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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上、さくらがちる頃に。
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SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 17:56
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 17:59
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:02
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:04
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:05
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:12
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:15
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:17
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:20
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:22
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:23
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:27
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:29
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:31
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 18:35
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 19:55
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 19:58
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 20:00
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 20:04
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 20:08
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 20:10
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 20:14
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 20:16
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 20:19
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/2/18 16:59
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/2/18 17:00
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/2/18 17:05
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/2/18 17:06
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/1 21:13
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/9 13:34
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
2005/1/30 15:52
SCQ裏情報
松井一真
2005/9/8 0:11
SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 17:56 -
反乱軍鎮圧第二段。高杉も怒ったトンでも兵器大活躍!
第75話 雪原帝国の死闘
Qグリーン帝国は、プロトン侵攻作戦の失敗後は、目立った作戦を実行せず、以外にも平和だった
TTTTT3333355555改は既に竣工し、演習中であった。
しかし、ここにも脅威が迫っていた
QQQQにより幾度となく凶悪な核攻撃によりQグリーンは潰されてきたのである
しかし、現在、連合、三大帝国、QQQQといった三極構造である。しかも軍団という核反対組織もある。Qグリーンは戦力が整うまでは戦闘行動を中止していた
しかし彼らはQQQQと軍団が「非核作戦」による戦争でQQQQの核兵器の使用を全面的に禁止されていた事も知らず、obiekt279による特殊師団を作り、演習を行っていた。obiekt279はどんな核兵器の攻撃を喰らっても死なない無敵の構造を誇っている。13cm砲も所有する。転ばぬように履帯も4つだ
QQQQの荷電粒子砲と言う新兵器も勿論知らない。
しかし、QQQQは主力を失い、戦闘行動は海軍以外不可能であった
勿論、脅威はこれではない
一部の反帝国主義者によるクーデターが時たま起こるのである
Qグリーンはこれを「革命軍」と呼んでいる(そりゃ、旧ソ連戦車の国だし)
Uグリーン元帥「コンドラチェンコの配備は進まんのか」
Sグリーン中将「それがですね、今のところ守備隊用のものがうまく進まないんですよ。革命軍阻止にはまだ本数が足らないのです。しかも、これ、203mm砲積んでいるのに、Qトルック輸出の編成は例の「敷島」にやられているのですよ」
Uグリーン元帥「何!?203mm砲でも倒せない!?」
Sグリーン中将「敷島には先頭車に157mm砲が積まれてますよね」
Uグリーン元帥「まさか、そんなのに主砲塔を爆破されたのか?!斜め後ろに弾が撃てるのか!?」
Sグリーン中将「違います。もう1箇所に150mm砲が積まれていたんです!」
Uグリーン元帥「何!?場所は!?」
Sグリーン中将「ラナサヴィット少将いわく、敷島後部、輸送貨車の上に!」
Uグリーン元帥「何!?敷島の後部は、コンドラチェンコの中部と同じ場所だ!コンドラチェンコ中部には203mm砲が積まれている!まさか直撃!?そんなわけ無いよな・・・」
Sグリーン中将「いや、直撃です・・・砲塔の・・・」
Uグリーン元帥「どこなんだね!」
Sグリーン中将「・・・ターレットリングです!」
Uグリーン元帥「ターレットリング!?」
敷島型重装甲列車は既に50編成は作られ、その殆どに名前がついている。また、命名待ちが五編成存在する(仮名S−51〜S−55)
Sグリーン中将「はい、敷島後部の15cm砲が、突如砲撃、コンドラチェンコ203mm主砲に命中、大破した、とのことです」
Uグリーン元帥「・・・・やはり敷島には勝てなかったか・・・」
Sグリーン中将「・・・奴は無敵ですからねぇ・・・」
Uグリーン元帥「・・・まあ、本来の任務は革命軍掃討だろ、敷島と戦うのは、無謀だったってことだ」
Sグリーン中将「そうですね!用途外だからやられて当然でしょう!」
ウーーーーーーーーーーー!
Uグリーン元帥「また革命軍か」
Sグリーン中将「全く。Tグリーン達が何とかするだろう」
Tグリーン少佐「革命軍接近!今度は航空連隊付です!」
Uグリーン元帥「何!?コンドラチェンコは対空性能が無いぞ!」
ボゴーーーーーーーーン!
真っ先にコンドラチェンコが吹き飛ぶ
対空砲が次々と砲撃を行う
航空隊も発進する
どうやら敵はSu25攻撃機のようだ
ジェット式の攻撃機にレシプロの機体が次々と立ち向かう。中にはMig−15などのジェット機も含まれる
ズガガガガガガガガガガガガ!
シュゴオオオオオオオオオオオオオ!(AAM発射音)
ボゴーーーーーーーーーン!
Yak−9「今度はジェット機とは!」
Mig−1「ロケット砲積んでないとまともに戦えないぞ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガ!
パシューーーーーーーーーーーー!
ボン!ボン!ボン!(高射砲の発射音)
航空隊は全滅。残りは地上部隊
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!(コンドラチェンコの砲撃音)
コンドラチェンコにより、掃討
しかし、次々と現る革命部隊
革命軍将校「あの装甲列車が厄介だ!攻撃せよ!」
Tグリーン少佐「コンドラチェンコ、攻撃!」
革命軍はコンドラチェンコ目掛け突撃して行く
ボンボンボンボンボンボンボン!
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
何と、革命軍は線路を榴弾砲で爆破!
ボゴーーーーーーーーン!
そのままコンドラチェンコ脱線
既にコンドラチェンコは3編成が損傷している
内2編成は大破、1編成は脱線
その時!
ギュイイイイイイイイイイイイイイ(異様なキャタピラ音)
ギュイイイイイイイイイイイイイイ・・・カシャンカシャンカシャンカシャン!
パキューーーー!
ボゴーーーーーーーーン!
ボンボンボンボーーーーン!
ボゴーーーーン!
Tグリーン少佐「T−32!」
T−32、これは、戦車の中でも最も異様な部類にある、山岳戦車だ。装脚式戦車の開発国であるQグリーンが、実験用に37mmレールガンや榴弾砲を装備し、脚で移動することも、履帯で移動することも可能な特殊な戦車である。急坂突破の強行軍、高速なチョロQの支援、最高速で走らせればチョロQ並みという高速半装脚戦車である
これが連合軍に知られた時「こんな物が戦車なのかーーー!」と写真を持ってきたチハ大佐にロケットランチャーを食らわせたのがQQQQの将校であった。Qグリーンは帝国軍にT−32や多数の装脚戦車を渡しており、参考用にと、写真を送っている。グッドウェイ島ではそれが多数発見されたのである
パキューーーーーーー!
ボゴーーーーーーーン!
これにより見事に戦況は鎮圧軍(Qグリーン軍)側に傾いた
更に
カシャンカシャンカシャンカシャン!
トン、トン、トン、トン、トン!
ゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴト!
グイーーングイーーングイーーングイーーン!
BRDM−5、BRDM−18、BT−44、BT−46など、多数の装脚戦車群だった
中には上下に砲塔が揺れながら動くバランスの悪い四脚戦車もいた
これらの装脚戦車群の突撃により、次々と踏み潰されたり、T−32に吹き飛ばされたりする革命軍兵士
T−32操縦士「突撃!」
ギュイイイイイイイイイイイイイイイイ!
革命軍側も多数のBRDM−18やBT−44、BT−46などを所有していたが、T−32部隊により見事に蹴散らされた
コンドラチェンコでとどめを刺したのである
ボゴーーーーーーーーン!
革命軍部隊、全滅
その後、革命軍のリーダーのアジトが判明、Qグリーンは奇襲の準備を行っていた・・・
第75話 終わり
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich038189.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 17:59 -
Qタンク軍初登場(?)。武装商船は実在で、ドイツには二隻ほど存在したらしい
第77話 Qタンク軍、南方へ
Qタンク軍はまだグッドウェイ諸島にいた
しかしバーミメアン占領作戦の次のパトラファック占領作戦のために、遂に発進する準備が整った
ディラット「第1特殊部隊、創設から早くも44年・・・長いもんだな」
グラン「・・・大使、第1特殊部隊は、今でも前線で頑張っていますよ・・・」←Qタンク大陸のほうを見ながら
Qタンク大使は、現在はドガスデンにいる。ディラット、グランを初めとする5両のカスタムタンクの計画は、彼が立案したのだ
Qタンク元帥「第1特殊部隊、準備は出来たようだな」
Qタンク元帥は、前線指揮官である。ディラット、グランがいる第1特殊部隊に給与品を渡したりしていた
SONOP7「はい、もう準備は出来ております。後は乗船するのみです!」
Qタンク元帥「うむ。もしものためにマリンモーターを渡しておこう。揚陸艦は用意してあるぞ」
何台ものタンクがワスプ級揚陸艦に乗り込んでいく
そしてドアが閉められる
護衛艦は戦艦「モンタナ」型、巡洋艦、駆逐艦である
更に護衛空母「カサブランカ」級15隻、正規空母「レキシントン」「サラトガ」「エンタープライズ」「ヨークタウン」となっている、輸送船は総数57隻、かなりの大群だ
ちなみに、第1特殊部隊の編成は、こうなっている
隊長 ディラット(フィアット3000改)
副隊長 グラン(FCM自走砲)
重戦車
自走砲
実験用試作型
ルックス
ヘッツァー
III号突撃砲B型
ソミュアS35
ツベッシェン・レーズング
T−34/85
SU−122
グリレ(H)
T−80U
SONOP7
レオパルト2A5
M1A1エイブラムス
都市迷彩戦車(車種不明。CCQのEDに登場)
基本的にはQタンク陸軍からの給与品で形成されている。しかし、これだけのタンクでQタンク王国を解放したというのだから驚きである。
また、第35小隊、第37小隊などの援護部隊も編成されている
当時のQシュタイン軍はアファレートからのタンクやどこかから持ち込んできたタンクやら、果ては異次元からやって来たタンクまでいるとんでもない軍だったが、10年後には多数の指揮官を集め、Qタンク大使が作り上げたプロトン王国を壊滅寸前まで追い込んだほどである。案外出来て早い内に侵攻されたようだ
さて、洋上の第1機動部隊は、自分たちの乗った揚陸艦の甲板にいた
ディラット「船の上か・・・」
グラン「揚陸艦なんかはじめてだ」
重戦車「しかし、ここから敵地に乗り込むことになる。注意しなくてはな」
そのとき、側面に商船がいるのを目撃した
ディラット「・・・ヒチニリアの商船?」
グラン「怪しいな。こんなところでたった一隻で・・・」
そのとき、すぐ前の味方揚陸艦のすぐ真横に付いた途端、国旗がヒチニリアからQトルックに!
実験用試作型「まずい!あれは通商破壊艦だ!」
ウィーーーーーーーーン!
ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーーーン!
ディラット「そうか!つまりは『武装商船』か!味方のフリをしていたのか!」
グラン「ステルスみたいな奴だ。あれ?護衛艦艇はどこだ?」
ヘッツァー「大変です!護衛艦隊は敵機動部隊がいるということを聞いて我が船団から離れているようです!」
しかしそれは偽情報だった。機動部隊はQトルックの北にいるはずもなく、むしろ南にいたのである
通商破壊艦の艦上には、多数のQトルック兵士がいた
Qトルック将校「この程度で良い。この船団をのっとるぞ!突撃!」
突如第1特殊部隊の揚陸艦に橋を渡してくるQトルック軍
特に障害物のない甲板で、ついに戦闘が繰り広げられる!
すると、今度は船の左舷方向からも多数の輸送船。しかしこれも偽装していた通商破壊艦!
多数の船の攻撃により、撃沈される船もいた
甲板では第1特殊部隊が激戦を繰り広げる。得意の5連炸裂式レインボー砲で応戦する実験用試作型。三連速射砲を敵船目掛けて発射する重戦車、ディラット。更には護衛の第35小隊、第37小隊(チャーフィーとルックスしかいない)が加わり激戦に
ボゴン!ボゴン!
揺れる甲板、炎上する船、そして、遂に1隻の輸送船から謎の機体が!
何と、Qタンク軍にも武装商船がいたのであった。水上戦闘機1機が機銃掃討を行う
ズガガガガガガガガガガガ!
一方で、偽の情報にだまされていた機動部隊は、急いで船団に戻ろうとしていた
辛うじて「カサブランカ」級3隻が到着した
しかし、Uボートまで到着した
既に57隻の船団は、30隻ほどになっていた
そのとき、南の方向から1機の機体が向かってくるのが見えた
ブオオオオオオオオオオオオ
その機体は上空で旋回、再び南へ帰っていった
既に追い詰められ、マリンモーターをつけた主力部隊の兵士が浮かんでいる。救命ボートに乗り込むも、Uボートが浮上して機銃で撃沈されてしまう
しかし、上空に多数の機影が見えた
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオ
流星改「突撃!目標はQトルックの艦隊だ!」
東海「初の対Uボート作戦だ!いくぞ!」
軍団の爆撃隊だった
流石の武装商船も艦上爆撃機にはかなわない。次々と撃沈されていった
急いで離脱しようとするQトルックの武装商船。しかし流星改の雷撃で撃沈される
Uボートも潜航、離脱しようとするが、東海に撃沈される
そして遂に、Qトルック艦隊は壊滅した
水上に浮かんでいるタンクたちは第1特殊部隊の揚陸艦へ上がっていった
ディラット「揚陸艦の損害はかなりの物だが、部隊の損害はないみたいだね」
グラン「結局海軍、意味なかったじゃないか」
重戦車「軍団の援護あったんだし」
ディラット「お、あそこにQシュタインの旗が!友軍の港だ!」
やっとQシュタイン軍の港にたどり着いたQタンク艦隊
ドニゲッテル少将「ほう、第1特殊部隊、ねぇ・・・」
ユゴス少佐「40数年ほど前、我が帝国をコテンパンにした集団ですね」
ドニゲッテル少将「それは昔の話。今は味方だ。昨日の敵は今日の友と良く聞くじゃないか」
直後、薄暗いバーミメアンに、1両のグラントがやって来た
Qタンク大使「第1特殊部隊、久し振りだな」
ディラット「Qタンク大使!」
Qタンク大使「うむ。次のパトラファック攻略については、敷島型重装甲列車を出撃させることになったようだ。君たちは敷島隊に続いて、突撃をしてくれ。以上だ」
Qタンク元帥「一部の装備が海の藻屑になってしまった。全員、ここで装備を整えてくれ」
遂に次の作戦にQタンク軍が加わることになった
しかし、Qトルック軍は着々と最終兵器の建造を開始していた・・・
第77話 終わり
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich038189.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:02 -
第78話。軍団初(?)の特殊部隊。軍団としては珍しく派手にやってます
第78話 軍団突撃戦車隊 前編
日本戦車軍団は海軍結成以降は海軍主体となっていた
遂には「薩摩型航空戦艦」と言う「伊勢型航空戦艦」の逆で、空母から発展した戦艦を建造した。更には新鋭艦「紅鶴」「白鶴」などの空母もある。「翔龍」「瑞龍」といった艦隊空母など、既に大機動艦隊である。15もの艦隊の全てに空母2隻がつくほどである(2つの潜水艦隊除く)
また、九頭龍型駆逐艦、早地峰型重巡洋艦、摂津型超弩級戦艦といった、空母以外にも恐ろしい巨艦がある。摂津型に至っては、艦隊空母1隻を1撃で撃沈できるという巨砲を持つ
しかし、戦車軍団と名乗るからには陸軍も頑張らなくてはならない。海軍から商船改造軽空母「春日丸」を受け継ぎ(新鋭軽空母の完成のためらしい)、それに加え熊野丸を初めとする空母を加えた陸軍機動艦隊を建造した
が、結局海軍力を増やしただけである。陸軍力は一切上がっていない。そのため作られたのが「第75特務連隊」Qタンク陸軍の「第1特殊部隊」に匹敵するほどだ。ちなみに第74特務連隊までの各部隊は北方派遣部隊、南方派遣部隊、そして工作員部隊(スパイ部隊)と言った物となっている
今回のパトラファック作戦はこれと敷島を先頭に、3国(グリシネ、Qタンク、Qシュタイン(軍団はグリシネのレジスタンス的な軍))の主力を突撃させる
装甲列車「三島」内
チハ大佐「今回は第75特務連隊の初陣となる。三島の戦線到着時に『戦線到着!』と打電する。そこで第75特務連隊が三島兵員輸送車から車外に出る。そしてそのまま三島に続いて突撃する。という任務だ」
チリ元帥「で、隊長は、チハ改少将だ」←登場時は准将だったが昇進
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ(ディーゼルエンジン音)
敷島隊、発進
後方から第1特殊部隊、軍団、Qシュタイン主力部隊、Qタンク主力部隊と続く。そして上空にはバーミメアン占領時に活躍した軍団陸軍航空隊。しかし、海軍の姿は見当たらない。陸戦隊も、航空隊もいない。一体どこへ行ったのか。実はこれは陸軍のみで行う作戦のため、海軍は参加しなかったのと、海軍は新鋭艦の建造に忙しかった為である。航空隊も新入りのために演習を行っていたためいなかったのである
震電「橘花、後方の新入りたちは、ちゃんと来ているんだろうな」
橘花「はい、全機、落伍はありません!」
震電「よし、次は着艦だ!着陸と同じじゃないかと思っていたら違うぞ!空母は飛行場とは違い長さも短く、幅も狭い!運が悪けりゃ海にドボンだ!秋水!見本を見せてやれ!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・
震電「あのようにやるんだ。まあ、秋水はロケット式だから若干早めだが、おまえらレシプロ機はもう少し低速で着艦する。よし、次はレシプロ機・・・烈風、先に着艦せよ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・・・
震電「見てのとおり、少しずつ高度を下げていかないと甲板に激突することがある。よし、まず手前の機体から順番に向こうに見える艦に着艦だ!」
ブオオオオオオオオオ・・・・
橘花「いやぁ、新入りの訓練、ありがとうございます、隊長」
震電「うむ。今まで閃電がやっていたからな。あいつの訓練はめちゃくちゃだったからな。『着艦後の停止のタイミングは勘だ!』と言って、何機海に落としたことか・・・」
震電「さて、全機着艦したようだな。橘花、先に着艦してくれ」
シュゴオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・
震電「よし、着艦!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・・・・
震電「燃料が後少しで切れるところだった。薩摩、安芸の各航空戦艦は、伊勢、日向とは違い空母からの発展系だからな。着艦はともかく、発艦は速度が少し遅ければ46cm砲塔に激突する」
秋水「それでも、射出機がありますからね」
震電「そんなもの全空母に取り付けている。今までの7隻の主力空母と多数の軽空母をはじめ、新鋭艦にもつけているからな。だから射出時にはかなりの高速で発進が可能だ。噴式機に至っては発進時には秋水並みの高速で射出可能だ。しかし、甲板が短い2隻の航空戦艦は、射出機のない艦隊空母並みの速度しか出なくなるわけだ。まあ、それでも、艦攻が海面ギリギリに降下してから上がっていくって所だが・・・」
秋水「と、言うことはこの艦には新入りが入ってくると・・・」
震電「うむ。一部が転属する可能性もある。春日丸が陸軍に転属になっただろ。それまでの春日丸搭載機を紅鶴に乗っけたらしい」
秋水「春日丸は歴戦艦ですからねぇ。乗っている機体たちもベテラン揃いですよ」
震電「うむ。問題としては、春日丸は噴式戦を乗せられなかったから、レシプロしかいないってことだ」
秋水「今のところは大丈夫ですが、そのうち噴式の時代になったら・・・」
震電「俺のようなレシプロ式は即、引退だな」
秋水「総司令のことですからやらないと思いますが・・・」
軍団総司令部
松井元帥「遂にパトラファック侵攻か・・・高杉、おまえより早く我々はQトルックまで侵攻するぞ!」
ガチャ!(ドアを開ける音。総司令室は通常のドア)
バタン!(ドアを閉める音)
松井元帥「おお、オイ元帥」
オイ元帥「総司令、我が第2師団は近頃任務がないような気がしますが・・・」
松井元帥「対高杉作戦、つまり非核作戦も終わったからな。任務が欲しいならピヨ王国にでも行ってくれ」
オイ元帥「ヒヨコ連合は近頃QQQQに狙われてますからねぇ。しかし、すぐに侵攻と言うのはないかと」
松井元帥「うむ。しかし、あそこもやばくなるだろう。ヒヨコ連合に兵器を輸出しているが、その金も我々の軍資金になる。しかしQQQQは我々と非常に対立している。以前の非核作戦にもあるようなことだ。だからこそヒヨコ連合に守備隊が必要なんだ。Qトルックは第1師団に任せておいて、とりあえず北方の守備にあたってくれ」
オイ元帥「・・・了解!」
ガチャ!
バタン!
松井元帥(なるべく早めに戦争を終わらせたいが、Qトルックは強敵だ。もはや既にCQ暦は244年。それなのに我々は未だパトラファック大工業都市・・・・今頃レイオガルとカルオスはどこへ・・・)
第78話 続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich038189.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:04 -
第78話中編。マケイルさんの小説での残虐行為・・・
第78話 軍団突撃戦車隊 中編
夜 パトラファック
パトラファックには幾度となく退却をさせられることとなったビラガド軍曹の元マジノライン守備隊、そしてバーミメアンから退却してきたスラフワク少尉の第37中隊、そして開戦当初からパトラファックを守っていたが、四一式爆弾投下で損害を負ったレコッバチ中尉の第25中隊がいる。かつてここはプロトン軍による大虐殺が起こった街である。ガソリンを大量にばら撒かれ、そのまま火をつけられ、住民や消防部隊、当時駐屯していた部隊の隊員を次々と焼殺、あたり一帯焦土と化した街にプロトンが侵攻、占領された。しかしその数年後、第四次キュワール大戦でプロトン軍が多大な損害を負っていた。負傷兵は後を絶たず、前線基地として使われていたマイシティには大量のプロトン兵がなだれ込んだ。マロンキャニオン戦では輸送艦で運ばれた装甲列車が使用された。既にPGT条約で連合陣営になっていたQトルック軍は大量のプロトン、グリシネの新兵器を目の当たりにしていた。第四次キュワール大戦はほんの数年で終戦し、そして圧倒的な速さでQグリーンは復活した。Qグリーン駐屯軍もカルオス軍により撤退させられた。Qトルックはいずれ帝国陣営で戦争をすべく、必死に軍事力を増加させていた。禁止されていたはずの徴兵や爆撃機、戦闘用潜水艦などが行われた(何か某独裁国家みたいだな)
その拠点として、大工業都市「パトラファック」では軍事品を生産、裏ではさまざまな新兵器が開発されていた。その中には核兵器も含まれていた。同時期に日本戦車軍団が結成された
そしてCQ暦235年、開戦。QグリーンはチョロQ王国各都市を空襲した。一部は高杉軍に撃墜されたが、爆撃は成功した。そしてCQ暦240年。海軍次官まで上り詰めたラーテが革命を起こした。翌年に軍団がこのパトラファックの原爆工場に「富士」で四一式爆弾を投下。皮肉にもQトルックは悲願の帝国陣営参戦となった。軍団は海軍をフル活用、軍団海軍は今まで第二次ニビリア沖海戦でQグリーン水雷艦隊を撃破、第三次ニビリア沖海戦でウルタンク航空隊を撃破、バスタンク沖海戦でウルタンク戦略爆撃機隊を撃破していた。更にはチョロ〜ン運河爆撃でウルタンクの水雷艇1隻を押し流している。乗員もいなかったためそのまま運河の河口で漂流、Qシュタインに鹵獲された
Qトルック宣戦布告後はというと、ブルーウェイ突入作戦、デスゴッド沖海戦、グッドウェイ沖海戦、ビッグウェイ沖海戦、トルック湾奇襲でQトルック海軍を次々と叩いている。グッドウェイ沖海戦では空母2隻を大破、駆逐艦10隻を撃沈させた。ビッグウェイ沖海戦にもなるとQQQQの戦艦隊がビッグウェイ地上施設を破壊し尽くし、一方で軍団艦隊がQQQQ軍の原子力空母「グッドウェイ」を撃沈していた。トルック湾奇襲では戦艦「ビスマルクII」、ポケット戦艦「アドミラル・ナフォギック」、駆逐艦5隻を撃沈、ポケット戦艦3隻を小破させた。しかしビスマルクIIの乗員は全員無事だった
総員退艦命令を出したのは司令官ではなく艦長だった。彼は後に艦隊司令官に昇進し、艦長はアドミラル・ナフォギックの元艦長が就任した
ビラガド軍曹「今まで我々は何度後退したことか。今度こそ奴らを弾いてみせる!」
スラフワク少尉「ここで敵を弾き返し、我々のバーミメアンを奪回して見せるぞ!」
レコッバチ中尉「Qトルック2番目の工業都市がやられたら、我々は不利になる。何としてでも防衛して見せるぞ!」
遂に3部隊が集結した
その時!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
わーーーーーーーーーーーー!(Qトルック兵士の声)
レコッバチ中尉「何だ!?」
Qトルック警備兵「大変です!鉢巻アンテナの装甲列車がまた来ました!」
スラフワク少尉「敷島か!あいつめ、バーミメアンには現れなかったくせに!」
レコッバチ中尉「哨戒装甲列車を出せ!」
ビラガド軍曹「違う!試作装甲列車『BT−101』を出すんだ!」
レコッバチ中尉「鉢巻アンテナをつけた弱そうな列車なぞ哨戒列車で十分だろう!」
ビラガド軍曹「それが、奴、我々の最強列車『コンドラチェンコ』をも撃破したんです!」
レコッバチ中尉「コンドラチェンコを!?」
ビラガド軍曹「はい、その日には既に2編成もやられました!セネスト中佐のと、ラナサヴィット少将のが!」
レコッバチ中尉「通りでラナサヴィット殿が負傷して本土に帰還したわけだ。あの時帰ってきたのは確かルラット大佐の編成だけだったしな」
スラフワク少尉「ビラガドの部隊は敷島を、我々は敵主力を叩く!」
Qトルック通信兵「いや、敵主力部隊はいません!装甲列車だけです!」
レコッバチ中尉「何!?敵主力はいない!?」
敷島を先頭にパトラファックに突っ込んでくる敷島隊。後方から高島、三島が続く。そして三島の後方でQタンク軍が突き進む。第1特殊部隊は敷島隊より早く進撃を開始したためまだ霧島(三番編成)の側面にいる
そして遂にパトラファック近くまで到着!
チハ改少将「行くぞ!」
ガラララララ!(ドアが開く音(何か変・・・))
チハ改少将「降下!」
高速で爆走する三島から次々と飛び降りる第75特務連隊員。先頭にはチハ改少将
チハ改少将「突撃!」
三島の後方には新型の「比島」がいる。更に後部に何編成もの敷島型がいる
一番編成「敷島」
ボルナンス大佐「もうすぐパトラファックだ!全速、前進!」
レイザー大尉(車種:IV号戦車H型。敷島の操縦手)「全速!ノッチ10!」←実は敷島は前進10段、後進3段ある。ただ、後進はたいてい検車時にしか使われない
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
二番編成「八島」
ピクールガ中佐「前方、敷島加速!全速前進!パトラファック突入だ!」
ドロワル上等兵(車種:III号突撃砲G型。八島操縦手)「突撃!ノッチ最大!」←言い方は編成ごとに異なるらしい
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!
三番編成「霧島」
コピック中佐(車種:パンターG型。霧島列車長。ちなみに名前はマグスコピックに由来。相棒もマグス中佐だし・・・)「ノッチ最大!全編成に打電!『これよりパトラファックに突入する。ノッチ最大で前進せよ』!総員戦闘配置!」
カクトピスク曹長(車種:III号戦車J型。霧島主砲砲手)「了解!総員戦闘配置に着け!」
マグス中佐(車種:ケーリアン対空戦車。霧島副列車長兼通信長。コピック中佐の相棒)「突撃!総員パトラファック突入!」
霧島以降の全編成に「これよりパトラファックに突入する。ノッチ最大で前進せよ」入電。全編成が全速で前進。そのままパトラファックに飛び込んだ
そのまま砲撃を開始
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!
高速(時速100km)の速度の列車から打ち出される砲弾は速度を増し、次々と軍事施設に命中。角度45度で守備隊に攻撃。
警備装甲列車を次々と跳ね飛ばしていく。1発も撃たずに脱線する哨戒列車
最高時速120kmを誇る哨戒列車も続々と跳ね飛ばされる
勿論ながら、軽油の消費は巡航速度である80kmより多い。
前方の100mm副砲で哨戒列車を吹き飛ばし、157mm主砲、90mm砲、120mm砲で敵部隊を襲撃する
一方で、第75特務連隊は第1特殊部隊を抜かし、高速で工業都市に突っ込む
すると、夜間爆撃機が襲い掛かった
特務隊兵士A「敵爆撃機襲撃!対空砲、撃てーーー!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
第75特務連隊のタンクは一式中戦車に対空重機(対空ガトリング)、爆炎放射機をつけている
Qトルック将校「何だ!あのゲパルト対空砲に毛の生えたような奴は!どうせ機銃しか撃てないんだ!突撃!」
キュラキュラキュラキュラキュラ
Qトルック兵士が突撃していくが・・・
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ(爆炎放射器の音)
次々と火あぶりにされるQトルック兵士。軍団名物の一斉突撃打撃戦術である
ゴオオオオオオオオオオオオオオ
ズガガガガガガガガガガガガガガ
ボゴン!
続々と守備隊を撃破していく。すると、夜間爆撃機Ju−88によるアリエテン中将の飛行隊がやって来た
ヒューヒューヒューヒューヒューヒューヒュー!
ボゴーーーーーーン!
工業都市は次々と炎上
迎撃戦闘機が上がっていく
ズガガガガガガガガガガガガ!
第75特務連隊の防空機銃は実はというと対タンク用なのでかなり強力。迎撃機を全機撃墜した
特務隊兵士B「守備隊はかなりの数だ。お、消防隊だ。市民は無視だ」
特務隊兵士C「かつてのプロトンによる焼殺はかなりの損害を出したそうですし」
ディラット「軍団の特殊部隊、かなり頑張っているなぁ・・・」
グラン「初実戦なのにあそこまで、なかなかだな」
重戦車「おそらく、我々の良きライバルになるかと」
パトラファック司令部
ビラガド軍曹「BT−101発進!」
レコッバチ中尉「どうやら、私は敷島とやらをみくびっていたようだな。ここまで強いとは・・・」
スラフワク少尉「バーミメアンに現れなかったのが幸い・・・か?」
ビラガド軍曹「とにかく、早く次の前線基地となるロレッメガ闘技場に!」
レコッバチ中尉「うむ。BT−100形、全編成発進!」
BT−100形とは「Battle Train type 100」戦闘列車100形という意味である。装甲列車としてはまだ中規模だが、対敷島用にQトルックが試行錯誤して製造した列車である。ちなみにコンドラチェンコは「BT−570」と付けられている
パトラファックは赤い炎と黒い煙でまみれていた
そのまま夜が明け、見事に空が赤く染まった
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
軍団陸軍の誇る一式戦闘機「隼」、二式戦闘機「鍾軌」、三式戦闘機「飛燕」、四式戦闘機「疾風」、五式戦闘機による制空部隊、九九式襲撃機、九七式重爆、百式重爆「呑龍」、四式重爆「飛龍」等による爆撃部隊が到着した
更に軍団空軍のB−29J、B−32も到着した
迎撃機が次々と上がり、B−29J、B−32に立ち向かう
しかし、護衛機に撃墜される
更には下からの機関砲弾に気をつけなければならない。上からも下からも銃弾が迫っていた
一方で、三両の指揮官たちはロレッメガ闘技場近辺の前線基地「ロレッメガ基地」に避難すべく護衛をつけて後退していた。既に陸軍部隊はほんのわずかで、守備隊の殆どが海兵師団である
海軍は街は死守すべきだと考え、陸軍はもはやダメなら後退あるのみと考えている。そのため陸海軍は対立している。これを見たQグリーンの士官は「Qトルックの陸海軍は敵国同士のようだな」とまで言われたほど
第78話 続く
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:05 -
第78話後編。ゆうしお型は後に「夕潮」型に改名
第78話 軍団突撃戦車隊 後編
レコッバチ中尉「BT−100型、BT−150型、BT−170型が全部出撃したらしい。これで敷島を倒せるのだろうか・・・」
ビラガド軍曹「砲力では敷島に勝るコンドラチェンコでも敗れたのです。おそらく全車大破・・・もしくは退却・・・」
スラフワク少尉「・・・・・そういえば、サヌヮットバー守備隊の隊長『ピゴチック少佐』は・・・」
レコッバチ中尉「うむ、彼はサヌヮットバー前方にある川で狙撃演習を行っている。狙撃の命中率は敵ゴルヒチン小隊並みだ」
スラフワク少尉「援護に向かったほうがよろしいかと」
レコッバチ中尉「それもわかる。だから我々指揮官はロレッメガ闘技場に避退、そこから東南東にあるサヌヮットバーに部隊を送ればいい」←中途半端。設定が「サヌヮットバーから西北西」だったので・・・ついでに「Qトルック戦争」ではビラガド軍曹はカダ砂漠駐屯隊
BT−150。BT−100形の改良機種である。敷島のスペックを研究し、かなりの技術力をかけて作った兵器だ。しかし、敷島に搭載されている157mm榴弾が厄介であった。この榴弾砲はコンドラチェンコの「砲塔の隙間」を狙って撃破したほどの照準性能。この精密照準にかなう照準がなければ敷島に対抗できない。これもまた敷島にかなわなかった
BT−170はBT−150の改良型で、照準性能のいい100mm砲を搭載した。しかし威力では敷島に劣る。これまた対クーデター軍用に転用
そして最新型「BT−300」がある。敷島といい勝負であるこれは、コンドラチェンコを参考に建造された。
しかし、生産は進まず、いまだ鉄道都市「アレフュ・ハバパル」での配備に留まっている
現在は簡易型の生産のため「XBT−310」型が大量に試作されている
「敷島」車内
ケーブコンビ少尉(車種:ツベッシェン・レーズング。敷島通信兵)「大変です!電探に敵重装甲列車の反応あり!」
ボルナンス大佐「何!?敵重装甲列車だと?!」
ゴオオオオオオオオオオ
ボルナンス大佐「な、何だあれは!」
ケーブコンビ少尉「今までの工作員からの記録では、あれはBT−200型重装甲列車!対敷島用に戦闘性能を特化した装甲列車です!」
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!
