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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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新・チョロQ大戦争 第100話 松井一真 2005/7/28 20:43
  Re:新・チョロQ大戦争 第100話 松井一真 2005/7/28 20:45
   Re:新・チョロQ大戦争 第100話 松井一真 2005/7/28 20:46
   Re:新・チョロQ大戦争 第100話 松井一真 2005/7/28 20:47
   Re:新・チョロQ大戦争 第100話 松井一真 2005/7/28 20:48
   Re:新・チョロQ大戦争 第100話 松井一真 2005/7/28 20:48
   新・チョロQ大戦争 最終話 松井一真 2005/8/15 15:57
   Re:新・チョロQ大戦争 最終話 松井一真 2005/8/15 16:36
   Re:新・チョロQ大戦争 最終話 松井一真 2005/8/15 16:37
   Re:新・チョロQ大戦争 最終話 松井一真 2005/8/15 16:38
   Re:新・チョロQ大戦争 最終話 松井一真 2005/8/15 16:39
   Re:新・チョロQ大戦争 最終話 松井一真 2005/8/15 16:40
   Re:新・チョロQ大戦争 最終話 松井一真 2005/8/15 16:41
   Re:新・チョロQ大戦争 最終話 松井一真 2005/8/15 16:42
   Re:新・チョロQ大戦争 最終話 松井一真 2005/8/15 16:42


新・チョロQ大戦争 第100話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/7/28 20:43 -
  
第100話完成。鋼砲+ジ○ング+チョロQ?
第100話 逆転の太平洋
夕潮隊は、謎の海にいた
平和そうな海である。しかし、西の方から空母が迫っていた。見るからに普通だ。軍団の赤城、加賀、蒼龍、飛龍であろう。しかしその近くに旗艦「長門」の姿はない・・・
夕潮「おかしいな・・・何故こんな陣形なんだ?」
望潮「たしかに。何故一航戦と二航戦が同じ艦隊を組み、護衛が金剛型・・・」
瀬戸潮「・・・先のホールの影響でしょうか?」
夕潮「転移か?」
見ると、甲板から航空隊が飛び立っていく。しかしその機種は・・・
夕潮「零式艦戦二一型、九九式艦爆、九七式艦攻・・・ひとつ前の世代の機体ではないか!」
望潮「転移先はまさか・・・」
夕潮「総帥から聞いたことがある・・・ある世界の1942年、ある島の近辺で大海戦が起こった。損害は一方的なものだった。と・・・」
そう、彼らのいるところは・・・
MIDWAY ISLAND。かの大海戦の起こった海域だ
史実では戦艦大和の初陣でもあり、日本の敗勢の始まりでもあった
戦力には圧倒的な差があり、日本海軍有利。しかし大敗北となった
もちろん敵艦隊がいることをつかんでおり、当時の連合艦隊旗艦「大和」でも敵艦隊の無線を傍受したのである
さらに戦艦「伊勢」には電波探信儀を搭載。日本側はミッドウェイ攻略をハワイ攻略の足がかりとし、また残存する敵空母の撃沈を目当てとしていた
が、主力艦隊側は敵機動部隊がいるとは思いもよらず、米艦隊に壊滅させられたのである
そして連合艦隊が米艦隊に与えた損害は、空母「飛龍」の反撃と潜水艦「伊−168」の攻撃による空母「ヨークタウン」撃沈、そして駆逐艦「ハンマン」の撃沈、航空機100機撃墜のみであった
夕潮隊はそんな大海戦が起ころうとしている海域にいたのだ
同じ頃、軍団第一、第二艦隊の一部も転移した
海域 ミッドウェイ沖
空母瑞鶴艦内
零戦五二型「隊長、海域が変わっております!電探に感あり!空母4、戦艦2、重巡洋艦2、軽巡洋艦1、駆逐艦12、給油艦5!」
震電「・・・聞いたことのある陣形だな」
烈風「さらに電探に感あり!空母1、重巡2、駆逐艦6!」
震電「やはり・・・」
秋水「何の陣形ですか?」
震電「おそらく、ミッドウェイだ」
秋水「真珠湾をパクったクソ映画ですか?」←アメリカが適当に作ったクソ映画。日本公開版の録画はプレミア物(おい)
震電「違う、海戦自体だ。海戦自体の陣形だ!」
秋水「え?!と、言うことは・・・」
震電「時空転移とはこのことだ。QQQQが体験したあれだ!」
秋水「そういえばQQQQは1945年、各地域に原爆を数発投下、壊滅させたと・・・」
震電「それを阻止するんだ。それが我々の任務だ。原爆を使うのをとめればよい。しかし時期が早いな。ミッドウェイ海戦は1942年6月だ」←正確には6月5日
秋水「・・・いずれにせよ枢軸国も開発していたはずです」←特にドイツが。枢軸国はレーザー兵器も開発していた
震電「そういうことだ。まず様子を見るとしよう」
・・・・・・・・・・・・そして
零戦五二型「先の空母より艦載機が!」
震電「第一次攻撃隊だ!攻撃目標はミッドウェイの地上施設!」
秋水「隊長、なぜそこまで知っているので?」
震電「・・・総帥が言っていたんだ。隊長昇進時にな。指揮官にはそういったことも知らされる」
秋水「そうだったんですか」
震電「・・・夕潮隊も転移したはずだ。直ちに夕潮に打電!『本海域はミッドウェイ近海なり。我々は連合艦隊の支援を行う!』!」
秋水「・・・歴史変更、ですか?」
震電「そうだ。QQQQも本能寺に攻め込んだ明智軍を殲滅したからな」←結構初期の話なので忘れてしまった方々も多いはず
秋水「それどころじゃありませんよ!それはただの反乱ですが、これは思いっきり大海戦です!」
震電「・・・そのとおりだ。我々はそのために来た。高杉だって長篠、いや新城で、大型噴進砲を武田軍に叩き込んだからな!」←長篠の戦いにおいて高杉軍がグレードブラスターを武田軍にぶち込んでます
秋水「戦国時代で大型ミサイルなんで・・・思いっきり未来兵器ですよ!」←大型ミサイルのモデルであろう巡航ミサイルはドイツ軍のV2ミサイルが最初、のはず
震電「・・・我々も1942年当時の装備ではないからな。この瑞鶴にも噴進砲がついている。そして我々も、史実では完成はしたが、一度も空中戦に出たことのない航空機だ。烈風と零戦五二型はともかく、私は3回、秋水に至っては1回しか飛んでいない機体だ!」←瑞鶴に噴進砲がついたのは1944年、烈風は1944年、零戦五二型は1943年(1942年?)、震電、秋水は1945年完成
秋水「隊長、我々は何をすれば・・・」
震電「攻撃目標ミッドウェイ地上施設。敵施設を殲滅させ、南雲艦隊を敵艦隊攻撃に向けさせる。と言ったところか」
秋水「南雲艦隊?」
震電「うむ。この海戦は連合艦隊は当時の司令長官山本大将の指揮下にある山本艦隊、そして攻撃艦隊の南雲機動艦隊、ミッドウェイ島占領の近藤艦隊(「提督の決断III」攻略時に大和に乗せてた・・・)と、支援の栗田艦隊(「提督の決断III」では小沢艦隊に所属してた)、護衛の田中艦隊、そして潜水艦隊といった多数の戦力を以ってミッドウェイを攻撃した。潜水艦隊はもちろん索敵を行った。そして別働隊としてアリューシャンのアッツ島を攻撃した北方艦隊がいる。これが当時の陣形だ。山本長官に関しては、高杉が接触したという話がある」
秋水「南雲艦隊は空母4とのことですが、当時日本の主力空母は6隻だったのでは?」
震電「当時の主力空母が6隻だったということは知ってたとはな。この海戦では『赤城』『加賀』『蒼龍』『飛龍』が参加していた。では『翔鶴』と『瑞鶴』はというと、いずれも同年5月の珊瑚海海戦において『偵察機のパイロットが下痢で休んでしまったため』、艦載機を多数損失し、翔鶴も大破してしまった。この珊瑚海海戦は日米双方ともに空母1大破空母1沈没と言う結果に終わった。米側は正規空母の『レキシントン』、日側は軽空母の『翔鳳』が沈没、大破したのは翔鶴とヨークタウンだ。珊瑚海での戦闘は米軍の勝利に終わったわけだ」
秋水「と言うことは米側は空母3〜4・・・ですね」
震電「うむ。実際、3隻参戦していた。『エンタープライズ』、『ホーネット』、そして『ヨークタウン』だ」
秋水「え?!ヨークタウンは大破していたのでは?」
震電「突貫工事で修理、無理やり戦線に復帰させた、と言ったところか。レキシントン級のサラトガはまだ本土にいたし、ワスプは大西洋から太平洋に向かう途中だった。だからヨークタウンしか残ってなかったんだな」←レキシントンが沈没したため大西洋にいたワスプが引き上げられた
秋水「ところで米側の戦力は?」
震電「スプルーアンス艦隊が空母2、重巡5、軽巡1、駆逐艦13、そして給油艦3、そしてもうひとつ、先ほど発見したフレッチャー艦隊が空母1、重巡2、駆逐艦6だ。そして我々が空母5、戦艦4、重巡以下多数、潜水艦が6だな。圧倒的日本側有利だ」
秋水「では圧勝ですね」
震電「しかしここで普通に勝ってはな。我々は地上施設攻撃を行う。全員対地攻撃装備だ!」
ガチャン!
震電「私と秋水も発艦する。行くぞ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
五航戦より航空隊発進
ミッドウェイ島
艦攻機長「てっ!」
ヒューーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーン!
艦攻操縦手「損害軽微の模様です」
艦攻通信手「『損害軽微の模様。第二次攻撃の要ありと認む』。以上!」
艦攻機長「後方より敵機!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
零戦五二型「ここがミッドウェイか。重要拠点のようだな」
烈風「F4Fだ!行くぞ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ズガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーン!
烈風「撃墜!」
艦攻通信手「機長、あの機体は!?」
艦攻機長「俺にも分からん。日の丸がかかれているが・・・あの太さ、鹵獲機か?!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオ!
艦攻通信手「機長、あちら側には零戦が・・・」
艦攻機長「零戦だが・・・色が緑色だ。それになんか違うぞ」←二一型と五二型ではエンジンが違う
艦攻操縦手「味方であることは変わりないので、離脱しましょう」
艦攻機長「そうだな。帰投するぞ」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオ!
烈風「友軍航空隊は帰還していくな。第二次攻撃隊は艦艇攻撃部隊だからな。我々が基地攻撃隊となるぞ!」
彗星「攻撃開始ーーーーーーーー!」
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
空母「赤城」艦内
通信兵A「『・・・第二次攻撃の要ありと認む』とのことです」
南雲中将(第一機動部隊司令官)「第二次攻撃隊の魚雷を爆弾に換装せよ」
草鹿少将(第一機動部隊参謀長)「だ、第二派を爆装にするんですか?」
南雲中将「まだ敵艦隊は発見されていない。おそらくは・・・」
機動部隊前方
ザバーーーーーーーーー!
夕潮「赤城に打電!『我キュワールの民なり。我が艦隊がミッドウェイ島攻撃を行う』」
望潮「だ、打電ですか!?」
夕潮「このままでは雷爆交換されてしまうからな。艦橋に日の丸を揚げろ!敵と誤認されるな!」
空母「赤城」艦内
通信兵A「前方より潜水艦浮上!見た事のない形です!」
南雲中将「敵か?!」
通信兵B「日の丸が揚がっています!友軍が鹵獲したものとおもわれます!」
通信兵A「発光信号です!『我キュワールの民なり。我が艦隊がミッドウェイ島攻撃を行う』・・・」
通信兵C「キュワールって、まさか・・・」
南雲中将「艦隊内部で伝わっていたらしいな・・・」
通信兵A「確か戦国時代に巨大な得体の知れない武器を使って並み居る敵を次々と撃破し、今なお東北にその跡を残す謎の兵器を持つ組織・・・確かQQQQでしたかね。キュワールとやらから・・・」
草鹿少将「キュワールだと?!それは大昔の話ではないか!それが何故・・・」
機動部隊前方
夕潮「よし、打電完了!これより潜航する!」
ザバーーーーーーーーー!
空母「赤城」艦内
通信兵A「潜水艦は潜航しました!」
通信兵B「とにかく、雷爆転換は取り消しましょう」
南雲中将「キュワールの民とは・・・」
通信兵C「やはり・・・」
南雲中将「すぐに配置に戻れ!攻撃隊発進用意!」
通信兵A「ハッ!」
第100話 続く
引用なし
パスワード
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Re:新・チョロQ大戦争 第100話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/7/28 20:45 -
  
