れません!」
シュトース中将「回避!」
Qトルック海軍兵士A「上からは爆雷投下音!」
シュトース中将「何!?」
海中
潜水艦ジュゴン「命中まで10・・9・・8・・7・・6・・5・・4・・3・・2・・1・・」
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
海上
駆逐艦フィリップ「命中!」
駆逐艦フライシャー「やったぞ!」
OS2U「我がウルタンクをなめていた証拠だな・・・敵前浮上とは・・・」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・
UB−1700、沈没
こうして、ブルドーザー皇帝暗殺隊は全滅した
さて、皇帝の城だが・・・
すでに瓦礫と化していた。しかしブルドーザー皇帝はその時刻、城にいなかった。もちろん本来ならいる時刻である。実は爆撃の数分前・・・
ブルドーザー皇帝「何!?Qトルック機だと!?」
バルバロッサ元帥「はい。どうやら閣下を狙っているようで」
ブルドーザー皇帝「そうか。よし、すぐに避難するぞ!」
と、近辺の陸軍基地へ避難していたのだ。だから被害は免れたのだ
翌日
ブルドーザー皇帝「本日我々ウルタンク帝国は、Qトルックに対し、断固とした攻撃態勢をとることとする。既に三極構造の時代は終わった。我々は帝国、連合、いずれの陣営につくか。それは連合だ!」
歓声が飛び交う中、皇帝はそう演説した
ブルドーザー皇帝「我が城を爆破したのは決して軍団ではない!そのことは大破した海防艦の乗組員が語った。彼らの証言では『艦影は見る限り、軍団の船にあらず』と。そしてエセックス中将の言う『敵前浮上』。軍団はするはずもない行動だ。さらに堂々国旗を揚げていた!その旗は・・・Qトルックだった!さらにフライシャー隊の猛攻、ガトー隊の猛攻。彼らも軍団の潜水艦ではないと考えたらしい!既に大戦の結果は決まったも同然!我々は連合に入る!GKU同盟は本日を持って連合軍へ移行する!GKU帝国陣営は遂に崩壊を迎えたのだ!」
そしてグリーンシティでも
Qグリーン総統「本国は国力を使い果たした。このまま帝国陣営にいてもいい事はない!我々は遂に連合へ入ることを決めた!GAとも同盟を結ぶぞ!」
こうして、GKU同盟は帝国同盟としての価値を失い、Qトルックは孤立したのである
いや、Qトルックは孤立ではなく「独立」したのだ。脅威は未だ残る・・・
第98話 終わり
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich023036.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>

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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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