ボルナンス大佐「敵は1編成、こちらは32編成もある!勝てるぞ!」
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!
しかしBT−200は装甲がやたら厚い。敷島隊は次々と損傷していった
チハ改少将「ん?!敷島隊がやられているぞ!総員、あの敵装甲列車に火炎放射しつつ突撃!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
Qトルック列車長(車種:ポルシェティーガー)「何だ!?一式中戦車が火炎放射しながら向かってくるぞ!」
重九五中将(車種:九五式重戦車)「喰らえ!二連装火炎放射ーーー!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ボゴン!ボゴン!
ボルナンス大佐「敵の攻撃が弱体化したぞ!攻撃!」
敷島隊が続々とBT−200に攻撃していく
第75特務連隊と重九五中将はBT−200にへばりつきながら火炎放射
BT−200車内
ウー、ウー、ウー、ウー!
Qトルック列車兵A(車種:VK3001(P))「大変です!車内の温度が上がっています!」
BT−200車内は蒸し焼きのごとく状況
Qトルック列車長「この熱さには耐えられん!脱出するぞ!」
Qトルック列車兵A「か、火災発生!このままでは弾薬庫が炎上します!」
Qトルック列車長「脱出するぞ!」
Qトルック列車兵B「自動開閉ハッチ開きません!」
Qトルック列車長「何!?ラーテ総統め!技術力の為とかいって、我々を蒸し殺しにするつもりだったのか!?」
Qトルック列車兵C「手動ドアは開きます!早く脱出しましょう!」
ガチャ!
ボゴオオオオオオオオオオオオオオオオン!
列車兵の脱出直後、BT−200は大爆発した
既に敷島隊はBT−200から離れていた。ポイントを切り替えて別の線路を通ったのだ
Qトルック列車長「おそらく、弾薬庫が爆発したのだろう。あの火炎放射集団もいなくなってる・・・」
Qトルック列車兵A「全員生存しています。ここはもうだめでしょう。サヌヮットバーに行きましょう」
Qトルック陸軍で最後までパトラファックを防衛したQトルック列車隊も退却、海兵師団は壊滅。パトラファックは占領された
チリ元帥「第75特務連隊はこの作戦で重大な戦力となった。これからは敷島隊を補助する任務が多くなるだろう」
チト元帥「そうですね。しかし問題は、現在は連合陣営にあるQQQQが、いつ反逆を起こすか・・・」
チリ元帥「うむ。総司令によれば、第2師団をピヨ王国に派遣したそうだ」
チト元帥「そういえば第2師団はチョロQアイランド戦以降は戦ってないですね。海軍の飛行隊もあそこにはいますし」
チリ元帥「桜花爆弾こと、四四式爆弾を現在開発中らしい。これは一式陸攻から局戦桜花を切り離し、更に桜花からこの爆弾を投下する、二重投下爆弾だ。爆弾は機体下部に連結する魚雷型の爆弾、つまりはロケット砲みたいな物だな」
チト元帥「一体何のために桜花に連結するんでしょう・・・」
チリ元帥「海軍が言うには、その後に迫り来る迎撃隊を叩き潰し、その後は滑空し、どこかに着陸、着水するらしい。また橘花にも搭載されるらしいぞ」
チト元帥「そういえば富嶽は20tまで爆弾をつめるそうですが」
チリ元帥「うむ。改造して特三号戦車1個連隊を積む富嶽輸送機を計画中らしい。この桜花爆弾は2tながらも、四一式並みの照準に四二式をも越える破壊力を持つ」
チト元帥「核兵器じゃないですか!」
チリ元帥「しかし核は一切使わない。グレードブラスターみたいなものだ」
軍団総司令部
松井元帥「うむ。パトラファック戦は終了か・・・」
チリ元帥「はい。この後はサヌヮットバーを奇襲する作戦となりますね」
松井元帥「そうだな。しかし、厄介なことにロレッメガは未だ敵地。サヌヮットバー占領後、ロレッメガも押さえておいてくれ」
チリ元帥「了解!」
松井元帥「現在、海軍では新兵器『翼龍型航空母艦』を開発中らしい。四四式爆弾は陸軍の重爆にも積めるようになるそうだ。また、このたび『ゆうしお』型、『おやしお』型両潜水艦が開発されている。これは以前Qトルックで『サンフランシスコ』と呼ばれる潜水艦が発見されたそうだから、それに対抗すべく開発する。伊−1501はこの試作として建造した」
チリ元帥「たしか海中最高速度60ktを誇る超速潜水艦ですね」
松井元帥「あの艦の大量製造は無理だから、せいぜい20kt程度にしておくとのことだ」
チリ元帥「そうですか。武装も強力なんでしょうね」
松井元帥「新型の魚雷と『四三式噴進弾』を搭載可能だ。さて、時期作戦の話に戻そう。次の作戦の任務は、サヌヮットバーの占領だ!」
軍団海軍が着々と新型空母を開発する中、Qトルックは新型航空戦艦を開発していた・・・
第78話 終わり
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:12 -
第79話。空母大量出撃。某ゲームや某小説に登場した空母だったりする
第79話 パトラファック沖航空戦
Qトルック総統宮殿
ラーテ「何?!パトラファックが占領されただと?!どういうことかねナフォギック!」
ナフォギック元帥「そんなこと私に聞かれても知りませんよ!我々は今までトルック湾軍港にいたんですから!大体海兵師団が壊滅したことであそこは占領されたんです!」
ラーテ「君達陸軍だって三台の指揮官が部隊を組んで防衛をしていたではないか!」
ナフォギック元帥「しかし、敷島ですよ!敷島!」
ラーテ「何だそれは!旧式の軍艦か?!」
ナフォギック元帥「違います!超強力な重装甲列車です!陸軍の殆どがそいつにやられました!」
ラーテ「何!?BT−200は!」
ナフォギック元帥「弾薬庫炎上で爆発しました!火炎放射器を持った集団にやられたそうで」
ラーテ「BT−200でも勝てんとは!かくなる上は海軍で攻めるのみ!第1航空艦隊の修理は完成したのか!?」
イオゼト中将(海軍指揮官。車種:ゲパルト。以前はQトルック艦隊司令長官だったがトルック湾戦により降格)「はい、そのようです」
ラーテ「日本戦車軍団め!正規空母まで撃沈しやがって!我が空母機動部隊が貴様らを駆逐してくれようぞ!フハハハハハハハハハハハハハハハ!」←笑い方がフォレスト並み。恐るべし・・・
イオゼト中将「では機動部隊のアレフュ中将に知らせてきます」
ラーテ「うむ。おそらく、敵艦隊はパトラファック沖で哨戒中だろう」
ラーテの予想はたいていあたる。まさに総統。独裁国家(おい)
トルック湾軍港
軍港施設は非常に荒れ、乾ドックも爆発、駆逐艦がドック内で大破着底した。辛うじて軍港施設の修理は出来たものの、まだ艦の修理は出来なさそうであった
アレフュ中将(車種:レオパルドI。機動部隊指揮官で、イオゼト中将の親友)「戦艦隊のイオゼトか。まさか任務かい?」
イオゼト中将「その通りだ。しかし今回はアレフュ、おまえの機動部隊が行くらしいぞ」
アレフュ中将「そうか。戦艦隊も前に旗艦が撃沈されたからな。なにやら時間がかかるらしいし。じゃ、早速だが、任務の詳細は?」
イオゼト中将「敵艦隊がパトラファック沖にいるらしい。パトラファック沖に機動部隊を進め、攻撃を行えとのことだ」
アレフュ中将「単純な任務だな。ここまで簡単な作戦があったことか」
イオゼト中将「我が艦隊も後援として参戦させるようなので、期待しておいてくれ」
アレフュ中将「おう。仮に敵艦隊が接近した時に、おまえの艦隊がいれば助かるぞ」
その後、アレフュは艦隊旗艦「ラーテ・ウルタンク」に上がっていった
アレフュ中将「今回の任務はパトラファック沖の敵艦隊襲撃である!戦艦隊の護衛もあるようなので、がんばってくれ!」
Qトルック将校A「戦艦隊の護衛が何になる!」
Qトルック将校B「ただの邪魔者じゃないか!」
Qトルック将校C「そうだそうだ!」
アレフュ中将「君たちがそういうのも分かる。事実、我々の沈没艦は空母グッドウェイを除いては全て戦艦を初めとする戦闘艦船である。しかし戦艦は空母にはない特徴がある。巨砲だ。敵艦隊が接近した時のためには魚雷や重砲が必要となる。だからこそ戦艦隊を護衛につけるらしい。足が遅いのが難点だが。とにかく、戦艦隊は来るのが遅いようなので、結果的には我が機動部隊のみの作戦となるだろう。心してかかれ!」
そして、空母ラーテ・ウルタンクを先頭に、次々とアレフュの機動部隊が出航していった・・・
途中でQトルックで補給を受け、パトラファックへ向かった・・・
Qトルック艦隊
アレフュ中将「よし、第1派、発進!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
Qトルック将校A「結局、イオゼトの戦艦隊はこなかったようですね」
アレフュ中将「出てきても、大して活躍できないだろ」
数時間後、パトラファック沖
雪風少将「電探に反応!敵航空隊接近中!」
大和元帥「敵航空隊か!各艦隊、戦闘機射出!総員出撃!三式通常弾装填用意!」
ブオオオオオオオオオオオオオオ!
震電「閃電め、やっと復活か」
閃電「今度こそ卑怯な手を使わんぞ」
このときQトルック軍は正規空母を辛うじて20隻建造、軽空母に至っては35隻だった。一方で軍団は正規空母30隻、軽空母5隻、航空戦艦(空母型)2隻、航空戦艦(戦艦型)2隻。空母の数では一応Qトルックが勝っている
またもや二機の指揮官が戦果を争っていた
秋水「喰らえーーーー!」
ズガガガガガガガガ!
Qトルック艦隊
旗艦 ラーテ・ウルタンク艦橋
アレフュ中将「今頃、航空隊が戦果を上げているところだろう」
Qトルック将校A「そのようですな」
しかし、逆に戦果をあげられていることは艦内の乗組員は知らなかった
アレフュ中将「そろそろ第二派を出そう。出撃!」
ブロロロロロロロロロロロロロ!
第二派、出撃
軍団艦隊上空
ズガガガガガガガガガガガ!
パシューーーーーーーーー!(ロケットの音)
ボゴーーーーーーン!
薩摩中将(航空戦艦薩摩)「敵航空隊、壊滅!」
大和元帥「うむ。新入りとは言え、なかなかだな。なにせベテランが乗っている新鋭空母は紅鶴だけだからな。しかも軽空母からの移転だから小規模だ」
紅鶴級空母は紅鶴、白鶴、蒼鶴、玄鶴で、いずれも翔鶴級空母を強力化させたものである
また、新鋭空母である翼龍型は、翼龍、翔龍、瑞龍が出来ている。これは灰色甲板の空母である。
この7隻は第1艦隊と第2艦隊に入れられ、翔鶴級等とともに活躍している
紅鶴中将「しかし、敵は射出機二基装備の正規空母が3隻いる。残りは平甲板形式だが、それでも空母の数では我々が少ない。軽空母をグッドウェイから5隻しか出さなかったからなぁ・・・」
矢矧少将「電探に反応!敵航空隊接近!」
大和元帥「やはり、第二派か・・・」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオ!
震電「閃電!貴様には絶対勝ってやる!」
閃電「貴様のような機体に言われたくはない!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
陣風「噴進砲発射ーーーー!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーン!
第二派、壊滅
Qトルック艦隊
ブオオオオオオオオオオオオオオオ
アレフュ中将「どうやら、攻撃隊が帰還したようだな・・・って機数が少ないぞ!」
Qトルック将校A「第1派で残ったのがたった10機?!」
Qトルック兵士A「第2派、戻ってきます!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
アレフュ中将「また機数が少ないぞ!5機!?」
Qトルックのパトラファック警備艦隊攻撃は、攻撃隊壊滅と言う結果に終わった・・・
軍団艦隊
空母瑞鶴艦内
震電「しかし、敵は海上戦力でパトラファックを攻撃にかかるとは・・・」
橘花「やはり、電撃戦に期待していたのでは?」
震電「そのようだな」
秋水「おそらく次の敵防衛基地とされるのはサヌヮットバーです!」
震電「狙撃手がいたところか・・・」
秋水「守備隊指揮官は狙撃手、ピゴチック少佐です!」
震電「やはりな。Qシュタインはゴルヒチン隊を出すことになるだろうな」
烈風「隊長!ただいま報告が入りました!鳳翔からです!『我、グッドウェイを出航。目標パトラファック港』!」
震電「軽空母が南下しているのか!やっと整備が完了したらしいな」
烈風「雪雲型の配備と、九頭龍、早地峰、摂津、三笠の直援ですね」
震電「うむ。未だそれぞれ1番艦しか竣工していないが、護衛が軽空母10隻と駆逐艦だからな。航空機相手なら大丈夫だ」
グリシネ 軍団司令部
松井元帥「敵艦隊、パトラファック沖に出現、か・・・」
チリ元帥「迎撃には成功したようです」
松井元帥「では、大和に打電!『軽空母隊集合次第、敵艦隊を攻撃せよ!』!」
チリ元帥「了解!通信部に知らせておきます!」
松井元帥「うむ」
バタン!(ドア音)
松井元帥「海軍の報告によれば、ただいま三笠型2番艦『敷島』が竣工したらしい。四万十、蔵王も竣工したそうだ。黒部、大雪竣工までグリシネ沖で演習をしてもらおう」
Qトルック司令部
ラーテ「パトラファック奇襲も失敗か!」
ナフォギック元帥「アレフュ艦隊は無理やり寄せ集めた航空機で奇襲を行うそうです!」
ラーテ「直ちにアレフュ艦隊をQトルック軍港に寄港させろ!」
ナフォギック元帥「陸軍の私に言われても・・・」
ラーテ「そういえばイオゼトの戦艦隊もQトルック軍港を出航後は行方不明だ。どこへ行ったんだ?」
イオゼトの戦艦隊はQトルック沖を西に進んでいた・・・
第79話 終わり
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:15 -
第80話。大鷹と春日丸は実は同じ軽空母
第80話 パトラファック戦艦決戦
パトラファック軍港
雪風少将「軽空母隊、到着!」
大和元帥「やっと到着したか。機動部隊撃退後に出てくるとは、幸運な奴らだな」
磯風少佐「たった今報告が入りました。三笠型巡戦、予定通りの4隻が竣工しました。グッドウェイにて演習中です!」
涼月准将「九頭龍型軽巡、予定通り7隻竣工しました!」
霞大尉「早地峰型重巡、予定通り5隻竣工!」
冬月少佐「摂津型戦艦、2番艦竣工しました!」
大和元帥「計画は順調のようだな。水雷戦隊は引き続き警戒してくれ」
軍団艦隊はQトルックとの戦争による戦力強化のため空母、戦艦、巡洋艦、駆逐艦を続々と建造している。商船改造空母「春日丸」と同じ形状で「大鷹」を建造したため余った「春日丸」を陸軍艦隊に転用、陸軍艦隊の旗艦となった
陸軍艦隊も正規空母をいくつか配備しようとしているが、海軍との共同作戦が多いため大して必要性がないらしく、建造費は海軍の方に向けられる。陸軍はやっと正規空母2隻を手に入れることになった
三笠型は巡戦ながらも重巡の水雷性能もあり、また戦艦としての40cm砲を装備する。艦名も三笠、敷島、朝日、初瀬と、伝説(?)の軍艦「敷島」型にあわせてある
雪雲型駆逐艦も配備が進み、軽空母隊とともに8隻が到着した
大和元帥「三笠隊到着まで、次の作戦は延期しておこう」
武蔵元帥「その間、海鳥艦隊(正式名称第6艦隊)を警戒に出しておきましょう」
軍団には2隻しかいないアングルドデッキ(同時離着艦)空母、海鳥と雷鳥はそれぞれ別の艦隊の旗艦になっている。
数日後、三笠隊到着
三笠中将「三笠隊、到着しました!」
大和元帥「うむ。私が海軍指令、大和だ。軍団連合艦隊の旗艦である」←一応軍団は「連合艦隊」「潜水艦隊」「支援艦隊」に分かれている。潜水艦隊は潜水哨戒隊、特務潜水隊、海龍隊。支援艦隊は北方艦隊と南方艦隊
この後に三笠隊は軍団第1艦隊第2戦隊に入れられ、パトラファック方面に展開する敵艦隊を襲撃する
大和元帥「さて、次の作戦は、サヌヮットバーの軍事施設攻撃・・・また陸攻か。爆撃隊はいないのか?」
武蔵元帥「十分なんですが、新艦隊の砲力を、と言うことで」
大和元帥「総司令が手を抜いたのか?巨砲決戦もしたいところだ。新艦隊といっても雷装艦だしな。まともな砲撃艦は摂津ただ1隻だ」←2番艦は未だ演習中
サヌヮットバー目掛けて進撃する軍団艦隊
しかし・・・
雪風少将「電探に反応!敵艦隊発見!」
大和元帥「何!?まさか敵戦艦隊か?!」
雪風少将「大形艦のようです!おそらく正規空母か戦艦です!」
大和元帥「やったぞ!遂に巨砲決戦だ!」
大和元帥は巨砲決戦になることを喜んでいた
いままでその巨砲は陸上施設攻撃に使われていたからである
一方、Qトルック艦隊は・・・
Qトルック兵士A「レーダーに反応!敵戦艦隊です!」
イオゼト中将「敵艦隊か・・・サヌヮットバー攻撃に掛かるつもりだな!撃退するぞ!突撃!」
イオゼト中将はここで戦艦隊が全滅してもいいと思っていた
軍団艦隊
大和元帥「よし、第1駆逐隊を先頭に敵艦隊に突進せよ!」
武蔵元帥「サヌヮットバーについてはどうするんですか?」
大和元帥「実はサヌヮットバー攻撃ではなく敵艦隊の補足撃滅が任務だ。総司令が極秘に伝えたからな」
武蔵元帥「・・・・・・・・・・総司令、いちいちめんどくさいことを・・・・」
大和元帥「敵を欺く為には、まず味方からと言うのをよく聞く。まあ、本作戦はそんなものか。Qトルック司令部にはこれは筒抜けだ」
武蔵元帥「だから戦艦隊が接近してくるんですか」
Qトルック艦隊
Qトルック通信兵A「先ほど連絡が入りました!『敵海軍の作戦はサヌヮットバーへの艦砲射撃だ!』とのことです!」
イオゼト中将「予想は当たったな。よし、全艦突撃!」
Qトルック兵士A「アレフュ殿の空母隊がトルック湾に向かっているそうですが」
イオゼト中将「アレフュか。あいつが下がったから、次は俺の番、ということだ。元Qトルック艦隊司令長官の力、見せてくれる!」
Qトルック将校(・・・モイゼに移ってからずっとこうだ・・・・・)
Qトルック兵士A(中将、多分司令長官に戻ろうとしているのでは・・・)
軍団艦隊
陸月大佐「第1駆逐隊、第1水雷戦隊から連絡!『敵艦隊発見。戦艦15、巡洋艦20、駆逐艦30、輸送船70。イオゼト隊と思われる』とのことです!」
大和元帥「戦艦は15隻・・・もしかしたらBTSが張り出してくるかも知れんぞ。まあ、やっとこの46cm砲を敵戦艦に向けられるわけだ!全艦、突撃!」
軍団第1水雷戦隊
矢矧少将「・・・第1艦隊の主力到着まで攻撃を行わず見張っていろ、とのことだ」←第1水雷戦隊旗艦
雪風少将「向こうも全速前進中ですね。おそらくはあのまま戦うと思われますね」←第1駆逐隊旗艦
冬月少佐「第1艦隊から入電!『敵艦隊発見!』です!」
矢矧少将「敵は列で突撃してくる。T字戦法で後方から攻撃だ!」
Qトルック艦隊
イオゼト中将「右舷方向に敵艦がいるな。うまく見えないが・・・あれは重巡だ!雷撃が来るかもしれないぞ!総員、戦闘配置!」
Qトルック艦隊後方
矢矧少将「全艦、左回頭!」
ザバーーーーーーーーーーー(旋回音)
矢矧少将「雷撃開始!」
パシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーー!
Qトルック兵士B「艦尾方向から魚雷!」
イオゼト中将「来たぞ!」
ボゴーーーーーーーーーーーン!
Qトルック兵士C「BTSに命中しました!」
イオゼト中将「チッ!戦艦隊との交戦前にいきなりやられるとはな!」
軍団艦隊
大和元帥「そろそろだな。第5戦艦隊、敵艦隊に突撃せよ!」
三笠中将「突撃ーーーー!」
戦力
Qトルック戦艦隊
戦艦「モイゼ」
戦艦「グロス・ドイッチュランド」
戦艦「ヒンデンブルグ」
戦艦「ビスマルク」
戦艦「ティルピッツ」
巡戦「シャルンホルスト」
巡戦「グナイゼナウ」
ポケット戦艦「ドイッチュランド」
ポケット戦艦「トルックランド」
ポケット戦艦「アドミラル・グラフ・シュペー」
ポケット戦艦「アドミラル・シェ―ア」
BTS級戦艦4隻
軍団戦艦隊
戦艦「大和」
戦艦「武蔵」
戦艦「長門」
戦艦「陸奥」
戦艦「扶桑」
戦艦「山城」
巡戦「三笠」
巡戦「敷島」
巡戦「朝日」
巡戦「初瀬」
戦艦の数ではQトルックが有利。しかし軍団は量より質。三笠型巡戦はかなり強力だ
更に先ほどのT字雷撃でBTS級4隻が損傷している
大和元帥「よし、全艦、突撃!」
Qトルック艦隊
イオゼト中将「なんだあれは!」
Qトルック兵士A「新型の巡洋戦艦のようです!あ!魚雷発射管がついています!」
イオゼト中将「何!?戦艦なのに魚雷発射管付きだとーーーー!?」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
パシューーーーー!
ボゴーーーーーーン!
Qトルック兵士A「BTS1隻、沈没!」
イオゼト中将「BTSはどうでもいい!大形戦艦がやられなければいいんだ!」
同じ頃、Qトルック軍港
ラーテ「パトラファック沖に敵艦隊展開中・・・軍団だな!」
Qトルック通信兵B「第2及び第3艦隊は出撃中です。第1艦隊をお願いします」
ラーテ「うむ。第1艦隊を出してくれ」
Qトルック通信兵B「了解!」
第1艦隊は未だ建造中の新戦艦を旗艦とする予定であった艦隊で、第3艦隊はその一部を対艦攻撃用に分けた艦隊である。第3艦隊には新鋭艦「ヒンデンブルグ」がある。これはビスマルクII級の攻撃力、防御力を上げた艦である。1番艦「フリードリッヒ・デア・グロッセ」はQトルック湾戦のときにドック内で損傷したが無事竣工、2番艦「グロス・ドイッチュランド」は第3艦隊の旗艦になっている。そして3番艦「ヒンデンブルグ」が第3艦隊に入れられている
また、これらにより主力の座を降りたビスマルク級、巡洋戦艦隊とポケット戦艦隊も第3艦隊に入れられている。これらは後に第1艦隊の新戦艦竣工時に第1艦隊の旧式艦と所属を入れ替える予定である
軍団艦隊
大和元帥「よし、T字戦法でかかるぞ!同航戦だ!」
武蔵元帥「総員左旋回!」
ザバーーーーーーーーーーーーー!
Qトルック艦隊
イオゼト中将「主力戦艦隊のお出ましか!この旗艦グロス・ドイッチュランドと同型艦ヒンデンブルグでやってくれるわい!」
Qトルック兵士A「しかし、アレはT字戦法と言う敵残滅用の戦法ですよ!あれで敵は全武装を放つことができるのです!」
イオゼト中将「何!?」
一方、Qトルック第1艦隊は・・・
ティーバー元帥「チッ!なんであのイオゼトの野郎を助けに行かなければならないんだ!」
ティーバー元帥はトルック湾奇襲時には大佐で、イオゼト中将の乗る「ビスマルクII」の艦長として搭乗していた。ビスマルクIIが大破炎上し、もはや沈没は避けられないと思い司令官イオゼト中将の反対を押し切り強行的に総員退艦を命じた。そのためイオゼト中将の代わりに彼が艦隊司令長官となったのである
ティーバー元帥「奴がヘマをやらかしたせいでトルック湾では何隻の艦を失ったことか!」
Qトルック兵士D「全くです!」
Qトルック兵士E「まあ、ビスマルクを初めとする戦艦群のためと思えばいいじゃないですか。あれらは我々の援護がなければ沈没する可能性があります。そうなれば我々の戦力は第3艦隊に入れられなかった旧式艦まで入ってしまいます」
ティーバー元帥「そうだったな。旗艦であるグロス・ドイッチュランドも実戦試験のために第3艦隊に入れた物だ。何としても救援せねば。イオゼトは関係ない」
ティーバー元帥はイオゼトではなく戦艦を守る為に進んでいると考えた
パトラファック沖両艦隊
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーーーーーン!
イオゼト中将「ティーバー隊はまだか!」
Qトルック通信兵A「もうすぐ到着します!」
既に各艦そろってズタズタだった
大和元帥「BTSは全艦撃沈か。よし、あそこの巨艦を攻撃する!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーーーーン!
イオゼト中将「第1艦隊に打電!『グロス・ドイッチュランド大破!』!」
ボゴーーーーーーーーン!
Qトルック兵士A「弾薬庫浸水!砲撃不能!」
イオゼト中将「チッ!全艦後方に退却!」
ボゴン!ボゴン!
イオゼト中将「何!?援護艦!?」
Qトルック兵士B「やりました!第1艦隊が到着しました!」
第1艦隊、到着
ティーバー元帥「イオゼトめ、やはりグロス・ドイッチュランドをズタズタに。こんな奴さっさと・・・・・・な、なんじゃこりゃーーーー!あの右舷前方の敵艦は何だーーーー!」
Qトルック兵士D「・・・・・・・敵軍最強の戦艦と思われます。大和をも越えるかと・・・」
ティーバー元帥「・・・・・まずい!こっちに砲塔が向いたぞ!第3艦隊、退却せよ!我が隊も退却する!」
Qトルック、第1及び第3艦隊、退却
パトラファック沖戦艦決戦は軍団の勝利に終わった
ティーバー元帥が驚いたのはいうまでもなく、三笠型と摂津であった。摂津とその周りについていた三笠隊4隻のあまりの大きさに驚いたのだ
更に魚雷発射管を確認できた為これでは勝てないと判断し、退却したのだ
Qトルック基地
ラーテ「何!?超弩級戦艦と雷撃可能戦艦!?」
ティーバー元帥「はい。イオゼトも私も確認しております」
ラーテ「軍団め。その大形艦が大和でないとすれば、まさか新戦艦でも建造したんだな。しかし我が航空戦艦にはかなうまい。竣工も、もうすぐなんだろうな」
ティーバー元帥「勿論です!」
ラーテ「それが前線に着いたときこそ、連合の最期だ!フハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
軍団艦隊
大和元帥「かなり熱い戦いだったな。やっと、この46cm主砲を対艦攻撃に用いることが出来た。しかし、あの巨艦、怪しいな」
武蔵元帥「報告によればトルック湾奇襲時にドック内で建造されていた戦艦の同型艦と思われるとのことです」
大和元帥「奇襲隊の報告では敵には超弩級航空戦艦があるとのことだ。これについても、要注意だな」
こうして、軍団初の戦艦決戦は、終結を迎えた・・・
第80話 終わり
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:17 -
第81話。皇帝時代はとんでもない将校ばかりだった模様
第81話 震電空戦記 前編
空母機動部隊の強化により震電飛行隊長の受け持つ艦上飛行隊はかなりの物となっていた
震電「しかし、隊員も多いなぁ。近ごろ、エンテ型の航空機を良く見かけるらしいが・・・エンテ、か・・・」
秋水「閃電はどこいったんでしょうかね」
震電「閃電か。あいつは確か陸軍の春日丸に乗っていたのが発見されてな、海軍の軽空母の方に連れていかれたらしい」
秋水「全く。おかしな奴ですね」
震電「前の演習では私が教官として参加した為そのうち熟練飛行士が大量発生するぞ」
秋水「それは言いすぎですよ。閃電が教育したのは全員『エンテ型機はクソだ』と思っているそうです」
震電「とかいって、殆どが撃墜されてるんだ。閃電もつくづく不幸な奴だな。ま、それでいいんだが」
日本戰車軍團廣報
軍團海軍、航空兵力を増強
日本戰車軍團海軍は大艦巨砲主義と航空決戰主義を組み合わせた戰畧として、超弩級戰艦「攝津」、巡洋戰艦「三笠」「敷島」「朝日」「初瀬」を建造、更に航空戰艦「薩摩」「安藝」、雲龍級正規空母の「絞龍」「幡龍」、翼龍級正規空母「翼龍」を建造。空母の艦數を増やした。また、翔鶴級空母の増強型「紅鶴」級正規空母も竣工。雪嵐級驅逐艦、雪雲型驅逐艦、新鋭潛水艦などとともに機動部隊を續々と新型化していく豫定である
兵器紹介
三笠級巡戰
戰艦ながら雷撃も可能という巡洋戰艦。主砲は三八cm砲、六一cm酸素魚雷發射可能、更には對潛魚雷も發射可能である
軍團海軍はQシュタインの戰艦が雷撃可能なのに目をつけて新鋭艦に魚雷發射管を搭載した
空母護衞、水雷戰、對戰艦決戰などに使用可能な萬能戰艦である
同型艦「敷島」「朝日」「初瀬」
陣風「しかし、パトラファック航空戦では大活躍ですね」
震電「うむ。次あたり、噴式戦が活躍する頃になるだろうな」
秋水「震電飛行隊長、そうなるとすれば、まず活躍するであろう機体は?」
震電「F−2戦爆機、だな」
秋水「やはりそうですか。敵はおそらくMe262あたりでしょう。烈風でも叩き落せますね」
震電「そうだな」
秋水「ところで、ひとつ気になったんですが、震電隊長、何故軍団の飛行隊長になろうと?」
震電「・・・昔、エンテ飛行連隊長ってのがQシュタインにいてな・・・」
空母 グラーフ・ツェッペリン艦内
Ta152「ふっ、推進式め。何が新しい形式だ!そんなかっこ悪い奴に負けてたまるか!」
ズガガガガガガガガ!
He162「な、何暴力してるんですか!」
Ta152「何!?貴様、俺たちにたてつくつもりか!ヘリウム野郎!」
He162「彼も私と同じ推進式なんですよ!ジェットとレシプロの違いだけです!」
Ta152「そのレシプロ推進がかっこ悪いんだ!」
ズガガガガガガガガ!