第100話 逆転の太平洋
空母「飛龍」艦内
飛龍は二航戦の旗艦である
闘将といわれた山口少将(当時)が指揮していた
山口少将(第二航空戦隊司令官)「雷爆転換取り消し?一体何のための命令だったんだ?キュワール?ああ、あの高杉とかいうやつの話か」
通信兵D「キュワールのとある国の潜水艦、ですか・・・」
通信兵E「とりあえず、配置に戻ろう」
通信兵F「ところで格納庫で何か騒ぎが起こっているらしい」
同艦格納庫
艦攻機長「蒼龍に搭載されていた二式艦偵は、聞いた話じゃ空技廠で開発されている新型艦爆が、強度の問題で製作が難航しているらしい」
艦爆乗り「だからまだ九九式しかねぇってことか。おまえが前に言ってたな。さっさと最新型に乗り換えたいぜ」
艦攻機長「だがな、そいつが現れたんだよ!ミッドウェイに!」
艦爆乗り「そんなわけねぇだろ!開発中の機体が出てくるかよ!蒼龍搭載の二式艦偵の見間違いじゃないのか?」
艦攻機長「いや、艦爆だったよ。戦闘機の護衛がいたし、大体垂直尾翼の帯の色が・・・」
艦爆乗り「なんだったんだよ」
艦攻機長「ここにいないはずの瑞鶴搭載機だったんだぞ!なんで五航戦がいるんだか俺もわかんねぇよ!」
機体整備員「攻撃隊発進用意との連絡!敵の機動部隊がいるって連絡が筑摩から入った!」
艦攻機長「敵機動部隊だと!?」
艦爆乗り「厄介だな・・・まあ、その新型艦爆がいりゃあ大丈夫だろ。にしてもなんで連合艦隊は極秘で瑞鶴を出撃させたんだ?」
艦攻機長「さあな。翔鶴が大破したから無理だと思ったんだがな。もう一つすごい奴を見かけたぜ」
艦爆乗り「今度は何だよ」
艦攻機長「それはな、なんと新型の零戦だ!」
艦爆乗り「零戦も新型か!敵機もどんどん強くなってて、ラバウルじゃあB公が堅くて困ってるらしいしな」←B公:ここではB−17のこと。B−17の「B」から来た。抽選で決まったんだそうな
ガチャン!
機体整備員「魚雷搭載完了!」
艦攻機長「で、だな。さらにすごい奴も見たぜ。グラマンみてぇなぶっとい機体が緑色に塗られて、日の丸がかかれてやがった。友軍であることは確かだが、結構でかかったぜ」
艦爆乗り「そりゃ鹵獲機か新型機だ。試作機でも運んできたんだろ」
艦攻機長「ん?そろそろ出撃だな」
艦攻機銃手「機体を甲板に上げるので早く乗ってください!」
艦攻機長「分かった。では、生還できれば、またここで会おう」
ミッドウェイ島沖 米機動部隊
旗艦「エンタープライズ」
スプルーアンス少将(第16任務部隊指揮官)「敵機動部隊がミッドウェーを叩いたのか。こちらにはまだ気づいていないようだな」
マレー大佐(「エンタープライズ」艦長)「しかし、新型機が現れたそうです」
スプルーアンス少将「そうか。新型か。で、落とせたのか?」
マレー大佐「予想以上に強かったそうです」
スプルーアンス少将「新型というからには強いんだろう。警戒を厳重にせねば」
ミッドウェイ沖 軍団艦隊
空母「瑞鶴」艦内
ウィーーーーーーーーーーーン!
零戦二一型「戻ってきましたか」
震電「ああ。ミッドウェイはやはり南方の孤島だな」
零戦二一型「問題はフレッチャー艦隊が我々を日本艦隊と見て食いつくか、ですよ」
震電「大丈夫だろう」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオ!
震電「何だ!?」
零戦二一型「敵機のようです!」
震電「何!?飛行中の機の内、燃料及び損傷状態に余裕があり、弾薬が残っているものは空戦に入れ!」
秋水(通信)「どうやら索敵機のようですよ。少し攻撃を行っておいて、見逃しておきましょう」
震電「そうだな」
数分後、索敵機は遁走(退却)した・・・
震電「我々は攻撃主導艦隊でもあり囮でもある。南雲艦隊が米艦隊の空母を撃沈できるかだな。総帥の行った図上演習では3隻の空母は南雲艦隊のみで楽に撃沈することが可能らしい。さらに潜水艦隊の支援が入ればさらに損害を軽く出来るそうだ」
秋水「夕潮隊を派遣しますか?」
震電「出来ればそうしたいところだ。が、いくら俊足の夕潮隊でもスプルーアンス艦隊、もしくはフレッチャー艦隊に追いつくことは・・・」
秋水「相手は向かってくるんです。これならいいでしょう」
震電「そういえばそうだ。相手はミッドウェイを叩かれただけだ。我々が反復攻撃に出るまでに空母三を撃沈できればいい」
秋水「支援艦艇もさっさとやっつけておきましょう」
零戦二一型「隊長!敵潜水艦隊を発見したようです!」
震電「そうだ!ミッドウェイには当時最新鋭のガトー級を始めとする米潜水艦隊がいたはずだ!」
秋水「それはまずいですよ!」
震電「いや、当時、潜水艦が狙うのは輸送船と決まっていた。戦闘艦艇、特に空母や戦艦、巡洋艦を狙ったのは第二次大戦でプリーン大尉の乗艦、U−47による戦艦ロイアル・オーク撃沈、ミッドウェイ海戦での伊−168潜のヨークタウン撃沈、ソロモン海戦での伊−19による空母ワスプ撃沈、伊−58による重巡インディアナポリス撃沈ぐらいだ。ほとんどが伊号潜だが、総帥は大西洋方面で起こった海戦はほとんどが通商破壊戦で、海戦といえる海戦はほとんどビスマルク追撃戦だけだったそうだ。で、確か総帥の図上演習でもおそらく米潜水艦隊は索敵のみを行うであろうとされていた」
秋水「総帥の行うような戦略ではない、ということですね」
震電「というよりも、当時の潜水艦は探知されやすく、もし駆逐艦に見つかろうものなら爆雷の嵐を受ける結果となったであろう。しかも大戦末期ともなれば『ヘッジホッグ』という小型爆雷を大量に投射し、1つでも潜水艦に命中すれば全ての小型爆雷が爆発する新型爆雷が開発されたから、Uボートの被害は甚大なものとなった」
秋水「で、日本は潜水艦の使い方を間違えた、と・・・」
震電「うむ。その点独や米は優れていた。それぞれともに海上封鎖用に潜水艦を使っていた。日本はといえば航空機を搭載していることと酸素魚雷以外は特に優秀な一面は無いらしい。が、それでもなんと日本は、潜水艦でアメリカの『本土』を『空襲』した。実は伊−25潜の艦載機が米本土を空襲した。そしてオレゴン州の森林で火災が発生した。が、小火で済んでしまった。理由はその前に大雨が降り森林が湿っていたかららしい。時期がよければものすごい大火事になったんだろうがな。米本土の森林火災なぞものすごいものだからな」
秋水「で、話を戻しましょう」
震電「うむ。で、今回我々はミッドウェイを空襲する。当時の軍部が思っていたとおり、我々の力をもってすればかならずミッドウェイは陥落する。相手はワイルドキャットとかP−40、強い奴だとP−38だ。あとは空母からF4F、SBD、TBDが来襲してくる。少量だがTBFも混じっているぞ。我々はその攻撃を耐えぬかなければならない。なにせこの後キュワールに帰還せねばならんからな」
秋水「あくまで我々はミッドウェイ攻撃を支援後、出来ればキュワールに帰還、ですね」
震電「それにしても、なぜこんなことになったか、だ・・・」
秋水「あのホールでしょう。夕潮隊からの通信が一度途絶える目前、謎のホールが出てきたという報告がありました」
震電「そういえばあったな・・・」
秋水「で、我々の戦力は、空母2、軽巡2、駆逐艦10ですか・・・」
震電「まともに戦える戦力ではないな。まあ連合艦隊が作戦主力になっているわけだが」
秋水「大体転移艦隊ですからね・・・」
震電「本当に、ここはミッドウェイのようだな・・・まあ、我々は高杉と同じく、歴史を変える羽目になった」
秋水「空母が6隻いますからねぇ・・・」
震電「さっきの飛龍艦載の九七艦攻の乗員は俺達をどう見るかな・・・」
第100話 続く
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Re:新・チョロQ大戦争 第100話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/7/28 20:46 -
  
第100話 逆転の太平洋
空母「飛龍」甲板
ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ!
艦攻機長「新型機が出るなら出るって言えばいいのにな」
艦攻機銃手「全くですよ。軍令部もとんでもないやつらです」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーー
同時刻、日本海軍潜水艦「伊−168」が、不審な艦船を探知していた・・・」
「伊−168」艦内
伊号聴音手「・・・前方に音響、大型艦船2、中型艦船2、小型艦船10」
田辺少佐「敵艦艇か?」←伊−168潜艦長。実在(実はこの話、やたらミッドウェイ海戦の資料を探して作った)
伊号聴音手「わかりません。しかし敵としても変ですよ。音響は聞きなれた翔鶴型空母と陽炎型駆逐艦です。音響不明なのは軽巡洋艦だけです」
田辺少佐「友軍か?・・・違うな。確かMI作戦には五航戦は参加できないはずだろ」
伊号聴音手「しかし米軍が我々と同じ音響を立てる空母を作りますかねぇ?陽炎型に至っては明らかにシルエットまで米軍駆逐艦とは違いますよ。それに、この深度なら見つかる可能性もあるのに・・・」
伊−168は海軍式大型潜水艦(略称海大型)の内の1隻で、かつては伊−68と呼ばれていた
1942年5月、新型の「巡潜型潜水艦」の登場により従来の海大型と艦番号が被る可能性が出てきたため、現役の海大型全ての艦の番号に「1」を付けた。したがって2桁が巡潜型、3桁が海大型となった。この海大6a型は最大水上速力23ktを記録した最速潜水艦であった
史実では飛龍攻撃隊の攻撃により損傷を負った「ヨークタウン」と駆逐艦の「ハンマン」を撃沈している
田辺少佐「潜望鏡で見てみるしかないか・・・」
伊号聴音手「そのようですね」
この「伊−168」は夕潮隊による山本艦隊接触前に転移艦隊の全貌を目撃したただ1隻の潜水艦だった
ウィーーーーーーーーーン!
田辺少佐「君の言う通りだ。翔鶴型だ。脇の駆逐艦は陽炎型。しかし巡洋艦は見る限り建造中の阿賀野型に見えるが・・・」
伊号聴音手「予想以上に早く竣工したようですね。2番艦まで・・・」
伊号水雷手「何か飛行甲板にいますが・・・新型機でしょうか?」
空母「瑞鶴」甲板
震電「ん?あれは潜水艦の潜望鏡だな・・・」
ブオオオオオオオオオオ!
零戦二一型「あれは海大型です。日本海軍所属の大型潜水艦です」
震電「とすれば、味方だな」
秋水「発光信号でも打電しますか?」
震電「別にいいだろう。阿賀野型を除く全てが当時竣工していただろう」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
震電「あれはさっきの航空隊ではないか!」
秋水「遂に攻撃作戦が始まったようです!」
伊−168艦内
田辺少佐「友軍航空隊が東方に向かっていくぞ!敵の位置が判明したようだ!」
伊号聴音手「音響多数!航空機の音響も聞こえます!」
伊号水雷手「予想通りの結果ですね」
伊号聴音手「だから敵の機動部隊がいると・・・」
空母「瑞鶴」甲板
震電「これはなかなかの大挙だな」
秋水「夕潮隊はどうなってるんでしょうか・・・」
零戦五二型「夕潮より入電!『戦艦大和以下ノ艦隊ト接触!きゅわーるノ者ト見テ友軍ト認メラレル』!」
震電「そういえば高杉が元帝国の侵略のことを知ったのは山本長官からの通信だったな・・・」
秋水「よりによって高杉によってこんなことになるとは・・・」
震電「まあ、いいではないか。友軍と認められたわけだから。それに伊−168潜がこの艦隊の近くにいるんだろう。もし我々がこの艦に乗っていなくて、ウルタンクやプロトンの艦に乗っていたとしたら轟沈だぞ」
ザバーーーーーーーー!
零戦五二型「『伊−168』、浮上!」
震電「発光信号で打電だ!『我々は友軍なり。ミッドウェイ攻撃を支援する』!」
軍団航空隊はこうも簡単に事が進むとは思わなかった
夕潮隊がたまたま特殊通信機(別世界に転移した状況でもグリシネの大本営と連絡が取れる最新型通信機)を積んでいたため松井元帥自らが文章を打てたためである。もちろん高杉の件もだが・・・
戦艦「大和」艦橋
山本長官(連合艦隊司令長官)「キュワールというと技術力がすばらしいそうだ。既にQQQQなる国家との関係があるからな」
宇垣少将(連合艦隊参謀長)「QQQQもキュワールでしたな。今度のはグリシネなる国家の民兵隊だそうですが、正規軍より強いとのことですね」
高柳大佐(「大和」艦長)「先ほど浮上した見た事のない形の潜水艦がそれを物語ってますね」
山本長官「これより本艦隊は敵機動部隊壊滅か、ミッドウェイ基地の壊滅後、ミッドウェイを攻撃する」
空母「鳳翔」格納庫
艦爆乗り「それにしても、キュワールってのは本当にあったんですね」
戦闘機乗り「まあ、艦隊内に広まってますからね。第3潜水部隊がキュワールの艦隊と接触してるそうですね」
艦爆乗り「建造中のはずの阿賀野型巡洋艦が2隻もいるそうですね。数は少ないながらも強力」
戦闘機乗り「そろそろ直援が交代するので」
艦爆乗り「では、頑張ってください」
空母「瑞鶴」甲板
零戦五二型「『伊−171』、『伊−169』、浮上!」
震電「よし、そのまま発光信号を打電。『本艦隊は友軍なり。敵航空艦隊は東方にあり』!」
数分後のことだった。浮上航行をしていた伊−168を始めとする8隻の潜水艦は、敵艦艇を発見、潜航を開始した
伊−168艦内
田辺少佐「危ないところだった・・・敵の艦隊だ。空母艦隊だろう」
伊号航海手「敵艦隊はおそらく日本海軍を攻撃すべく差し向けた艦隊でしょう」
田辺少佐「あれはヨークタウン級空母だな。ヨークタウンは大破しているから、エンタープライズかホーネットか」
伊号水雷手「雷撃準備完了しました!」
田辺少佐「よし。指示あるまで雷撃待て」
伊号水雷手「了解!」
かくして、八隻の潜水艦は、米フレッチャー艦隊を狙っていた・・・
第100話 続く
引用なし
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Re:新・チョロQ大戦争 第100話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/7/28 20:47 -
  