私は良くあるTa152の部下に機銃で暴力をされた。戦友に機銃を撃つ物がいようとは・・・
エンテ(フォッケウルフ エンテ)「そこの将校!これからは推進式の時代だ!」
Ta152「何!?推進式のくせに生意気な!」
それまで『異型機』『牽引プロペラ機より弱い』『狂気の沙汰』とまで言われていたエンテ型機に革命を起こしたんだ。それまで通常機に弾圧されていた私の才能に気付いたのか、私と少数のエンテ型機で独立飛行隊を結成したんだ
――――――――――――――――――――――――――
秋水「・・・そうでしたか。昔の、英雄機ですか・・・」
震電「しかし、彼は・・・当時はプロトンにいた天城が拿捕された北ニビリア海戦で・・・」
CQ暦227年 北ニビリア海戦
空母グラーフ・ツェッペリン甲板
エンテ「震電、この戦いはウルタンク飛行隊残滅が任務だ!ロケット砲を装備してくれ!」
震電「了解!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオ
エンテ「早くも敵か。総員、発進!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
Qシュタイン機動部隊上空
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーン!
震電「よし!1機撃墜!」
エンテ「震電、なかなかだな、私が見込んだだけのことはある」
震電「牽引式の機体はどこいったんでしょうね」
エンテ「さあな、我々に追いつけないんだろう・・・何!?Ta152?!」
ブオオオオオオオオオ!
震電「速いですね。牽引式も、ここまで来ましたか」
エンテ「あんな奴らに負けられん!行くぞ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーン!
エンテ「震電、君の撃墜数は」
震電「15機です!」
エンテ「なかなかだな。5機以上単独で落とせばもはやエースだ」
J21「震電さん、もう15機ですか。私はまだ3機ですよ。単独で落とせたのは」
XP55(アメリカのエンテ型機。プロトンから転属)「新入りの私はまだ1機も・・・」
第88艦隊上空
震電「下にはプロトンの機動部隊がいますね」
エンテ「うむ。そろそろプロトン機が上がってくるだろう」
SS4(イタリアのエンテ型機)「隊長、向こうのは通常機の編隊ですね」
エンテ「そうだな。よし、奴らを追い越すぞ!」
通常機編隊
Ta152「エンテめ、同じフォッケだからといって威張ってんじゃないぞ。私が撃墜してみせる」
Fw190(隊長、友軍機撃墜なんて・・・どうにかしてますよ)
我がエンテ隊の先頭を行くエンテ隊長が彼らを通り過ぎたその時・・・
Ta152「喰らえ!推進式馬鹿野郎!」
ズガガガガガガガガガガガガ!
震電「何!?Ta152!裏切ったか!」
Ta152「フッ!推進機なんぞに負けてられるか!貴様らもこうなる運命なのだ!」
ボゴーーーーーーーーーーーン!
SS4「隊長ーーーーーーーーーー!」
エンテ隊長は、私の目の前で、戦友に撃墜された・・・
いままでの損傷もあってか、Ta152の機銃3発を受け、隊長は墜落した。錐揉み回転で・・・
震電「Ta152、貴様だけは許せん!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
私は、Ta152と空戦を展開した・・・
結果は・・・
ボゴーーーーーーーーン!
Ta152「ふっ!推進式のくせにでしゃばるからだ!これでライバルが死んだ!」
Fw190「隊長!友軍機撃墜2機で軍法会議にかけられますよ!」
Ta152「推進式なんぞ、くだばっちまえ!」
大損傷、そのまま私は列機を離脱、ニビリアの海岸に不時着した・・・
Ta152「まあ、推進式機2機がついたことだ。震電だか神殿だかしらねえ奴をともに撃墜した同士に」
その中にいたのが、J21だ。奴はエンテ隊に入っていたのに、裏切ったんだ・・・
秋水「・・・悲劇ですね」
震電「その、J21が閃電にそっくりでな。閃電との仲が悪いのはそのためだ」
秋水「・・・・ところで、不時着した隊長はその後どうなったんですか?」
震電「うむ。そのままニビリア空軍病院(機体修理所)に運ばれた。辛うじて一命を取り留めたが・・・エンテ隊長はその病院にはいなかった・・・おそらく、Ta152に完全に撃墜され、戦死したんだろう・・・」
秋水「しかし、友軍機を撃墜とは、酷いやつらですね」
震電「その通りだ。奴はQシュタイン主力飛行隊の隊長だった・・・」
秋水「つまりは、総統に気に入られていた・・・」
震電「いや、そうではないんだ。奴は皇帝が治めていた頃の奴だ。今のT−35になってからだ、異型機が認められてきたのは。T−35総統が復活すると、そいつは軍の一般隊員にされた。友軍機撃墜の罪でな・・・その後私はグリシネ空軍に移転し、君たちと活躍をすることとなったんだな」
秋水「隊長、まさに波乱万丈ですね」
震電「その通りだ。他の隊員はどうなったかと言えば、他の震電達も私と一緒にグリシネに、仲の良かったSS4の部隊は今でもQシュタインに、J21は・・・・・・行方不明だ」
秋水「しかし、昔のことは昔のことですね」
震電「うむ。今は飛行隊長としてこのとおりだな。さて、演習を続けるぞ!」
同じ頃、Qタンク王国
謎の航空機「本作戦はグリシネ及び軍団の援護である。グリシネ飛行場で詳しい任務を話す!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオ
Qタンク航空機「隊長、軍団には、J−7と言うコードネームの機体がいるそうです。なんでも、歴戦の将校で、隊長と同じ、Qシュタイン出身だそうですよ」
謎の航空機(・・・・・J−7、か・・・)
第81話 続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich038189.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:20 -
第81話後編。パンツァー飛行隊長は後に大活躍
第81話 震電空戦記 後編
軍団飛行隊
震電「先ほど、Qタンク空軍が一緒に演習に参加すると言う連絡が入った。また新兵の教習だろうな」
秋水「まあ、いいじゃないですか。暇なんですから」
ウー、ウー、ウー、ウー、ウー、ウー!
震電「敵機接近か!」
秋水「迎撃に向かいましょう!」
震電「総員離陸!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオ
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオ
Qトルックの空襲である
グリシネへの強行爆撃は幾度か行われる
ズガガガガガガガガガガ!
パシューーーーーーー!
ボン!ボン!
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
震電「全機撃墜!」
秋水「Qトルックもしつこいですねぇ・・・」
震電「で、閃電、おまえ空戦に参加してないだろう!」
閃電「いいだろうが!俺だって軍団大本営・・・」
震電「総司令から聞いたが、閃電は大本営所属ではないそうだ。あんたは航空隊司令部の指揮官、それだけだ」
閃電「おのれ松井総帥!いつかぶっ倒してやる!」
震電「おそらく無理だな。諜報部に発見され銃殺刑、だな」
閃電「何ーーーー!?上層部め!いつの時代も上層部は悪い奴ばかりだ!」
震電「おまえがそう思っているだけで、俺たちは上層部に優遇されているんだ。おまえもセコイことせずに空戦に参戦しろ!」
秋水「また閃電と喧嘩ですか」
震電「うむ。全く、名将の家系だからっていい気になってんじゃないよ」←閃電はグリシネ空軍の誇る名将「ゼロファイター元帥(機種はそのまんま零戦(一一型))」の家系で、レラッフティ(90式戦車)とは兄弟である。一方震電は下士官の家系で、下剋上的に将校まで上がって来た
軍団総司令部(大本営)
松井元帥「・・・閃電がクーデターを計画・・・」
震電「はい、いつかぶっ倒してやる、と・・・」
松井元帥「まあ、奴には無理だな。250kg爆弾持っているとは言え」
震電「・・・ところで、Qシュタインのエンテ飛行隊長、消息はどうだったんでしょう・・・」
松井元帥「資料には殉職とかかれているが、もしかしたら浜辺に乗り上げて不時着した可能性もある。また、Qタンク王国でよく似た形状の機体を見たと言う情報もある」
震電「つまりは、その機体が隊長である可能性がある、と・・・」
松井元帥「うむ。まあ、今は君が隊長だ。エンテ君のことは調べておく。Qタンク飛行隊の、演習だろ」
震電「了解!我が隊はQタンク軍との合同演習に入ります!」
バタン!
松井元帥「・・・・エンテ・・・フォッケウルフのエンテか・・・しかも同じフォッケ系列を名乗るTa152に殺される・・・そのTa152・・・もしや、近頃陸上爆撃隊を撃墜している・・・あいつかもしれん。ともなれば震電には敵討ちをさせんとな」
ガチャ!
松井元帥「ホニ君、何があったんだね」
ホニ大佐(一式砲戦車ホニ)「はい、Qトルック軍の撃墜王、判明しました!」
松井元帥「おお!いまそのことを震電と話をしていたんだ」
ホニ大佐「名は『トルック・パンツァー元帥』、機種、Ta152、経歴はかつてQシュタイン空軍に所属。エンテ型、双胴型などを批判し、後にQトルック空軍に移る、と書かれていました!」
松井元帥「やはりそうか!震電の仇だ!」
ホニ大佐「震電飛行隊長の仇?」
松井元帥「詳しいことはあとで話す。とりあえず、これからも色々調べておいてくれ」
ホニ大佐「了解!」
バタン!
松井元帥「さて、次の作戦は『敷島』作戦・・・手抜きだな、Qシュタイン・・・」←作者が手を抜いただけ。うまく思い浮かばなかった
グリシネ飛行場
震電「グリシネの飛行隊だ。また防空の演習でもやっているんだな」
秋水「そうですね。ところで、エンテ隊長とやらの仇、分かったって聞きましたが」
震電「何!?総司令からは聞いてなかったが・・・」
ホニ大佐「少し前に敵将の資料を調べていたら、Qシュタインからの転属兵で指揮官になった者の中に!」
震電「情報部のホニ大佐!本当ですか?!」
ホニ大佐「名は『トルック・パンツァー』、今まで無敵を誇っている指揮官で、Qトルック出身でQシュタイン軍飛行隊に入隊、エンテ型戦闘機を批判し、遂には友軍をも撃墜、その後Qトルックに左遷される。この撃墜されたQシュタイン機がエンテ隊長だと思われます!」
震電「そうか!確か奴もパンツァーって名乗ってたな。あいつめ!エンテの仇!まさか敵将になったとは!」
ホニ大佐「噂では現在は攻撃隊の護衛に付いているとか」
震電「そうか。Qタンクの演習終了後に、敵攻撃隊を叩く!」
Qトルック司令部
ラーテ「パンツァー元帥、なかなかではないか」
パンツァー元帥(Ta152)「私がいれば軍団なんぞすぐ打ち破れますよ!いまどきエンテ型のかっこ悪い飛行機が出てもちょろいわい!」
ラーテ「パンツァー元帥は異型機を非難するのか」
パンツァー元帥「はい。以前所属していたQシュタインにエンテと言う変な奴がいましたが、気に食わんので撃墜してやりました!」
ラーテ「そうか。ところで、パンツァー元帥、君を新兵器『ウルトラトルック』の飛行隊長にしてやろうと思うのだが」
パンツァー元帥「ウルトラトルックとはどんな兵器ですか?」
ラーテ「うむ。超弩級航空戦艦だ。航空戦艦と言えど、艦上機を使用できるようになっている」
パンツァー元帥「分かりました。その飛行隊長に就任します!」
ラーテ「分かった。しかしまだ未竣工でな。8ヶ月後に竣工する予定だ」
パンツァー元帥「長いですね。しかしこれさえあれば・・・・」
ラーテ「軍団なんか一撃でやられるな。ふははははははははははははははは!」
グリシネ飛行場
震電「お、Qタンクの部隊だ」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオ
Qタンク航空機「着陸!あれ?隊長は?」
震電「隊長がいなくなったのか。どれ、探してやろうではないか。第1艦上隊、全機発進!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオ
グリシネ上空
震電「ん!?敵の爆撃隊か!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
震電「いつもの奴より固いぞ!」
秋水「Qトルックも本気になったんでしょうか?!」
何機かの爆撃機を落としたところで、突然ロケットが!
震電「何!?ロケット搭載機!?」
パンツァー元帥「やはり震電、貴様か」
震電「おまえは、あの時の!」
パンツァー元帥「おう、パンツァーだ。今はQトルックの飛行隊長だ」
震電「パンツァー、俺も既に飛行隊長だ!正々堂々と、一機打ちと行こうではないか!」
パンツァー元帥「推進式にそういわれるとはな・・・まあよい、やってくれる!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
どちらも殆ど同じくらいの強さ
しかもパンツァー元帥は一撃離脱派なので格闘戦派の震電には勝ち目は殆どない
しかし一機打ちで、震電も秋水などは爆撃機を、パンツァー元帥も部下は迎撃隊を攻撃している
序盤は震電が有利だった
しかしパンツァー元帥はプロペラに集中砲火。震電は遂に・・・
パンツァー元帥「今度こそ貴様の最期だ!ふはははははははははは!」←ラーテの影響?
ボゴーーーーーーーーーン!
秋水「隊長ーーーーーーーーーー!」←北ニビリア海戦時のSS4と同じセリフ
軍団第1艦上航空隊長、震電 グリシネ沖に散る・・・
隊員は全員震電は助からないと思った
しかし・・・・・・
ゴオオオオオオオオオオオオオ
震電「エンジン大破・・・確かエンテ隊長も・・・エンジン燃やしてたな・・・・・」
震電は海面に着水する、と思われた
瑞鶴中将「震電隊長!我が飛行甲板に不時着してください!」
震電「何!?瑞鶴中将・・・わかった。よし、不時着する」
震電はそのまま瑞鶴の飛行甲板に不時着するが、やはり制動索も切られ、そのまま艦首へ・・・
しかし、その先には更に飛行甲板
実は航空戦艦「安芸」が瑞鶴の前方に停止、板をつないで長距離飛行甲板としたのだ
震電はそのまま安芸の甲板で停止した
零戦五二型「震電隊長!」←安芸所属の新入り
零戦二二型「大怪我をしているぞ!誰か手当てを!」
震電は安芸の艦内で修理された
上空ではパンツァー元帥が秋水らと戦っている。一刻も早く前線に復帰せねば・・・
総司令部
松井元帥「震電、貴官が死ぬのは、せめて戦後にしてほしい・・・だからこそこのような奇策を考えたんだ」
ホニ大佐「異例の飛行甲板ですね」
航空戦艦 安芸艦内
零戦五二型「震電隊長、整備完了!」
震電「安芸飛行隊、すまんな。よし、発進する!君たちもついて来い!」
零戦五二型「了解!」
甲板
震電「行くぞーーーーーー!総員、向こうの編隊目掛けて、突撃ーーーーー!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
艦隊上空
パンツァー元帥「・・・震電、推進式の割には、良きライバルだったな・・・」
Fw190「隊長!あれ、見てください!多数のレシプロ機が、震電を先頭に向かってきます!」
パンツァー元帥「何ーーーーーー!?震電、生きていたか!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
震電「パンツァー!貴様のごとく、一撃離脱だ!喰らえーーーーーーーー!」
チュイーーーーーーーーン!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーン!
パンツァー元帥「うわーーーーーーーーーーーーーーー!」
Fw190「隊長ーーーーーーーーーー!」←またもやSS4と同じセリフ。これで3回目
爆炎の中、パンツァーは戦線を離脱していった
震電「パンツァー、私のほうが1枚上手だったようだな・・・・」
Fw190「総員、退却ーーーー!」
Qトルック爆撃隊は退却していった
グリシネ施設の損害は皆無、爆撃機の殆どは撃墜された
グリシネ飛行場
震電「作戦、成功だな」
秋水「意外な逆転劇でしたね」
烈風「安芸飛行隊は先ほどの報告によれば、今回の戦闘で15機の爆撃機と、25機の護衛戦闘機を撃墜したそうです」
震電「2回目にして、なかなかの戦果だな」
Qタンク飛行隊の演習も、爆撃機の奇襲で、実戦となった
Qタンク飛行隊は損害もなく、何機かの爆撃機を撃墜したようだ
第81話 終わり
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich038189.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:22 -
第82話。某掲示板でグリーンパークが駄目出しされてたので、それをクレームとして記載
第82話 戦時下の市民たち 前編
グリーンパーク
アイス屋店員「・・・・近頃、儲からないな・・・」
シンヤ「戦時中だからなぁ・・・レースもないし」←シンヤ:チョロQワンダフォー小説(ししゃもさん作)の第3話に出演。車種:クイックデリバリーのアイス屋仕様
第五次キュワール大戦の影響は巨大遊園地「グリーンパーク」にも及んでいた
かつてここには開拓拠点「グリーンタウン」があり、そこの村長はグリーンタウンを切り開き、巨大遊園地を作ろうと計画したのである。しかし、現在は・・・
グリーンパークへのクレーム
市民A
園長が勝手にゴーカート場をコースにしていて遊べない!これはどういうことだ!
空き缶が何故か100個ぴったり。しかも清掃係は全く拾わない!
空き缶アイランドだ!
ゴルヒチン大尉
ここのあだ名をつけるとすればゴミ捨て遊園地、ゴミ捨て場、独裁帝国、とでも出るだろうか
せっかく帝国から一軍人がやってきたというのに案内担当の人生カーはイエロータウンへの通路であるゲレンデといつも傾斜で花火球が転がり落ちる花火山しか案内しない
市民B
園長はゴミ拾いすら考えない!最低最悪だ!
ゴーカートが何故使えない!少し考えてみて、思い浮かんだのは、繁盛しなかったか、ゴーカート用マシンが故障したかのどちらか。前者ならともかく、後者なら修理しろ!
あと、便所に行こうとしたらウルトラクイックの入った宝箱が。しかもドアの前に!どかすの大変だろうが!
市民C
何故全従業員が屋外走行中に風船を出しまくるんだ!環境破壊だ!
グリーン→緑→自然を大事にする はずだろうが!
そのくせに空き缶は多いし、拾う奴はいないし、風船は飛ばしまくるし!
友人は元グリーンタウンの作業員だったが、彼いわく、あそこは自然が多くてお気に入りだったと言っていた!しかし今は自然が非常に少ない!
ケン(CQW小説登場)
清掃係は園長のごほうびに期待しているらしい。その割には全くゴミを拾わないぞ!
更に友達のセイジは「園長の『おほほほほほほ』のほが長すぎ!」と言っていた!更に彼が言うには花火球50発を取ったのに何故か80発も出ている!残りの30発はどこから!
トイレも入るものは皆無、段差が高くて入れない!
更に観覧車が見えたがどうやっていけばいいかわからないし!
イエロータウンに行こうと思えばゲレンデまでが長い!
こんな遊園地、どうりでレーサー以外だれもこないわけだ!
もはやこのクレームの数はかなりの物だ(というより、ケン、クレーム多すぎ)
清掃車「・・・・ゴミを拾わないだと!この生意気な住民め!」
人生カー「・・・あのポルシェ砲塔の奴、将校だったのか・・・」
消防車「設計者に文句をいえよ!」
一方で、イエロータウン
ボゴーーーーーーーン!
遂にイエロータウンの壁が崩壊した
いずれ爆撃で破壊されるためらしい
そして、境にラインを敷いた。しかし・・・
B市長「何!?イエロータウン壁崩壊!?」←ブラックシティ市長
役員「はい、イエロータウンとブラックシティの間の壁が崩壊したと」
B市長「イエロータウンの奴らめ!」
役員「どうやらあのウィルがやったそうで」
B市長「ウィルめ!裏切ったな!」
役員「噂では彼、水神派だったそうです」
B市長「何!?水神派は我々が嫌っているほうではないか!」
現在のブラックシティ市長はあのブルーシティ市長の家系である。勿論、レッドシティのパンは大して好きと言うわけでもない
先代はゴールドシティ市長家系で、イエロータウン町長とは仲が良かったが、何らかの理由で次期市長選挙で落選となった。そのときは独裁者系統であったブルーシティ市長家系の方は大して票も少なかったのだが・・・
そして彼は今までの役員を全て市内から追放(先代市長も)、ブラックシティは独裁者の支配する「闇の町」と化した。イエロータウン町長は元ブラックシティ市長に交代し、常にブラックシティとは対立しあっている。もとから、独裁者だったブルーシティ市長に弾圧されていた旧ゴールドシティ市民だったイエロータウン町民は遂に銃を持ち、警備兵となるものも出てきた
かつてのドラは出撃合図用に使用することとなった
Qカラー王国はもはや内戦が勃発しそうになった。各国からQタンク部隊を購入、配備するレッドシティ、地形を武器に、そこら中に機関砲、重砲を配置するグリーンパーク、建物の上に軽榴弾砲陣地を配置するイエロータウン、強力要塞を配置するブラックシティ、ブルーシティは一部の山を切り開き艦隊を配備、更に整地を行う。そして首都、レインボーシティは陸海空軍を強化、タンク、大形艦、重爆などなどを増やす
更にウィルは以前の空襲で屋敷が炎上することとなり、ついにレインボーシティへの移住を決意、レインボーシティに巨大な屋敷を作った。そして遂に、門の近くの壁に、爆薬を仕掛けた。そしてそれをイエロータウン町民に伝えた。町民は大喜びだった
町民A「やったぞ!これでドラを鳴らす手間が省けるぞ!」
元泥棒「仕事場への時間が短縮できるぞ!」←元泥棒、おまえ何やってるんだ?
町民B「しかし、ブラックシティは独裁都市だ。いつ何をするか、分かったもんじゃないぞ」
ウィル「では、後10秒で爆薬が爆発します!」
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0!
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
爆発直後、上空にはウィルのC−47が飛び、機体後部から「イエロータウン解放万歳!」などと書かれた垂れ幕が下りた
そしてウィルにより舗装計画が実行され、ゴールドシティ時代のメインルートが舗装された。封鎖されていた道も道路拡張と舗装でかつてのメインルートとして復活、そこら中がかつての大都市としての感じを取り戻した。更に壁の崩壊、遂にかつてのゴールドシティコースも復活を遂げた
そんな中、ブラックシティサッカー場近郊である事件が起きた
突如サッカー場裏側が爆発、そこにはトンネルがあった。かつての地下迷路入口だった
一方でレッドシティのセイジが家の地下をケンとともに掘っていたところトンネルを発見。グリーンパークでは地下迷路入口部分に旧ルートが発見された。遂にQカラー王国に2つの地下迷路が出来上がったのである
レインボーシティ ウィルの豪邸
ウィル「Qカラー王国、内戦勃発確立高し・・・」
部下チョロQ「まずいですね。もしかしたらブラックシティが独立戦争やクーデターを起こすかも・・・」
一方で、レインボーシティ近海では良くジュゴンが取れる。魚屋「ブラックバス」はそれや食用のブラックバス、勿論通常の魚も売っている
第82話 続く
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:23 -
第82話中編。ゲトラスペシャルの同型艦は後に多数作られる
第82話 戦時下の市民たち 中編
グリシネ国 軍団大本営
チリ元帥「Qカラー王国に戦車部隊、か・・・」
ガチャ
チリ元帥「総司令!」
松井元帥「先ほどの話、聞いたぞ」
チリ元帥「そうでしたか」
松井元帥「さて、チリ元帥、Qカラーでは特にブラックシティとイエロータウンの関係がヤバイらしい。また、前の戦争で復活を遂げたブルーシティは瓦礫の後から多数の施設を復元し、ビザ屋を新しく作ったらしい」
チリ元帥「で、ブラックシティが独裁都市となった、ようですな」
松井元帥「うむ。内戦の可能性もある。この場合は鎮圧軍方面に入るべきだな」
ゲープコッチ島 ゲトラ宮殿
ケーニヒ「三本槍も大活躍、かつて凶悪を名乗った政治家チャーランキも普通の政治を行うこととなったらしい」
ヘリコスト「Qカラーが大変なそうですがな」
ケーニヒ「ミザルーの国か。昔から仲が悪かったな」
ヘリコスト「今では国王が変わったらしいですが」
ケーニヒ「で、ブラックシティの奴らがクーデターを目論んでいる、だな」
バルタフ「我々ゲトラ軍も、クーデター鎮圧に参加しましょう」
ケーニヒ「うむ」
ノラヒカ「ケーニヒ、スロットカー、おまえのも買ってきたぞ」
ケーニヒ「おお、今度はT34ロケット付きM4か。ところで、カフェにでも行かないかね」
ノラヒカ「あそこのカフェか。勿論、行くぞ」
ニャキータウン ニャキーカフェ
ノラヒカ「今日はいつもより台数が多いなぁ。すぐ満員になるかもしれん」
ケーニヒ「最近のクーデター問題からだろうな」
アーブク「確かあれの状況は、レインボーシティを初めとする海岸の町には大量の軍艦が溢れ、港が建設され、Qタンクまで配備されたそうですよ」
ケーニヒ「特にブラックシティが独裁都市になったって聞いたな。いつ大変なことになるか、わからないな」
このとき、カフェにはニャキーのレーサーの全員が来ていた(ノラヒカはポクイー出身だが)
ポクイータウン
バラート「やばいぜやばいぜ、やばすぎだぜ!」←新聞を見ていた
ガイガス「しかし、また大変なことになるもんだ。ブラックシティにブルーシティ派が住み着くとは」
ベルニス「あそこは噂じゃブルーシティ派の拠点らしいぜ」
ガイガス「おそらくレインボーシティのほうから守備隊がやってくることだろう。また、日本戦車軍団などがくることもあるだろう。ともなれば・・・」
ベルニス「戦線後退の可能性ありってことだ」
バラート「そうなったらほんとにヤバイな」
ブラチータウン
アイズ「Qカラーがクーデター?!」
リーニ「最近、噂らしい。Qカラーのブラックシティの奴らが、クーデターを起こすってのが」
アイズ「クーデターってのは確かその国の元首に強行的になろうとする行動のことだよなぁ」
リーニ「だから、その国の部隊が鎮圧に来るわけだ。場合によっては、他の国の軍が出動する可能性もある」
チョロQ諸島(CQアイランド) 本島
ノイズシティ
フォレスト「ふははははははははははは!」
秘書「笑っている場合じゃないですよ。Qカラーがヤバイって聞きましたよ!」
フォレスト「そうか、いつ帝国側に寝返るか分かったもんじゃないってことだな」
部下チョロQ「また軍団がやってくれそうですがね」
フォレスト「ところで秘書、リベージュダースからまだ水が来てないらしいが」
秘書「あそこの水高いんですよ!ただでさえフォレストカレー高いのに!」
フォレスト「何!?秘書、貴様一度フォレストカレー、水なしで食ってみろ!」
秘書「そんなことを部下にやらせるなんて最悪です!」
フォレスト「俺はいつも食ってんだぞ!」
秘書(あんたの味覚が鈍いだけですよ・・・)
チョロQ王国 マイシティ学園
リョージ「しかし、最近の教科書にはQタンクがたくさん載ってますねぇ」
先生A「しかも軍団の協力付き。更に学校に将校がやってくることもありますし」
先生B「ところで、あの組の鬼教師、一体何故教師やってんだろ」
先生A「生徒からも反発されてますし」
そのクラスでは・・・
鬼教師「パト丸!キュウ丸!エスカン!前のグランプリ、2位だったじゃないか!」
エスカン「何だとこの馬鹿教師!大体運動会種目の代わりにグランプリ優勝しろなんて絶対無理じゃん!」←いつからマイシティ学園に?!
パト丸(パトカー)「エスカンの言うとうりだ!大人のレーサー達が恐ろしいぶつけ合いしてるんだぞ!」
キュウ丸(救急車)「それに仕事もあるし!」
鬼教師「何だと!?そんな阿呆くさい理由であきらめんじゃねぇ!喰らえ!」
ボン!ボン!
生徒A(スバル360)「また始まった!」
生徒B(フィット)「あの先生ライフル持ってるから」
生徒C(ボンネットバス)「止めに行こう!」
ガラガラガラ!
Qタンク軍将校「こら!おまえ!子供にライフル撃ちやがって!」
鬼教師「何!?Qタンクなんぞ、ぶっ殺してくれる!」
Qタンク軍将校「教師の分際で、将校に喧嘩を売るってつもりか、やってくれる!」
ボゴン!ボゴン!
パト丸「みんな、今のうちに逃げよう!」
パト丸を初め生徒34台(よく学校にある人数)はひとまず教室から退散
職員室
パト丸「リョージ先生!大変です!」
リョージ「パト丸くん、一体何が・・・」
パト丸「Qタンク軍の兵士と先生が戦っている!」
リョージ「ま、まずい・・・」
ボゴーーーーーーーーーーン!
遂に教室が爆発した
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリ!
消防署
ブライアン「火事か!行くぞ!」
消防車「発進!」
数分後、火災は鎮火した
リョージ「・・・・・またですか・・・」
パト丸「学校燃えるの何回目だろう・・・」
エスカン「あの問題教師、どっかに送ってやればいいじゃん!」
校長「いやぁ、最近それを考えていてねぇ・・・」
リョージ「じゃ、あの先生来年からどっかに行くことになりますね」
マイシティ学園はある教師が非常に厳しかった為、何度か他の教師やパトロールに来ていた兵士と撃ち合い、学校を炎上させたことがある
学園と言いながら小学校レベルであるこの学校に、鬼教師は脅威であった
リョージ「しかし、何か別の方に、行ってしまったようですね」
校長「リョージ君、ベテランは君だけだからなぁ・・・」
一方、チョロQアイランドでは軍用車のスロットカーが流行っていた。パンツァーシリーズは今までの番号の後ろに実車名を付け加えるほど。果ては今まで「走らせるだけ」のスロットカーが遂にジオラマになってしまったほど
ニャキー港
ケーニヒ「定期便が到着したようだ」
フォレスト「ケーニヒ、新しくでたコンドラチェンコでジオラマ作ったぞ」
ケーニヒ「そうか!」
秘書「作ったのは私ですよ!」
フォレスト「おい!それを言うな!」
秘書「勝手に手柄を横取りされては困ります!」
ミゼット「スロットカージオラマ大会ではフォレストさんの名前では出してませんよ!」
フォレスト「何!?秘書、貴様裏切ったな!?」
秘書「裏切ったとか何とか、実際作ったのは私ですよ!」
船の乗組員「後ろがつかえてるので喧嘩しないで下さい」
フォレスト「一般市民は黙ってろ!」
秘書「ああ、すいません。さっさとこの馬鹿を連れて行きますんで」
フォレスト「上官に馬鹿と言うとはなんと言う無礼者!」
秘書「何が上官ですか!あなたの秘書であるだけですよ!ミゼットさん!あれをやってください!」
ミゼット「了解!」
パシュシュシュシュシュシューーーーー!
ボゴーーーーン!
フォレスト「ミゼット、おまえもか!って引っ張るな!」
秘書「どうもすいません」
ゲトラ宮殿 ドック
ケーニヒ「で、大会がここで開かれるわけだ」
秘書「またもやゲトラスペシャル号・・・」
フォレスト「浮かぶ砲台だな」
秘書「豪華客船です!」
豪華客船 ゲトラスペシャル号
武装 46cm主砲3連装二基(艦首二基)
7.6cm高角速射砲十基
25mm三連装機銃五十基
艦尾甲板にプールを搭載。また、艦の側面に飛行甲板あり
ケーニヒ「航空戦艦と豪華客船で、航空戦闘客船になったわけだ。飛行甲板は戦闘時にせり上がるシステムだ。ついでに、ゲトラ軍をゲープコッチの軍にしたわけだ。そしてこの艦が海軍初の大形艦だ」
秘書(豪華客船を軍艦に・・・)
ケーニヒ「同型艦も建造中だ。艦名未定だが。あと装甲も大和並みだ。氷山にぶつかっても沈まんぞ」
秘書(タイ○ニック?!)