第100話 逆転の太平洋
さて、キュワールでは・・・
松井元帥「何!?リピーレドとの交渉が決裂!?」
チリ元帥「はい。プロトン陸軍会議においてロッキード元帥がリピーレド元帥を『残虐車』『帝国派』『侵略主義車』などと罵った末、リピーレド元帥が独断でQトルックに第3軍を進めたそうです」
松井元帥「リピーレドはビサンノーブルの二の舞になりそうだな」
チリ元帥「そうですね。彼も超重戦車マウスですから、結構うまく行きそうだと思ったんですが・・・」
松井元帥「有能だったビスカイト中将、ロドスシルト少佐以下多数は第1軍に残ったそうだな」
チリ元帥「彼らとしてもプロトン国王の親戚であるロッキード元帥を信頼して当然でしょう。リピーレドはプロトン国王と同じQタンク王国出身ですが、ロッキードとは違い、主力部隊の一兵士の家系ですからね。叩き上げではありますが、それでも戦略眼に欠けています。彼は戦術しか考えていません」
松井元帥「ロッキード元帥はその分で勝っているな。出世は遅れたが、その分戦略についていろいろと勉強したはずだ」プロトン王国陸軍会議において、入隊後の出世の差から始まったリピーレドとロッキードの対立が遂に悪化した
ロッキード元帥「貴様は元帥の立場にいてはならぬ存在だ!」
リピーレド元帥「何だと!貴様の方が軍人らしからぬ奴だ!」
ロッキード元帥「うるさい!売国奴が!」
リピーレド元帥「言ったな!出世遅れ!」
プロトン国王「・・・・・ティーガー元帥、これは一体何の喧嘩だ?」
ティーガー元帥「はい。ロッキード元帥は国王と同じ家系ですよね」
プロトン国王「そうだな。昔から彼とは仲がいいぞ」
ティーガー元帥「対して、リピーレド元帥は根っからの軍人、叩き上げのエースです」
プロトン国王「うむ」
ティーガー元帥「そして彼らは入隊前にバチェリットで出会い、友となった」
プロトン国王「そういえばそうだったな」
ティーガー元帥「しかし入隊から1年後、彼らの仲は悪化しました・・・」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
CQ暦203年 バチェリット
リピーレド少尉(当時)「やったぞ!遂に念願の将校だ!」
ロッキード曹長(当時)「おまえはすごいよな。出世が早くて」
リピーレド少尉(当時)「それは俺とおまえとの戦果の違いだろう。やはり重戦車は最強だ!」
ロッキード曹長(当時)「そう思うか。最近の戦争はでかさだけじゃ勝てんだろう。戦略だよ、戦略」
リピーレド少尉(当時)「何が戦略だ。全ての敵を撃破すれば勝利ではないか!強さこそ正義!」
ロッキード曹長(当時)「全ての敵を撃破すれば勝利だと!?じゃあ罪も無き市民もか!」
リピーレド少尉(当時)「敵ならば全て撃破せねば反乱が起こるぞ!」
ロッキード曹長(当時)「その方が反乱が起こるぞ!先のことを考えろ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ティーガー元帥「そう、猛将リピーレドと、落ち着いている智将ロッキードでは、もはや噛み合うはずもありませんでした・・・」
プロトン国王「そうだったか。そういえばリピーレドの方が出世が早かったな。ロッキードはこの戦争で元帥になったが、リピーレドは第三次キュワール大戦時に元帥になったからな」
ティーガー元帥「私はそのときには皇帝政時代のQシュタインで、何が理由か軍上層部から追放を受けましたからね。事実は知っています」
プロトン国王「どちらにせよ、もはや作戦会議ではないな・・・」
その後、バチェリットでは第3軍の無謀なる突撃に対し反対した第1軍集団のバチェリット防衛隊と、突撃を肯定する第3軍のパチェリット防衛隊が激戦を繰り広げていた
ミッドウェイ沖 米機動部隊
空母「ヨークタウン」
フレッチャー少将(第17任務部隊指揮官)「日本の艦隊が増えた?」
レーダー担当「はい。先ほど索敵機からの情報で・・・空母2、軽巡2、駆逐艦10の小艦隊です」
フレッチャー少将「いつの間に現れたのか・・・」
レーダー担当「先ほどミッドウェイ島で新型機を目撃したとの事。陸軍内で設計中のXP−55にそっくりだったとか」
フレッチャー少将「新型か。どちらにせよ、このヨークタウンも突貫工事だ。で、合わせて空母は6・・・主力の空母全部がお出ましのようだな」
レーダー担当「そうですね。これなら全部叩き落せます」同じ頃、駆逐艦「ハンマン」
ツルー中佐(「ハンマン」艦長)「潜水艦だと?」
ソナー員「はい。潜水艦の音響を探知しました。数は2〜3隻です。あっ、音響止まりました」
ツルー中佐「停止したようだな。敵は撃ってくるかも知れんぞ」
直後、魚雷の発射音が聞こえた
ソナー員「魚雷発射音です!」
ツルー中佐「撃って来たぞ!」
シューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
日本海軍必殺兵器、酸素魚雷、発射
酸素魚雷は通常魚雷と比べ、航跡を曳かない上、航続距離も伸び、かなり高速で突き進むようになった
ハンマン乗組員A「左舷より魚雷!」
ツルー中佐「面舵いっぱい!」
ハンマンはものすごい急速旋回を行った。しかし、魚雷は確実にハンマンに当たりそうだった
ハンマン乗組員B「まずい!命中する!」
ハンマン乗組員A「逃げろ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ハンマンに魚雷が命中した
ツルー中佐「総員退艦!」
そして艦は2つに割れ、轟沈した
潜水艦「伊−168」艦内
伊号雷撃手「魚雷1本命中!敵艦は沈没していきます!」
田辺少佐「駆逐艦だからな。このままでは爆雷を受けるぞ」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
伊号聴音手「魚雷命中音!」
田辺少佐「他の艦が魚雷を駆逐艦に食らわせたらしい。よし、次の目標は前方のヨークタウン級空母だ」
伊号雷撃手「了解!」
数分後・・・
伊号雷撃手「魚雷装填、完了!」
伊号聴音手「駆逐艦はいないようです」
田辺少佐「他の潜水艦の方に向かっているのか?」
伊号聴音手「良くわかりませんが、これはいい機会ですね」
田辺少佐「よし、目標ヨークタウン級空母、1番から4番、てっ!」
パシューーーーーーーーーーーーーー!
空母「ヨークタウン」艦内
フレッチャー少将「潜水艦の待ち伏せだと!?」
バックマスター大佐(「ヨークタウン」艦長)「先ほど巡洋艦アストリアから連絡が入りました。ハンマン、ヒューズ、モーリスが沈没、グウィン、アンダーソンと重巡ポートランドが損傷を受けました」
フレッチャー少将「何!?無傷なのは本艦とアストリア、ラッセルの3隻だけ・・・」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
突如ヨークタウンが爆発を起こした
バックマスター大佐「魚雷です!またさっきの潜水艦です!」
フレッチャー少将「敵船の待ち伏せでやられるとは・・・」
バックマスター大佐「総員退艦!」
ヨークタウンは左舷に傾斜していた。第17任務部隊は壊滅した
空母「瑞鶴」艦内
零戦五二型「伊−8より入電!『空母1、駆逐艦3撃沈確実。重巡1、駆逐艦2に損害を与える』!」
震電「第17任務部隊は壊滅したか。フレッチャー艦隊はこれで重巡1、駆逐艦1だな。後は少数の補給艦だ。おそらくは撤退するだろう」
夜戦により第17任務部隊は壊滅した。駆逐艦の対潜攻撃も用をなさなかった
残存する駆逐艦群は必死に爆雷を投下しようとするが、全く当たらない
第17任務部隊は結局のところ第16任務部隊と合流することとなった
第100話 続く
引用なし
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Re:新・チョロQ大戦争 第100話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/7/28 20:48 -
  
第100話 逆転の太平洋
第16任務部隊 旗艦「エンタープライズ」艦内
スプルーアンス少将「第16任務部隊、壊滅か。予想以上に強いな」
マレー大佐「残存艦艇は重巡2、駆逐艦3です。潜水艦が第16任務部隊を撃破するとは、日本の潜水艦はどんなものなんでしょうね」
スプルーアンス少将「潜水艦が大型艦艇を仕留めたのはU−47のロイヤル・オーク撃沈以来だな」
マレー大佐「ヨークタウンがやられたことで、我々の空母は日本の1/3です。厄介なことになりましたね」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
見張り員「敵襲ーーーーーーー!」
スプルーアンス少将「機動部隊か!」
マレー大佐「おびただしい数ですね・・・」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
零戦乗り「直援は20機か。結構多いな。よし、突撃ーーーーーーーー!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
空中戦はかなりの規模であった
日米両国機が続々と落ちていった
しかし遂にエンタープライズの上空には九九艦爆が接近していた
見張り員「敵機、急降下ーーーー!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
SBDパイロット「まずい!このままじゃ魚雷がやられる!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
TBFパイロット「俺の機体が!」
TBDパイロット「おい!それ新型だぞ!さっさと火を消せ!」
TBFパイロット「そんなのわかってる!」
エンタープライズ、魚雷と爆弾が誘爆
さらに雷撃を受け、左舷に傾斜しつつあった
スプルーアンス少将「なんと言うことか。またも空母がやられてしまった」
マレー大佐「総員、退艦!」
「エンタープライズ」飛行甲板
見張り員「急げーーー!」
米軍士官「ん?!おい!奴らの攻撃機がホーネットに・・・」
SBDパイロット「奴ら、ホーネットまで仕留める気か!?」
TBFパイロット「ホーネットがやられたらもう空母は無いぞ!」
ドボーーーーーーーーーン!
かくしてエンタープライズの乗組員は、近辺にいた駆逐艦や巡洋艦に救助された。が、日本海軍攻撃隊はエンタープライズの前方にいたホーネットをも攻撃していた
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
艦攻機長「目標、前方の空母、てっ!」
パシューーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
SBDパイロット「ホーネットが!」
ホーネット、被弾
が、弾薬庫は爆発せず。被害も少なかった、が・・・
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
TBFパイロット「ま、まだいやがった!」
空母「ホーネット」艦内
ミッチャー大佐(「ホーネット」艦長)「い、一度に二隻もやるとは・・・」
ホーネットは続々と爆弾と魚雷を受けていた。すぐ脇にいた駆逐艦のコニンガムもやられていた。ミッチャーは総員退艦を命じた
かくして、ミッドウェイ沖から米軍の空母は全滅した
空母「瑞鶴」艦内
零戦五二型「赤城より入電『空母二撃沈!』!」
震電「よし、敵空母は全滅だ!」
秋水「サラトガとワスプは?」
震電「すぐにミッドウェイ沖に来るわけではない。俺の予想じゃあ南雲艦隊が南方に殴りこむときに現れるだろう」
秋水「これでミッドウェイ攻略に専念できますね」
ジリリリリリリリリリリリリ!
震電「何だ!?」
零戦二一型「大変です!近辺に潜水艦!音響は・・・ガトー級潜水艦です!」
震電「ガトー級だと!?」
そう、イングリッシュ少将指揮下の潜水艦隊が軍団艦隊に近づいていたのだ
潜水艦「ガトー」艦内
マイヤーズ少佐(「ガトー」艦長)「いたぞ!我が機動部隊を殲滅した日本艦隊だ!魚雷戦用意!」
ガトー水雷手「魚雷戦用意!」
マイヤーズ少佐「1番から4番を使う!」
ガシャン!
ガトー水雷手「装填完了!」
マイヤーズ少佐「発射5秒前!・・・・・・3・・・2・・・1・・・発射!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
潜水艦「ノーチラス」艦内
ノーチラス水雷手「魚雷装填完了!
ブロックマン少佐(「ノーチラス」艦長)「よし、発射5秒前!・・・・・・3・・・2・・・1・・・撃て!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
そして、魚雷が近づいてきた
天山「魚雷だ!」
震電「回避!」
が、回避運動空しく、4本の魚雷が命中してしまった
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
しかし・・・
秋水「爆発1本のみ!残りは不発でした!」
震電「危なかった・・・」
雪風少将「爆雷投下!」
続々と投下される爆雷
潜水艦「ガトー」艦内
ボゴーーーーーーーーーーーン!
マイヤーズ少佐「ちっ!爆雷か!」
ガトー乗組員「浸水発生!」
マイヤーズ少佐「た、退却だ!」
後、潜水艦隊は退却したようだ。米潜「ガトー」「トリガー」を損傷させた
第100話 続く
引用なし
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Re:新・チョロQ大戦争 第100話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/7/28 20:48 -
  
これで全部。長い・・・
第100話 逆転の太平洋
戦艦「大和」艦内
高柳大佐「赤城より入電『敵機動部隊、壊滅』!」
松井元帥(通信)「あとは、ミッドウェイを占領するのみです。我々の艦隊は新型機を持っております。いずれ貴国の空技廠で開発される機体です」
山本長官「つまり、ミッドウェイ占領はたやすい、ということかね?」
松井元帥(通信)「そうとは限りませんが・・・戦力は有利ですね。残存空母はミッドウェイ沖にはいません。もはや邪魔をするのはミッドウェイの陸上飛行隊のみです」
宇垣少将「そしてそれも、ミッドウェイの飛行場を破壊すればいなくなる、ということですね」
松井元帥(通信)「そのとおりです。残るはミッドウェイの多数の守備隊ですが、我々の艦隊及び南雲中将の機動部隊を以ってすれば撃破は可能です」
その後のことであった。南雲艦隊が巡洋艦を初めとする大艦隊と交戦した
空母「赤城」艦内
南雲中将「空母は全艦退避だ。支援隊に任せるぞ」
戦艦「榛名」艦内
高間大佐(「榛名」艦長)「敵艦隊か!」
榛名通信手「巡洋艦5、駆逐艦4!」
そして、砲戦が始まった
高間大佐「撃ち方始め!」
ボゴン!ボゴン!
パシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーー!
砲撃と雷撃を受けたニュー・オーリンズを始めとする艦隊は被害が続出した。かくして、霧島、榛名がわずかな損害を受けたのみで、キンケイド少将の艦隊を撃破した
が、スプルーアンス少将及びキンケイド少将の戦死は確認されていない・・・
後にフレッチャー少将の艦隊の残存兵力をも壊滅させた。イングリッシュ少将の潜水艦隊に関してはほぼ無力であった
ミッドウェイ島上空
艦攻機長「さっきの新型機だ!」
艦攻機銃手「あんなにいるぞ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
艦爆乗り「あれか!新型艦爆は!」
戦闘機乗り「かなり強そうだ!俺達もいずれああいう機体に乗れるのか!」
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーン!
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーン!
戦闘機乗り「すげぇ!こんな機体ならすぐほしいところだ!」
激しい攻撃を受け、ミッドウェイの地上施設は次々と破壊された
さらに近藤艦隊、栗田艦隊の攻撃によりミッドウェイの砲台は破壊され、輸送船団から陸上部隊が上陸した
シマード大佐の守備隊との激戦となったが、南雲艦隊の支援があったため遂にこれを撃破、ミッドウェイを占領した
空母「瑞鶴」艦内
震電「作戦、成功だな」
彗星「我々は帰還できるのでしょうか?」
震電「大丈夫だ。東方、視認範囲に何も無い海上にノイズが発生している」
秋水「連合艦隊に打電しなくていいんですか?」
震電「総帥がやってくれるはずだ」
戦艦「大和」艦内
松井元帥(通信)「では、我々の仕事は終わりです。今度は直々に会えればいいですね」
山本長官「ところで、一つ聞きたいことがあった。高杉君は元気かね?」
松井元帥(通信)「はい。少し暴走気味だったため、それなりに処罰を与えましたが。特殊通信機及び新型機資料を置いていくので、是非参考に」
山本長官「そうか。ところで近衛前首相は?」
松井元帥(通信)「見事にキュワールの住民になりきってますよ。何せ彼を追い出した東條は開戦を肯定した人物でしたからね。なかなかの悪漢です。キュワールでも騒がれてますよ。あいつは犯罪者だとか」
山本長官「ほう。ところで、そちらの戦況は?」
松井元帥(通信)「こちらですか。独裁政権のQトルック帝国を首都方面に追い込んでます。何故か敵は降伏しませんが。何か隠し玉がありそうです」
こうして、軍団と連合艦隊は同盟を結んだ。以外にも高杉が和平の元となった
その後、ニミッツ大将の乗った太平洋艦隊旗艦「コロラド」と僚艦「メリーランド」が戦艦「大和」「長門」「陸奥」の砲撃で撃沈されたという報告を松井元帥は聞いた
軍団総司令部
松井元帥「そうですか。ニミッツをやったんですか」
山本長官(通信)「やはり大和は最強の戦艦だった。ところでだが、新型艦爆『彗星』の開発は少しばかり早まったぞ。君のお陰だ」
松井元帥「いやぁ、たいしたものではございませんよ。彗星ともども、零戦及び九七艦攻の後継機種も開発中だそうで」
山本長官(通信)「それにしても、予想よりも敵の攻撃がたいしたことが無かったのは、やはり君たちがやったからかね?」
松井元帥「そのようです。スプルアンスもフレッチャーも反撃することなくやられましたからね。次はソロモンをやれば、敵の空母を殲滅できます。健闘を祈ります!」
かくして、転換点だったミッドウェイで、米艦隊は壊滅した。南雲艦隊はしばらくミッドウェイに寄港した。また、戦艦大和、武蔵は空母の攻撃に対抗して防空装備が強化されるそうだ。そして、軍団艦隊は、ミッドウェイ沖において、キュワールに帰還した
第100話 終わり
引用なし
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新・チョロQ大戦争 最終話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/8/15 15:57 -
  