ケーニヒ「そういえば、以前おまえも豪華客船作ったな」
フォレスト「あれか。結局武装はつめなかったが」
秘書「フォレスト号ですか」
ゲープコッチ島守備隊、別名ゲトラ軍。陸海空からなる軍であり、豪華客船に武装を積み込んでいる
他にも戦闘専用の水雷艇や駆逐艦もある。
Qカラーのクーデター作戦だが、さまざまな国が鎮圧行動の準備を行っている
第82話 続く
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:27 -
第82話後編。初期に計画された市民のロコロコ登場。発案はもちろんロコロコさん
第82話 戦時下の市民たち 後編
グリーンアイランド(久々の登場)
ロレス元帥(車種:Obiect279)「プロトンはチョロ〜ン侵攻作戦を実行するらしい。遂に、チョロ〜ンも最期だな」
ニース少将(車種:JS−2)「ところで、我々の宿敵に当たるQグリーンはどうなったんでしょうか?」
ロレス元帥「ゲリラに度々攻撃されているらしい。向こうじゃ『革命軍』とか言っているらしい」
ヒーレス大佐(車種:T−34/85)「つまりは、クーデターが何度も起こるってことですか」
ロレス元帥「そうだな」
ニース少将「ところで、非核作戦、高杉にはよい報復になったと松井総帥が言っていたそうです」
ロレス元帥「そうか。それは良かった。しかし問題だな。あの家電なんたら砲って奴」
ニース少将「それを言うなら『荷電粒子砲』ですよ」
ロレス元帥「そうだったな。Qトルックも特攻潜水艦を作っているらしい。軍団のスパイの情報だが」
ジョフ少佐(車種:T−34/76 41年型)「ところで、最終作戦名、まだ秘匿作戦245らしいですね」
ロレス元帥「各軍上層部が作戦名について会議しているらしい」
マックス軍曹(車種:SU−85(実は初期と設定変更))「確か高杉軍が『スペシャルQ作戦』だったそうで」
ロレス元帥「ネーミングセンスのなさで却下、だったな。軍団はトルック残滅のためト号作戦らしいが・・・軍団らしい名前だな」
ユレス伍長「もう一つはトルック作戦らしいです。他はキュワール作戦なんかもあります」
ヘリス兵長「確かそのキュワール作戦というのが一番人気が高いそうで」
GAでは最終作戦名はキュワール作戦であるとされている
市内
ドラオガ「噂じゃ、キュワール作戦とやらを来年行うらしいぜ」
ビダルト「どっちにしろ、海の戦いだろ」
ドラオガ「いや、陸海空連合作戦で、南方をプロトン、Qシュタイン、グリシネ、軍団、GA、アファノ、ニビリア、ヒチニリア、Qタンク、QQQQが、北方をプロトン、QQQQ、GA、ヒヨコ連合、Qタンクが行うらしい」
ダコタン「南方の勢力はすごいけど、北方は勢力も大してないし、QQQQが入ってるあたり問題だな」
ブドバチ「南方作戦が主体らしい。北方は残敵掃討らしいぞ」
ドラオガ「ところで、さっきマイシティの学校の全生徒がアファノに避難したって聞いた。だから後でアファノに行こうとしているんだが、何故アファノに?」
ビダルト「確か鬼教師の処分のためと、安全の為だったはず」
ドラオガ「そういえばエスカンがいつも怪我して帰ってきてたな」
沖ではGA艦隊が準備をしていた。最終作戦開始前にグッドウェイ島に向かうらしいアファノアイランド
ビルの壁のモニターにはニュースが映っており、ノープル記者(第10話位以来未登場)が映っている。近頃は最前線で兵士に紛れ活動しているらしい。新聞記者のキャパも同じである
ノープル「現在、Qトルック軍はサヌヮットバーを前線基地とし、爆撃隊を出しております」
ロコロコ(極初期に計画されていたので、記載。車種:RX−7。適当にアファノで登場)「『最終作戦名、会議中』・・・」
ラクレル「確かキュワール作戦ってのが有力らしいぞ」
ミッケール市長(独立時に町の規模拡大により昇進(おい))「そういえば、アファノ海軍が一斉に北方に向かっていった。やはり最終作戦に参加するらしいぞ」
尼蒸(そういえばこいつ、チャーランキと同じボディ・・・)「陸軍はどうなんでしょうかねぇ」
ガンコルじいさん「どっちにせよ、こっちに敵がこなけりゃええのぉ」
ロコロコ「敵は劣勢の状況だから来ないと思う」
ラクレル「そりゃそうだな。ところであのガイは未だ消息不明らしい」
尼蒸「2〜3年ほど前から通信が途絶えているらしいな」
プシューーーーーーーーー!
ゴオオオオオオオオオオオオオオ(注:路面電車です)
アファノ市民A「ちっ!乗り遅れた!!」
アファノ市民B「急いで別の奴で追い越すぞ!」
アファノ市民A「何を使えばいいんだ!」
バステン「どちらにしろ数分待てば来るだろ」
アファノ市民C「それが間に合わないんだろ。路電だから遅れるのも普通だし」
Qスカイ王国(もはや忘れ去られていた国)
Qスカイ軍は空軍を主体とした国である
Qスカイ国王「それにしても、我々、今までろくに戦ってないな」
花火タンク元帥「全くです。しかし最終決戦には参加させてもらいましょう!」
現在、たいした戦闘も行われず、最近まで中立を守ってきたが、それは戦力増強の為の物であった。遂に連合軍として参戦することとなったQスカイ、その実力は・・・
市内
Qスカイ市民A「遂に連合軍参戦らしいぞ!」
Qスカイ市民B「そうか!そうなると上空ではエンジン音がうるさくなるなぁ」
Qスカイ市民C「軍用列車で列車のダイヤがずれるかもしれないぞ!」
Qスカイ市民A「どちらにしろ、以前のような陥落だけは免れたいな」
QQQワールド(QQQ王国)
今までのキュワール大戦で中立を守ってきたQQQワールド。QQQQと名が似ている割には間違えられなかったらしい
QQQ大統領「各中立国が続々と連合陣営になっていくらしい。我々の治安維持もうまく行っていることだ。独裁国家にとどめを刺そう!」
アシリスト大佐(レオパルド2A4)「そうですね。各軍をQトルックに派遣しましょう!」
ダイドラス中将(T−34/85)「全軍、出撃用意!」
QQQ軍もQトルック方面に参戦、遂に独裁国家は包囲された
市内
QQQ市民A「QQQ、連合陣営参戦万歳!」
QQQ市民B「そういえば緊急部隊も前線隊に加わるらしい」
QQQ市民C「高杉とやらに酷い扱いを受けたタクロウさん達ですか」
QQQ市民A「ところで、日本戦車軍団とやらがその高杉をかなり批判しているらしい」
QQQ市民D「確か極秘でカースゲースに兵器を輸出していたそうだ」
タクロウ「以前高杉に酷い目にあったからな。しかし、高杉は味方。Qトルックに進撃だ!」
QQQ軍、全軍進撃
カースゲースアイランド
ここは独立国のはずなのだが、南部方面の国々がそれを認めていない。その理由はQQQQによる発展である。独立国ながらもQQQQ軍が進駐し、軍を持つがQQQQの命令で動くと言う、敷いて言えば「満州国」のような国である。実際、グリシネと軍団はこれを「キュワールの満州国」とまで言っている
カースゲース国王「何!?軍団はここの独立を認めていない!?」
QQQQ将校A「どうやら、その様ですね」
QQQQ将校B「以前駆逐してやろうと考えたが、結局失敗した!条約が結ばれ、こっちでの核の生産は禁止された!だから核工場をすべてここに極秘で移転したのに結局ばれた!」
QQQQ将校A「全くだ!同じ連合軍のくせに!連合の風上にも置けんわい!!」
ガチャ!
高杉元帥「貴様ら!軍団は連合の風上にも置けんと言ったな!!反逆罪だ!!!!!」
QQQQ将校A「何!?貴様は軍団友好派の高杉!何が反逆罪だ!ここの独立を認めぬ輩は悪だ!QQQQこそキュワール最大なのだ!」
高杉元帥「何が最大だ!!そんなことを言っていたら、連合から孤立し、あの非核作戦時のごとく状況となる!現在戦時下ながらもグランプリを開催し、盛り上がっているところに空襲が来たら、どうするつもりかね!!!!」
現在QQQQは「軍団友好派」と「軍団壊滅派」に分かれている。核爆弾反対の民間組織「日本戦車軍団」は高杉の核兵器多用に終止符を打つべく、非核作戦を実行、最終作戦においてプロトンのGA1号爆弾を投下した
これにより首都は核兵器に耐えられる軍事施設と一部の施設を除く全ての建物が崩壊した
そして核の危険性を知った軍団友好派は荷電粒子砲の攻撃に切り替えたが、これも一部では核より恐ろしいとまで言われている
一方、軍団壊滅派は核兵器によるグリシネ集中砲火作戦を計画している。クーデターまで計画しているらしい
勿論高柳大統領は友好派である。高杉元帥は松井元帥を多少ライバル視しているようだが
QQQQは非常に荒れていた。以前の非核作戦が理由なのか、軍団について色々と対立が起こる。また、ヒヨコ連合問題など、まだまだ対立国家も多い
ヒヨコ連合については国内に軍団の飛行隊がいる為同盟軍攻撃と言うこととなり襲撃はしないと言う友好派と、以前の仕返しと言うことで襲撃をするという壊滅派に分かれている。
また、軍団の北方艦隊の拠点でもある。QQQQの第一次攻撃隊は、これらの発射した四三式火炎弾により壊滅した
カースゲース市民A「ここはアファノとは違い、まともな独立が出来なかったからなぁ」
カースゲース市民B「しかし、ゲルマンが何たらとか言ってたが、なぜ独裁国家が出るんだろうか」
カースゲース市民C「最終作戦計画書にはQQQQの名は南北両作戦で主力らしい。軍団は北方作戦の敵部隊掃討なんて書いてあったぞ」
カースゲース市民A「それはデマだ。本来は軍団が主力で、QQQQは後方部隊らしいぞ」
一方、北方艦隊はデスゴッド沖に多数の船の残骸があることを発見した
阿賀野大尉「む!あれは何だ!?」
大泊中尉「あれは輸送船です!レイオガルの国旗が書かれています!」
この輸送船団は回収され、ピヨ軍港で修理をすることとなった。また、多数の護衛艦艇が海岸に放棄されていた
これらをレイオガル国籍、カルオス国籍分け隔てなく回収、修理をすることとなった
輸送するのは主力、連合艦隊の「明石」「三原」「桃取」。ウルタンクやQトルックに脅威とまで言われた艦である。勿論戦闘力ではない、その修理能力である。どんなに損傷した艦でも完全状態にすることが可能な工具などを大量に積み込んでいる
また、最近になって陽炎型駆逐艦「若潮(架空)」が連合艦隊に加わった。これは陽炎型ながらも速力を増強させた物(ちなみに、史実の日本海軍では、沈んだ軍艦の艦名は引き継がないことになっている為「初瀬」「八島」などは使われなかった(軍団では「初瀬」を皮切りに、史実で戦前に沈んだ軍艦の艦名が引き継がれている(ちなみに天城は「建造中止」なので雲龍級に同名艦がある。島風は例外)
一方、Qシュタイン帝国のベロリン軍事会議所には、多数の軍上層部タンクが集まっていった・・・
第82話 終わり
引用なし
パスワード
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:29 -
第83話。大激戦の連合議会。オンドル大佐も参戦
第83話 連合軍最終会議
ベロリン 軍事会議所(議事堂?)
T35「最終作戦名称は『キュワール作戦』とする」
マウス「結局、我々の案が決定されましたね。軍団は秘匿名称『ト号』でやっているそうですが」
チリ元帥「うむ。キュワール作戦が正式名称だが。ところで、サヌヮットバー、アレフュと続々占領し、最後に首都、トルックを包囲、重爆による空襲後陸上部隊を侵攻させ、占領、Qトルックを降伏させる、と言うことだが、海軍はどうすれば?」
T35「うむ。Qトルックの精鋭艦隊、アレフュ艦隊、そしてトルック艦隊と戦ってもらう。ラーテ総統が戦艦に乗り指揮をとると言う噂も流れている、注意してくれ」
ロドスシルト少佐「この作戦はともにチョロ〜ン、ウルタンク、Qグリーンを降伏させると言うすごい作戦ですね」
T35「その通りだな。ところで、チョロ〜ンには青島を使って、決着をつけてくれ。A307がいると言う噂がある」
高杉元帥「A307があるなんて全くの嘘だ!あれは秘匿兵器だからな!!」
T35「高杉君、以前QトルックがA307でグリシネを攻撃しようとたくらんでいただろう。スパイの情報では、チョロ〜ンから送られたらしい。ともなればチョロ〜ンに原型が残っている可能性もある」
ボアン大尉「わが、ニビリア軍も、南方出撃に出ることとなっております」
T35「うむ。さて、そろそろ論争が起こりうるかも知れんぞ・・・」
マフト元帥「ろ、論争?!」
T35「本作戦の主体は南方方面作戦であり、北方は残敵掃討、南方主力はQシュタイン、グリシネ、そして日本戦車軍団、プロトン海軍とニビリア海軍を初め各国の海軍、北方主力はプロトン、ニビリア陸軍とする。したがってQQQQは支援である」
高杉元帥「何!?我が軍が主力ではないのか!!!!」
T35「その通りだ。今までの実績から、グリシネ及び軍団に軍杯が上がったのでね」
高杉元帥「今までの実績だと!?」
T35「そうだ。核及び粒子兵器なしで独裁国家を叩く、それが一番である」
高杉元帥「ふざけるな!!多砲塔戦車が何を言うか!!」
チリ元帥「うるさい!独裁車が!!ここで殺してくれる!」
ボン!ボン!
ロドスシルト少佐(本当だ・・・)
T35「高杉!!貴様は外に出てろ!!!」
しかし暴動は続く
結局のところ、地下で会議をすることになった
高杉元帥「そもそも我が高杉軍の創設理由は、キュワールの平和の・・・」
チリ元帥「何が平和だ!貴様らは、所構わず核兵器をぶち込み、世界を焦土と化そうとしているようにしか見えんぞ!わが日本戦車軍団は、キュワールの平和の為、核兵器を使わずに戦う民間部隊だ!」
高杉元帥「うるさい!これからは核の時代だ!」
チリ元帥「核戦争に勝利は非ず!残る物は焦土と放射能と悲劇、そして全滅、自滅、破滅だ!」
高杉元帥「カースゲースの独立を認めぬ下等国家に言われたくない!」
チリ元帥「何!?貴様らこそ、条約に違反してカースゲースに核兵器を密輸し、ブラック、ストマニカ両帝国を破壊したではないか!しかしA307地下秘密検車区は我々の爆撃でズタズタだぞ」
高杉元帥「カースゲースは独立国だ!」
チリ元帥「いや、あれは貴様らの領土に過ぎない!南方方面戦は我々が主役だ!」
ボルナソス大佐「そして陸上戦闘は我が敷島列車隊が主力となる!」
高杉元帥「独裁軍事国家が何を言うか!」
ボルナソス大佐「我がQシュタイン帝国は独裁国家ではない!」
Qタンク大使「第四次キュワール大戦のとき、貴様らは我が軍を攻撃した!これはどういうことかね?!」
高杉元帥「何!?第四次キュワール大戦時に、我々が帝国陣営に入っていたとでも言うのか!」
プロトン国王「貴様はあのビザンノーブルと変わらんぞ!」
ニビリア国王「そうだ!同盟国を攻撃した凶悪司令官だ!」
高柳大統領「み、皆さん、落ち着いてください・・・」
クリーク国王(車種:クルセイダーIII)「国家元首は黙ってろ!」
松井元帥「高杉!我々の創設前に、そんな悪事をやらかしておったとは!」
ゲール国王(車種:ルノーR35)「連合の風上にも置けんぞ!」
高柳大統領「・・・と、とにかく、これは陸軍の輩が勝手にやらかしたのです」
松井元帥「そうだな。悪いのは高柳ではない、高杉!貴様だ!」
高杉元帥「違う!高橋元帥が悪いんだ!」
高橋元帥「勝手に俺のせいにするな!」
激論は続く
マウス「こんな論争、敷島討論以来ですねぇ・・・」
T35「しかも敷島討論は4年前のCQ暦241年だろ・・・」
ヴァイナー国王(車種:KV−2)「核兵器万歳国家め!」
高杉元帥「あれは他の上層部がやらかした行為だ!」
グリシネ国王「ではあのブラック・ストマニカへの核攻撃の指揮官は!?」
ピヨ国王「そうだそうだ!連合陣営のわが国に、主力陸軍部隊を送り、意味不明のレーザー兵器で我が軍の主力を駆逐しやがって!」
GA国王「わが国も核兵器を所有しているが、QQQQのような乱用はしていないぞ!」
アファノ国王「スパイの情報では、わが国を奇襲しようと考えていたと言うではないか!」
激しい論争の結果、作戦は以下のとおりになった
作戦名 キュワール作戦
南方作戦参加国・民間隊
プロトン王国
ニビリア共和国
ヒチニリア共和国
Qシュタイン帝国
Qタンク王国
クリーク王国
ゲール共和国
ヴァイナー連邦
グリシネ国
日本戦車軍団
プロトンレジスタンス
チョロQワールド
Qカラー王国
チョロQアイランド
QQQワールド
QQQQワールド
北方作戦参加国・民間隊
プロトン王国
プロトンレジスタンス
レイオガル王国(結局、会議の時に国王は来なかった(代理でオンドゥ大佐(レオパルド2A4)が出席))
日本戦車軍団
ヒヨコ連合
北方連合
北方作戦はチョロ〜ンを攻略し、ウルタンク、カルオス、Qグリーン三カ国を降伏させる
南方作戦は首都Qトルックへ侵攻、沖にて艦砲射撃、航空攻撃にくると思われるアレフュ、イオゼト、トルックの三艦隊を攻撃、撃破し、Qトルックを降伏させる
プロトン王国及びレジスタンスは南方戦力を主体とする(結果、ビスカイト隊がチョロ〜ンを、リピーレド隊がQトルックを攻撃。レジスタンスはかずタンク隊がチョロ〜ンを、ミーンテース隊がQトルックを攻撃)
日本戦車軍団の北方作戦参加は、北方方面艦隊と北方陸上隊、北方に所属する飛行隊のみとする
チョロQワールド、チョロQアイランドは軍団より兵器供給の上で参加
QQQQは核及び荷電粒子砲による攻撃を禁ずる
軍団をはじめ、各国海軍は南下していた
軍団は新型戦艦「八島」などを連れていた
Qシュタイン海軍 原子力空母 エンタープライズ艦内
SS4「今回は軍団との合同作戦となる!かつての戦友、震電のためにも、何としてもQトルックに勝利せねば!」
SS4は部下を引き連れ、エンテ飛行隊を指揮し、震電と分かれた後にT35のクーデター後、皇帝時代に大活躍したことで主力空母「エンタープライズ」に乗ることになった
グラーフ・ツェッペリンを初めとする装甲空母群とは別の原子力空母。彼は、長い間作戦行動の出来るこの空母を気に入っていた
また、グラーフ・ツェッペリン級は装甲空母だったため艦載機が通常空母より若干少なかったが、エンタープライズは正規空母、しかも射出機が舷側にはみ出た形式になっているため艦載機が多く、艦内は広々としていた
F−14「SS4、頑張っているな。結局、主力競争は推進式の勝利になったな」
SS4「はい。とはいえ、まだ装甲空母群の方には牽引式が残っていますが。ところで、あのにっくきパンツァーが今Qトルックの最終兵器に乗り込んでいると聞きましたが」
F−14「そうだ。君と同じ推進式の震電飛行隊長が空戦を行ったらしい」
SS4「パンツァーが敵の飛行隊長・・・かなりの強敵ですね。頑張らなくては!」
F/A−18「うむ。いくらジェット式の我々がいても、奴らもジェット式は持っているはず。また、奴らの核兵器も残っているはずだ」
ニビリア海軍 装甲空母 イラストリアス艦内
スピットファイア「本作戦は我が海軍力を最大限に発揮するチャンスである!Qトルック艦隊を駆逐し、キュワールの平和を取り戻すのだ!」
ニビリア海軍空母飛行隊は装甲空母イラストリアスを初め、天城、赤城、加賀と同経歴を持つ「カレイジャス」「グローリアス」そしてベテラン空母「フューリアス」「アーガス」などのいる大機動部隊に搭載されている。
空母の数の多さから、飛行隊もかなりの数である
ファイヤブランド「敵戦艦部隊が発見されたら、すぐに発進できるよう、準備をしておかねば」
プロトン海軍 空母 エセックス艦内
F8Fベアキャット「プロトン海軍久々の任務だ!」
SB2Cヘルダイバー「Qトルックの奴らを駆逐してやるぞ!」
TBFアベンジャー「総員、発進準備を済ませるぞ!」
プロトンは正規空母と無数の護衛軽空母の艦隊である。中にはアングルドデッキ空母もいる
これらや多数の空母、戦艦隊が、Qトルックへと向かっていた・・・
一方、Qトルック帝国では・・・
ラーテ「例の最終兵器も完成した。よし、原子炉水中艦『T−3070』出航!」
T−3070、Qトルックの最終兵器である。原子炉をグリシネで暴走させ、核爆発を起こす兵器だ
CQ暦242年のA307核攻撃作戦失敗の報を受けて以来、極秘で開発されていた。
これをグリシネに特攻させると言う物である。
これはイオゼト艦隊所属で、ラーテに反抗しようとした兵士を集めた物である。敷いて言えば「粛清艦」であった
ラーテ「この兵器を使えば、大逆転が出来る。頑張ってくれ!」
そして、粛清艦であることも知らず、兵士たちはT−3070に乗り込み、北上していった・・・
第83話 終わり
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:31 -
第84話。白川軍系列のシリーズはこれが最新
第84話 白川戦線、終結
日本 三河湾
白川艦隊は遂に黒川軍を三河湾要塞まで追い詰めた
白川艦隊旗艦 大和
松井実況(元帥)「敵三河湾要塞はこの近辺にある。本作戦はこの内戦の最後の戦いとなるであろう。心してかかれ!」
また、揚陸艦の中には松井実況の乗機、マウスがいる
白川元帥はこの揚陸艦の中で、自分の乗るティーガー重戦車の整備をしていた
白川元帥(ボートレーサー ホワイトビート)「整備も大変なもんだ。全く、転輪が多すぎるぞ!」
白川兵士「そんな文句言っても、60年は前の戦車なんですから、しょうがないですよ」
プロトン軍列車隊は、その艦隊の端っこの、1隻の揚陸艦の中にいた
いもむし元帥「今までの長い戦いも、これで終わりだ。しかし、キュワールでは未だ戦いは続いている。白川軍はこれで終わりだが、我々は、キュワールでの任務が残っている。一刻も早く、三河湾要塞を陥とさねば!」
三河湾要塞
黒川元帥(ボートレーサー ブラックビート)「白川め!あの頃からの決着をつけようと、大量の戦艦を持ち込みやがった!」
Bボート(ブラックボートの略。黒川元帥の弟)「輸送船団も後方にいるようだぜ」
そもそも白川軍は、某警○庁の刑事の一員であったKや、元警官の息子である白川元帥によって作られた国防組織である。というより、競艇の権力争いの末、戦争になってしまったため、結果的に設立された
戦艦大和艦橋
白川軍通信兵「敵、三河湾基地、見えました!」
松井実況「射程範囲までは?」
白川軍通信兵「ただいま、射程範囲に入りました!」
松井実況「よし、大和及び武蔵は砲撃開始!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
プロトン列車隊
パノラマ少尉「味方戦艦、射撃開始!」
いもむし元帥「そうか。上陸ももうすぐだな」
白川艦隊は全速で三河湾要塞に迫る。輸送船団はそこから少し北に行った海岸に上陸すべく、移動する
三河湾要塞
黒川軍通信兵「敵艦隊更に接近!」
黒川元帥「要塞直援の艦隊、及び航空隊発進!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
戦艦大和艦橋
白川軍通信兵「敵飛行隊接近!」
松井実況「各空母、航空機発進!敵飛行隊をぶちのめせ!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ズガガガガガガガガガガ!
このとき白川軍には10を越える航空母艦(軽空母含む)がいた。数の上では黒川を凌いでいたが、戦闘機の質が違っていた
白川軍戦闘機パイロットA「チッ!敵も新型になってやがる!烈風じゃ辛いぞ!」
白川軍飛行隊長「敵新機種、F8Fについては集団撃墜戦法を使い、撃墜せよ!」
戦艦大和艦橋
白川軍通信兵「長門、陸奥、比叡、榛名、全艦射程圏内突入!」
松井実況「全艦、射撃開始!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
このとき、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴、大鳳、信濃、隼鷹、飛鷹の10隻の空母の飛行隊が出撃していた
また、戦線後方には、鳳翔、龍譲、大鷹、神鷹、伊吹などの軽空母もいる
この大規模な艦隊決戦は、全て陸上部隊の援護であった
同じ頃、陸上部隊の上陸地点である海岸にあった砲台陣地を爆破しに、空母蒼龍、飛龍の飛行隊が向かっていた
海岸
白川元帥「もうすぐ海岸が見えてきたぞ!戦車兵は荷物確認後、各車に搭乗せよ!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
白川元帥「やはり敵の要塞砲があったか・・・」
ブオオオオオオオオオオオ!
白川軍爆撃機パイロットA「敵砲台を潰せ!」
ヒューーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーン!
三河湾要塞
黒川元帥「いきなりここまで来やがったか!」
Bボート「艦隊もそろそろ接近するはずだが・・・」
戦艦大和艦橋
白川軍兵士A「では、そろそろマウスに・・・」
松井実況「うむ。マウス水上上陸とはまた変わったものだな」
このとき、大和のすぐ後ろにその輸送艦がいた
大和艦尾
松井実況「よし、あとは任せた」
ガチャ!
輸送艦艦内
松井実況「全車両に水上移動用フロートを装着せよ!」
このフロートは、200t近いマウスでも水に浮かぶ超強力フロートである
N「装着完了!」
松井実況「よし、発進用意!」
大和は既に離れていた
松井実況「発進!」
輸送船の扉が開き、30両の戦車が発進した。その戦車の後方から装甲車が続く
先頭はマウスである
松井実況「突撃!」
戦艦大和艦橋
白川軍通信兵「敵艦隊接近!」
K(艦隊司令官)「砲戦用意!」
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
砲戦を始める戦艦部隊、その影で陸上特殊部隊が進撃を開始していた
一方、海岸から上陸した主力部隊は・・・
灰田大将(ボートレーサー グレースペシャル)「全部隊、要塞目掛けて突撃!」
三河湾要塞を後方から叩いていた。これは特殊部隊とあわせた挟撃作戦であった
いもむし元帥「よし、突撃!」
ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
戦車砲の砲声と機関銃の銃声が響く
ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーン!
赤迫中将(すごい手抜きくさい苗字なのは聞かないように。ボートレーサー レッドファイヤー(うろ覚え))「また1両やられたか。大破した車両内の生存者は脱出せよ!」
一方で、艦隊は・・・
ボゴーーーン!
黒川軍司令官「また1隻沈んだか・・・よし、遠州灘方面に退却する」
黒川艦隊、退却
白川艦隊は追撃戦に入る。しかし、戦力は巡洋艦7隻、駆逐艦20隻のみ
他の艦隊は引き続き三河湾要塞を攻撃する
そもそも三河湾要塞は、渥美半島の要塞地帯だったが、田原要塞は渥美鉄道の線路からの装甲列車による砲撃で壊滅、渥美本部要塞は空襲と艦砲射撃で壊滅し、赤羽根要塞だけが残り、黒川元帥が抵抗していた
しかしその赤羽根要塞も、既に陥落は時間の問題であった
ズガガガガガガガガガガガガガガ!
白川軍戦闘機パイロットB「よし!敵航空隊壊滅!」
白川軍爆撃機パイロットB「後は襲撃だ!」
ヒューーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーン!
その後、空襲は終了。陸上部隊が攻撃に入る
ボゴン!ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴン!ボゴン!ボゴン!
松井実況「上陸完了!フロートを外せ!」
ガチャン!
松井実況「突撃!」
ボゴン!ボゴン!
ズガガガガガガガガガ!
三河湾要塞
黒川元帥「敵に包囲されたか・・・よし、我々は退却する!」
黒川上層部は全員が要塞から待避した
激戦は続いた
松井実況「後はあれだけだ!」
そして最後に残った砲台を撃破した
松井実況「三河湾要塞陥落!」
白川元帥「これで、終わったな」
松井実況「プロトン軍列車隊、君たちも良くやった」
いもむし元帥「うむ」
松井実況「さて、こっちの戦争は終わったが、そっちの戦争は続いているはずだ。早く、戻って反撃に転じたほうがいいと思う」
いもむし元帥「そうですな。確かにこちらの大戦はまた続いているはずです」
松井実況「先ほど、ワープホールを見つけた。そこを通って、キュワールに戻るがよい。そうそう。ちょっとこっちの兵器の資料をやろう」
そして、プロトン列車隊は、さまざまな資料をもらった
いもむし元帥「では、我々はキュワールに帰還します」
松井実況「うむ。もう会うことはないかもしれんがな。この白川戦争も、終結だ。君たちの勝利を祈る」
その後、列車隊は松井実況の言うワープホールのところにやって来た
いもむし元帥「これで、ここともお別れだな」
パノラマ少尉「早く、キュワールに帰還しましょう」
EF大佐「そうですね」
いもむし元帥「総員、突入!」
そして、プロトン列車隊員は、全員でワープホールに飛び込んだ。そして、ワープホールは消えた。プロトン列車隊は、キュワールに帰還した
キュワール バンダス平原
いもむし元帥「キュワールに帰還したぞ!」
パノラマ少尉「ここは、プロトンのバンダス平原ですね」
EF大佐「早くバチェリットに向かいましょう」
いもむし元帥「そうだな。それに、さまざまな軍事資料をもらったからな」
プロトン列車隊は、バチェリットに向けて、久々のプロトン王国を、進んでいった・・・
第84話 終わり
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich038189.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 18:35 -
第85話(Laitoさん作)。この激戦の末、2国は併合された
第85話 レイオガルVSカルオス最終決戦!!・・・そして新たな国の誕生
国王、主力部隊が北の大陸に行き、戻らぬまま月日が過ぎた。
カルオス軍はカルオス帝国に残る部隊が最後となった・・・。
ある日、カルオス軍は突然レイオガル軍に最後の決着をつけようと宣戦布告をした。
今まで対立してきた両軍。両軍とも国の存亡をかけて、最終決戦が始まる。
主な登場人物
○レイオガル軍
トゥーエバー曹長・・・レイオガル王国に残る国防部隊の指揮官にあたるタンク
ジェイ一等兵・・・トゥーエバー曹長の直属のタンク 実力は中佐に匹敵
ナック上級伍長・・・カルオス軍のガゾフ伍長の両国協力結合案に賛成し、協力したタンク
オンドゥ大佐・・・現在キュワールに残っているレイオガル軍をまとめるタンク(最終決戦でルノーに破れ死す
○カルオス軍
ルノー少佐・・・現在カルオス軍残存部隊をまとめるタンク
トドルハ軍曹・・・カルオス軍とレイオガル軍の最終決戦の立案者(過去、ルノーの素質に気づき、ルノーを育てたタンク。ルノーからは「師匠」と呼ばれている
ガゾフ兵長・・・最終決戦の後(のち)、両国協力結合案を考案した兵士
タチフブ元上等兵・・・伝説の上等兵士と言われたタンク 彼はガゾフ兵長の考案した両国協力結合案に力を貸した
○カルオス帝国
・・・
ルノー少佐「師匠。数多くのゲリラ戦でこちらの戦力もずいぶん使ってきました。もう大戦をやるような戦力は残っていない中、何故最終決戦などと・・・」
トドルハ軍曹「主力部隊は両軍ともいない・・・。それに、主力部隊が帰ってくるかさえわからない。このままの状態が続けば、いずれにせよ、高杉軍やQQQQ軍に潰されるのは目に見えている。その前に、レイオガルと決着をつけてもいいのではないかな?」
ルノー少佐「・・・・。」
トドルハ軍曹「さぁ、どうする?我々に残された時間は少ない。何十年間にも渡り戦争してきた国と決着をつけづして、他の国に潰されるより先に決着をつけようではないか。」
ルノー少佐「師匠のおっしゃるとおり、決着つけづして他の軍に潰されるより先に決着は私もつけたいと思っております。しかし・・・」
トドルハ軍曹「こっちも向こうも条件は一緒だと思うぞ。今、宣戦布告をしても、大差がでるわけでもあるまい。決着をつけるには今しかないと思うがな。」
ルノー少佐「わかりました。すぐに兵士を出します。」
トドルハ軍曹「ハッハッハッハ。楽しみになって来た。おぉ、そうだ場所は・・・両国の国境にして置け。」
ルノー少佐「了解」
○レイオガル王国
トゥーエバー曹長「そうか。カルオス軍が宣戦布告を・・・」
ジェイ一等兵「はい。なんでも、長年にわたる戦いの決着をつけようとのことです。」
トゥーエバー曹長「高杉軍やQQQQ軍に潰されるより先に決着をつけたいとな。」
ジェイ一等兵「そのようなことは書かれておりませんが?」
トゥーエバー曹長「高杉軍やQQQQ軍は次々と軍を倒していっている。カルオス軍もいずれ潰すつもりだろ。面白い。」
オンドゥ大佐「話は聞いたぞ。直ぐに準備させるか。」
トゥーエバー曹長「そうだな。ワクワクしてきたぞ・・・。フッフッフッフッフッ」
そして・・・ついに火蓋は切って落とされた!!