遂に最終話。かなり長いです
最終話 Q−TANK
太平洋から帰還した五航戦は、パトラファック軍港に寄港した
大和元帥「瑞鶴中将、少し遅かったな」
瑞鶴中将「太平洋方面に転移しておりました。ミッドウェイを逆転させましたよ」
大和元帥「そうか。こちらは、もう最終段階だ。総帥から、話は聞いたか?」
瑞鶴中将「はい。転移直後、総帥から入電が入りました」
大和元帥「ところで、島風の魚雷が音響感知式の新型であることは知っているだろう」
瑞鶴中将「そうでしたね」
大和元帥「島風型の改良型、雪嵐型が一番艦雪嵐含む計十一隻生産されるらしい。二番艦『潮風』、三番艦『雨風』、四番艦『北風』、五番艦『早風』、六番艦『旗風』、七番艦『陣風』、八番艦『雷風』、九番艦『疾風』、十番艦『峯風』、十一番艦『沢風』とのことだ」
これらのうち、旗風、疾風は神風型、峯風以降は峯風型を改装したものだ。改装といっても、船体延長や武装強化といった大規模なものだ
そのため改装艦となったこれらでも通常の島風型と全く変わらない姿となった
また、陽炎型駆逐艦も島風型とほぼ同等の処置を行った
瑞鶴中将「あれ?第八艦隊はどうなったので?」
大和元帥「先に出撃した。俺は瑞鶴中将が来るまで待っていたんだ。まあ、君も少し休んでくれ。太平洋での戦いで疲れただろう」
そして第一艦隊の第二戦隊は補給を行った
翌日のことだった
雪風少将「やっと我々にも休息が訪れるのですね」
大和元帥「その通りだ。そのためには、あの独裁帝国Qトルックの誇る超兵器を撃沈せねば。Z旗、用意!」
ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
大和元帥「総員出撃体勢!出航だ!」
第一艦隊、一日遅れて出航
同日、Qトルック近辺の小都市においてのことだった
松井元帥「今回は俺が陣頭指揮を執る。突入後はチリ元帥に任せるが、それまでは俺の指示に従ってくれ!総員、出撃!」
キュラキュラキュラキュラキュラ・・・
軍団陸軍も主力部隊を出撃させた。プロトン軍第三軍から数日遅れた
第三軍は総司令官のロッキード元帥から見放されていたためMe1069の猛攻にさらされていた
コムニエム軍曹「上層部は何を考えてやがるんだ!」
リピーレド元帥「ロッキードの陰謀か?!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーン!
フェレックス大将「畜生!俺達が先陣を切って突撃したというのに!」
かれらは航空支援もなく、戦艦の艦砲射撃も無く、ただただMe1069のロケット攻撃にさらされるだけだった
が、それらが去ると、今度は陸上軍艦スレイブニルが現れた
リピーレド元帥以下第三軍は苦戦していた
そんななかロッキード元帥の第一軍が出撃した
ロッキード元帥「リピーレドが苦戦しているそうだな。あの馬鹿が。まあいい、友軍だ、助けてやるぞ」
テレダイン元帥(ニビリア陸軍総司令官。車種:メルカバMk4)「総員、出撃!」
エストロネ・シザス・ガイ元帥(久々登場。レイオガル改めリゾニア陸軍最高司令官)「GKUは崩壊したのか・・・残党を潰すのみ!出撃!」
モントレー元帥「軍団なんぞに負けられんぞ!総員、Qトルックに突入せよ!」
花火タンク元帥「遂に我々は出撃のときを迎えた!攻撃開始!」
ダイドラス中将「一歩遅れを取ったが・・・出撃だ!」
ロレス元帥「プロトン軍の支援に向かう!出撃!」
ミーンテース隊長「遂に我々に帝国を倒すときが来ました!本国の軍に続いて、出撃!」
高杉元帥「我々も突入に参加するぞ!突撃!」
連合軍、全軍出撃
首都近辺
ロッキード元帥「いたぞ!あれが第三軍だ!」
ミーンテース隊長「ぜ、前方の巨大な戦車はなんなんですか?」
ロッキード元帥「スレイブニルだ。恐ろしい陸上戦艦だ!」
ボゴン!
ボゴン!
ロドスシルト少佐「突撃!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
連合軍とスレイブニルとはかなりの激戦となった
ミグレイ上等兵(プロトン陸軍兵士。ウルタンク軍上陸時に散闘)「なんて野郎だ!すげぇ速さだ!」
ルックス一等兵(プロトン陸軍兵士。車種:M4A3シャーマン)「あんな兵器、あったんですか?」
ミグレイ上等兵「Qトルックは他にも隠し玉を持っているはずだ。こいつより恐ろしい奴が絶対いるぞ!」
マーチン曹長(ミグレイの所属する分隊の隊長。車種:M26パーシング)「そのとおりだ、ミグレイ。奴らはもっと恐ろしい奴を持ってくるはずだ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ミグレイ上等兵「なんて奴らだ!」
ルックス一等兵「隊長、あいつ、恐ろしく速いです!」
マーチン曹長「承知済みだ!それよりあいつの砲撃に死角があるのか?」
ミグレイ上等兵「陸上『戦艦』ですので多分・・・」
マーチン曹長「ということは、死角はないのか!」
ミグレイ上等兵「だと思われます。Qトルックの技術力は恐ろしいですね・・・」
ロドスシルト少佐「リピーレド元帥、ただいま到着いたしました!」
リピーレド元帥「ロドスシルト!貴様は何をやっていた!」
ロドスシルト少佐「ロッキード元帥の指示に従って、基地で補給を行っておりました」
リピーレド元帥「チョロ〜ン戦線で戦友を救援に向かったのに、上官を助けには向かわないとは!」
ロドスシルト少佐「ロッキード元帥が言うには、リピーレド元帥は後先考えず突撃するアホな戦術家とのことで」
リピーレド元帥「ロッキードめ!許さん!」
ロッキード元帥「誰を許さないのかね?!」
リピーレド元帥「ロッキード!貴様だ!」
最前線ながらも、味方同士が論争を行っていた
ボゴーーーーーーーーーーーン!
ロッキード元帥「まずい!全員、砲撃開始!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
連合軍とスレイブニルとの激戦はかなりのものとなった
犠牲も多く、特にプロトン第三軍はリピーレド元帥以下数十名を除く全員がやられた
ミグレイ上等兵「喰らえ!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーン!
ミグレイが撃った砲弾がたまたま後部砲塔に命中、後部砲塔が大破し、さらに荷電粒子砲塔も破壊され、続いてミサイルが弾切れとなった。ここで軍団の戦艦「飛騨」以下12隻が到着、艦砲射撃で弾薬庫が誘爆、撃破した
ロッキード元帥「遂にスレイブニルをやっつけたか。かなり強かったな」
ロドスシルト少佐「戦力が半減しました」
松井元帥「しかし、かなり強い奴だ。QグリーンのTTTTT3333355555の技術でも流れていたのか?」
ロッキード元帥「もし軍団の戦艦隊が来なかったら犠牲はかなりのものになっただろうな」
松井元帥「そのとおりだな。我々は民間ながらも強大になってしまったものだ」
同じ頃、QQQQはトルック・ハーバーを艦砲射撃していた
ボゴン!ボゴン!
ピーーーーーーー!
ボゴーーーーーーン!
長洲元帥「これならすぐに吹き飛ばせるな。原子力機関に換装したかいがあったぞ」
土佐元帥「まったくですな。それにしても何も無いんでしょうか?」
江戸将軍「隠し玉なぞ無いだろう。なにせQトルックなんぞ出来たばかりの国だからな」
対馬将軍「断じて、そのとおりだな」
薩摩大将「いえ、軍団の指揮官が何か漏らしてました。恐ろしい兵器を持った航空戦艦がいると・・・」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
長洲元帥「な、何だ!?」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
QQQQ戦艦隊は戦艦五隻中破、空母三隻小破、巡洋艦、駆逐艦多数も損害を受けた。無傷なのは軽巡2隻と駆逐艦10隻のみ
攻撃を行ったのは、秘匿戦艦「U−QT」だった
秘匿戦艦「U−QT(仮名)」艦内
トルック元帥「閣下、さすがに波動砲の威力はすばらしいものです」
???「そうか・・・」
トルック元帥「これをにっくき軍団の艦隊にぶち込めば・・・」
モイゼ「無敵、ですね。総統閣下」
ラーテ「そうだな。遂に復讐のときが来た!」
秘匿戦艦、その名は「ウルトラトルック」。軍部内で騒がれていた船だ
排水量は秘匿だが、最大速力は30Qktを超える。さらに80cm砲等を積み、波動砲を艦首に一門搭載している
艦尾側にはV字型飛行甲板があり、艦橋の脇辺りまで伸びている
そう、ウルトラトルックは航空戦艦だ。航空隊長はパンツァー元帥だ
トルック元帥はウルトラトルックの艦長である
Qトルック沖
長門元帥「敵艦隊接近!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
戦艦「トルックランド」を始めとするイオゼト提督の艦隊と交戦。後を追ってティーバー提督の艦隊が追いついた
戦艦「トルックランド」艦内
イオゼト中将「畜生!軍団め!あんな艦隊を持ってきやがった!」
リュッツ少佐(戦艦「トルックランド」艦長。車種:IV号戦車H型)「しかしティーバー提督の艦隊が追いつきました。形勢逆転は可能です」
イオゼト中将「そうか。あのティーバーも時には役に立つものだ」
リュッツ少佐(そういえば、イオゼト提督はティーバー提督を嫌ってたんですね)
イオゼトとティーバーの対立はトルック湾奇襲作戦が元である
ここで自決を試みたイオゼトだったがナフォギックに止められ、乗組員全員を巻き添えにしようとしたのも若き士官だったティーバーに止められたためである
旧式戦艦部隊を率いるイオゼト隊は哨戒を任ぜられたが、第八艦隊と交戦した
そして主力艦隊であるティーバー艦隊が到着した。戦艦フリードリヒ・デア・グロッセを旗艦とする大艦隊である
激戦となったが、赤城、加賀以下多数の空母は避退していたため無事だった
赤城少将「加賀、翔龍、瑞龍、全員無事か。よし、このまま敵艦隊の退却まで退避!」
さすがに46cm砲を持つ巡洋戦艦「石見」「相模」「周防」「壱岐」、そして戦艦「長門」「陸奥」の奮戦あって、無事Qトルック艦隊を突破、第一艦隊第二戦隊(戦艦比叡、霧島、重巡利根、筑摩以下多数)も突破に成功した
赤城少将「ここは無事だったが、奴らの秘匿戦艦が厄介だな・・・」
加賀少佐「長官、早く来て下さい・・・」
赤城少将「加賀、さっき大和元帥から報告が入った。第一戦隊出航、とのことだ」
加賀少佐「すぐ、たどり着けますね」
天城准将「ところで赤城、秘匿戦艦とは例の航空戦艦か」
赤城少将「そのとおり、航空戦艦だ」
直後、前方にいた戦艦比叡が攻撃を受けた!
赤城少将「比叡大将!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
比叡大将「赤城!俺はこれくらいでやられるほど柔じゃねぇ!」
赤城少将「電探に感あり!巨大戦艦1!」
比叡大将「ラーテの艦だ!長門元帥!」
長門元帥「わかっている!比叡、霧島!我々に続け!」
第八艦隊及び第一艦隊の第二戦隊は、続々とウルトラトルックへ向かっていった。
八航戦航空隊、散闘
長門、陸奥、土佐、比叡、霧島、石見、相模、周防、壱岐、紀伊、筑波、駿河、近江、続々火を噴く
ウルトラトルックも応戦する
激戦となった。空母艦隊は脇に隠れていた
戦艦大和以下第一艦隊主力はティーバー隊と戦っていた
ボゴン!ボゴン!
大和元帥「ちっ!厄介な敵だ!」
武蔵元帥「第八艦隊に追いつかなければならないのに・・・」
このとき、戦艦隊の右舷側にいた矢矧隊では、論争があった
雪風少将「おい!そんなことすると、おまえは助からないぞ!」
槇大尉「しかし、ここでやらなければ、艦隊は壊滅します!」
神風大佐「槇、松隊だけでは必ず負けるぞ、我々も行く!」
雪風少将「神風大佐!我々の任務は、敵巨大戦艦の撃沈だぞ!」
神風大佐「しかし前方に敵主力艦隊がおるではないか!いくぞ諸君!突撃!」
矢矧少将「雪風、止めてはならん。このまま突っ込ませろ。今のうちに行くぞ!」
雪風少将「いえ、我々も突撃します!旧式駆逐艦と二等艦でどうにかなるはずがありません!長官、ここは我々に任せて、長門元帥達の支援に回ってください!」
大和元帥「わかった!我に続け!」
大和元帥以下戦艦4、空母2、重巡6、駆逐艦8のわずかな戦力が、Qトルック沖へ向かっていった
矢矧隊、神風隊、松隊は散闘した。敵戦艦ビスマルク及びティルピッツIIを大破させ、グロース・ドイッチュランドに中破の損害を与えた
最終話 続く
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Re:新・チョロQ大戦争 最終話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/8/15 16:36 -
  
最終話 Q−TANK
Qトルック沖
長門元帥「なんてしぶとい戦艦だ!」
陸奥大将「厄介な敵です!さすがに敵の超兵器だけあります!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーン!
石見少佐「畜生!主砲を潰すために、かなり努力したというのに!」
しかし、この激戦を観戦する、数隻の潜水艦がいた・・・
海中
U−1401(Qトルック帝国新型Uボート)「よし、敵はU−QTに夢中のようだ。攻撃、開始!」
パシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーーー!
海上
霧島少将「比叡大将!右舷から魚雷!」
比叡大将「何!?うわーーーーーーーーーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
赤城少将「比叡大将!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
加賀少佐「霧島少将!」
比叡、霧島は中破、艦隊から落伍していった・・・
さらにそれに続いて何隻もの駆逐艦が雷撃を受けた・・・
赤城少将「・・・まさに、これが最後の海戦・・・」
加賀少佐「赤城少将、長門元帥は向こうにいます。我々は援軍を・・・」
天城准将「確かQトルック本土の南側にあるグロース島に三笠隊がいたぞ」
赤城少将「それに報告に向かいましょう!」
天城准将「いや、俺達では遅い。30Qktしか出ない船では、長門も陸奥も海中だ」
赤城少将「じゃあ天城、どうすればいい!」
天城准将「・・・・・そうだ!駆逐艦を使うぞ!駆逐艦の寒月は40Qktは出るぞ!」
寒月大尉「戦隊指令!お呼びですか?」
赤城少将「寒月、急いでグロース島に向かえ!長門元帥が危ない!」
寒月大尉「了解しました!」
が、寒月が南下、グロース島に向かう途中のことであった
グロース島の北側、グロッセ島沖には矢矧隊、神風隊、松隊がいた。もちろん、ティーバー、イオゼト、アレフュの3艦隊もいる
寒月がグロース島にたどり着くには、このグロッセ島沖を進まなければならない。他に近道がないのである
艦載機は必死にウルトラトルック艦載機と戦っている。寒月には偵察機は乗っていない
以前B−32の攻撃を受けて以来さほど目立っていない利根と筑摩には大量の偵察機が乗っていたが、こちらはといえば別の偵察に使われているのである
矢矧少将「ん?!雪風!左舷方向、小型艦!」
雪風少将「了解!調べてみます・・・寒月型駆逐艦、1番艦『寒月』です!」
矢矧少将「なぜ寒月がここに!?」
雪風少将「発光信号です!『我、寒月。第八艦隊大打撃ヲ受ク。援護願ウ!』!」
矢矧少将「第八艦隊が大打撃!?やはりウルトラトルックか!?」
雪風少将「しかし運のいいことに、やっとティーバー隊とアレフュ隊が避退していきました」
矢矧少将「寒月に打電!『我本隊トノ合流ニ向カウ!ぐろーす島ノ三笠隊ニ援護ヲ頼メ!』!」
グロース島
新高大佐「指令!報告が入りました!」
三笠大将「何だ?」
新高大佐「『第八艦隊大打撃受ク。救援請ウ』!」
三笠大将「何!?撤収、急げ!」
グロース島にはアファノ民族が大量にいるのだ。言うまでもない、Qトルック本国では絶滅させようとしている民族だ
が、海中
サンフランシスコ(新型Uボート。ロスアンジェルス級の改良型)「全艦、雷撃開始!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーー!
伊−1501「む!敵潜発見!」
伊−601「魚雷、三笠に向かっていきます!」
伊−1501「よし、このまま俺は全速前進、魚雷を水圧で弾き飛ばす!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
シューーーーーーーーーーーーー!
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
海上
三笠大将「何だ!?」
敷島中将「魚雷です!吹き飛ばされています!」
三笠大将「特殊潜水隊が破壊したのか・・・・」
漣大尉「撤収、完了!」
三笠大将「行くぞ!Qトルック沖へ、出航!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
同じ頃、パトラファックでは・・・
軍団将校「よし、出航準備完了!號龍、出航!」
超巨大航空戦艦「號龍」。紅鶴型空母の船体の脇に、大和型戦艦の船体を装着したムスペルヘイムのような艦だ
Qトルック沖で撃沈したムスペルヘイムを参考に建造された艦で、やっと竣工したのである
軍団兵士A「しかし、こんな超兵器がいるとは、誰も思わないでしょう」
松井元帥「出港式に来たかいがあったぞ」
軍団将校「閣下、號龍はこれより、打撃を受けた友軍を救うべく、Qトルック沖まで向かうのであります」
松井元帥「そうか。できるところこいつでQトルック沖まで行きたいところだな」
軍団将校「是非どうぞ。急げ!閣下を乗せろ!」
松井元帥「君、わざわざすまんな」
軍団将校「いえ、当然のことであります!」
かくして、號龍は松井元帥を乗せて出航した
松井元帥はラーテ総統と直接対決がしたいそうだ・・・
三笠隊の到着は、號龍の戦線到着とほぼ同時であった・・・
ゴオオオオオオオオオオオオオ・・・・
比叡大将「畜生!Qトルックめ、厄介な艦を・・・」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
震電隊長「パンツァー!貴様を倒し、キュワールを救って見せるぞ!」
パンツァー飛行隊長「何を言うか!侵略車どもめ!貴様を倒し、キュワールを平定する!」
ズガガガガガガッガガガガガガガガガ!
遂に震電航空隊とパンツァー航空隊が交戦した
一大空中戦となった
ブーゲン大尉(軍団海軍空母「紅鶴」所属。機種:烈風)「喰らえ!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
ブーゲン大尉は敵Fw190を撃墜、そのまま右側の敵機を狙った
見事後ろへ付き、機銃を連射、撃墜
ウルトラトルック所属航空隊はさほどの強敵ではないながら、飛行隊長のパンツァーはかなり強力なようだ
大和元帥「やつめ、なんて強さだ・・・」
武蔵元帥「長官!あれは!?」
大和元帥「號龍だ!我々の誇る航空戦艦!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
武蔵元帥「飛行甲板から航空機!ウルトラトルックに向かっていきます!」
大和元帥「ん?!ありゃ総帥が乗ってるぞ!」
松井元帥は自ら偵察機でウルトラトルックへ向かったのだ
偵察機機内
松井元帥「よし、全員、準備はいいな!」
軍団兵士B「はい!準備、完了しました!
松井元帥「これより我々は敵艦に突入する!総統との最終決戦だ!いくぞ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ズガガガガガガガガガガガガガ!ボゴン!ズガガガガガガガガガガガ!
松井元帥「強行着艦だ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
「ウルトラトルック」飛行甲板
Qトルック兵士A「降りてくるぞ!」
Qトルック兵士B「退避!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・・・
松井元帥「突入開始!」
キュラキュラキュラキュラキュラ!
一気に艦橋の中の階段を上っていく軍団精鋭部隊。後を追うQトルック白兵戦部隊
松井元帥「突っ込め!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!ボゴン!ボゴン!
Qトルック将校「突撃!軍団の奴らをやっつけろ!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!ボゴン!ボゴン!
ウルトラトルック艦内では激戦が行われていた
最終話 続く
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Re:新・チョロQ大戦争 最終話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/8/15 16:37 -
  
最終話 Q−TANK
同じ頃、首都Qトルック・・・
重装甲列車「敷島」先頭車
ボルナソス大佐「突撃!撃ちまくれ!」
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!
ボゴーーーーーーーーーーーン!
ガランタン大尉「全速!」
レイザー大尉「全速!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
快進撃を続ける敷島列車隊、しかし・・・
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ボルナソス大佐「な、何だ!?」
ガランタン大尉「レイザー!大丈夫か!」
レイザ―大尉「じ、地雷です!運転席が、やられました!」
ボルナソス大佐「レイザー!怪我は無いか!?」
レイザ―大尉「履帯をやられました!」
ボルナソス大佐「畜生!なんと言う事態だ!」
ガランタン大尉「隊長!どうしますか?」
ボルナソス大佐「・・・かくなる上は、バウンドボムを使う!ガランタン!車両指揮は任せた!俺は突撃する!」
ガランタン大尉「そ、そんな無茶な!」
ボルナソス大佐「ガランタン、砲戦指揮は簡単だ。現在こいつは動けない状況だ。ということは、要塞と同じだ。では」
ガチャン!
ガランタン大尉「隊長!」
ボルナソス大佐、突撃
ガランタン大尉「こちら敷島!機関部損傷!移動不能!」
重装甲列車「八島」先頭車
ピクールガ中佐「一番編成がやられた?!」
トポリ伍長「はっ!一番編成、地雷により大破!移動不能とのこと!」
ピクールガ中佐「厄介なことだ。ボルナソス大佐は?」
トポリ伍長「敵部隊に向かっている模様!」
ピクールガ中佐「よし!支援にかかる!」
ドロワル上等兵「全速!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ボルナソス大佐「喰らえ!」
ボンボン!
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーン!
Qシュタイン列車兵「突撃ーーーーーーーー!」
ボルナソス大佐はQトルック軍相手に散闘、敷島、八島の支援の下、これを撃破した
ロッキード元帥「突撃!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ロッキード元帥「お!あれは富嶽だ!突っ込めーーーーーーーー!」
富嶽隊、強行爆撃開始。航続距離10000kmを誇る超爆富嶽、なんとGAから飛来しているのである
B−36も同等である
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
B−36機内
ポルシェ元帥(実は爆撃隊長になってた・・・)「我々は本当のピースメーカーになるのだ。軍団富嶽隊とともに、独裁都市を爆破せよ!」
ヒューヒューヒューヒューヒューヒューヒューヒュー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ロドスシルト少佐「城を制圧すればこの戦争は終わる!城目指して、進めーーーーーーーーーーー!」
ドニゲッテル少将「多少の損害は気にするな!突撃ーーーーー!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ
ボルゾル元帥「なんとしてでも敵帝国を撃破しろ!」
ボアン大尉「終結の時が来た!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
同時刻、ウルトラトルック艦橋
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
松井元帥「あらかた、やっつけたか」
軍団兵士B「閣下!指揮室を発見しました!」
松井元帥「よし、突っ込むぞ!」
ガチャ!
松井元帥以下数十台の精鋭部隊は遂に総統のいる指揮室に突入した
松井元帥「ラーテ総統!貴様を倒しに来た!」
キュラキュラキュラキュラキュラ!
ラーテ「貴様か、憎き軍団の総帥は!」
ガチャ!
Qトルック将校「閣下!突破されました!」
ラーテ「うるさい!この無能どもが!」
ウィーーーーーーーーーーーーーン!
Qトルック市民兵「閣下!許してください!}
ラーテ「貴様のような無能どもを、どう許せばいいんだ!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qトルック将校、市民兵はラーテに射殺された・・・・
松井元帥「・・・・・・・罪も無きチョロQを射殺するとは、許せぬ国家元首だ」
ラーテ「何を言う。無能者は殺されるものだ」
松井元帥「アファノ民族は有能なものだと思うが?非合理な独裁組織のボスよ」
ラーテ「独裁組織だ?アファノ民族なんぞクズなんだよ」
松井元帥「はたして、そうかな?」
ガチャ!
ラクレル「我が同胞の仇!我々が成敗してくれる!」←古臭い台詞。ガイガスみたいだなぁ・・・
ラーテ「何!?」
松井元帥「アファノ市民兵部隊だ。アファノアイランドはQタンクを仇と思っていた。つまり、貴様らの祖先は昔から、アファノ民族を快く思っていなかったようだな。五島戦争のころだな。あの戦争でQトルックが支援していた、ミザルー派が負けた。あれはアファノ民族が悪いとされ、アファノ民族弾圧があった」
ラーテ「五島戦争だと?!あれはもう100年近く前の話ではないか!」
松井元帥「ほう。暴君ラーテもその話となると、だな」
ラクレル「やはり歴史的な事情か!この独裁車め!」
トルック元帥「閣下!厄介な事態になりました!」
ラーテ「うるさい!トルック海軍長官!今は取り込み中だ!」
松井元帥「敵将トルック元帥、言って置こう。本艦は、沈む。軍団は弱きを助け強気を挫く組織だ」
ラーテ「ふざけるな!民間のくせに!」
松井元帥「元海軍長官のラーテ総統、そして自分は、軍部を追われた一兵士。結構な差ではないか」
モイゼ「閣下!何故敵がここまで!?」
松井元帥「貴様が、陸軍長官のモイゼか。総統秘書官だと聞いたが」
ラーテ「軍団の総帥!貴様、何故そんなことを知っている!?」
Qトルック兵士D「それは・・・敵がここに潜んでいるからですよ」
ラーテ「な・・・何!?」
松井元帥「よくやった、ソト大尉」
ソト大尉(Qトルック兵士D)「第1特殊部隊隊長、ソト大尉だ」
ラーテ「貴様・・・敵だったのか!?」
ソト大尉「その通りですよ総統閣下・・いえ、独裁車!」
最終話 続く
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Re:新・チョロQ大戦争 最終話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/8/15 16:38 -
  
最終話 Q−TANK
駆逐艦「パーシバル」甲板
キャパ「さあ、白熱した激戦となっております、このQトルック沖海戦、どちらが勝利するのでしょうか!」
プロトン兵士A「そんな実況みたいなことを。こちらは大変なんですよ」
カメラ担当「しかし、駆逐艦1隻丸ごと貸しきってとは、またすごいですなぁ・・・」
マイク担当「ここは危ないんですか?」
プロトン兵士B「普通に考えろよ!このままじゃ砲弾が直撃するぞ!」
マイク担当「録音しやすい場所だったので・・・」
プロトン兵士B「ここは軍艦なんだぞ!」
ギヤード大尉(「パーシバル」艦長。車種:M4A6シャーマン)「まあまあ、そんなに騒ぐな。それより記車諸君、艦橋の方が、いい景色が見えるぞ」
キャパ「艦橋に入れてくださるのですか?」
ギヤード大尉「かまわんぞ。ただし、戦闘に支障のないように、だ」
キャパ「諒解しました!」
Qシュタイン帝国機動部隊
空母「エンタープライズ」
SS4「震電飛行隊長、頑張っているそうですね」
Bf109「そうだな。確か、あんたの上官だったんだろ」
SS4「はい。震電飛行隊長は対重爆用ながら格闘戦を戦い抜いたかたです。自分は迎撃担当ですから、攻撃には・・・」
Me262「敵襲!敵襲!全機、上がれ!」
Bf109「まずい!SS4、出撃だ!」
SS4「全機発艦!全機発艦!急げ!}
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
機動部隊上空
SS4「メッサートルックです!何をしでかす気でしょうか?!」
空母「ペーター・ストラッサー」
Qシュタイン海軍兵士A「なぜ重爆が・・・?」
Qシュタイン海軍士官「・・・・・・まずい!早く、何かに隠れろ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
飛行甲板と艦橋はすさまじい事態となった
ボルジグ大尉(ペーター・ストラッサー副長。車種:ティーガーI初期型)「艦長!大丈夫ですか!?」
トルム少佐(ペーター・ストラッサー艦長。車種:ティーガーI中期型(このタイプの将校は海軍に多いらしい)「大丈夫だ。右側の履帯が破損した程度だ!」
ボルジグ大尉「生存車は・・・我々だけです!艦橋員は全員死んでます!」
トルム少佐「何!?」
原子力空母「エンタープライズ」
フルト大将(Qシュタイン機動部隊司令長官。車種:E−75)「ペ、ペーター・ストラッサーがやられた!?」
Qシュタイン海軍兵士B「あっという間に飛行甲板と艦橋がやられたようです!」
フルト大将「厄介だな・・・」
ブルグ大佐(エンタープライズ艦長。車種:E−50)「護衛艦『せとぎり』被弾!大破!『きりさめ』大破!『ちくま』大破!」←Qシュタイン帝国機動部隊の駆逐艦は海自護衛艦で編成されている。防空能力はCIWSでやたら強い
フルト大将「何!?」
グラーツ少佐(エンタープライズ副長。車種:ポルシェティーガー)「護衛艦『じんつう』大破!『きりしま』大破!」
フルト大将「イージス艦『きりしま』まで・・・」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ブルグ大佐「うわっ!本艦もやられました!」
フルト大将「ひ、飛行甲板が炎上している!」
グラーツ少佐「・・・・・・・・・・・・」
ペーター・ストラッサー、飛行甲板大破
エンタープライズ、飛行甲板炎上
無傷の空母は大型空母「エウロパ」、装甲空母「グラーフ・ツェッペリン」、軽空母「ザイドリッツ」「ウェーザー」。護衛軽空母「あまぎ」「あかぎ」(実は2隻とも巡洋戦艦の艦名)だけだった
護衛艦「ちょうかい」
サウラー少佐(「ちょうかい」艦長。車種:九七式戦車チハ改)「僚艦がやられた!」
パラオ大尉(「ちょうかい」副長。車種:試製中戦車チニ)「『高雄』被弾!」
サウラー少佐「何!?」
パラオ大尉「護衛軽空母『あまぎ』より入電!『戦艦「スキシーバ」被弾!』!」
サウラー少佐「スキシーバ大将が!?」
機動部隊から離れて航行していた高速戦艦「スキシーバ(スキシーバ大将)」がやられたのだ
12.7cm高角砲、20mmCIWS、対空VLSと対空ミサイルを以って抵抗したが遂に被弾。対空ミサイルが吹き飛ばされている現状だ
さらにVT信管を使用した50cm砲による対空射撃もほとんど効かなかったと言う
パラオ大尉「(やはり、戦艦単艦での行動はだめだったか・・・)あっ!『ひえい』被弾!『つなしま』被弾!」←「つなしま」:ゲーム「亡○のイー○ス2○35」に登場する護衛艦(見た目はこんごう型DDGっぽい)。作中では特殊弾頭のミサイルでやられていた
サウラー少佐「何!?」
パラオ大尉「第1護衛隊で無傷なのは本艦と『いそかぜ』『ゆきかぜ』のみです!」←「いそかぜ」:ゲーム「亡○のイー○ス2○35」、小説「○国のイー○ス」に登場するイージス艦。映画ではこんごう型だが、ゲーム中の改良型ではこんごう型の艦尾に57mm速射砲、艦首側にミサイル発射機を搭載したタイプ。SCQでも同じ。「ゆきかぜ」:幸運駆逐艦として有名。「宇○戦艦ヤ○ト」にも同名の駆逐艦が登場する。海自にも同名の護衛艦がいた。本作ではいそかぜ型
機動部隊上空
SS4「もうあんなに被害を受けているなんて!」
Bf109「ただもんじゃねぇな・・・」
Me262「書くなる上は急降下作戦だ!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
メッサートルック急降下隊
SS4「まさか重爆を急降下させるとは・・・」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
Me1069機内
スカニア大将(メッサートルック急降下隊長)「よし、そのまま急降下だ!」
Qトルック空軍兵士A「隊長!敵機です!」
スカニア大将「大丈夫だ。すれ違っただけ・・・なんだありゃ!」
SS4は超鋭角な角度で急旋回、急降下に移った
SS4「喰らえ!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
スカニア大将「何だ!?」
Qトルック空軍兵士A「ミサイルです!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qトルック空軍兵士A「二番機、三番機、四番機、一気にやられました!」
スカニア大将「なんてこった!」
Qトルック空軍兵士B「五番機、六番機、七番機、八番機、離脱していきます!」
スカニア大将「逃げる奴は、撃つ!」
ガガガガガガガガガガ!
結局四機が遁走していった・・・
残るは一番機、九番機、十番機、十一番機、十二番機だった
スカニア大将「総統閣下のために!攻撃を敢行する!くらえーーーーーーーーーーー!」
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
スカニア大将「やった!」
ズガガガガガガガガガガ!パシューーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
スカニア大将「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qトルック空軍兵士C「脱出!」
スカニア大将(俺も、ここまでか・・・)
しかし、パラシュートが開いた。一番機に乗る4両は全員無事だった
スカニア大将(・・・・・パラシュートを付けていたのか・・・・)
急降下隊、全滅
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
Me262「全機、撃墜!遁走したのは4機のみ!」
SS4「何両かのパイロットが浮かんでますね」
Bf109「余裕があれば、艦隊が救出するはずだ」
SS4「これより本隊はグラーフ・ツェッペリンに緊急着艦します!」
最終話 続く
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Re:新・チョロQ大戦争 最終話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/8/15 16:39 -
  