○レイオガル王国とカルオス帝国国境付近(国境大戦)
トゥーエバー曹長「さぁ、おっぱじめるか!!」
兵士一同「ハッ!」(敬礼)
ルノー少佐「進軍!!」
キッコッキッコッキッコッキッコッ
レイオガル兵「(敵機発見!!)」
ドウーーーーーーーーーーン
カルオス兵「(!!)」
ババババババ(機関銃
オンドゥ大佐「久しぶりだな。ルノー」
ルノー少佐「そうだな。オンドゥ。さぁ!決着をつけようではないか!いざ勝負!」
キュィーーーーーーーーーーーーーン(ルノー少佐のエンジン音
ギャリギャリギャリギャリギュコココココ(ルノー少佐のキャタピラ音
ドゥオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン(オンドゥ大佐のエンジン音
ギュコギュコギュコ(オンドゥ大佐のキャタピラ音
ドウーーーーーーーーーーーン
ドウーンドウーン
ルノー少佐「(これなら避けれまい!!)」
フィーーーーーーーーーーーーン(拡散粒子砲チャージ音
ドゥオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
オンドゥ大佐「(!!)」
バヒューーーーーーーーーーーーーーーン
ドッドッドッドッドーーーーーーーン
ギュイガキキリキリ(回避)(オンドゥ大佐のキャタピラ音
バヒューーンドゥオーーーーーーーーーーーン
オンドゥ大佐「グッハーッ!!」
ルノー少佐「(よし!今だ!!)」
バッバッバッバッ(ガトリング
オンドゥ大佐「(何ぞこれしき!!)」
ルノー少佐「(流石だ・・・。しかし、致命傷を受けた今、こちらが有利!連続射撃で確実に!!)」
ドゥーンドゥーンドゥーン
バッバッバッバッ
オンドゥ大佐「(クッ。おされている。だが、時を待ってあれをお見舞いしてやるぞ!)」
ルノー少佐「(素早い!スピードシュターとガトリングをもってしても、避けられる!)」
オンドゥ大佐「(よし!今ならいける!!)」
ギュラギュラギュラギュラ(加速)
ガシャン(車体格納型武器展開
オンドゥ大佐「(使えるのは一度のみだが、確実にダメージを与えられる!避けることができるか!ルノー!!)」
ドドドドドド
バシューンバシューン
ドゥーンドゥーン
ルノー少佐「(何ー!!)」
ドゴーンドゴーン
ドドドドーン
バドォーン
ルノー少佐「(避けきれん!クソ。ならば!!)」
フィーーーーーーーーーーーーン(拡散粒子砲チャージ音
オンドゥ大佐「(それで弾を破壊するつもりか。そうまくいくかな?)」
ドゥオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
ルノー少佐「(クッ。破壊しつくせないか・・・。それなら、奴を狙う!)」
フィーーーーーーーーーーーーン(拡散粒子砲チャージ音
ドゥオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
オンドゥ大佐「(拡散粒子砲の連続使用!?狂ったか!これで奴の砲塔は使い物にならない!!形成逆転だな!!)」
ルノー少佐「(クッ。流石に連続使用すると持たないか。しかし、拡散粒子砲は確実に奴にダメージは与えられるはずだ!そして、使える武器はガトリングのみ・・・。だが、いける!)」
オンドゥ大佐「(!!奴が狙ったのは弾だけではない!俺自身も狙いやがったか!!)」
ドドドドオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
オンドゥ大佐「グワァァァァァッ!!」
ルノー少佐「(クッ、奴の攻撃で左のキャタピラをやられたせいで、速度がでない・・・。しかし、奴も俺の攻撃で二度の致命傷!)終わりだ!オンドゥ!!!!!」
バッバッバッバッ
オンドゥ大佐「これが俺の放つ最期一撃だ!ルノー!!」
ドゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
ルノー少佐「グォッ!!」
オンドゥ大佐「グファッ!!」
・・・
激戦の末・・・両軍とも壊滅状態になった。レイオガル軍オンドゥ大佐はルノー少佐から二度の致命的な攻撃を受け、最期はカトリングの攻撃を受け死亡。
それに伴いレイオガル軍は敗北。カルオス軍の勝利に終わった。
この戦いで両軍とも数名の兵士だけが生き残った。
生き残ったタンクたちは、カルオス帝国ガゾフ兵長の「両国協力結合案」について話し合い、両国は結合することになった。
そして、リゾニア合衆国が誕生した。
わずか数十名の国境大戦で生き残ったタンクたちがつくり上げた国だあった。
その後、プロトン軍に協力した。
○国境大戦生存者
トゥーエバー曹長
ナック上級伍長
ルノー少佐
ガゾフ兵長
タチフブ元上等兵
その他の兵士8台(レイオガル軍所属タンク3台 カルオス軍所属タンク5台)
○国境大戦死亡者
ジェイ一等兵・・・トドルハ軍曹との戦闘で死亡
オンドゥ大佐・・・ルノー少佐との戦闘で死亡
トドルハ軍曹・・・ナック上級伍長の攻撃を受け死亡
その他の兵士37台
第85話 終わり
リゾニア合衆国
○リゾニア陸軍に所属するタンク
トゥーエバー曹長
ナック上級伍長(ここまで旧レイオガル軍所属
ルノー少佐
ガゾフ兵長
タチフブ元上等兵(ここまで旧カルオス軍所属
その他の兵士8台(旧レイオガル軍所属タンク3台 旧カルオス軍所属タンク5台
計13台
一般市民・・・約2800万台 うち、約2%の(全て企業に勤めるタンク)市民はリゾニア軍に協賛(日本語あってる?
一般市民は戦争に借り出されることはない。リゾニア合衆国建国?時に法律で定められた。
自主的に、軍に参加することは許可されている。
後、海軍、空軍が創設される
引用なし
パスワード
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 19:55 -
第86話。第1潜水隊は後に伊ー15、16、17、18、19、21などが追加される
第86話 ブラドン空襲阻止 前編
平和な国ブラドン共和国。4つものキュワール大戦で1度も戦場になったことのない平和な国である
アプリコットシティ
レオピック「・・・それにしても、戦争戦争って物騒な話だなぁ」
アムミック「そうだね。そこら中に砲台が配置されているし」
警官(というよりお巡りさんだけど)「今まで、ここだけが戦場にならずに済んだんですけど、戦場はおろか誰にも知られなかったアファノアイランドってところにウルタンクの艦隊が攻め込んだってニュースを数年前に聞いたものですし。それから警察署じゃあ拳銃だけではなく機関銃の装備まで認められたんですよ」
バーチェル「でも、敵も今は負け戦。ここが戦場になるわけないな」
しかし、エジソンタウンではいつもより長く工場が活動する
兵器の生産の為らしい。
作業員A「しかし、いつもいつも、戦争がはじまると忙しくなるもんだな」
作業員B「首都の奴らは『もしここが爆撃されたら、わが国は大変なことになる』などといって、対空砲という兵器を生産させている。全く、ここが戦場になるはずないのに」
作業員C「もしかしたら起こるかも知れないがな。平和な国だったQカラーもクーデター説があるし」
ボンダー「物騒な世の中になった物です。早い内に、戦争が終わって欲しいですね」
サクラポリス(佐倉市にあらず(おい))
ウッパーティ「最近は軍用列車がなんだかだとか。大変だよな、ここの軍も」
ゲッツ電鉄社員「だよな。でも結局、ここが戦場にならずに終戦してることが多いよな」
ウッパーティ「そういえばアムミックの奴、今はアプリコットに戻ってるらしいな」
ゲッツ電鉄社員「そうだな。最近はこんなところでも、戦場になる可能性があるもんだ。帝国、恐るべしだ」
ゲッツ電鉄は私鉄で、新幹線Q2系を大量発注した。最近では敷島までもが輸入されてきた
キュト4800系についても後継機種について色々と激論になっているらしい
また、敷島により鉄道帝国と化したQシュタイン製の列車も輸入されている。とはいえ、Qシュタインは敷島型の生産に忙しい為各駅停車用車両の給与になっている
また、駅の広告には新幹線の延長についてが書かれている
キンカクタウン(日本式に言えば金閣町(おい))
ミトキュ港では国防用戦艦の建造が進む。軍団の技術も入っている
リョウヘイ「また大変なことになったもんだのぉ」
市民A「おい、前のチョロビア見たか?」
市民B「ああ、軍事ネタが久々に出たな」
市民A「というより、あんなこと知ってるわけないよ」
市民B「それでも100は行かなかったな」
市民C「俺あれ知ってたぞ」←ト○ビアだと良くある。実際投稿した人も同じような資料を見て投稿した可能性も
市民A「なんで出さなかったんだよ!」
市民C「何!?お前まさか山分けでもしようと思ってたのか!?」
忍者軍団
カスケ「最近ではスパイという忍者とよく似た敵中に隠れて敵の話を聞くという者がいるそうでござる。ただ英語に変えただけに感じるでござるが」
カネゴロウ「我々とは違い敵に偽装するそうでござる」
リンジロウ「それにしても、近頃は物騒な話ばかり聞くでござるな」
ロクベイ「戦時なんだから当たり前でござるよ」
グリーンビレッジ(注:グリーンタウンとは無関係)
パネピーズ社
アニーマ「ジョイフルトレインなるものが近頃出てきているな」
エーブリド「そうですね。ああいうのを我が社でも出してみるのはどうでしょうかね」
アニーマ「そうだな。今度、ラウミャンツェ社長と話して見るかな」
エーブリド「あとは通勤車の強化でしょうね。グリシネのE231ってのがいいですね」
アニーマ「あれか。そこら中でもどきが出来てるな」
企画部第14課
ライトン「第9課のガキどもが新型車両についての企画を考えているそうだ!こっちも対抗していかねば!」
ライナウ「彼らが企画しているのは高速を誇るQ5000の最高速度を160に引き揚げることですが、各駅停車が70〜80で走っている今のところではおそらく・・・」←さほど知識的じゃないような・・・
ナウト「馬鹿馬鹿馬鹿。いちいち長い事いうな」
ライナウ「なんだとぉ!?本気でやる気か?!」←微妙に意味不明
ガリクリン「まぁまぁまぁ・・・しかし、高速列車が増えすぎると逆に問題が発生するかもしれませんね。ライナウさんのいうように、各駅停車と追突する可能性もあります。現に、軍団は速度の違う列車を二編成混ぜて、それらより少し遅い速度の編成を五編成置いて、若干複雑な路線で、各駅違ったダイヤで走らせました。すると、昼頃に必ず速い列車が遅い列車に追突することが判明したのです」
イオッカ「確かにそうだけれど、後に軍団が各駅同じダイヤでやると、追突率が低くなったという記録が・・・」
ワッケナ「ゲッツ電鉄は350kmの超速列車という記録を軍団に先取りされてしまいましたねぇ・・・」
アリビー「そういえば、軍団のWIN350試験列車が350kmを越しましたねぇ。しかしあれ、営業用編成(=500系)は300kmですので、営業用での記録はゲッツ電鉄が出すでしょうね」
第14課と第9課はそれぞれの思想が違い、若干第14課が上手ながらもいつも採用争いが続いている。第14課は現在の主力各駅停車であるQ350系の高速化、及び新型ディーゼル車の製造を主張し、第9課は速度130を記録する特急車両Q5000系の更なる高速化を主張している
しかし経理部のミッドガウは国土防衛用に敷島を二編成購入することを決定、新型ディーゼルエンジンはこの敷島のエンジンを参考にするとした。敷島は装甲列車のため高価だったため、ディーゼルエンジンについてはこれを流用することとし、第14課の新型ディーゼルカーについては採用された。一方、新型電動車両については一応第14課のほうが優勢である
しかし航空機については飛行艇「あかぎ型」の登場に伴いブラドンの航空会社がこれの民間タイプを購入、もはや軍団の作った兵器同士の競り合いとなっている。軍団の乗り物をどう使うか、そこがブラドンの交通のポイントとなっている
社長室
ラウミャンツェ「四一式ディーゼル機関と言っていたな。敷島のエンジンは」
ペリドッツ「音も我が社のローター8Lモーター(L=ライト)と同じくらいですからねぇ」
ラウミャンツェ「これを通常の車両につけると、重武装を載せた敷島でも100km出るから、150はザラに出るだろうな」
ペリドッツ「会長は他国に続きお座敷車以外でのジョイフルトレインの導入を検討との事で」
ラウミャンツェ「それはいいな。和洋共通車はこう言うのに導入せねば!」
ペリドッツ「あと、現在グリシネなどで開発が進んでいる『旅客装甲列車』の開発協力についてグリシネとQシュタインから・・・」
ラウミャンツェ「それはなかなかよさそうだ。よし、今度いろいろ検討してみよう・第14課、第9課に連絡しておけ」
しかし、遂にこの国も、戦場と化してしまった・・・
ブラドン沖
ブラドン沖には密かにQトルックが空母機動部隊を派遣、奇襲を開始しようとしていた
また、陸上爆撃隊も上空にいた
旗艦 グラーフ・ツェッペリン
アレフュ中将「相手は一度も戦争をしたこともない弱小国家だ!すぐに焦土にすることが出来るだろう!総員出撃!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
グラーフ・ツェッペリンを初め、多数の空母群から、無数の攻撃機が射出された。更に北からはウルタンクのエセックス隊が攻撃隊を出していた
これは初のQトルック、ウルタンクの合同作戦である
しかし、これについては、既に軍団に、数時間前に探知されていた
数時間前 南キュワール洋
伊−61「敵空母機動部隊発見!ただいまより追撃を始めます!」
伊−62「第五潜水隊、敵艦隊追撃開始!」
伊−61、62、64の第五潜水隊が追撃を開始していた
後を追って第一偵察潜水隊(波−101、102、103、104、105、106、107、108、109、110)が追撃戦に参加
更に第七潜水隊(伊−52、53、55)、第一潜水隊(伊−9、10、11、12、呂−100)が続いた
20隻ほどの潜水艦に追尾されているにもかかわらずアレフュ艦隊は北上していたのである
戻って、ブラドン沖
伊−61「友軍第八潜水隊に連絡!『敵艦隊目標ハブラドン。敵ハ航空隊ヲ射出!』!」
第八潜水隊
第八潜水隊は主力艦隊に一番近い位置にいた。通信距離には限界がある。そのため中継基地的に潜水隊同士で連絡を取り合い、バケツリレーのように最終的に主力艦隊に情報が届く
伊−58「友軍第五潜水隊より入電『敵艦隊目標ハブラドン。航空隊ヲ射出!』!」
伊−54「直ちに主力艦隊に連絡!『敵艦隊ハブラドン空襲作戦ヲ開始!』!」
第86話 続く
引用なし
パスワード
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 19:58 -
第86話後編。扶桑、山城は30Qktまで強化されています。新高は大淀のように通信機器が強化されています
第86話 ブラドン空襲阻止 後編
軍団連合艦隊 第一艦隊
大和元帥「何!?敵は強行爆撃を開始!?」
最上少将「はい、先ほど通信重巡『新高』から入電が入りました」
大和元帥「我々の制海権下に主力の空母機動部隊・・・しかも相手は一度も戦ったこともないブラドン?!」
瑞鶴中将「まずいです!このままではブラドンが焦土と化してしまいます!」
最上少将「新高から更に入電!、重爆も含まれているようです!」
大和元帥「重爆!?奴らの重爆と言えば、幾度もグリシネ上空に現れるHe222と、四発噴式の重爆、Ju350ではないか!」
瑞鶴中将「そんな機体がいたらなおさらブラドンが焦土ですよ!」
大和元帥「近くには潜水隊しかいないようだ。三笠艦隊が一番近いが・・・千代田と千歳で間に合うか!?」
三笠艦隊と呼ばれる第五艦隊には、水上機母艦の秋津洲、日進と軽空母の千歳、千代田以外は全て戦闘艦船である。中には旧式艦「扶桑」「山城」までいる
瑞鶴中将「こうなれば我々五航戦が単独北上し、敵艦隊を追撃します!」
大和元帥「分かった。護衛用に駆逐艦隊を派遣しておく!一航戦と二航戦に連絡『至急ブラドン沖ニ直行!』!」
ブラドン沖 軍団空母隊
瑞鶴中将「早く戦闘隊を出さなければ大変です!総員発進!」
ブオオオオオオオオオオオオオオ!
同じ頃、ブラドン上空
ウーーーーーーーーーーーーー!
既に爆撃隊が進入していた
守備隊員A「早く対空銃座に!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
流石に空襲があるとは考えられなかった為飛行隊すらないブラドン。軍団が飛行隊を出し、早く交戦させようと必死だが・・・
ズガガガガアガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーン!
民家が炎上する
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
守備隊員B「なんて固い機体だ!」
守備隊員C「まだ1機しか落ちてないぞ!」
ボゴーーーーーーーーーン!
夢Q、炎上
その時!二式水戦と零戦が到着!
日進、千歳、千代田の飛行隊だった
二式水戦改「喰らえ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーン!
零式観測機「複葉下駄履きだと思って、甘く見るんじゃねえぞ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガ!
零戦五二型「突撃!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
軽空母艦載のスツーカが次々と落ちる
しかし重爆は1機も落ちない
二式水戦改「チッ!下駄履きじゃこれが限界か!」
零式観測機「やっと俺も1機落としたところだが、やはりブラドンは救えないのか?!」
零戦五二型「友軍二式大艇到着!」
二式大艇「喰らえ!新型25mm機関砲!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
このとき秋津洲に乗せられていた二式大艇は、なんと邀撃仕様。蒼龍(連山改の制式名称)の強さから、大和の25mm機銃を単装にしたものを大量配置したのが二式大艇三一型である
二式水戦改「やったぞ!二式大艇邀撃型だ!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
Ju350一番機機長「何!?He222が続々と落ちていく!?」
Ju350一番機通信手「敵の邀撃機です!あっ!日の丸が書かれております!軍団です!」
ボゴーーーーン!
Ju350一番機機長「何だ!?」
Ju350一番機爆撃手「またHe222がやられました!」
ガガガガガガガガガガ!
Ju350一番機機銃手A「うわっ!や、やられた!」
Ju350一番機機銃手B「機銃手1両負傷!衛生兵!」←衛生兵!衛生兵!と言えば陸戦時の有名なセリフだが、Ju350機内には衛生兵がいる
Ju350一番機機長「に、二番機はどうした!」
Ju350一番機通信手「すぐ後ろを付いてきております!」
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
Ju350一番機機銃手「二番機、やられました!」
Ju350一番機衛生兵「よし!修復完了!」
Ju350一番機機長「クソッ!早く逃げるぞ!He222はどうでも良い!全速で逃げろ!」
シュゴオオオオオオオオオオオ!
He222は邀撃機により殆どが撃墜、Ju350は100機編隊中40機を失った
Ju350三番機機長(通信)「こちら三番機、ブラドン焦土化作戦は困難と思われるが、続行せよとの命令」
Ju350一番機機長「何!?ラーテは何を考えているんだ!」
彼はラーテと同期で、ラーテを嫌っていた。しかしラーテ独裁政治化後はラーテの下に行ってしまった。できることなら軍団に降伏したいという講話派の1両であった
ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガガガ!
Ju350一番機機長「このまま何とか、サクラポリス上空にたどり着ければ良いんだが・・・」
Ju350一番機爆撃手「サクラポリス上空に全弾を投下し、全速で退却しましょう」
Ju350一番機通信手「ウルタンク軍から連絡!」
Ju350一番機機長「何!?」
Ju350一番機通信手「ウルタンク海軍飛行隊、壊滅目前の打撃を受ける、我が飛行隊はサクラポリスに全爆弾を投下、撤退する。とのことです!」
Ju350一番機機長「何!?壊滅目前の打撃!?邀撃機の待ち伏せか!?」
Ju350一番機通信手「いえ、艦上機の奇襲のようです」
数分後 サクラポリス上空
続々と撃墜される重爆をよそに、艦上爆撃機「Me262−B」は1機も撃墜されず、サクラポリスにやって来た
Ju350一番機通信手「艦上爆撃隊より連絡!サクラポリス上空に敵飛行隊発見!」
Ju350一番機機長「何!?」
シュゴオオオオオオオオオ!
Ju350一番機機長「な、何ーーーーーーーー!?」
ボゴーーーーーン!
Ju350一番機機銃手A「He222、二十三番機、墜落!」
ズガガガガガガガガガガガガガガ!
そして艦爆隊は必死に退却、He222も逃げた
Ju350の50機編隊は必死に爆撃を終了させ、逃走を開始する
Ju350一番機機長「ん?待てよ、我が飛行隊は全員連合講話派・・・ならば!通信手、我が飛行隊の降伏を打電せよ!」
Ju350一番機通信手「え?!」
Ju350一番機機長「この機体ごと、Qトルックから逃げるんだ!」
Ju350一番機通信手「そ、そんなことをしたら、上層部から・・・」
Ju350一番機機長「直援機も艦爆隊もHe222もいない!ならばこのまま連合領まで逃げるのみ!俺はここで死にたくはない!」
Ju350一番機通信手「・・・了解!」
震電「何!?飛行隊降伏?!」
秋水「本当のようですね。あ!白旗が出てきました!」
橘花「準備万端ですねぇ・・・」
その後、Ju350全50機を一気に拿捕、乗員全員捕虜となった
グッドウェイ基地
チリ元帥「連合講話派・・・」
チト元帥「彼らはQトルックと連合の講話を願っているタンク達です。ラーテに反対し、ここまで逃げる為に降伏したのでしょう」
チリ元帥「そうか。よし、特76連隊を新たに作れ!彼らに陸戦を学ばせてやれ!」
チハ大佐「了解!」
一方、ブラドン共和国では、強行爆撃の可能性があると見て、飛行隊を配備した
この飛行隊には重爆も含まれ、水上機の姿もあった。Qトルック奇襲で使用するとの事であった
ブオオオオオオオオオオーーーー(航空機のエンジン音)
ブラドン兵士A「遂に守備隊が完全結成だ!」
ブラドン兵士B「こりゃ、我々も忙しくなるだろうな」
ブラドン兵士C「我が隊も準備完了次第出撃らしい」
ブラドン将校「準備を急げ!」
パトラファック軍港
三笠中将「正規空母笠置を我が艦隊に?」
大和元帥「うむ。やはり全艦隊に正規空母はいなくてはな。あと、新型巡洋艦春日が竣工したらしい。すぐにこちらに南下するそうだ。あと、我が隊の日進を第五艦隊正式編入だ」
三笠中将「ありがとうございます!」
大和元帥「いや、今回のようなことは二度とあってはならんと思ってな。吹雪型の『漣』と陽炎型の『若潮』も同じ意味での給与だ。空母護衛は強化せねばな」
三笠中将「そうですね。以前たいした護衛もなしに、プロトン第5揚陸隊の進撃を阻止しようとした空母エンタープライズ率いる帝国第3艦隊が、旗艦であるエンプラが水上特殊兵(カスタムタンク)の攻撃を受け、航空燃料の誘爆で轟沈、そのまま散開してワスプ級揚陸艦を攻撃していた高雄級重巡とこんごう級護衛艦は全艦、その特殊兵により轟沈したと言うのがありますからね」←第二次キュワール大戦(新コンバットチョロQ)での出来事(ニビリア海戦)
大和元帥「砲力と攻撃力で勝っていたはずの帝国第3艦隊が、1両のタンクの前に敗れたのだ。それはおそらく旗艦の沈没により指揮系統が混乱し、そのまま散開していた各艦がゴチャゴチャに行動し、各個撃破されたのだからだろう。旗艦が沈む、すなわち指揮官が殉職すれば、指揮系統が混乱するのはすぐわかる。それでも陣形を保っていられればすごいものだが」
三笠中将「我々は巡戦6隻と戦艦2隻がいるからとは言え、戦艦は旧式、ろくなこともできませんからねぇ」
大和元帥「だから『第五艦隊第二戦隊』となっているのだがな。駆逐艦が護衛だが。さて、サヌヮットバー奇襲作戦『スナイパー』はゴルヒチン隊を先頭に行うそうだ」
三笠中将「我々は通商破壊ですね」
大和元帥「うむ。ここで敵に援軍が送られれば大変だからな。とりあえず、全潜水隊にここに戻るよう、伝えておいてくれ」
三笠中将「了解!」
第86話 終わり
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 20:00 -
第87話。闘将ドニゲッテルもこの戦闘では大活躍しています
第87話 荒野に潜む狙撃手
サヌヮットバー侵攻作戦「スナイパー作戦」はゴルヒチン部隊を主体とする作戦である
これはゴルヒチン隊が裏から侵入し、指揮官ピゴチックを狙撃、たいていの場合は指揮官が攻撃を喰らったということでその攻撃の方角に主力が向かうため、そこにQシュタイン主力部隊を侵攻させるのである
勿論、軍団の74式部隊もいる
ゴルヒチン大尉「開戦から9年、やっと我々が前線部隊となったぞ!」
ケーニヒポルシェ少尉「前に南方で戦ったのはブルーウェイ戦ぐらいですねぇ・・・」
ゴルヒチン大尉「しかも今回は指揮官を狙撃するんだぞ!」
ケーニヒポルシェ少尉「仮に死亡はせずとも、怪我をすれば部下が砲弾の飛んできたほうに向かうはず!」
ゴルヒチン大尉「そこを、我々と軍団が狙うわけだ」
ケーニヒポルシェ少尉「更にその反対からドニゲッテル少将殿の主力部隊が進撃、ここを占領すると言うことですね」
狙撃隊員A「今回は装脚戦車隊もいるぞ!」
狙撃隊員B「そうだな。しかし装脚戦車はでかい。一体どう使うんだ?」
ゴルヒチン大尉「雑談はそこまでだ。そろそろ作戦開始だからな。行くぞ!」
サヌヮットバー
ピゴチック少佐「ロレッメガからの援軍が来たか!」
Qトルック兵士A「はい。これであのときのような、敵からの狙撃は何とかなりそうです」
ピゴチック少佐「ああ。しかも今回は以前4回も大敗したQシュタインだ!どれほど弱体化しているか!」
このときには既に4部隊が集まっていた
数分後、ゴルヒチン隊が音もなく到着
ゴルヒチン大尉「よし、ここだ!」
ケーニヒポルシェ少尉「射撃用意!」
ウィーーーーーーーーーーーン!(オーストリアではない(おい))
ゴルヒチン大尉「撃て!」
ボゴン!(ゴルヒチン大尉の射撃)
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!(大尉に続く部下の射撃)
ピゴチック少佐「な、何だ!?」
少佐が驚いたのも無理もない。何十発もの砲弾が司令部に向かってきたのだ
一発が少佐に命中、部下に数発が命中。一発も撃つこともなく数両が撃破
ピゴチック少佐「敵だ!敵の狙撃兵だ!」
レコッバチ中尉「ピゴチック隊は敵狙撃兵を叩け!」
サヌヮットバー近郊
ドニゲッテル少将「敵は大混乱状態だろう、突撃!」
司令部
ピゴチック少佐「何!?今度は敵部隊が突進してくるだと!?」
ドン!ドン!ドン!
Qトルック兵士B「装脚戦車だーーーーーー!」
スラフワク少尉「なんてことだ・・・・・・」
見事に包囲されたQトルック軍。しかし・・・
ピゴチック少佐「かくなる上は一機打ち!私は狙撃隊長と一機打ちを仕掛けてくる!」
レコッバチ中尉「了解!我々が何とか、防衛します!」
ゴルヒチン大尉「何!?狙撃手が向かってくる!?さては一機打ちか!昔から自信はある、やってくれる!」
ケーニヒポルシェ少尉「一機打ちですか?それなら全員に打電して、ピゴチック少佐とゴルヒチン大尉が一機打ちをする事を知らせます」
ゴルヒチン大尉「分かった」
そして、ピゴチックVSゴルヒチンの戦いが繰り広げられた
ボゴン!ボゴン!
ゴルヒチン大尉「チッ!向こうのロングライフルの方が強力か!」
ピゴチック少佐「クソッ!さっきの狙撃で、若干耐久値が減った!」
ゴルヒチン、ピゴチックともに実力は互角、攻撃力はピゴチックが有利だが、ピゴチックはヘッツァー、ゴルヒチンはティーガーII(ポルシェ)。勿論ピゴチックは装甲は大して厚くない。更にピゴチックは先ほどの狙撃で軽傷を負っていたため、実はゴルヒチンのほうが有利だった
しかしピゴチックはゴルヒチンの「超ロングライフル改」よりも強力な「激ロングライフルDX」チョロ〜ン製の激ロングライフルを強化したものだ
ちなみに、Qシュタイン帝国ではロングバスターの中で、命中精度と威力が上がったものを「ロングライフル」と呼ぶ
しかし、もはやこれはロングライフルの射程を生かした狙撃ではない、接近しての砲撃戦だ。ゴルヒチンも同軸爆炎放射機(爆炎放射機の「T」タイプ(注:通常の爆炎放射器は「B」タイプ))を組み合わせて戦う。ピゴチックはリモコン機銃の代わりにつけた37mm速射砲で戦う(小さいくせに何故?!)
同じ頃、主力部隊
ユゴス少佐「ちっ!流石にここの防衛線は違うか!」
ドニゲッテル少将「何をやっておるのだ!突撃あるのみだ!」
猛将ドニゲッテルには後退の言葉はない。猪突猛進的な戦術を良く使う。そして部下がなかなか敵を倒せないと自ら戦いに出向く。それは第二次キュワール大戦のザンブニール戦や、本大戦でのバーミメアン戦でも良くわかる。短気な指揮官である。帝国の自由のために戦い、第二次キュワール大戦で散った時には「ドニゲッテル死すとも自由は死せず!」と叫んだほど(パクリ?)
また、T−35のクーデターの時も「帝国は今や非常に荒れている!プロトンの悪将校に弾圧され、尊敬する上官だったティーガーは島流し、果ては一般市民をQグリーン送りするとは!帝国国民には自由がない!政治家も殆ど限られた家系ではないか!」と言っていた
彼は同じ猪突猛進系のティーガー元帥を尊敬していた
ティーガー元帥は闘将と知られたタンクで、Qシュタイン皇帝のような防衛主義者の性格には合わず、同士討ち事件をきっかけに、彼の部下(ヤークトパンター少佐含む)及び戦友のポルシェ元帥とともに追放された
ユゴス少佐「隊長!軍団の援護です!」
ドニゲッテル少将「軍団と民間隊が向こうから・・・挟み撃ちだ!行けーーーー!」
実はドニゲッテル率いる第一師団は、スウィッグでBT−250の待ち伏せを喰らい、大損害を出したのである。結局のところ、地雷による台車の破損で行動不能になったBT−250は放棄された
ドニゲッテル少将「敵の要塞は大して強くない!突撃だーーーー!」
チハ大佐「行けーーー!Qシュタインとともに、トルックを挟撃するぞーーーー!」
ズガガガガガガガガガガガ!ボゴン!
サヌヮットバーは砲煙に包まれた
しかも二〇三高地的に損害を負っていたとQトルックは思い込んだ為たいした守備隊も置かなかった
実際、スウィッグではQシュタインは大損害を負った
しかし・・・
ボゴン!
四二式野砲が登場した
この野砲は野砲ながら高性能で、敷島がコンドラチェンコを撃破したときに装備していたほど
しかも照準性能も高く、コンドラチェンコの主砲ターレットリングをぶち抜いたほど
一方、狙撃手2台は・・・
ボゴン!
有利に見えたゴルヒチンは圧倒的に不利となった
ゴルヒチン大尉「畜生、ヘッツァーのくせに!」
ピゴチック少佐「尉官が佐官に勝てると思っているのか!」
ゴルヒチン大尉「階級で決め付けるな!Qシュタインは階級で差別するほどの国ではない!それに比べてQトルックは、このような卑怯な攻撃はするわ、一部のチョロQを弾圧するわ、果てはQタンクを見殺しにするほどだ!我々はその様な悪い貴様らを倒しにやってきたのだ!」
ボゴン!
ゴルヒチン大尉「クッ!やはり演説中に!」
ボゴン!ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガガ!
ゴオオオオオオオオオオオオオオ!
ピゴチック少佐(こちらは攻撃力で有利だが、防御力で劣る、現に今は・・・)
ゴルヒチン大尉「とどめだ!」
ピゴチック少佐「喰らえ!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーン!