最終話 Q−TANK
Qトルック沖
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
大和元帥「くっ、やけに強い戦艦だ!」
武蔵元帥「46cmを何発も叩き込んだのに・・・」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
伊−507「魚雷、主砲、てっ!」
伊−508「全門発射!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
伊−507「潜航!」
伊−509「潜航!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
海中
伊−58「敵艦、健在!」
伊−507「何!?」
伊−61「根本的に叩き潰すしかないのか・・・」
伊−58「では、これより我々はトルック湾に潜む敵艦隊を攻撃にかかります」
航空戦艦「ウルトラトルック」艦橋
松井元帥「さて、貴様は既に包囲されている」
ソト大尉「早急に、この艦を自沈せよ」
ラーテ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
松井元帥「いやなら、撃沈するのみだ。とうにこの艦は、包囲され、80cm主砲は叩き壊され、20cm副砲も弾を切らし、高角砲、機銃は対空戦闘で使用中。波動砲は・・・発射時の隙を突いた攻撃で沈められる可能性があるため、使用不能だ。つまり、対艦戦闘に使える兵装は、残っていない」
ラーテ「・・・・波動砲発射用意!」
松井元帥「まずい!総員退避!このままでは射撃時に・・・」
ソト大尉「退避!」
松井元帥「ラーテ総統!自決する気か!?」
ラーテ「自沈するのみだ!前方の大和を沈めてからな!」
トルック元帥「閣下!逃げてください!」
松井元帥「(こんな頑固な奴ばかりだからこの海軍は滅ぶのか・・・ヴェーゼル提督はまだマシな奴だった・・・)」
上空
震電隊長「喰らえ!パンツァー!これは独裁国家終焉の一撃だ!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
パンツァー元帥「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ!」
ボゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
震電隊長「流星隊、攻撃開始!」
流星改「攻撃開始ーーーーーーーーーーー!」
ヒューヒューヒューヒューヒュー!
海上
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
大和元帥「何!?」
雪風少将「長官!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
航空戦艦「ウルトラトルック」艦橋
松井元帥「退避、完了か」
トルック元帥「軍団の総帥、こりゃどういうことだ!?」
松井元帥「あんたらの誇り、ウルトラトルックは満身創痍だ」
Qトルック海軍兵士「艦長!艦尾脱出用水雷艇、準備完了しました!」
トルック元帥「分かった。軍団の諸君。かくなる上は、離脱するのみだ」
松井元帥「敵将トルック、我々は敢えて、君たちを逃しておく。独裁車ラーテはあれで終わりだ」
トルック元帥「あんたがここに来るときに使った奴は残しておいた。陸軍の奴らに爆破されるところだったぞ」
松井元帥「救援、感謝する。では」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
ラーテ「待て!」
松井元帥「ラーテ!」
ラーテ「貴様を逃すわけにはいかんのだよ!」
松井元帥「チッ!まだ残っていたか!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーン!
艦橋の階段で撃ちあいが起こった
松井元帥「ソト大尉、特殊部隊と俺の部隊を連れて、すぐに甲板から離脱してくれ」
ソト大尉「輸送機の準備が・・・」
トルック元帥「準備はしておいた。陸軍の艦上輸送機を確保しておいた。離陸を強行しろ」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ラーテ「うわっ!」
ラーテは階段を滑り落ちて行く
松井元帥「総員、退避!」
飛行甲板
ソト大尉「あった!あれだ!」
キュラキュラキュラキュラキュラ!
松井元帥「間に合った!急げ!総員退避!」
最終話 続く
引用なし
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Re:新・チョロQ大戦争 最終話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/8/15 16:40 -
  
最終話 Q−TANK
艦尾脱出艇
トルック元帥「生存車は、全員乗ったか?」
Qトルック海軍兵士「まだ閣下が・・・」
ラーテ「遅れた。よし、専用艇は?」
モイゼ「向こうです」
ラーテ「よし」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qトルック海軍兵士「まずいです!このままでは沈没します!」
トルック元帥「脱出艇、準備できたら各艇ごとに脱出しろ!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
飛行甲板
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
松井元帥「すぐに発進させろ!このままでは沈むぞ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
松井元帥「良し!」
無事発艦した機体はそのままQトルック本土へ向かっていった
上空からは大和の姿が見えなかった
松井元帥「大和元帥・・・沈んだのか?」
軍団兵士B「煙が多くて、確認できません・・・」
海上
長門元帥「終わった・・・」
武蔵元帥「戦いは、これで終了です。平和の訪れです」
雪風少将「長官の姿が、確認できません!」
長門元帥「何!?」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
武蔵元帥「長官・・・まさか・・・」
長門元帥「相打ち・・・・」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
雪風少将「・・・・・・・・・・・・・・戦隊指令、向こうから何か、近づいてきます!」
武蔵元帥「長官です!」
長門元帥「助かったのか!」
大和元帥は無事だったのである
大和元帥「どうやら、運が良かったようだ。敵艦が波動砲を撃ったと同時に流星の爆弾が見事飛び込み、大爆発を起こしたらしい」
雪風少将「では、先の発射音は・・・」
大和元帥「ああ、新型光学砲の試射だ」←速射型荷電粒子砲「四五式荷電粒子砲」の試射
Qトルック上空
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
1機の偵察機と1機の輸送機が飛来した
松井元帥「空挺降下だ!」
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
松井元帥「チリ元帥、応援に来たぞ」
チリ元帥「閣下!」
松井元帥「海上の戦いは終わった。あとは、陸戦だ。Qタンクの本業だな」
チヌ元帥「野砲隊、てっ!」
ボゴン!
ボゴン!
ボゴン!
ボゴン!
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
松井元帥「行くぞ!突撃ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
Qトルック総司令部
ナフォギック元帥「なんてこった!連合軍は集団で攻めてきやがった!」
ガチャ!
ナフォギック元帥「モイゼ閣下!」
モイゼ「海上の敵殲滅作戦は失敗だ。ウルトラトルックが撃沈された・・・」
ナフォギック元帥「どういうことですか?!」
モイゼ「波動砲発射の瞬間、敵弾が飛び込んできたんだ・・・」
ナフォギック元帥「そういうことでしたか。あれ?!閣下は!?」
モイゼ「ラーテ総統閣下か!?そういえば、姿が見えない!」
Qトルック市街地
花火タンク元帥「突っ込めーーーーーー!」
ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーン!
花火タンク元帥「突撃ーーーーーーー!」
Qスカイ兵士「突撃ーーーーーーーーーーー!」
ダイドラス中将「独裁国家にとどめをさせーー!」
アシリスト大佐「しかし、敵も精鋭部隊か」
タクロウ「ラクレル市民兵以下10台、攻撃開始!」
アシリスト大佐「アファノも、動き出したか」
ケント「海戦においては、QQQQは甚大な被害を受けたが、艦砲射撃を続行、トルックハーバーは炎上。Qシュタイン帝国機動部隊は攻撃を受けたが損害はほとんど無し、軍団艦隊もQシュタインと同じく。プロトンも同じく。軍団潜水艦隊がQトルック潜水艦隊を追撃中!」
ダイドラス中将「軍団も、なかなかやるではないか」
チハ大佐「ダイドラス中将殿!日本戦車軍団陸軍指揮官、チハ大佐であります!」
ダイドラス中将「君が、軍団の前線指揮官かね」
チハ大佐「はい!クロイツナッハ家との親交もございます!」
ダイドラス中将「ほう、クロイツナッハ家と・・・」
チハ大佐「では、これより攻撃を行います!」
最終話 続く
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Re:新・チョロQ大戦争 最終話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/8/15 16:41 -
  
最終話 Q−TANK
トルック湾
伊−58「前方、敵艦多数!」
伊−507「どういうことだ?」
伊−62「どうやら、QQQQは艦隊はいないと考えたようだ」
伊−507「まあいい。よし、52潜、ガソリン魚雷、発射用意!」←ガソリン魚雷:第10話に出てきたガソリン爆弾の魚雷版。初期構想物ということで
伊−52「全門、ガソリン魚雷を装填します」
ガチャン!
伊−52「発射!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーーーー!
伊−507「全門、魚雷発射!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーーーー!
海上
Qトルック海軍将校「おい、何か見えるぞ!」
Qトルック海軍兵士B「魚雷です!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qトルック海軍兵士C「魚雷、爆発しました!あっ!炎上しています!」
ボゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
Qトルック海軍将校「一気に燃え出したぞ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
Qトルック海軍将校「やられた!総員、退艦!」
まさに火の海となった
トルック湾、まさに炎上
伊−52「海戦は終了。これよりグッドウェイ泊地へ寄港する!」
グロース島沖
U−1411「敵潜接近!」
サンフランシスコ「何!?」
伊−1501「敵艦発見!」
伊−601「1番から12番、すべて音響感知誘導魚雷、発射!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
サンフランシスコ「被害報告!」
U−1411「U−1451、被弾!U−1471、被弾!U−1472、被弾!」
サンフランシスコ「3隻か!」
U−1412「U−1413が魚雷を迎撃しました!」
U−1411「なかなかの快挙ではないか!」
サンフランシスコ「そんなことはどうでもいい!」
U−1411「了解!退却します!」
Qシュタイン帝国艦隊
空母「グラーフ・ツェッペリン」
SS4「エンタープライズ、甲板炎上大破、ペーター・ストラッサー、同じく・・・」
Bf109「報告によれば、司令長官のフルト大将は無事らしい」
SS4「軍団の司令部は?」
Bf109「先ほどの報告では、敵旗艦を撃沈したらしい」
SS4「大戦果ですね!ところで、損害は?」
Bf109「戦艦多数大破及び中破を始め、被害の無い艦は全く無い」
SS4「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
Bf109「震電飛行隊長は、無事との報告だ」
SS4「隊長は無事なんですか!?」
Bf109「敵討ちをして、だな」
SS4「と、言うことは、敵将パンツァーは・・・」
Bf109「そのとおり、撃墜だ」
SS4「大勝利ですね!敵首都Qトルックにおいても勝利確実です!」
Bf109「慢心は禁物、だな」
最終話 続く
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Re:新・チョロQ大戦争 最終話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/8/15 16:42 -
  
最終話 Q−TANK
豪華客船「ゲトラスペシャル」
ケーニヒ「戦いは終結を迎えた、これでつかの間かもしれんが、平和の訪れだ」
ノラヒカ「いや、終わっちゃいねぇ。陸戦が残ってる」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ケーニヒ「何だ!?」
シュティーゲ「敵潜の雷撃だ!」
ラルフ「雷撃!?」
ボゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ノルキア「右舷に魚雷1被弾!」
ケーニヒ「こいつが装甲を施した高速豪華客船であることを忘れたか!?」
ノラヒカ「戦闘配置!ヘッジホッグ発射機、始動!」
ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ケーニヒ「ヘッジホッグ、攻撃用意!」
ノルキア「敵潜の音響を探知しました!XXI型Uボートです!」
ケーニヒ「21か!」
ノラヒカ「XXI型はシュノルヒェルをつけているからな。探知が非常に難しい」
パシュシュシュシュシューーーーーーーーーー!
ノルキア「右舷方向、魚雷4!」
ノラヒカ「ヘッジホッグ、てっ!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ノルキア「魚雷、爆発しました!」
ケーニヒ「ば、爆雷で魚雷を迎撃!?」
ノラヒカ「前例はある。軍団海軍の駆逐艦『陣風』がグッドウェイ泊地から回航中、敵潜の雷撃を受けたが、爆雷を投下して魚雷を爆破した、ということだ」
ケーニヒ「陣風というと最新型の雪嵐型駆逐艦ではないか」
ノラヒカ「そのとおり、最新型だ。音響感知式誘導魚雷を搭載しているんだそうだ」
ノルキア「敵潜、艦尾方向から接近!」
ケーニヒ「おっと、3つ目がくるかもしれない、ヘッジホッグ、投下!」
パシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ノルキア「敵潜の音響、消えました!撃沈です!」
首都Qトルック
松井元帥「皮肉にも、我々Qタンクは・・・チョロQを殺すために生まれてきたのだ。このハイパワーも、高威力の主砲も、そして機銃、無限軌道の走破性能。すべてがチョロQを効率よく殺すためのものなんだ」
チリ元帥「・・・」
松井元帥「だからこそ、キュワールに戦争はなくならない。平時ばかりでは平和ボケしてしまう。世の中微妙なバランスが大事なんだな。平和=休息、そして戦力温存の時と考えたほうが良いのだろう」
チリ元帥「この戦いで、双勢力の大地で、多数の赤い燃料が落ちた。戦争は悪です。しかし戦争をしなくては、悪の勢力がキュワールを支配してしまう。だからこそ、やらなくてはならないんですね」
松井元帥「・・・うむ。チョロQは競争をする生き物だ。競争の激化、それこそが戦争なのだよ」
チリ元帥「ところで閣下、微妙なバランスって、冷戦とかですか?」
松井元帥「ありゃ緊迫しすぎだろ。Qタンクたちにはいつから休みが来るのであろうか。我々が正規用途に働かなくなるときはいつなのか、だな」
チリ元帥「そろそろ、第五次キュワール大戦も終わりに近づいてきましたね」
松井元帥「そうだな。よし、突撃だ!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
松井元帥「城へ突入だ!行くぞ!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
最終話 続く
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Re:新・チョロQ大戦争 最終話
 松井一真 E-MAIL  - 2005/8/15 16:42 -
  
最終話 Q−TANK
Qトルック城
ナフォギック元帥「閣下がまだ帰られないのに・・・」
トロゴファ大将「ナフォギック元帥!ラーテ閣下が行方不明です!」
ナフォギック元帥「何!?」
トロゴファ大将「航空戦艦『ウルトラトルック』が敵の異様な航空戦艦を含む艦隊の攻撃を受け、沈没して以来、行方不明なんです!」
ナフォギック元帥「・・・・・・・」
松井元帥「見つけたぞ!敵将ナフォギック!ラーテは消えた!」
チリ元帥「このまま、戦っていても無駄です!」
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ナフォギック元帥「だが、このまま戦いを終わらせるわけにはいかんぞ!」
松井元帥「その通りだな。貴国にとっては、キュワール全土の征服こそが目標だったからな」
チリ元帥「閣下、どうしますか?」
松井元帥「まあよい、降伏するか、しないかだ」
ナフォギック元帥(指導車を失った今、戦うことは無謀なのだろうか・・・)
松井元帥「いずれにせよ、この城も崩壊するだろう。脱出、急いでくれよ。キュワール国際会議に出られなかったら、話にならんからな」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
トロゴファ大将「閣下、海軍長官のティーバー元帥が戻られました」
ナフォギック元帥「モイゼ陸軍長官は?」
トロゴファ大将「トルック艦長とともに、トルック湾軍港へ向かっています」
ティーバー元帥(通信)「ナフォギック元帥、聞こえるか?」
ナフォギック元帥「ティーバーか。あの戦場から戻ってきたとは、びっくりだ」
ティーバー元帥(通信)「相手が駆逐艦だったからな。早々と引き上げていったよ」
ナフォギック元帥「ほう。だが、わが帝国も終わりのようだな」
ティーバー元帥(通信)「なぜかね?」
ナフォギック元帥「ラーテ閣下が行方不明なのだ」
ティーバー元帥(通信)「な、何!?」
ナフォギック元帥「先ほど、トロゴファ大将から連絡があった。ラーテ総統閣下が、ウルトラトルックとともに姿を消した、と」
ティーバー元帥(通信)「我が帝国の究極兵器までやられたのか!?」
ナフォギック元帥「そのとおりだ、ティーバー。ところで、あのイオゼトはどこにいる?」
ティーバー元帥(通信)「さあな。イオゼトの野郎、首都Qトルック沖で、はぐれやがった」
ナフォギック元帥「そうか。すぐにここに向かうつもりだろう。さて、国家元首を失った我が国は、どうするかだな」
ティーバー元帥(通信)「戦う意味は、無いのかもしれん」
ナフォギック元帥「すぐに、会議室のテーブルクロスを白旗代わりに使うが?」
ティーバー元帥(通信)「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ナフォギック元帥「海軍長官、どうする?」
ティーバー元帥(通信)「やむをえんな」
バサッ!
松井元帥「お!白旗が揚がったぞ!」
チリ元帥「Qトルック帝国、降伏!」
松井元帥「本大戦はキュワール連合軍が勝利す!」
グリシネ国
軍団ニュースキャスター「大本営発表、大本営発表。本日キュワール連合軍が、敵首都Qトルックを占領。また同時に軍団海軍が敵巨大航空戦艦を撃沈。敵帝国は降伏。第五次キュワール大戦の終戦を発表す」
グリシネ国王「遂に、終わったか・・・」
軍団総司令部
チヌ元帥「終わりました・・・」
チト元帥「国際会議、敵帝国はどうなるのやら・・・」
ゲープコッチ島
QNNニュースキャスター「QNN臨時ニュースです!キュワール連合軍がQトルック帝国首都を占領!戦いは終結した模様です!」
バラート「遂に平和が訪れたぜ!」
アイズ「連合軍の勝利だ!」
ミリーガーアイランド マジハタウン
ニュースキャスター「臨時ニュースです!遂に連合軍がQトルック帝国首都を占領!第五次キュワール大戦が終結しました!」
ニーゴじいさん「良く分からんが、戦いが終わったのか」
バオボス「我が国の建設技術は、戦争によって発達したのであろうか。謎だな。しかし、いずれにせよ歴史的な出来事であるに違いない」
ザッカード「建てるぞい!建てるぞい!外国でも建てるぞい!」
ダウネルロード
ゼンダー博士「めでたい、めでたい、ヒャッヒャッヒャ!」
マップルス「良く分からんが、とにかく、よかったよかった」
ゼンダー博士「さて、わしはまだワルダーと戦争をおっぱじめよう」←喧嘩のレベルじゃないよなぁ・・・
マップルス「キュワールの戦争が終わったのにまた戦争かよ!」
バイズタウン
バンガイル「へぇ。隣国が占領されてたのか。気づかなかったなぁ・・・」
レンダラス「いずれにせよ、また大忙しですなぁ」
レシフタウン
エイチエスおばさん「で、前線新聞記車のキャパさんが・・・」
コイサルド「また、話がすごい内容になってるなぁ・・・」
アバボウじいさん「平和になって、気分がいいのぉ・・・」
ラクゼータウン
駅長「本日より国際列車の運行を復帰します」
駅員「1番線より、国際列車『ミリーガー』、レインボーシティ行きが発車します」
バートラスト「レインボーシティか。どんなレースがあるんだろうか」←あえて初期設定の名前。これだからワークスは流用しやすい
ヴァルディー「そりゃ、ミリーガーで最高のレースが俺とのレースなら、他の国でもまたすごいレースが待ってるんだろう」
一方、Qシュタイン帝国の議事堂では・・・
ナフォギック元帥「あの謎の潜水艦は何なのかということを聞いておるんだ!」
松井元帥「そんな潜水艦など存在しないと言っている!少なくとも艦籍簿には存在しない!」
T35「そのとおりだ!」
Qグリーン総統「では北方戦線で目撃されたあの戦艦はどうなった!?」
松井元帥「デスゴッド近海で行方不明となっておりますが、おそらく撃沈されたんでしょう」
Qグリーン総統「そんな報告は聞いてないぞ!」
松井元帥「相打ちでしょうかねぇ・・・」
T35「とにかく、帝国勢力の海軍軍縮は出来そうにないな。あんな数の戦艦がやられたんだからな」
まだまだ言葉の上での戦争は続いていたのだ
結局ナフォギックが国際会議に出席し、ラーテは行方不明であった・・・
もちろんラーテは死んだわけではない・・・
プロトン国王「では貴国にいると思われるビサンノーブル氏の引渡しを要求する!」
ナフォギック元帥「ビサンノーブルなど聞いていないぞ!」
プロトン国王「いや、軍団の諜報隊が、ビサンノーブル氏が存在することを見抜いている!」
ナフォギック元帥「少なくとも軍部内には存在しない!」
また、ビサンノーブル元帥についても、論争となった
かくして、第五次キュワール大戦は終結したのである
数日後、軍団総司令部
松井元帥「さて、今後、我々はどうしていくかだが・・・」
松井元帥「このまま組織として、グリシネの国防に従事していこうと思う」
チト元帥「ラーテは未だ行方不明。何を起こすか、わかりませんからねぇ・・・」
チリ元帥「しかし、我々の装備で、戦えるのはいつまでなんでしょうか・・・」
松井元帥「まあ、全艦に噴進砲を搭載すれば、しばらく持つだろう」
チョロQ王国 ホワイトマウンテン
ロス「全く、親父も逃げてばっかじゃねぇか」
ブシェーミ「全くだな」
マドセン「今度はレインボーシティからジュゴンの・・・」
ロス「平和になったらなったで、こいつはまた食事かよ!」
ブシェーミ「結局それがマドセンなんだよ」
バンガー「そろそろレースが始まるって」
ロス「そうか。おいマドセン、キノコロードに行くぞ!」
プロトン王国 バチェリット
プロトン国王「結局、ビサンノーブルは行方不明か・・・」
ナルドニック技師「全く。奴との戦いはまだ終わってないぞ。ところで、復興については、ミリーガーから数台ほど派遣されるらしい」
プロトン国王「そうか。ミリーガーもやっと動くようになったか」
ナルドニック技師「そのようだな。あと、アファノからも派遣されるそうだな」
プロトン国王「そうだな。我々も建設部隊を駆使して、復興に努めるか」
Qシュタイン帝国 グルンシュタット
フルト大将「本日竣工した新型潜水艦、U−2365、U−2366、U−2367は超強力な誘導魚雷を搭載している。軍団製の物で、信管を抜いた状態で敵駆逐艦のスクリューをぶち抜いた威力を持つ」
ブルグ大佐「なお、この3隻は第1潜水艦隊に配備される」
フルト大将「では、本日の演習を開始する!総員、乗艦!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
空母「エンタープライズ」
ブルグ大佐「あの戦いでものすごい被害が出ましたね」
フルト大将「そうだな。甲板の修理に結構時間が必要だったな」
グラーツ少佐「戦闘配置、完了!」
フルト大将「よし、出航!」
ザバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
プロトン王国 バチェリット
プロトン国王秘書「プロトン国王、リゾニア国王から通信が入っております」
プロトン国王「そうか。代わってくれ」
リゾニア国王「多少遅れましたが、平和が訪れましたね」
プロトン国王「うむ。10年に及ぶ大戦争だったが、遂に終結を迎えたな」
リゾニア国王「そういえば、連合勢力で、合同の海軍演習が行われるそうですな」
プロトン国王「うむ。で、レイオガル君。ザスレイク提督の大艦隊が演習に参加するのか」
リゾニア国王「はい。何せ北方には今まで無かった大艦隊ですからねぇ。で、演習の場所は?」
プロトン国王「もちろんタルタ海だ。あそこは演習に最適だからな」
リゾニア国王「ところで南方に出来たシャークアイランドでは、暴走族がいるそうですな」
プロトン国王「アイアンウルフと言われておるそうだ。現地警察が必死に追跡しているそうだが、なにしろあまりにも速いので捕まえられんそうだ。現地軍部の緊急出動はもちろんあるはずは無いが、レーサーが追跡に参加することもありえるらしい」
リゾニア国王「ほう。出来たばかりの国ですからな。いろいろと大変なんでしょう」
プロトン国王「エストロネ=シザス=ガイ元帥率いる陸軍部隊も遂に帰還したそうだな。彼らも終わる頃になって急に戻ってきたな。アファレートというと、Qシュタイン帝国の上層部にアファレートの生まれのものがいるそうだな」
リゾニア国王「はい。陸軍側から、アファレートの情報を聞いております。旧カルオス軍側は、ルノー少佐から説明を受けております」
プロトン国王「そうか。やはりいきなり国がなくなったんだからな。リゾニア駐留軍の指揮をとるのは階級が一番上のルノー少佐だったな」
リゾニア国王「はい。やはり精鋭ですからねぇ」
プロトン国王「Qシュタイン側も損傷艦の修理が完了したと言っていたな。T35とはあの武装蜂起以来の仲だ。彼が防衛戦の戦略を考えていたからな。今までの例があるから、遂に防衛戦に戦略を転換したらしい」
リゾニア国王「それにしても、戦いが終わったのに未だに戦略について考えてるんですなぁ」
プロトン国王「T35は戦い好きだからなぁ。リゾニアもひどくやられたそうだな。建設部隊を派遣するから、待っているが良い」
リゾニア国王「復興作業ですか。今開始したところです。プロトンの支援に期待します!」
こうして、キュワールの平和は取り戻された。この大戦は、キュワール最大の大戦となったのである
最終話 終わり
新・チョロQ大戦争 終わり
引用なし
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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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