結果はゴルヒチンの勝利だった
Qトルック兵士C「少佐殿!」
Qトルック将校「貴様!よくもやってくれたな!」
ゴルヒチン大尉「敵同士だからな。喰らえ!」
ボゴン!
そしてQトルック狙撃部隊は壊滅的打撃を負った
ピゴチック少佐は重傷を負い、狙撃隊員も殆どが戦死、もはや再起不能に近かった
主力部隊は・・・
スラフワク少尉「このままじゃ持たない!退却だ!」
陸軍3部隊は退却
しかし海軍はなおも散闘する
Qトルック海軍将校「クソッ!このままじゃやられる!」
Qトルック海軍兵士A「退却用意OKです!」
Qトルック海軍将校「・・・・・・分かった、退却だ!」
そして、サヌヮットバーを占領した
ドニゲッテル少将「これで、キュワール作戦第1段階は終了だな」
ゴルヒチン大尉「そうだな」
ドニゲッテル少将「ゴルヒチン君、君はキュワール作戦最終段階までたいした任務もないそうだな」
ゴルヒチン大尉「やはり狙撃隊は特殊だからなぁ・・・」
ドニゲッテル少将「ところで、なんか騒いでるぞ」
Qシュタイン兵士A「これは敵が使っていた建設機械ですよ!」
Qシュタイン兵士B「良くこんなものが残っていたものですね」
Qシュタイン兵士C「これは激ロングライフルDXです!」
ゴルヒチン大尉「さまざまな機械や武装が手に入ったな。橋頭堡は確保できた。後はアレフュだ。あの町を叩くには敷島だ」
ドニゲッテル少将「うむ。となると、列車隊だな。問題は民間の電車だ」
ゴルヒチン大尉「まあ、敷島は高速と攻撃力を兼ね備えた列車。トルックの列車なんぞすぐ撃破出来るな」
一方で、北の大地では、朽ち果てた軍艦が修理されていた・・・
第87話 終わり
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 20:04 -
第88話。前編では潜水艦隊の通商破壊が目立つ。Z59の艦長はこのときまでスウィッグだった。T−3070に移ったのはこの後
第88話 リゾニア海軍設立 前編
ピヨ軍港
阿賀野大尉「しかし、何故あんなところに朽ち果てた船が・・・」
大泊中尉「カルオスの国旗が船内に残ってました」
阿賀野大尉「つまり、旧カルオス帝国籍だったってことか・・・」
白瀬少尉「隊長、そういえば旧レイオガル、カルオス軍はデスゴッドに上陸して以来行方不明と・・・」
阿賀野大尉「もしや・・・」
大泊中尉「まさに彼らの残した『片身』でしょうね」
阿賀野大尉「レイオガル、カルオス主力部隊が今、いないんだからな」
白瀬少尉「しかしこれは陸軍艦隊だったそうです」
阿賀野大尉「そうか・・・本戦争は陸海空三軍を必要とする。今海軍がないのはリゾニアだけ・・・」
札幌兵曹長「となれば、これらの艦艇でリゾニア海軍を設立しましょう!」
阿賀野大尉「そうだな。まず、外装の修理を続けよう!」
明石工作兵(工作艦「明石」)「了解!」
三原工作兵「どれも錆びてますからねぇ」←三原:明石の同型艦。実際には建造されず
桃取工作兵「仕方ないだろ。もう4〜5年ほど放置されているんだからな」←桃取:三原と同じく建造されなかった明石の同型艦
関東工作兵「作業開始!」←関東:軍団所属の4隻の工作艦のうち、一番古い。しかし機械は新型化されている
数分後 作業完了
阿賀野大尉「これなら大丈夫だ。あとはアファノに回航するぞ!」
大泊中尉「そうですね」
これにより、北洋方面艦隊は久々の南下となった
阿賀野大尉「Qトルック沖が問題だな」
大泊中尉「奴らの制海権はもはや首都Qトルック近海のみですから、西側を通れば問題ないですね」
QQQQへの入港はせず(軍団開戦派の攻撃に遭う可能性があるため)、もはや占領下となったバーセックナールに入港、その後はザンブニール、グリシネ、グッドウェイと進み、やっとアファノに到着
アファノ軍港
ラクレル「港に見慣れない船が来てるな」
アファノ市民A「さっき聞いたけど、新しく建国されたリゾニア合衆国の軍艦だそうだ」
ラクレル「そうだったのか。なんで砕氷艦がこんなとこにくるんだと思った」
アファノ市民B「護衛に来た軍団の北洋艦隊らしい」
尼蒸「竣工次第GAとアファノの移民志願兵を集め、グッドウェイ沖で演習を行い、リゾニアに回航するそうだ」
ガンコルじいさん「またすごいことになりそうじゃな」
ミッケール市長「独裁帝国を倒すのは、軍団だと信じているぞ」
実はと言えばキュワールでは、独裁勢力である帝国陣営を、軍団が倒すかQQQQが倒すかで色々ともめている。遂にはゲープコッチのキャパ新聞記者が軍団の総司令部にやってきた
軍団総司令室
キャパ「帝国を倒すのは、松井元帥率いる軍団か、高杉元帥率いるQQQQか、どちらだと思いますか?」
松井元帥「無論、軍団だ」
キャパ「それは何故でしょうか?」
松井元帥「高杉のQQQQは、核と荷電粒子砲のダブルで攻めるが、それではキュワールに平和をもたらすことはできんだろう。荷電粒子砲についても問題があるからな。ピヨ王国戦で分かった通りか。一方我々は、1度限り、プロトンと合同でGA1号爆弾を投下したが、それ以外はそれらの兵器は一切使わない。せいぜい四二式気化炸裂弾と四四式誘導航空炸裂弾だ。まあ、そういったところでは我々の方が先にQトルックにたどり着くな」
Qトルック沖海中
伊−61「敵艦発見!」
伊−62「国籍確認!」
伊−64「国籍、Qトルック、艦種、輸送船!」
伊−61「狼軍戦法、用意!」
第五潜水隊はQトルックの輸送船団を捉えた。近くの第六潜水隊と組んで撃沈にかかる
護衛艦艇は新型の駆逐艦と確認された。気泡囮魚雷を放つ
海上 駆逐艦Z67甲板
Qトルック海軍兵士A「敵潜、移動開始!」
Z67艦長「対潜魚雷、撃て!」
パシューーーーー!
海中
伊−62「敵対潜魚雷、囮魚雷の方に向かいました!」
伊−61「よし、誘導魚雷装填!」
ガチャン!
伊−61「テーーーーーーーーーーッ!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーー!
海上 駆逐艦Z67甲板
Qトルック海軍兵士B「魚雷です!輸送船95に向かっていきます!」
シューーーーーーーーーーーー!(魚雷音)
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーン!
95番輸送船は魚雷を喰らい、爆沈
ボゴーーーーーーーーン!
Qトルック海軍兵士C「輸送船87、沈没!」
ボゴーーーーーーーーン!
Qトルック海軍兵士D「輸送船48、沈没!」
Z67艦長「何!?先ほどの敵潜はなんだったんだ!」
海中
伊−73「敵輸送船、今まで35隻が沈没!」
伊−70「よし!次弾装填!」
ガチャン!
伊−70「テーーーーーーッ!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーーーー!
海上 駆逐艦Z67甲板
ボゴーーーーーーーーン!
Z67艦長「何てことだ!無数の誘導魚雷が!」
Qトルック海軍兵士A「今までで輸送船がもう58隻も沈んでいます!」
Qトルック海軍兵士E「Z75に魚雷接近!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーン!
Qトルック海軍兵士F「Z75、被弾!大破!」
Z75は、最新鋭の技術を誇る対潜駆逐艦であった
Z67艦長(なんてことだ・・・我が艦よりも新しい対潜駆逐艦のZ75が、潜水艦の攻撃で大破するとは・・・)
Z67通信兵「Z75より入電『我が艦は船団を離脱、先にアレフュ軍港を目指す』とのことです!」
Z67艦長「わかった。Z77とZ80を護衛に付けろ」
既に輸送船は10隻だった
トルックハーバー軍港はやっと復帰、現在はドック内で新型戦艦が建造中である
Z67を旗艦とする第8水雷戦隊はティーバー提督の指揮下にある
このとき、Q−37船団を護衛しつつアレフュを目指していたが、突如軍団潜水隊の雷撃を受けた。これによりZ75を皮切りに、Z90、Z68が大破、これにZ77、Z80、Z84、Z105などが護衛に付いた為、駆逐艦10隻が戦線を離脱していた。第8水雷戦隊は駆逐艦総数40隻だが、内半数はティーバー提督の乗艦「グラーフ・ツェッペリン」とともにアファノ軍港にいるため20隻。結果、現在は10隻の駆逐艦しかいない
Z67通信兵「Z59スウィッグより入電!『敵潜水隊の音響探知』!」
Z67艦長「やはりいたか!音響の方角は!?」
Z67通信兵「後方から追跡して来ます!」
Z67艦長「対潜魚雷、後方に撃て!」
パシューーーーー!
ボゴーーーーン!
Z67魚雷手「命中!轟沈でしょう!」
海中
伊−61「何かに敵魚雷が命中したようだ。全艦無事か!?」
ゴオオオオオオオ・・・ボゴーーーーーーーン!(岩が決壊する音)
伊−62「岩に命中したようです。隠れていて良かったですね」
第五潜水隊は第六潜水隊と別れ、第8水雷戦隊、Q−37船団を追尾していた。が、艦隊に近づいていった為、このままでは気付かれると判断し、岩に隠れた
海上 駆逐艦Z67甲板
Z67魚雷手「もうすぐ、アレフュですね」
Z67艦長「100隻以上あった船団が、十分の一に減ってしまった・・・」
アレフュ軍港
Z67艦長「よし、何とか、重要物資の乗った船はたどり着いたな」
Z67通信兵「Z75、Z90、Z68は現在修理中です」
Z67魚雷手「トルック提督にはどう連絡しましょう?」
Z67艦長「潜水艦の大群の奇襲に遭い、対潜攻撃も空しく輸送船が90隻沈没、駆逐艦3隻が大破と伝えておけ」
第88話 続く
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 20:08 -
第88話後編。旗艦リゾニアはモンタナ級の戦艦
第88話 リゾニア海軍設立 後編
アファノ軍港
阿賀野大尉「南方の曲を聞くのは、久し振りだな」
大泊中尉「ブルーウェイ突入戦以来ですねぇ・・・」
白瀬少尉「プロトンから連絡が入りました!ザンブニールでリゾニア軍用の戦艦及び巡洋艦が建造中とのことです!」
阿賀野大尉「そうか。それなら大丈夫だ。先ほど、GAでも駆逐艦を建造開始したらしい」
そして数日後
明石工作兵「完成!」
阿賀野大尉「立派な駆逐艦だ。DDL(リゾニアのL)1というコードネームにしよう。リゾニアに寄港次第、艦名を募集させよう!」
数日後、デスゴッド沖で発見された駆逐艦25隻と輸送船50隻は、無事修理され、かつてのようになっていた
阿賀野大尉「よし、リゾニア海軍入隊の募集も、やっと定数になったな。第一次リゾニア派遣軍、出航!」
この第一次リゾニア派遣軍は、駆逐艦30隻(内五隻はGAで竣工された最新武装式の防空駆逐艦)、輸送船50隻の艦隊である。それを北洋艦隊が護衛するといったものだ
たいした支障もなくグッドウェイに到着
阿賀野大尉「よし、ここからだな。我が艦隊との合同演習だ」
専用の標的艦に魚雷を撃つ
リゾニア兵士A「魚雷発射!」
パシューーーーーー!
ボゴーーーーン!
阿賀野大尉「訓練、うまくいっているようですな」
大和元帥「うむ。グッドウェイに来たかいがあったものだ」←大和元帥は訓練を見る為に来た
すると・・・
リゾニア兵士B「あ、あれは敵艦だ!」
リゾニア兵士C「さっきの演習のようにやるんだ!」
大和元帥「敵艦接近か・・・いきなり実戦とはな。雪風、磯風、手本を見せてやれ」
雪風少将\
>「了解!」
磯風中佐/
2隻が戦艦部隊に近づく
それはトルック艦隊だった
偶然にもポケット戦艦「トルックランド」「アドミラル=グラフ=シュペー(以下シュペー)」が接近していた
さらに護衛にBTS級と駆逐艦
リゾニア兵士A「2隻が突進していくぞ!行くぞーーー!」
30隻の駆逐艦は、雪風、磯風に先導されて、無数の艦隊に挑んだ
ティーバー艦隊
ティーバー元帥「ま、まずいぞ!駆逐艦が32隻も!」
パシュシュシュシュシュシュシュシューーーーー!
ボゴーーーーーン!
BTSがまた1隻沈む
更にZ175、Z98、Z181が続々と沈む
シュペー艦長「何てことだ・・・喰らえ!」
ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーーン!
シュペー艦長「やった!命中だ!あの2隻以外はたいしたこと無いな!」
雪風少将「1隻大破!雪雲、護衛を頼む!」
雪雲大尉「了解!」
駆逐艦が1隻落伍すると、すぐに支援に向かう。軍団はこちらの損害を軽くして、敵の損害を増やすのである
ボゴーーーン!
シュペー艦長「何!?駆逐艦が増えた?!まずい、せめて戦艦だけでも後退させるぞ!」
磯風中佐「敵戦艦2隻、後退!」
雪風少将「相手は小型とは言え戦艦だ。深追いは禁物だ。残った艦を狙え!」
パシュシュシュシュシュシューーーーー!
結果は大勝利であった
リゾニア海軍第一水雷戦隊は、駆逐艦10隻、輸送船20隻、旧式戦艦5隻を撃沈した
支援に向かった軍団も、駆逐艦15隻、輸送船25隻、旧式戦艦7隻を撃沈した
阿賀野大尉「演習完了!いい演習になったな」
大和元帥「阿賀野、あとはザンブニールでプロトン製の艦と合流するのか」
阿賀野大尉「はい。これでまた、大和元帥とははぐれますね」
大和元帥「もしかしたら、もう会えないのかもしれない。相手は独裁帝国、どんな手でくるかが分からん」
阿賀野大尉「終戦後、出会えればいいですね」
大和元帥「うむ」
雪風少将「指令、ザンブニールまで彼らの直援をしていいですか?」
大和元帥「分かった。ザンブニールまで護衛を頼む」
雪風少将「ありがとうございます」
大和元帥「彼らはリゾニアに行くのだからな。南方の我々に会うのは、キュワール作戦の最終段階までお預けになるからな」
そして、駆逐艦八隻の思わぬ護衛を受け、リゾニア第一水雷戦隊は北上した
ザンブニール
雪風少将「リゾニアの諸君!ここで我々とはお別れになる!演習とグッドウェイ沖の戦闘を思い出し、実戦でも活躍してくれたまえ!健闘を祈る!」
リゾニアの兵士たちは、ここまで護衛をしてくれた八隻の駆逐艦に砲塔を振りながら、艦に乗って去っていった
数日後
大和元帥「そうか。リゾニア軍に喜んでもらえたか」
雪風少将「はい。最終段階にもなると、大変ですからねぇ」
大和元帥「これで、本戦争も最終段階だ!」
三笠中将「そうですね。あとすこしで、このキュワールも平和ですか・・・」
大和元帥「最終作戦時にはZ旗を揚げる予定だ」
リゾニア合衆国
ロドスシルト少佐「本日、リゾニア合衆国海軍が設立され、各国より部隊が給与された。我がプロトン王国からは、モンタナ級戦艦3隻、アイオワ級戦艦5隻、重巡15隻、軽巡20隻、駆逐艦5隻を給与、グリシネからは駆逐艦25隻、GAからは駆逐艦5隻、輸送船20隻、アファノからは輸送船10隻が給与された。なお、リゾニア海軍はキュワール作戦に参戦する物とする。以上!」
プロトン王国代表として、ロドスシルト少佐がリゾニア海軍設立の報をわずかな一般市民に伝えた
その後、彼はチョロ〜ンの最前線へ向かい、チョロ〜ン包囲戦を開始した・・・
第88話 終わり
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 20:10 -
第89話。たまたま思い浮かんだ話の内のひとつ。Me262が攻撃機化してます
第89話 ゲトラスペシャル号の悲劇
ゲトラスペシャル級航空戦闘客船。戦闘能力と空母の能力、更に豪華客船の能力の3つを兼ね備えた最強の豪華客船である
クロイツナッハ、GTスペシャル、テレメゴール等、同型艦も続々生産されている
この日は、ニャキー〜グリシネ〜グッドウェイ〜アファノ〜GAと行く長距離航路である
ニャキータウン
ざわざわざわざわ
この長距離便には、各レーサーや政府要人が乗り込んでいた
ノラヒカ「遂に長距離便か」
ケーニヒ「そうだな。後数分で出航だ」
そして・・・
出航。汽笛を鳴らし、ゲープコッチから離れていく
グリシネまでは連合の制海権下、安全な旅だった
グリシネではQシュタイン帝国の指揮官、ケーブコンビ少将とその部下が乗り込んだ
ケーニヒ「よし、ここまでは安全だ。ここからグッドウェイ〜アファノ航路はすごい危険だな」
ノラヒカ「しかし、燃料の問題で、ここを経由するしかない」
ノルキア「これは大変だなぁ・・・」
ヘリコスト「もうすぐ、出航時刻ですな」
ラルフ「・・・・・・・・・・」←KGP中殆ど無言のラルフ・・・
数分後
ケーニヒ「出航!」
ブーーーー!ブーーーー!(汽笛。船の汽笛といえばこの音)
グッドウェイまでは帰還中だった軍団の水雷戦隊と行動した
そして、悲劇はグッドウェイ出航後に訪れた・・・
Qトルック帝国パトラファック沖
ジリリリリリリリリリリリ!
ケーニヒ「なんだね!?」
ノラヒカ「右舷方向、敵機来襲!」
ケーニヒ「何ィ!?」
ブオオオオオオオオオ!
ズガガガガガガガガガガガ!
ケーニヒ「総員、戦闘配置ーーー!」
乗員は皆各砲塔へ向かった
ノラヒカ「遂に、この艦の戦闘性能が明らかになるな」
ケーニヒ「しかし、相手は航空機編隊・・・」
シュティーゲ「もしかしたら〜この艦は〜沈むかもしれない〜」
ケーニヒ「音痴かつ縁起が悪い、止めろ」
シュティーゲ「・・・・・・・」
ノラヒカ「とにかく、何とかして戦わねば」
ノルキア「乗員はどうしますか?」
ケーニヒ「装甲の固い下の部屋に急ぐよう伝えて置け!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴン!
豪華客船も戦闘体勢に入ると航空戦艦のごとく姿となる
すぐに戦闘機が出撃、迎撃体勢に入る
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
Bf109「集中砲火だ!敵機は固いぞ!」
しかし、無数の艦爆、艦攻に、艦隊直援機くらいの数のBf109では、歯が立たなかった
ズガガガガガガガガ!
ボン!
ケーブコンビ少将「まずいな・・・」
Qシュタイン兵士A「隊長、もしかしたら・・・」
ケーブコンビ少将「今はそれは言えない」
ボゴーーーーーン!
ゲトラスペシャル乗員A「艦尾プール区画、被弾!内部客室に浸水!」
ケーニヒ「何!?プールを収容しなかったのか!?」
ゲトラスペシャル乗員B「超強力な徹甲爆弾です!甲板を突き抜けた模様!」
艦内
わーーーー!(乗客の叫び声)
リーニ「くそっ!浸水しやがった!」
ガイガス「おのれーーーーー!」
しかしまだプールの水が漏れただけなら大丈夫であった。すぐにプールの水は止められた。が・・・
Me262T(雷撃仕様)「客船なら舷側はもろいはず!魚雷でも喰らえ!」
パシューーーーーー!
ボゴオオオオオオン!
ゲトラスペシャル乗員C「さ、左舷に魚雷命中!」
ケーニヒ「まずい!このまま立て続けに魚雷を喰らったら・・・」
ボゴオオオオン!
ゲトラスペシャル乗員D「更に左舷に二発魚雷命中!」
ボゴオオオオオオオオオン!
ゲトラスペシャル乗員E「左舷魚雷、五発命中!」
ノルキア「ま、まずい!左舷が炎上大破!」
ゲトラスペシャル乗員F「浸水発生!」
遂にゲトラスペシャルは炎に包まれた
ケーニヒ「甲板に行っても焼ける、このまま艦橋に居座っても沈む・・・キュワール最大の豪華客船も、ここまでか・・・」
艦内
リーニ「やっと上部に上がれた・・・って甲板が燃えている!」
ニャーッキ「もはやこの船は危ない。今はそれしか言えない」
ガイガス「おのれQトルック!」
バラート「まさか罪も無き一般市民を狙うとは!」
オーストリ「ケーベルト様あああああぁぁぁぁぁぁ!」
リーニ(オーストリうるさい・・・)
艦橋
ケーニヒ「・・・我が艦は沈む可能性が高い。かくなる上は総員退艦だ・・・」
ラルフ「・・・・・まさかこの船が・・・」
ノルキア「・・・・・ケーニヒさん、頼みます」
ノラヒカ「畜生!!途中まで善戦していたというのに!!」
もはや未だ積極的なのはノラヒカのみだった
艦内
アニア過激派「アニア様あああああぁぁぁぁぁぁ!」
ガイガス「過激派うるさい!」
バラート「やばいぜやばいぜ、やばすぎだぜ!」
リーニ「やばいどころか・・・死にそうだな」
艦橋
ノラヒカ「ケーニヒ、こうなれば決死の防空戦闘あるのみだ!」
ケーニヒ「ノラヒカ!防空戦闘をしたとしても・・・」
ノラヒカ「1機も落とせずに沈むことより、何十機も落として沈んだほうが、後の為になる!」
ケーニヒ「・・・やはり、ノラヒカはそうでなくてはな。よし、対空戦闘、集中砲火で撃て!」
ボゴン!ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガガ!
ケーブコンビ少将「飛行甲板が炎上しているな・・・」
Qシュタイン兵士B「何とかしなくてはいけませんね」
防空戦闘は続いた
しかし、遂に甲板が水に浸かる
ケーニヒ「やはり沈むのか・・・」
その時!
シュゴオオオオオオオオオオオオオ!
ノラヒカ「右舷方向、友軍機編隊!見慣れない機体だ!日の丸がかかれている!」
ケーニヒ「軍団か!やはりやってくれたか!」
チハ大佐(通信)「やはり、かなり遅れてしまったようだ」
ケーニヒ「いや、なんとか間に合ったぞ」
チハ大佐(通信)「それは良かった。海軍の機動部隊の発進が出遅れて、丸裸になっちまったようだ。敵制海権下だからなぁ・・・」
このときゲトラスペシャル上空にやってきたのは、新型局地戦闘機「焔電」。秋水、橘花と続くQシュタイン機改良型で、He162の改良だ。更に1機のみ、新型戦爆機「轟雷」が到着。これはGo229(Ho229)の改良だ
更に一式陸攻が局戦桜花を乗せて到着
焔電「喰らえ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーン!
轟雷「こんな奴ら、雑魚同然だ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
ボゴーーーーーーーーン!
桜花「今回は初の対艦上機戦だ。背後に回りこんで・・・発射!」
ボゴン!
ボゴーーーーーン!
桜花「やはり一発で撃墜できると爽快だな」
そして数分後、アレフュ艦隊飛行隊は壊滅的打撃を受け、撤退した
轟雷「各機、帰還!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオ!
そして軍団飛行隊も退却していった
数分後・・・
工作艦「三原」がゲトラスペシャルの修理に当たった。工作艦隊はまだパトラファック港にいたのである
そして駆逐艦数隻が護衛に付いた
数日後、アファノに無事到着
リーニ「一時はどうなることかと思った」
ガイガス「全く。Qトルックも酷い帝国だ」
アイズ「でも、生きてアファノにたどり着いて、良かったな」
フォレスト「さて秘書、すぐにスロットカージオラマ大会に急ぐぞ!」
秘書「はいはい!」
フォレスト「はいは一回でいいだろ!」
ミゼット「どちらにしろ出展したのは秘書さんの作品ですがね」
秘書「フォレストさんの作品は予選落ちでしたからねぇ」
フォレスト「何だと!?」
門番「ああ、怒らないで下さい!」
部下チョロQ「それにしても、フォレスト砲持って来れば良かったですね」
秘書「そうですね。あの対空榴弾は強力ですからねぇ。レトルトカレー1000個分の激辛カレーを消費しますが。まあ、激辛カレーなんて誰も食べないですがねぇ」
フォレスト「何だと!?俺が食っているだろうが!」
ブオオオオーーーン!
秘書「タービン点火!」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオ!
フォレスト「こら!逃げるな!ウルトラタービン点火!」
ボゴーーーーーーーーン!
市民A「なんだなんだ!」
フォレスト「畜生!暴発しやがった!」
同じ頃・・・
ラーテ「T−3070はどうした?」
ナフォギック元帥「陸軍の私に言われましても・・・と見せかけて知ってますよ。現在北上中です。グリシネ目掛けて進んでおります」
ラーテ「すぐにT−3071の建造準備にかかれ!」
第89話 終わり
引用なし
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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich041091.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 20:14 -
第90話。敷島の同型編成は非常に多い。ちなみにトルック側のコードネームは「Type41」なぜか四一式しかしたいていの場合「SHIKISHIMA」。まるで零戦である
第90話 突入せよ!アレフュ大要塞 前編
重装甲列車「敷島」
ボルナソス大佐「ゴルヒチン、ドニゲッテルの連合攻撃もうまくいったことだ。そろそろ敷島も出撃の時だ」
ピクールガ中佐「はい。しかし、全て名前に島がついている+たくさんあるので『八十島』『五百島』とか言われてます」
ボルナソス大佐「しかもその名前が敷島型の新型に使われているからなぁ」
ピクールガ中佐「そうですね。今回は『敷島』作戦ですね」
ボルナソス大佐「シンプルな名前だ。個人的には気に入っているぞ」
ピクールガ中佐「ただ、現在アレフュは城塞都市。内部を無数の市内鉄道が走っているとは言え、突入後にトーチカにやられてしまってはおしまいですねぇ」
ボルナソス大佐「敷島は機動力を重視しているから、装甲もさほど厚くない。戦艦部隊の集中砲火に遭えばやられるからな」
ピクールガ中佐「そこまで耐えられる装甲を持っていて100km出せるのがすごいですが」
ボルナソス大佐「さて、今回も夜間作戦だ。夜間に備えて休んでおくぞ」
夕方
ボルナソス大佐「そろそろ出るぞ」
ピクールガ中佐「ここからアレフュまでは遠いですからねぇ」
ボルナソス大佐「目的地まで全速前進!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!(エンジン音)
鉄道都市アレフュ・ハバパル。ここは既に無数の部隊が集まっている。更に警備用の軌道車以外にも、BT−500という最新型の装甲列車もいる
また、対敷島用に無数の砲台が配置されている。もはや城塞都市である
アレフュ・ハバパル
ストイコ中将(第2軍。アレフュ守備隊(第201中隊)長。車種:セモベンテM42L)「何!?敵装甲列車隊が出撃!?」
ビラガド軍曹(第2軍所属。第257連隊長。車種:ヤークトパンター)「はい。敵列車はかの『SHIKISHIMA』です」
ストイコ中将「・・・・・鉢巻アンテナの奴か!」
ラデバッガ大尉(第1軍第187連隊長。車種:ティーガーI後期型)「我が陸軍の攻勢が留まっているのはあいつのせいです!」
スラフワク少尉(第3軍第337中隊長。車種:グリーレH)「いままでグッドウェイ諸島及びパトラファックで陸軍部隊及び海軍陸戦隊を苦しめております!」
ストイコ中将「そうか!せっかくの鉄道都市だ!ここで敷島を潰してくれる!敵は幾つだ!?」
レコッバチ中尉(第2軍225中隊長。車種:ソミュアS35。Qトルック将校唯一のフランス戦車)「はっ!30〜40編成であります!」
ストイコ中将「何!?単体じゃないのか?!」
ラデバッガ大尉「はい。上層部によれば、今まで先頭部に『敷島』と書かれた編成以外に、『八島』『霧島』『厳島』『松島』などとかかれた編成を確認したそうで。また、Qシュタイン帝国本土では『沖ノ鳥島』とかかれた編成を目撃したという説が!」
ストイコ中将「まあいい!BT−500にかかればすぐに炎上する!すぐに列車隊を戦闘態勢に!各対列車砲台砲撃用意!総員戦闘配置!」
南ハバパル駅
ゴオオオオオオオオオ!
Qトルック市民A「何だ?!」
Qトルック市民B「敵部隊が現れたらしい。どうやら噂の鉢巻アンテナの列車だそうだ」
アレフュ近辺
ガランタン大尉(敷島副列車長。車種:IV号戦車F2型(SCCQのはF1型))「隊長!AHは大要塞です!無数のトーチカが乱立しています!」←AH:アレフュ・ハバパルの略
ボルナソス大佐「それくらい分かっている!全砲台、一斉射撃!全速前進!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
一方、その敷島列車隊の反対側からは・・・
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
チリ元帥「よし!そのまま突入だ!」
高島、三島隊が向かっていた
更に・・・
チハ大佐「突撃ーーーー!損害は気にするな!」
ボン!ボン!ボン!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
セブルーガ中尉(Qシュタイン帝国陸軍第5軍司令官。車種:センチュリオンMk3)「列車隊の命運は我が軍にかかっている!」
軍団主力部隊、帝国第5軍及びヴァドゥッカ隊が要塞を陥落させようと必死に戦闘中。中にはプロトンのM4装脚車のライセンス生産「四五式装脚軽戦車」も使われていた
ズガガガガガガガガガガガ!ボゴン!
Qトルック軍司令部
レコッバチ中尉「敵は包囲にかかった模様です。しかし西からの主力と思われる列車隊と北からの別働隊と思われる列車隊以外は全て突破は出来ていない模様です」
ストイコ中将「敷島の機動力を持ってすれば突破は可能だろう。しかし、タンクは遅い。それが弱点だ。勿論それは我々も同じ。タンクが突破不能ならば補給部隊はたどり着けない。だとすれば我が要塞の集中砲火と新兵器BT−500で玉砕だ」
スラフワク少尉「陸戦隊が敷島を止めに突撃していきます!」
ストイコ中将「ちょうどいい、敷島の弾を使わせるチャンスだ」
アレフュ大要塞 西方
ズガガガガガガガガガガガガ!ボゴン!ボゴン!
チハ大佐「行けーーーー!」
ボゴーーーーン!
九五式大尉「1両、被弾しました!」
チハ大佐「1両なら大丈夫だ!突撃!」
ボゴン!ボゴン!
ガルダイヴァス隊長「突撃!我が中隊の威力を見せてやれ!」
チハ大佐「四五式が続々と突撃していくな」
九五式大尉「走破性はかなりの物です」
チハ大佐「三七式もだがな。三四式が現在最速か」
ボン!ボン!
ズガガガガガガガガガガガガガ!
続いてドニゲッテル少将指揮下の第一軍が到着。さらにQタンク軍まで到着した
ドニゲッテル少将「敵要塞は弱体化している!そのまま突っ込めーーー!突破だーーーー!」
そして、北西方面を担当していた連合主力部隊は突破に成功した。更にリピーレド元帥指揮下のプロトン第一軍、ロドスシルト少佐指揮下のプロトン第三軍が西方から要塞攻略に向かっていた
Qトルック軍司令部
ビラガド軍曹「北西方面が壊滅!敵軍が突入してきました!」
ストイコ中将「まだ北西部だけだ!直ちにBT−250を北西部に派遣!敵軍を撃破せよ!我が要塞は不落の要塞だ!」
スラフワク少尉「敵軍、西方より更に接近!プロトンです!」
アレフュ西方要塞
ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガ!
リピーレド元帥「行けーーー!要塞を突破しろーーー!」
ドン!ドン!ドン!(M4装脚車の音)
ロドスシルト少佐「友軍のためにこの要塞は落とさねばならんぞ!」
パシューーーーーーーー!
ボゴーーーーーーン!
ミーンテース隊長「味方装甲列車『グレテイーバ』到着!」
ヴェーレック(おそらく佐官クラス)「喰らえーーーーー!」
ボンボン!
ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガ!
グレテイーバはかつてQトルック戦争で使われた兵器で、当時の『単車重武装』型の装甲列車だ。前弩級戦艦のように副砲がどかどかとついている
ノマヴィート(こいつも佐官クラスと思われる)「よし!そろそろ敵要塞も潰れるぞ!」
アレフュ南方要塞
ボゴン!
ティーガー元帥「リピーレドの第一軍は突破は目前のようだ!我がティーガー部隊こと第五軍の力を見せてやる!」
ティーガー元帥の第五軍、ミッセワーシャ少将の第二軍、ボアン大尉指揮下のニビリア第一軍、レラッフティ曹長指揮下のグリシネ第一軍が南方攻略軍。戦力は一見多そうだが陸戦隊クラスのニビリアやタンクの装甲が薄めのグリシネ軍はたいした戦力でもない
Qトルック将校「突撃ーーー!」
ミッセワーシャ少将「敵軍が突撃してきたぞ!」
ティーガー元帥「こっちも突撃だーーー!」
ボン!
ズガガガガガガガガガガガガ!
一方、敷島は・・・
ボルナソス大佐「北西突破隊は成功したようだ。西軍、南軍も突破は目前らしい。問題は北軍だ。QトルックにQタンクが押されている」
レイザー大尉「では、支援ですね」
ボルナソス大佐「いや、どうやらQタンクも新型装甲列車を配備したそうだ」
レイザー大尉「そうだったのですか」
南ハバパル駅
市民A「急げ!早く町から避難しろ!砲弾にやられるぞ!」
市民B「早く電車に乗れ!」
駅員A「押さないで下さい!まだ次があります!」
第90話 続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich041091.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 20:16 -
第90話後編。大型ロボについては巨大モノではあまりないエピソードを。何で巨大モノの被害者は語られないんだろう・・・ってことで
第90話 突入せよ!アレフュ大要塞 後編
市内
チハ大佐「突撃ーーー!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ!
ドンドンドンドンドンドンドン!(表現しづらい装脚戦車音)
ボン!
ズガガガガガガガガガガガガガ!
セブルーガ中尉「行けーーー!敷島と合流するぞーーー!」
南ハバパル駅
トルック過激派A「もう来やがったぞ!」←トルック過激派:要するに右翼
トルック過激派B「畜生!」
駅員A「市民の皆さんは避難してください」
Qトルック将校「もう間に合わん!速く発車させろ!」
駅員B「まだ多数の市民が・・・」
Qトルック将校「仕方ないだろうが!」
プシューーーーーーー!(ブレーキを解除する音)
ガタガタン、ガタガタン(走り出す音)
ガタン、ガタン、ガタン、ガタン
ウィーーーーーーーーーーーーーン!(モーター音(VVVF?))
南ハバパル駅長「早くしろ!次の列車だ!」
キーーーーーーーーーー!(ブレーキ音)
駅員A「押さないで下さい!」
市民C「すし詰め覚悟だ!」
続々と市民避難列車が走っていく。南ハバパル駅はともかく、中央部で車庫も有るハバパル中央駅は大混乱であった
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ
駅員C「アレフュ市民の皆さん!敵軍が突入してきました!早急に電車に乗り込んでください!」
ハバパル中央駅長「急がんとやられるぞ!」
市民D「急げーーー!」
トルック過激派C「ラーテ総統閣下バンザーーイ!」
トルック過激派D「叫んでいる暇はないぞ!」
司令部
ストイコ中将「市民避難は続いているようだな」
スラフワク少尉「大変です!まだ市民50台が残っています!『非国民どもが!我々は決して軍国主義者どもに屈さんぞ!』と叫んでいます!」
ストイコ中将「さては頭のいかれた右翼組織どもだな。無理をしてでも避難させろ」←右翼組織:自分達が軍国主義者であることに気付かない超右翼のこと。革命赤軍とかみたいな物。関係ないが日本ではもはや死語に近い軍国主義だが、中国では未だ健在である。やはり中国には未だに「日本=軍国主義者の集まり」と言う考えを改めない人がいるようだ
レコッバチ中尉「了解!」
ビラガド軍曹「市民はその50台及び駅員以外は全員避難しました!」
ストイコ中将「良し!後は残った鉄道要員を避難させろ!ここに残るのは軍人(?)のみだ!」
アレフュ要塞北部
Qタンク元帥「うーむ。やはり押されているか」
ディラット「行くぞーーーー!」
ゴオオオオオオオオオオ!
Qタンク元帥「あれは!新兵器か!」
ボンボンボンボンボンボンボンボンボン!
ボゴーーーーーン!
Qタンク列車兵「列車隊、到着!」
Qタンク陸軍第1軍の支援に回ったのはQシュタイン帝国軍の「敷島」の影響で作られた250型装甲列車。5つの特殊部隊とともにQタンクの切り札である
そしてアレフュ北部要塞突破に成功
するとBT−500及びコンドラチェンコが出撃。敷島の方に向かっていく
既にあたりにはタンクの残骸や脱線した列車の姿が多数目撃された
ガランタン大尉「右方向、敵の列車があります!」
ボルナソス大佐「民間車両だ。攻撃はするな。横の線路を使って追い越せ」
ゴオオオオオオオ!
市民A「あれが敷島か!」
市民B「なんて列車だ!」
市民C「装甲列車より速いはずの民間列車を追い越しやがった!」
ゴオオオオオオオ!
ガランタン大尉「隊長!前方、コンドラチェンコを捕捉!」
ボルナソス大佐「照準をコンドラチェンコに定めよ!一斉射撃だ!」
ゴオオオオオオ!
ルラット大佐「破壊目標発見!主砲、撃て!」
ヴォーーーン!
ボゴーーン!
ガランタン大尉「うわーーー!」
ボルナソス大佐「大丈夫か!」
ガランタン大尉「持ちこたえています!」
ボルナソス大佐「敵は巡洋艦級、こちらは駆逐艦級の主砲しか持っていないからな。これが海戦だったら轟沈だぞ。運良く至近弾ですんだが」
レイザー大尉「障害物ありません!一斉射撃OKです!」
ボルナソス大佐「一斉射撃、撃てーーーーー!」
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!
ボゴーーーーン!
ルラット大佐「うわーーー!」
コンドラチェンコはそのまま線路から外れていった
レイザー大尉「敵重装甲列車、脱線!」
ボルナソス大佐「よし!ここもすぐに占領できるぞ!」
ガランタン大尉「前方、敵列車発見!未確認だ!」
ラナサヴィット少将「ボルナソスめ!コンドラチェンコ3編成の借りを、このBT−500で返してくれよう!」
ボルナソス大佐「加速して右方向砲戦に移れ!」
新兵器BT−500と敷島の砲戦が始まった
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!
ボゴーーーーーン!
ガランタン大尉「また被弾しました!」
ボルナソス大佐「やはり強いぞ!」
しかし、ポイントがあり、BT−500の線路の横に更に線路が通っていた
ボルナソス大佐「ガランタン!八島に打電!『ポイントを切り替えてBT−500の右に移れ!』!」
重装甲列車 八島
トポリ伍長(八島副列車長兼通信手)「列車長!敷島より入電!『ポイントを切り替えてBT−500の右に移れ!』!」
ピクールガ中佐「分かった。すぐに転轍機を右に切り替えろ!」
ガチャン!
ガチャン!
ドロワル上等兵「完了しました!」
ピクールガ中佐「良し!そのまま曲がったら、敷島を追い越せ!」
ゴオオオオオオオオオオオオオ!
ガタガタガタガタガタガタ(ポイントを曲がる音)
ピクールガ中佐「よし!そのままBT−500に並び、砲撃開始!」
ボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボンボン!
ボゴーーーーーーーーーン!
BT−500車内
Qトルック列車兵A「被弾しました!敵列車2編成に挟み撃ちされています!」
ラナサヴィット少将「何!?」
Qトルック列車兵B「線路が3本に分かれたため、挟撃されたようです!」
ボゴーーーーーーーーーーーン!
ラナサヴィット少将「やられたぞ!脱出!」
Qトルック陸軍の誇るトルック列車隊はこの戦闘で壊滅した
重装甲列車 敷島
ボルナソス大佐「よし!これで列車隊は壊滅か!」
レイザー大尉「残るは守備隊ですね」
ガランタン大尉「津島より入電!『敵陸上部隊掃討中。列車隊撃破次第援護に回って欲しい』!」
重装甲列車 津島
ドナウメタル少佐(津島列車長)「敵守備隊は多いぞ!早くしないと爆撃される!」
ケーブ准尉(津島副列車長兼通信手)「先ほど敷島に打電しました。すぐ支援がくるはずです!」
ポツダメ兵長(津島操縦手)「先ほどの入電では列車隊を撃破したとのことですので、支援は確実です!」
重装甲列車 霧島
コピック中佐「なんて数の守備隊だ!要塞突破でも苦戦したのに、このままでは弾薬が尽きる!」
マグス中佐「敷島、八島がすぐ支援にくるはずと津島より入電!」
ブスラウ曹長(霧島操縦手)「右方線路に敵警備車両!」
コピック中佐「9cm砲で撃破しろ!」
このとき列車隊は二編成ずつに分かれて行動していた
敷島、八島隊は敵警備列車隊の撃破、それ以外はすべて地上部隊の掃討及び要塞の撃破が任務だった
重装甲列車 長島
ザウラーズ大佐(長島列車長)「こちら長島、地上部隊全て掃討、霧島隊の方向に移る!」
エカンプ上級大尉(長島副列車長兼通信手)「ちょうど津島より支援要請が来ていた所です!」
スホーイ大尉(長島操縦手。車種はスホーイに引っ掛けてSU−152)「全速前進!目標ハバパル中央部!」
重装甲列車 淡路島
スコダ大尉(淡路島副列車長兼通信手。車種:スコダ35(t))「長島、全速前進、目標ハバパル中央部!」
チョロンネル中佐(淡路島列車長)「分かった。すぐにこっちも全速で向かうぞ!」
西ハバパル駅
ゴトンゴトン、ゴトンゴトン・・・
駅員D「あれで全部ですね」
駅員E「作業車で撤収するぞ!」
ハバパル司令部
ストイコ中将「・・・何てことだ!BT−500がやられるとは!」
スラフワク少尉「敷島の前にはいかなる列車も無力ですか・・・」
ビラガド軍曹「なんとしてでも止めなくては!ここから先は小規模な町ばかり!トルック湾と首都以外の防衛拠点がどこに有る!」
ストイコ中将「よし!あのイオゼトアールを出せ!日も昇ってきたことだ!」
シュゴオオオオオオオオオオオオ!
イオゼトアールは基地に近づいていく
そして巨大ロボットとなった
Qタンク元帥「でかいぞ!踏み潰されるな!」
チハ大佐「なんてでかい装脚機械だ!」
ビルを蹂躙しつつ(おい)敷島へ迫るロボット。残っていた過激派が負傷する(おい)
ボルナソス大佐「なんて残虐なロボットだ!まさに独裁国家の象徴!」
その時・・・
ブオオオオオオオオオオオオオオオ!
箭風「飛行隊到着!何だあれは!」←箭風:Do335プファイルを改造した新型戦闘機
震電「巨大ロボットか・・・よし!噴進砲を持った機体はあれの脚部を攻撃しろ!」
パシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーー!
ボゴーーーーーーン!
地上
チハ改少将「突撃ーーー!火炎放射で奴の脚部を潰せーーー!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ボゴーーーーーーン!
チハ改少将「待避ーーーー!」
大形ロボはそのまま倒れた
そして守備隊は敷島列車隊により壊滅した
司令部
ストイコ中将「大形ロボが航空攻撃で?!」
レコッバチ中尉「早く逃げましょう!」
ストイコ中将「やむをえんな。退却!」
日本戦車軍団広報
アレフュ・ハバパル陷落!敵本土の八割を占領!
Qシュタイン、プロトン、ニビリア、グリシネ、軍團の連合軍が、アレフュ・ハバパルを奇襲、敷島列車隊をはじめとする裝甲列車の活躍によりこれを占領。これにより敵本土の八割を占領した
飛行隊については夜間の爲機數は最初は少なかったが、夜明けとともに新型戰鬪機隊により、突如現れた巨大裝脚機械を撃破した。なお、市民は全員が避難したらしく、敷島が避難列車を目撃した
兵器紹介 重裝甲列車敷島型
Qシュタイン帝國の誇る重裝甲列車。日本戰車軍團の設計で、最高時速は百km、裝甲も非常に厚い。今まで二度の對重裝甲列車戰を勝ち拔いた。現在三十編成以上の同型編成が有る
ドニゲッテル少将「これで敵も分散しての守備に当たるしかなくなったな」
ユゴス少佐「まだあの核兵器が残っているというのが問題ですね」
ドニゲッテル少将「何でも、軍団海軍の水雷戦隊がこれを追跡中らしい」
ユゴス少佐「それなら、すぐに何とかできそうですね」
第90話 終わり
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich041091.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 20:19 -
第91話。ちなみにスウィッグ大尉はビッグウェイ沖で浮上したT−3070に移乗、Z59を後にした・・・。夕潮型はQトルック沖海戦で多数参戦
第91話 核潜水艦捕獲作戦
T−3070は、洋上補給を受けつつ、Qシュタインに向かいつつあった
艦内
スウィッグ大尉「まさか初の主要任務が特攻とはな・・・」
艦長であるスウィッグ大尉は、それまで自分の名を持つ駆逐艦Z59の艦長だった。しかしラーテの命令により、T−3070の艦長に命じられたのである
このT−3070、最初は護身用魚雷を装備していたが、ラーテの突貫工事命令により外され、今や武装も無く、原子力潜水艦以上の音響をたてつつ、いつ沈むか分かった物ではなかった。最初は脱出した後に爆破装置を作動させ自沈させるハズだったが、もはやこの状況では特攻も同然である
スウィッグ大尉「ところで、現在の場所は?」
電探手「マジノライン島沖です」
スウィッグ大尉「そうか。護衛潜水艦隊から離れてもう何日たったのだろうか・・・」
操縦手「全く分かりません。いずれにせよ、我々は死地に赴くのです」
スウィッグ大尉「・・・・・そうだな・・・」
スウィッグはラーテ総統が嫌いだった。根っからの海軍系であった彼は、ラーテのような孤立者がよく国家元首になれたものだと思っていた。それでも新造艦Z59に乗り込み戦っていた。初陣は船団護衛で、初の作戦参加はデスゴッド沖海戦。スウィッグ級唯一の残存艦の艦長となっていた。この海戦で同型艦のロレッメガとカダは沈んでいた
僚艦を失ったスウィッグはその後も単独で任務を続けた。後に僚艦としてZ76などの新型艦が配備され、10隻の水雷戦隊の指揮官になっていた
指揮官兼艦長はQトルックではよくあるものであった
しかし遂にラーテを嫌っていたことがバレたため、特攻艦T−3070に転属させられたのである
かつて潜水艦の艦長を一度したことがあるスウィッグといえど、特攻艦というのはあまりにも空しかった。デスゴッド戦以来の主要任務だった
スウィッグ大尉(出来れば、どこかで敵に捕まりたい物だ)
操縦手「現在グリシネ沖です」
スウィッグ大尉「もうグリシネ沖か・・・それにしても遅い」
一方、グッドウェイ島では・・・
大和元帥「そうか。特攻艦がマジノライン沖に出現か」
武蔵元帥「攻撃しますか?」
大和元帥「いや、攻撃はしない。何せ相手は特攻艦、どんな爆弾を積んでいるか、分かったもんじゃないぞ」
島風少将「では、我々はどうすれば?」
大和元帥「その敵艦を探して、見つけたら追跡してくれ」
島風少将「了解!」
第1水雷戦隊の第2駆逐艦隊隊長島風少将は、軍団一の速度を誇る駆逐艦だ
なんと40Qktを記録した駆逐艦である。これを越えるのは伊−1501潜のみである
いかなる敵艦も追いつけないためヒットアンドアウェイ戦法を用いて、多くの敵艦を撃沈した
今まで船団攻撃などを行っていたが、遂に主力水雷戦隊の駆逐隊旗艦となったのである
大和元帥「島風、攻撃はするな。追跡だけだぞ」
島風少将「了解!」
島風の指揮下には、新型の駆逐艦「雪雲」を初め、10数隻ほどの駆逐艦がいる。第1水雷戦隊第1駆逐隊の駆逐艦10隻と比べれば多いものである
矢矧少将「では、我々はこれより哨戒任務に入ります」
大和元帥「うむ。頼んだぞ」
同じ頃、軍団総司令部
松井元帥「遂に最終段階か・・・」
チリ元帥「オイ元帥の第2師団も攻撃に加わって欲しいですね」
松井元帥「うむ。オイ元帥に直ちにアレフュに集合せよと打っておいたが、潜輸といえどそんなに速くないからな。最終攻勢はもうすぐだな」
潜輸とは、潜水輸送艦のことであり、魚雷を装備しているが、一部は木製艦である
伊−361〜伊−374の大形艦、波−101〜波−112までの小型艦、そして最新型木製艦の波−200型30隻が竣工している
一応通常の輸送船よりは速く、水上で18Qkt出る。それでも遅いが
チリ元帥「ところで新型潜水艦には艦名が付くそうですが」
松井元帥「『夕潮』『望潮』か。一応、伊号潜としているが、とりあえず番号以外にも付けてみたぞ」
リゾニア艦隊
リゾニア海軍は最終段階のため戦艦「リゾニア」を旗艦とする機動部隊を南下させ、Qトルック近海まで進めていた
司令長官はリゾニア出身者唯一の海軍軍人(?)「ザスレイク中将」である
レイオガル出身で、元々陸軍の兵士だった。国境戦で生き残り、彼は2両の僚車を従えていたが、生き残ったのは彼ら3両だけだった。彼は新設の海軍に転属し、機動部隊の提督となった
ザスレイク中将「現在の場所は?」
リゾニア海軍兵士「ニビリア沖です」
ザスレイク中将「よし、そのままニビリアに寄港せよ」
国境
ルノー少佐「・・・・・・師匠・・・・」
ルノー少佐は元国境に来ていた。オンドゥ大佐やドドルハ軍曹といったさまざまな将校が両軍の間に散っていった
この戦いにより、ルノー少佐指揮下のカルオス守備隊はオンドゥ大佐指揮下のレイオガル守備隊を打ち破ったが、カルオス軍も大打撃を受けていた。ルノー少佐も大怪我を負った
ルノー少佐「・・・・このような悲惨な戦いは、これ以上起こしたくない物だ・・・」
カゾフ兵長「私が統合案を作ったのは、そのためです。ところで、出撃準備は完了しそうですよ」
ルノー少佐「・・・・・・そろそろ出撃か。今、陸軍を指揮していくのは、俺しかいないからな。基地に戻るか」
レインボーシティ
ウィル「何!?ブラックシティ軍が武装蜂起!?」
部下A「はい。イエロータウンに突入したそうです!」
ウィル「守備隊はどうなっている!?」
部下B「何とか、散闘中です」
ウィル「直ちにQタンク部隊を送り込め!」
遂にブラックシティ軍が武装蜂起。Qカラー内戦が勃発した。これにより移動中の軍団第2師団はレインボーシティに寄港、掃討戦を開始した
潜水艦 T−3070
スウィッグ大尉「そろそろグリシネ沖か」
電探手「はい。やっとここまでこれましたね」
スウィッグ大尉「そうだな」
電探手「大変です!後方より敵艦!」
スウィッグ大尉「何?!追いつかれたか!」
海上
大淀中将「ここだ!」
島風少将「急げーーー!」
大淀は潜水艦隊に指示を出す軽巡洋艦で、このときは新型潜水艦『夕潮』『望潮』に、T−3070の追跡を命令した
夕潮、望潮は海中速度の方が海上速度より速い新型の潜水艦である。涙滴型と呼ばれる形状だ
現在同型艦として『瀬戸潮』『沖潮』『灘潮』『浜潮』が建造中である
これらは正式には伊−2000型だが、4桁にもなると複雑になる為(伊−1501もだが)、「潮」を最後につける艦名となった
また、少し前にQトルック軍潜水艦「U−511」を鹵獲、呂−500と名付けられた
更に第1潜水隊の伊−9、伊−10が呂−500の護衛に回っていたため、大淀の近くには5隻の潜水艦がいた
伊−9「こちら九号、敵潜水艦は撃沈せずに拿捕せよ」
夕潮「こちら夕潮、了解」
T−3070艦内
スウィッグ大尉「よし、逃げるぞ。Qシュタイン沖まで!」
航海手「降伏しないのですか?」
スウィッグ大尉「それがラーテの野郎に知られたら、大変だろうが!せめてQシュタイン沖で降伏する!」
海上
大淀中将「敵はまだ逃げるか・・・」
雪風少将「魚雷は持っていないようです」
大淀中将「よし、脅かしてやれ」
ドボーーン!(爆雷発射音)
T−3070艦内
ボーーーン!
スウィッグ大尉「撃ってきたか・・・」
電探手「潜水艦も迫っているようです」
スウィッグ大尉「Qシュタインまで持ちこたえろ!」
Qシュタイン沖
スウィッグ大尉「よし、そろそろ浮上する。爆弾を作動させると見せかけて、白旗を揚げろ!」
ザバーーーーーーーーーーーー!
雪雲大尉「敵艦、浮上しました!」
大淀中将「どうなるかわからんぞ!潜水艦隊は包囲せよ!」
雪風少将「白旗揚がりました!」
大淀中将「よし、すぐに司令部に打電『敵核潜水艦ハ降伏』!」
こうして、T−3070は拿捕された
Qトルック司令部
ラーテ「そうか、Qシュタイン沖で消息不明か・・・」
ナフォギック元帥「おそらく、作戦を成功させた模様です」
ラーテ「うむ。ということはQシュタインは崩壊したな」
イオゼト中将「大変です!潜水艦工場が爆撃されました!」
ラーテ「何!?」
実は軍団の別働隊だった
第五艦隊唯一の正規空母「笠置」を初め、多数の空母、水上機母艦、はたまた潜水艦までもがQトルック帝国の誇る潜水艦基地を奇襲したのである
ブオオオオオオオ!
晴嵐「よし!目標はあれだ!新型四五式誘導爆弾、投下ーーーー!」
パシューーーーーーーーーーー!
シュゴオオオオオオオオオオオオオ!
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
流星改「もう一発、喰らえーーーー!」
ヒューーーーーーーーーーーーー!
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ボゴーーーーーーーーーーーーーン!
潜水艦基地は壊滅、建造中のT−3071もドック内で大破した
ラーテ「ムムムムムムムムムムムムムムムム!」
イオゼト中将「更に、T−3070の攻撃を受けたにもかかわらず、Qシュタインは健在なのです。ということはT−3070は撃沈されたか、はたまた拿捕されたか・・・」
ラーテ「畜生!軍団め!」
イオゼト中将「しかし閣下にはアレがありますよ、アレ」
ラーテ「そうだな。T−3070はダメだったが、あいつこそは最高傑作だぞ!フハハハハハハハハハハハ!」
軍団司令部
松井元帥「まずいな・・・Qカラー内戦が勃発するとは・・・」
チリ元帥「これでは攻撃は夏頃になりそうですなぁ・・・」
松井元帥「開戦十周年の日にでも、攻撃を開始するか」
チリ元帥「そうなりそうですね・・・」
グッドウェイ港
島風少将「作戦成功の記念として、新型潜水艦『夕潮』『望潮』及び、鹵獲した潜水艦『呂−500』を護送してまいりました」
大和元帥「そうか。ちょうど竣工したての潜水艦と鹵獲したての潜水艦か。潜水艦基地奇襲隊も作戦を成功させたらしい。さて、第七艦隊は、Qカラー沖へと向かってもらった。まあ、問題が発生したのでな」
雪風少将「内戦ですか・・・」
大和元帥「ところで、瀬戸潮、沖潮はどうなっている?」
雪風少将「両艦とも、竣工目前のようです!」
大和元帥「わかった。キュワール作戦開始も、近いな」
遂にT−3070を鹵獲、Qシュタインは救われた。しかし、Qトルックにはいまだ脅威は残っている・・・
第91話 終わり
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/1 21:13 -
第76話(中盤まで。高杉さん作)。タイトルは適当に改造
第76話 ブラック、ストマニカ襲撃
高杉元帥「チョローンの過激派がわが軍に宣戦布告してから、何度も攻撃を加えているにもかかわらず、全滅できんのだ。だがこのまま放っておく分けにも行かん。高橋!」
高橋元帥「なんだ!又説教か!」
高杉元帥「バカかお前は!いいか、今度はニ帝国攻撃だ。あんな小国、二つまとめてフッ飛ばしてしまえ!しかもどうやらあのライン元帥をスパイが助けたと言う事実もある。」
高橋元帥「なんだと!それは一大事じゃないか!」
高杉元帥「しかもあいつらめ、Qシュタインが実戦投入しようとしたあのディーヴァ・ツヴァイを再開発、
奴らが使おうとしている。あのときはQタローとかいうシャーマン達が潰したらしいが、あの工場はダイバーンより強固な、ガーディアンが配備されてるの聞いた。何とかしないとまじでやばいゾ!」
高橋元帥「おい、おまえなんでそんなに詳しいんだよ!」
高杉元帥「歴史を調べてみたんだよ。ほかの戦争については分からなかったが、どうやらアドバンス大戦と言う戦争でQシュタインがゲール・クリーク・ヴァイナ―の三国を相手に戦争を仕掛け、わけがわからない形で戦争が終わったらしい。高田!」
高田大将(KV−2重戦車)「は!」
高杉元帥「最近過激派が暴動を起こそうと、武器を集めているらしい。早急に叩け!お前の高速機動隊ならなんとかなるだろう!場所はノースポートだ!急げ!」
高田大将「は!お任せを!」
QQQQ将校A「た、大変だ!すぐに親方に知らせないと!」
そしてノースポート第1軍港
QQQQ将校A「大変です!高杉が!高田が!高橋が!」
クラウド大佐(重戦車マウス)「なにい!我々をたおすだと!ふざけやがって!返り討ちだ!」
QQQQ将校A「われわれもそうしたいのですが、なにせこっちは3000強。向こうは7万2千ですぞ!」
クラウド少佐「ならば、戦えるだけ戦って、むりになったらニ帝国へ脱出する!そこで追ってきた正規軍と最終決戦を真正面から挑む!勝てないまでも、死ぬまで戦うんだ!これが俺達の意地だ!」
一同「おう!」
そして
QQQQ将校B「きた、きたぞー!正規軍だ!間違いない!」
クラウド大佐「よしやるぞ!反乱軍の意地を見せてやる!」
一同「おおおーーーーーーーーーーーーーー!」
こうして国内最大の紛争、過激派3000VS正規軍72000の戦い、ノースポートの乱が勃発した。
高岡中将(T−35)「うてうて!うちまくれー!」
どだだだだだだだ!
ズガガガガガガガガガ!
ボン!ボカン!
霧島中佐(ビッグトロール:反乱軍)「敵機撃墜!」おいおい!スターフォックス64じゃないぞ!
川田少尉(BT戦車:反乱軍)「ぐわあ!やられた!後は任せた!ごわあ!」
そして三時間後
霧島中佐「大佐、ここはひくしかないですよ!」
クラウド大佐「くそっ!撤退だ!チョローン大陸に逃げる!」
霧島中佐「こういうときに軍艦をチョローンからチャ−ターしといてよかった。ここからにげられますよ!」
クラウド大佐「よし!にげるぞ!」
高田大将「逃がしたか。まあいい。つぎに高橋元帥と合流して一気に攻める。」
クラウドポリス 軍総司令部
高杉元帥「逃がしたか。まあ、勝てたからよしとしよう。次ぎは一人も生かすなよ。高田、高橋」
高橋・高田「おう!」
高杉元帥「高橋!」
高橋元帥「わかっている。いよいよやるんだろ!」
高杉元帥「ああ。今度のやつらは、過激派と組んでいるから、まとめてふっとばせ!所詮過激派は1500強。帝国と組んでも、10万にも満たん!高田!」
高田大将「は!」
高杉元帥「今回の作戦が成功すれば、元帥に上げてやろう!我々は総司令部にいるので、お前らに指揮を下すのは間違いないだろうがな。ハハハハ」
高田大将「いえ、昇格してもらえるだけで光栄です。この高田陸軍大将、命に代えてもこの役目果たします!」
高杉元帥「たのんだぞ!」
高田大将「は!」
QQQQは、この戦いに総力を結集するらしい。荷電粒子砲を装備した戦艦、「対馬」も出撃させた。
薩摩大将「いよいよだな。」
長州元帥「ああ。」
土佐元帥「ついにやるのか。」
対馬将軍「絶対に勝たなきゃならないな。」
イソロク中将「久しぶりに暴れる事ができる。思う存分、大暴れしてやる!」
シン中佐「とにかく勝つぞ!」
イソロク中将\
長州元帥\
土佐元帥 >おう!
薩摩大将/
対馬将軍/
アナウンス「A−307、長州元帥に積載。すぐに用意して下さい」
長州元帥「じゃあ、行ってくるよ。」
総司令部
高橋元帥「準備は順調だな。行くぞ高田」
高田大将「はい。」
シュイ―ン
シュイ―ン
ノースポート戦闘準備第一軍港
長州元帥「OKだ!いつでもでれるぞ!」
土佐元帥「こちら土佐元帥。いつでもでれる。」
薩摩大将「薩摩大将だ!準備完了!」
高橋元帥「出発だ!」
ノースポート第一軍港
長州元帥「いくぞ!」
一同「おう!」
高橋元帥「出撃開始!」
こうして、高橋元帥率いる連合艦隊が出撃した。
はたして、かてるのか!
QQQQ艦隊
戦艦部隊
防空戦艦 長洲
超弩級戦艦 土佐
護衛戦艦 薩摩
航空戦艦 江戸
粒子砲戦艦 対馬
護衛艦艇数十隻
空母機動部隊
原子力空母 蔵元
原子力空母 四条
原子力空母 富山
護衛艦艇数十隻
ちなみに艦種は勝手に設定。ちなみに軍団はこれらの艦艇以上の能力を誇る
大和元帥「高杉の好きにはさせんぞ」
武蔵元帥「戦艦の数だけでもQトルックを恐怖に陥れましたからね」
信濃元帥「しかしそれが災いして給料問題が・・・」
大和元帥「それは禁句だ。グリシネの軍部につながっているからな」
松井元帥「まあ、高杉はすぐ昇進させるからな」
大和元帥「そういえばめったなことがないと昇進しないよな」
松井元帥「最近あったことだと比叡中将がウルタンク沖海戦後に大将に昇進したことと、第1水雷戦隊の矢矧以下9隻がブルーウェイ突入戦後2階級特進したことだな」
雪風中将「あと、陸軍ではチハ改准将が少将に昇進したこと、外交長官のチト大将が元帥になったことですね」
ついでに、軍団が撃沈したQトルックの艦艇
戦艦
トルック(ビスマルクII級)
ビスマルクII(ビスマルクII級)
空母
グッドウェイ(グッドウェイ級)
巡洋艦
サヌヮットバー(ケーニヒスベルグ級)
バーミメアン(ニュールンベルグ級)
駆逐艦
Z57ロレッメガ(Z57級)
Z58カダ(Z57級)
Z61(Z60級)
Z62(Z60級)
Z63(Z60級)
Z64(Z60級)
Z70(Z60級)
Z71(Z60級)
Z73(Z60級)
Z74(Z60級)
Z81(Z75級)
Z83(Z75級)
潜水艦
U653(VIIC級)
U876(IXD級)
U987(VIIC級)
U1508(XXV級)
U1075(XV級)
U999(VIII級)
U970(VIIC級)
U1300(X級)
U210(VIIC級)
その他多数
潜水艦だけが異常に多い・・・
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/9 13:34 -
連合国側
アメリカ
ブラジル
インド
東ロシア連邦
北朝鮮
韓国
中国
チリ
アルゼンチン
オーストラリア
コロンビア
イラン
同盟国側
ドイツ
イタリア
イギリス
ポルトガル
スペイン
西ロシア連邦
フランス
イラク
中立
日本
松井元帥「↑が何か分かるかな?」
チリ元帥「これは高杉軍曰く、第三次世界大戦の陣営です!」
松井元帥「そのとおりだ。俺なりにはこうだと思う」
連合国側
アメリカ
ブラジル
インド
東ロシア連邦
韓国
チリ
アルゼンチン
オーストラリア
コロンビア
イラン
イギリス
フランス
日本
同盟国側
ドイツ
イタリア
ポルトガル
スペイン
西ロシア連邦
中国
イラク
北朝鮮
チリ元帥「いったいどういう意味ですか?」
松井元帥「まず、イギリスは連合軍だろう。何せ大戦中はアメリカと同盟してたからな。VTOL機ハリヤーもイギリスで作られたものをベースにアメリカで作ったという」
チリ元帥「では、日仏については?」
松井元帥「フランスはドイツとは長らく対立しているからな。戦車の保存ですらライバル同士だ。だからフランスは連合軍、ドイツは枢軸軍なんだ。日本は中立なんてありえんぞ。アメリカの同盟国だからな。憲法がどうだとか高杉は言っとったが、もはやこのご時勢、世界大戦なんぞ勃発すれば、日本は連合軍決定だ。北朝鮮はいうまでもなく、日米とは激しく(?)対立している。それに、ソ連系だからな。中国もだ。去年の亜細亜杯(あえて和訳)での騒動で分かるだろう、日本を侮辱していると。あと、思うに、ロシアはこの設定だとウラルかどこかで分断されていると思う。ヨーロッパ側の西露が親独化し、ネオナチか何かがクーデターを起こしたと思われるドイツとの同盟に反対したシベリア側が独立、更にクーデターを起こしたスペイン、ポルトガルの独裁政権とともにドイツが米英などに宣戦布告、同じころに中朝が日本側に宣戦布告したのがこれだと思う。イラクが枢軸なのは民間がクーデターでもしたんだろう。イタリアもまたクーデターだろうな。独伊同盟だと思う」
チリ元帥「高杉はあのオランダを忘れているようですね」
松井元帥「日本が太平洋で宣戦布告したのは米英だけではない。蘭豪(オランダとオーストラリア)も含まれるぞ」
チリ元帥「そういえばポートモレスビーは当時オーストラリア領でしたね」
松井元帥「いまはパプアニューギニアとして独立しているがな」
チハ大佐「とすれば、日本は陸海空より米軍を支援するといった感じでしょうね」
松井元帥「関係ないが、もしや空母とかも出るかも知れん」
チハ大佐「そういえばそうかもしれませんね。新世紀のゼロファイターなんて・・・」
松井元帥「だったら敵側のコードネームはZEROだろうな。ちなみに、これは第61話として高杉が出したものに入っていた。ちなみに公式では第61話は『ウルタンク、プロトン上陸!』だ。グリーンさんが『クラシスが暴れまわるのはバチェリット近郊の草原』という設定で圧勝部隊第2話を書いたため、それにあわせるべく書いたものだ。軍国主義者のビサンノーブルと軍部の対立は激しいものだったのだろう」
チリ元帥「SCQの中では力作ですね」
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/1/30 15:52 -
最近書き込みがありませんが、SCQの現状を書きます
現在書いている第92話はチョロ〜ン攻略戦です。高杉軍が同士討ちされる可能性があります
リゾニア海軍がチョロ〜ン艦隊と戦います。プロトン軍はチョロ〜ンと互角の戦闘をします
ついでに、SCQの現時点の戦線
連合軍の現状
プロトン王国
バンダス少佐指揮下の第7軍でチョロ〜ンを攻略中。しかし苦戦中に付き、ロドスシルト少佐の第1軍を支援に向かわせた
ニビリア共和国
艦隊をグッドウェイ島に派遣、Qトルックとの最終決戦の準備
Qタンク王国
主力部隊をQトルック本土に派遣。艦隊はグッドウェイ島に到着
Qシュタイン帝国
陸海空ほぼ全戦力をQトルック本土に派遣。最終決戦の準備
グリシネ国
ほぼ全戦力をQトルック本土に派遣。艦隊も配備
日本戦車軍団
一部の艦隊及び部隊をQカラーへ派遣。残りはQトルック本土及びウルタンク本土
KGV3国(クリーク王国、ゲール共和国、ヴァイナー連邦)
ほぼ全戦力をQトルック本土へ派遣。7台のタンク達も同様
リゾニア合衆国
チョロ〜ン艦隊出撃にあわせ艦隊を出撃
帝国同盟軍の現状
Qグリーン帝国
海軍の強化中。核攻撃に備えてObiect279の部隊を大量配備
ウルタンク帝国
各軍の強化中。バスタンク奪回作戦の準備
チョロ〜ン帝国
プロトンと交戦中。要塞で防衛
Qトルック帝国
新兵器の試験中。新兵器は超重爆及び超弩級航空戦艦
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/2/18 16:59 -
第92話。最初は潜水艦が活躍
第92話 チョロ〜ン陥落 陸戦編
軍団司令部
松井元帥「ほう。Qカラー内戦なおも激戦続く、か・・・」
チリ元帥「本格的にやばいですねぇ・・・」
Qカラーでは激しい戦いになっていた
そこで、雷鳥を旗艦とする第6艦隊を派遣した
実は日本戦車軍団海軍は設立時とは全く違う艦隊になっていた
戦艦を中心にした三笠中将の第5艦隊、空母、戦艦を両立させた長門元帥の第8艦隊、そして偵察、奇襲担当の潜水艦隊といった、さまざまな戦力がある
松井元帥「ところで、例の砲撃潜水艦は竣工したか」
チリ元帥「はい。海軍部から、先ほど完成とのこと」
最新型砲撃潜水艦「伊−507(ロー○ライとは無関係(共通点は番号と砲撃潜水艦であることのみ))」。伊−500型をベースに、砲撃艦としたものである
主砲は25.4cm連装砲、その他にも62cm魚雷、25mm機銃などを搭載している
排水量は伊−400型と同じである
この艦は砲撃潜水艦だが、核工場や飛行場を叩くだけのものではなく、超弩級戦艦もしくは超弩級空母を撃沈するための必殺兵器である。同型艦「伊−50
8」「伊−509」も建造中である
さて、チョロ〜ンだが、高杉軍の猛攻もあり、チョロ〜ンは遂に首都とバックトゥデーク空港の2つしかなくなった
しかもそこもビスカイト中将指揮下の第2軍の撤退後も、バンダス少佐指揮下の第7軍が侵攻していた
バンダス少佐「この戦いに勝利すればチョロ〜ンは陥落だ!突撃ーーーー!」
ボゴン!
ズガガガガガガガガガガガガガ!
現在バンダス少佐はバックトゥデークに侵攻、スクッデ元帥、ドーガボ大将の部隊と戦闘していた
スクッデ元帥「何としてでもこの空港を死守するぞ!」
ボゴン!
ボゴン!
ボゴーーーーーーン!
しかし、バックトゥデークには大要塞が建造されていた。100型、150型、そして170型装甲列車といったさまざまな装甲列車を用いたが、ほとんど
やられてしまった
バンダス少佐「何!?今まで不敗を誇った装甲列車隊が?!」
プロトン兵士A「はい。壊滅です」
バンダス少佐はほとんど実戦経験のない指揮官である
ロドスシルト少佐と同期で、CQ暦200年、各国陸軍強化にあわせて入隊、CQ暦204年に大尉にまで上がる。その後ビサンノーブル事件(詳細は第61
話前編を)で少佐に昇進した
が、その後ロドスシルトは5年後の第二次キュワール大戦で大活躍するも、バンダスはハスカラザで捕らえられていた。その後レイザーシュタット揚陸戦で
指揮下のタンクのほとんどを失った
そして第三次キュワール大戦中に起こったさまざまな戦争においても銃後でのゲリラ鎮圧に借り出された。第四次キュワール大戦でも同じだった
が、第五次キュワール大戦。ついにウルタンク帝国がプロトン本土に上陸。第7軍指揮官になったバンダスは散闘。しかし指揮下のタンクはほとんど撃破。
もっぱら民兵の如く活躍したクラシス少年が第3軍第7連隊を撃破したため逆転に成功したも同然であった
だが、いろいろと幸運な指揮官である
以前のプロトン本土戦においても、クラシス少年がうまい具合に逆転した。プロトン国王は彼を最前線部隊に任命したのはこういうところからである
が、実力はそれほどではなかった。バックトゥデーク大要塞は難攻不落だった
同じころ、キョウビーチャ
ロドスシルト少佐「何?!第7軍は苦戦中!?」
プロトン兵士B「はい。要塞相手に膠着状態です!」
ロドスシルト少佐「そういえばあいつ実戦経験がほとんどないんだった・・・よし、われわれは即座に反転、敵基地を攻撃する!」
ロドスシルト少佐の第1軍は、いつも最前線部隊であり、常に活躍していた。同期のバンダスが本土にいたのとは大違いである
同じころ、チョロ〜ン軍港
ユーノス中将(車種:M36自走砲(外見だけパンターそっくりの戦車))「何!?精鋭部隊が反転して迫ってくるだと!?」
ユーノス中将のチョロ〜ン艦隊はチョロ〜ン戦線後、ひそかに訓練されていたものである。軍艦すらなかったチョロ〜ンのため、訓練は苦難だった
が、それでも訓練は続いた。そして再び陸上に現れた。シュパシュアのドックでひそかに生産されていた戦艦チョロ〜ンを始め、さまざまな新鋭艦が続く艦隊が完成した
が、それでも実戦は皆無。ユーノス艦隊はいつも軍港だった
しかし、精鋭部隊の反転に伴い、ついに出撃。艦砲射撃でプロトン軍を叩くという物だった
同じころ、リゾニア合衆国
ザスレイク中将(車種:Strv.122)「しかし、わが艦隊もグッドウェイ沖での戦闘以外には全く実戦がないな」
リゾニア兵士「そういえばそうですね。むしろ主力の戦艦は全く戦闘に参加しておりません」
リゾニア通信兵「諜報部より連絡!チョロ〜ン艦隊が出撃しました!」
ザスレイク中将「期待通りだ!直ちに艦隊は出撃せよ!」
リゾニア艦隊、出撃
戦力は戦艦「リゾニア」「レイオガル」「カルオス」「ルノー」、重巡「チャーフィー」「ナルドニック」「バチェリット」「ファイヤー・フライ」「グリーン・マグナム」、軽巡20隻、駆逐艦50隻である
一方、日本戦車軍団の潜水艦隊が、QQQQ沖を哨戒していた。戦力は「夕潮」「望潮」「瀬戸潮」「沖潮」「灘潮」「浜潮」である
浜潮「隊長!前方海上に巨艦が見えます!」
夕潮「それは土佐型だ。QQQQの戦艦だな」
瀬戸潮「ということは味方ですね」
しかし、QQQQは夕潮型を知らなかった
海上
土佐元帥「隊長。近くを謎の潜水艦がうろついています。かなり速いです!」
江戸将軍「ドルフィンスターかマッドスペシャルじゃないのか?」
長洲元帥「いえ、音からすれば全く違う艦です」
江戸将軍「敵だな。撃沈しろ!」
薩摩大将「対潜魚雷、撃てーーーー!」
パシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーーーー!
ボゴーーーーーーーーーーーン!
対馬将軍「やったぞ!」
海中
夕潮「間一髪だったな」
灘潮「友軍を攻撃するとは・・・」
夕潮「報復だ。誘導魚雷、撃てーーー!」
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーーーー!
海上
江戸将軍「ぎょ、魚雷接近!」
対馬将軍「畜生!気づかれた!」
長洲元帥「(おかしい、今のは命中のはず・・・)回避ーーーー!」
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
海中
夕潮「やったぞ!」
この雷撃により、対馬、長洲が大破、土佐、江戸が中破、薩摩が小破、その他護衛艦の内8隻が沈没した
どの艦も損傷しており、そのまま寄港するしかなかった
浜潮「我が日本戦車軍団を甘く見るな!どうせあいつら、Qトルックにでもやられるんだ!」
夕潮「われわれの軍機の隠密度はすばらしいな!はっはっはっはっは」
軍団司令部
ホニ大佐「総帥!夕潮から入電!『QQQQ艦隊の戦艦5隻、駆逐艦50隻の艦隊を発見!駆逐艦8隻を撃沈し戦艦5隻に損傷を与える』とのことです!」
松井元帥「高杉め。また何かしでかしたな」
ホニ大佐「報告によれば、向こうが対潜魚雷を撃ったとのことで」
松井元帥「だろうな。敵国の新型艦と思うだろう。まあ、これで非核作戦に続く対高杉報復作戦はなんとかなりそうだ。高柳君も不幸だな。あんな国の元首で」
ホニ大佐「高柳殿はそれでもわれわれへの信頼を失わないのがいいところですよ」
松井元帥「そうだな。仮に終戦したとしても、国に何かをあげても、軍、特に陸軍にはほとんどやらん、それでいい」
第92話 続く
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/2/18 17:00 -
第92話。マケイルさんの小説のプロトンは残酷・・・
第92話 チョロ〜ン陥落 海戦編
同じころ、チョロ〜ン沖
ユーノス中将「敵部隊だ!攻撃!」
ボゴン!ボゴン!
ユーノス艦隊、プロトン陸上部隊を攻撃
バックトゥデーク近郊
ボゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
ロドスシルト少佐「きょ、巨砲だ!沖合いに敵戦艦がいるぞ!」
第1軍、大打撃受ける
同じころ、リゾニア艦隊
ザスレイク中将「む!あれは・・・戦艦だ!」
リゾニア通信兵「あれはビーチャ級ですね・・・」
ザスレイク中将「あの新型戦艦か・・・」
リゾニア通信兵「横のはビットレイク級です」
ビットレイク。これもプロトンの大虐殺が行われた街である
無実な一般市民をグレードブラスターで襲ったのである。火災で虐殺したトルック戦線よりも残虐である。こんな国を許すはずもない
が、帰国できなくなったティーガー元帥らを受け入れたため、軍団からの攻撃はない
それでもそれなりの問題はある。なにしろ現在グリシネの軍部と日本戦車軍団が対立しているのである
軍団側は「プロトンへの技術援助は中止せよ」だが、軍部側は「同盟国への援助は当たり前だ」と主張。陸軍と軍団の対立は絶えない。さらに主力のグリシネ空軍がなんとQトルック基地空襲に失敗しているのである。もちろんパンツァー元帥が爆撃機をほとんど撃墜したからである。なんとか1〜2機、火を噴いて戻ってきた
プロトン側はといえば「あの2つの戦争の後、リピーレドにそれなりの制裁を与えておいた」とのことであった
リピーレドはチョロ〜ン、Qトルック両戦線の総指揮官で、ビットレイク、パトラファック両大虐殺の首謀者でもあった。そしてもう1両、制裁を受けたタンクがいた。コムニエムだ。ビットレイク市民虐殺を行ったのは彼である。一時期彼は大尉にまで昇進してはいたものの、これにより軍曹に戻されたのである
そしてさらに2両が制裁を受けた。ヴェーレック、ノマヴィートだ。彼らはチョロ〜ン戦線から息のあったプレイで活躍していた。が、国王はパトラファックでの虐殺を知り、少将への昇進を破棄、少佐のままになった。これでもヴェーレックは昇進したほうである。第二次キュワール大戦では上等兵だったからだ
そんな不幸な街の名前を冠した巡洋艦ビットレイク。しかし兵装は強く、速力も高い万能艦である
旗艦「ビーチャ」の僚艦としていつもビーチャの近辺にいる艦である
二番艦「ロナルミック」三番艦「バーセック」四番艦「ジョロンバ」がある
ビーチャ級は新型戦艦で、同型艦は二番艦「ミニッツ(ニミッツ(原子力空母)ではない)」のみである
ちなみにチョロ〜ン軍の空母は「マクッテリア」「チョロ〜ン」「デファゲッサー」「スクッデ」の4隻である。基本的にはヨークタウン級に似ている
違うのは艦載機が120機になっていることと、排水量が多少増大、さらに25cm砲まで搭載し、速力35Qktという化け物空母だ
この空母艦隊を第一空母艦隊としているらしい
また、ビーチャ級戦艦も、主砲は46cmと、結構強力である。排水量も60000tは超える
ザスレイク中将「よし、照準を後方の駆逐艦に合わせろ。総員戦闘配置!」
ヴェルグ大佐(戦艦リゾニアの副官。車種:パンター戦車G型(夜戦ライト付き))「総員戦闘配置!」
ブーフォス大尉(戦艦リゾニアの砲術手。第一主砲塔射撃を担当。車種:Strv.103)(通信)「彼我の距離12000!」←モンタナ級の射撃有効距離は5600
ザスレイク中将「よし、そのまま射撃用意!」
同じころ、敵駆逐艦「DC−501」
ブレスト大尉(DC−501艦長。車種:M4A4シャーマン)「む!あれは・・・」
フィッシャー少尉(DC−501副官。車種:M3グラント)「あれはモンタナ級です!旗はリゾニアですので、リゾニア海軍の新型戦艦です!」
ブレスト大尉「・・・直ちにユーノス提督に報告!『敵艦隊接近!』」
戦艦ビーチャ艦内
ユーノス中将「敵艦隊・・・よし、目標を敵戦艦に変えろ!」
ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
戦艦リゾニア艦内
ブーフォス大尉(通信)「距離7000!」
ザスレイク中将「・・・敵に気づかれたようだな」
ヴォルグ大佐「敵駆逐艦こちらに接近!」
DC−501
ブレスト大尉「全速前進!敵旗艦を撃沈しろ!」
フィッシャー少尉「全速前進!」
戦艦リゾニア艦内
ヴォルグ大佐「駆逐艦についてはどうしますか?」
ザスレイク中将「副砲に任せろ。副砲の目標敵駆逐艦DC−500級!」
戦艦リゾニアは通常のモンタナ級とは違い副砲(25cm砲)を4基搭載している
そのため防空機銃が多少減っている
大艦巨砲主義が未だ残るリゾニア合衆国など北方地域ではむしろその方がいいのである
しかし対空ミサイルなども搭載しているため、対空能力は向上している
ちなみに、プロトン軍はアイオワ級の改良型「イリノイ級」を建造、さらにモンタナ級の改良型「ルイジアナ級」も建造した。この2種類はルイジアナは攻撃力、イリノイは機動力を重視している
これらもリゾニアに輸出され、新型戦艦として後方で艦名募集を行っている
DC−501
フィッシャー少尉「敵艦は砲撃体勢に入った模様!」
ブレスト大尉「主砲発射!」
ボン!
戦艦リゾニア艦内
ヴォルグ大佐「敵弾、来ます!」
ザスレイク中将「たいしたことでもないが・・・面舵!」←このとき敵駆逐艦は右舷方向にいた。面舵=右旋回
ドボーーーーーーーーーーーン!
DC−501
フィッシャー少尉「外しました!」
ブレスト大尉「魚雷を撃て!」
パシュシュシュシュシュシューーーーーーーーー!
戦艦リゾニア艦内
ヴォルグ大佐「魚雷です!」
ザスレイク中将「機銃手を甘く見るなよ!迎撃だ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
魚雷に銃弾が命中し、リゾニアにあたる前にすべて魚雷は破壊された
ザスレイク中将「よし、副砲、撃てーーーー!」
ボゴン!ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
25cm砲4発が立て続けにDC−501に命中!
海上
ブレスト大尉「畜生!なんて奴らだ!」
フィッシャー少尉「全員無事です!どうしますかねぇ・・・」
プルマン少佐(巡洋艦バーセックの艦長。車種:M4A6シャーマン)(通信)「こちらバーセック、DC−501乗員を救助する!」
ブレスト大尉「バーセックだ!急いでバーセックに移乗しろ!」
巡洋艦バーセック艦内
プルマン少佐「ブレスト、これは一体・・・」
ブレスト大尉「敵艦が予想以上に強いんですよ。奴ら、ただのモンタナじゃありません」
プルマン少佐「やはりな・・・」
ブレスト大尉「どうします?」
プルマン少佐「君達はここにいてくれ。我が艦は敵戦艦を攻撃する!」
フェダラル大尉(巡洋艦バーセックの副官。車種:M4A2シャーマン)「全速前進!」
戦艦リゾニア艦内
ヴォルグ大佐「敵巡洋艦ビットレイク級1隻が接近!」
スカニーア少将(戦艦リゾニア艦長。車種:Strv.m/42)「提督、指示願います!」
ザスレイク中将「主砲発射!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーン!
プルマン少佐「くっ、なんてことだ!」
フェダラル大尉「被害甚大!浸水しました!」
バーセック乗組員A「機関室、やられました!」
バーセック乗組員B「甲板が炎上しています!」
プルマン少佐「満身創痍か!」
巡洋艦バーセック、大破
ザスレイク中将「あの船は戦闘不能だろう。目標をビーチャ級戦艦に変更!」
さて、戦艦リゾニアの後方にはアイオワ級戦艦の「ルノー」が付いてきていた。もちろんこの艦の名の由来は名将ルノー大佐(カルオス時代は少佐。車種:ルノーD2)である。オンドゥ大佐との一騎打ちで大損害を受け、大怪我を負うも、病院で復帰した
モンタナ級の「レイオガル」「カルオス」はルノーの後方にいた
戦艦リゾニア艦内
スカニーア少将「しかし、すべてわれわれだけでやっつけてしまっては、後方の3隻の乗員が何を言うかわかりませんねぇ・・・」
ザスレイク中将「そうだな。よし、敵一番艦(戦艦ビーチャ)は我々とレイオガル、二番艦(戦艦ミニッツ)はカルオスとルノーだ」
ヴォルグ大佐「艦長!提督!敵巡洋艦が接近してきます!」
巡洋艦ジョロンバが接近していた
そのとき、後方にいたバルティモア級重巡「チャーフィー」がジョロンバに接近した
重巡チャーフィー艦内
カダラク大佐(重巡チャーフィー艦長。車種:M24チャーフィー)「敵重巡に突撃!全速前進!」
マーモン少佐(重巡チャーフィー副長。車種:M22ローカスト)「全速前進!」
巡洋艦ジョロンバ艦内
ボフォース大佐(重巡ジョロンバ艦長。車種:LVTP7)「む!前方から重巡!撃て!」
ボゴン!
ドボーーーーーン!
ボフォース大佐「気合が足らんぞ!近距離で外す馬鹿がおるか!」
ストローク少佐(重巡ジョロンバ副官。車種:M113A3)「艦長!相手はリゾニアです!相手も錬度は低いですよ!」
ボフォース大佐「撃て!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーン!
ボフォース大佐「よし!命中!」
ボゴーーーーーーン!
ボフォース大佐「何!?被弾だと!?」
重巡チャーフィー艦内
マーモン少佐「命中!」
カダラク大佐「こちらも被弾したが、まだ大丈夫だ!」
ボゴン!
マーモン少佐「ナルドニック、主砲発射!」
ボゴーーーーーーーン!
マーモン少佐「命中!」
カダラク大佐「相手は単艦、こちらは2隻だ。有利だな」
マーモン少佐「敵艦後方からまたビットレイク級!」
カダラク大佐「一応互角のつもりらしいな」
重巡ナルドニック艦内
スティール大佐(重巡ナルドニック艦長。車種:M60A3)「命中!敵重巡がもう1隻来ようと、我々を軽く見積もっちゃ、勝機はないぞ!ミサイル、撃て!」
アバディーン少佐(重巡ナルドニック副長。車種:M60A1)「ミサイル発射!」
シュゴオオオオオオーーー!
スティール大佐「主砲撃て!」
ボゴン!
重巡ジョロンバ艦内
ストローク少佐「ミサイルです!」
ボフォース大佐「回避ーーーーー!」
ボゴーーーーーーン!
ボフォース大佐「・・・・・・・・ストローク、大丈夫か!」
ストローク少佐「大丈夫です!すごいミサイルでしたねぇ・・・」
ジョロンバ乗組員A(通信)「機関故障!」
ジョロンバ乗組員B「舵損傷!」
ジョロンバ乗組員C「浸水、火災発生!」
ボフォース大佐「くそっ、バーセックと同じ状態だ!」
ジョロンバ乗組員D(通信)「弾薬庫が危険です!!」
ボフォース大佐「何!?」
ジョロンバ乗組員D(通信)「うわっ!弾薬庫が爆・・・」
ボゴーーーーーーン!
重巡ジョロンバ、弾薬庫爆発
しかし弾薬庫の防御は厚く、辛うじて浮いていた。しかし、すでに15Qktしか出ず、砲弾も無くなった現状では戦闘不能であった
ボフォース大佐「なんてことだ・・・・最強の重巡が・・・」
第92話 続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich058121.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/2/18 17:05 -
第92話。リゾニア艦隊、強し
第92話 チョロ〜ン陥落 海戦後編
同じころ、陸上
ロドスシルト少佐「バンダス、支援にきたぞ!」
バンダス少佐「ロドスシルト少佐!」
ロドスシルト少佐「よし、そのまま突撃!敵軍を撃退しろ!」
ボゴン!ボゴン!ズガガガガガガガガガガガガ!
パシュシュシュシュシュシュシュシュシューーーーーーー!
ボゴーーーーーーン!
スクッデ元帥「奴ら、巻き返したぞ!」
ボーガド大将「どういうことでしょうか?」
ジョロンバ軍曹「先ほどの連絡では、敵艦隊が我々の艦隊を攻撃しているそうで」
スクッデ元帥「何!?プロトン艦隊は南大Q洋にいるのでは無いのか?!」
ユカゴ少尉「先ほど入った連絡では、リゾニア海軍だそうです!」
スクッデ元帥「リゾニアだと?!あそこは陸軍しかないはず・・・」
ユカゴ少尉「Qトルックからの連絡では、リゾニア国旗と謎の旗(リゾニア軍艦旗)を付けた駆逐艦と軍団の駆逐艦に襲撃されたとのこと!」
スクッデ元帥「畜生!知らないうちに突破されてたか!」
チョロ〜ン沖
現時点の双方戦力
リゾニア艦隊
戦艦
リゾニア 軽損傷
レイオガル 損傷なし
カルオス 損傷なし
ルノー 損傷なし
重巡洋艦
チャーフィー 軽損傷
ナルドニック 軽損傷
バチェリット 損傷なし
ファイヤー・フライ 損傷なし
グリーン・マグナム 損傷なし
ゾイドルク 損傷なし
軽巡洋艦・駆逐艦
全艦損傷なし
チョロ〜ン海軍
戦艦
ビーチャ 軽損傷
その他全艦損傷なし
重巡
バーセック 大破
ジョロンバ 大破
その他全艦損傷なし
軽巡
全艦損傷なし
駆逐艦
DC−501 沈没
その他全艦損傷なし
戦艦リゾニア艦内
ブーフォス大尉(通信)「距離5601!」
ヴォルグ大佐「射撃用意!」
ブーフォス大尉(通信)「距離5600!」
スカニーア少将「撃て!」
ボゴン!
戦艦ビーチャ艦内
ボゴーーーーーン!
ユーノス中将「畜生!敵戦艦め!」
モントレー大佐(戦艦ビーチャ艦長。車種:M18ヘルキャット)「敵艦の射撃は精密です!一体どこで鍛えたんでしょうか?」
ユーノス中将「とにかく、こちらも有効射程だ!撃て!」
ボゴン!
ボゴーーーーーン!
戦艦リゾニア艦内
ヴォルグ大佐「被弾しました!」
ザスレイク中将「そんなのわかっている。敵もなかなかだな・・・」
ブーフォス大尉(通信)「再装填完了!」
ザスレイク中将「撃て!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーーーーン!
スカニーア少将「命中!」
戦艦ビーチャ艦内
モントレー大佐「また被弾しました!」
ユーノス中将「どういうことだ?!なぜ・・・」
ボゴーーーーーーーン!
モントレー大佐「ビットレイクが被弾しました!」
重巡ビットレイク、中破
チョロ〜ン艦隊は大打撃を受けていた
重巡2隻が大破戦闘不能、1隻が中破、駆逐艦1隻が沈没していた
戦艦レイオガル艦内
マッファイ少将(戦艦レイオガル艦長。車種:レオパルド2A6EX)「主砲、撃て!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーン!
ラインメタル大尉(戦艦レイオガル第1主砲塔砲撃手。車種:レオパルド2A4)(通信)「命中!」
ヘンシェル大佐(戦艦レイオガル副官。車種:レオパルド2A5)「やっと砲撃できましたねぇ・・・」
マッファイ少将「そうだな。なかなか砲戦距離に達しなかったからな。消極的な艦隊だ・・・」
そして戦艦ビーチャ、中破、戦艦ミニッツ、小破
さらに無数の魚雷が水雷戦隊を襲った。連合軍の最新兵器、誘導酸素魚雷(航跡が見えにくく、さらに誘導式と言う魚雷。軍団の酸素魚雷と誘導魚雷を組み合わせた)である
そして無数の魚雷が命中、DC−502、撃沈、DC−490、撃沈、DC−507、撃沈、DC−801、撃沈、DC−70、撃沈
重巡ジョロンバ
ストローク少佐「魚雷です!」
ボフォース大佐「・・・くそっ!迎撃もできねぇ!総員退艦だ!」
ボゴーーーーーーーーーーーン!
無数の水柱がジョロンバを覆う、ボフォースらは水をかぶる。すでに戦闘不能だったため甲板に乗り出した兵士もいた。そしてボフォース大佐、ストローク少佐をはじめ、艦橋の要員達を最後にジョロンバから降りる。そして搭載されていたボートで逃げる
ボフォース大佐「もっと漕げ!早く逃げないと水に飲み込まれるぞ!」←重巡などは最低2000〜3000メートルは離れていないと沈没する船による渦に飲み込まれる
ストローク少佐「モーターがあります!使用しましょう!」
ドドドドドドドドドドーーーーーーーン!
ボフォース大佐「・・・ギリギリだったな・・・」
重巡ジョロンバ、沈没
後を追い、重巡バーセック沈没。乗員らは全員無事だった
ブレスト大尉「畜生!やつらめ!」
プルマン少佐「全員甲板にいたから良かったな・・・・」
フェダラル大尉「しかしどうしますかねぇ・・・」
第92話 続く
引用なし
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Re:SCQ総集編第75話〜
松井一真
- 2005/2/18 17:06 -
第92話。ニビリアの技術力、恐るべし
第92話 チョロ〜ン陥落 終戦編
さらに、第2戦隊の重巡「ゾイドルク」がついに砲戦距離に達する。ゾイドルクは旧カルオス海軍の手で作られた最後の巡洋艦である
この艦は建造中のまま国境決戦を迎えたため建造が中止になり、港湾で放棄されていたものを軍団が発見、買収後竣工させ、そのままリゾニア海軍に譲渡された。そのためプロトン製の巡洋艦郡には性能は劣るが、機動力は非常に高い(が、速過ぎて駆逐艦がついてこれない)
単艦での戦闘向けの艦になっている
そしてこの艦の砲撃により、損傷を負っていたロナルミックが沈没。さらに、こんな決戦中になんと空母艦隊が南下してきた
戦艦ビーチャ艦内
モントレー大佐「提督!味方空母艦隊です!」
ユーノス中将「馬鹿野郎!近づき過ぎだ!」
ボゴーーーーーーーーーーーン!
モントレー大佐「うわっ!」
ユーノス中将「畜生、また被弾したか!」
そして4隻の空母からは無数の艦載機が飛び立つ
しかし、リゾニア海軍の船には大抵「対空ミサイル」が付いていた
これは誘導式で、しかもかなり高速である
戦艦リゾニア艦内
ザスレイク中将「艦載機か・・・」
スカニーア少将「ミサイル発射!」
シュゴオオオオオオオオオオーーーーーーーーーー!
スカニーア少将「VT弾、発射!」
ボゴン!
ボーーーーーン!
VT弾。正確にはVT信管砲弾である。軍団の三式通常弾を参考に、敵機近くで爆発するようにしたものである
重巡の20cm砲から戦艦の50cm砲(注:ルイジアナ級の改良型、ミシガン級が50.8cm砲)まで発射可能である
航空機はあっさりと撃墜された
しかし、リゾニア、レイオガルともに小破、カルオス、ルノーも損傷を負っていた
戦艦レイオガル艦内
マッファイ少将「小癪な・・・」
ヘンシェル大佐「被害が少なくてよかったですねぇ・・・」
ラインメタル大尉(通信)「艦長!友軍駆逐艦が炎上しています!」
駆逐艦のソモトダラスが炎上していたのである。航空攻撃を受けたようだ
マッファイ少将「・・・航空機は駆逐艦の最大の敵、か・・・」
駆逐艦は潜水艦や魚雷艇を掃討するための船である。そのため軍艦の中に入らないことが多い。日米英の場合はそれなりの艦名がついていたが、ドイツ艦の場合は番号表記のみである(注:初期のドイツ駆逐艦は艦名がある)
そのため大型艦艇や航空機には非常に弱い。その小ささを生かせば爆弾はよけられるが、魚雷はうまくよけないと命中する
挙句注意しないと潜水艦にもやられるのだ
もっぱら大型化した魚雷艇と言った感じのため、軍艦に入らないのである
戦艦リゾニア艦内
ザスレイク中将「・・・ソモトダラスは即座に後進、戦線離脱せよ!」
駆逐艦ソモトダラスはプロトン製の艦である。性能の高い軍団製の陰に隠れる艦だ。しかし対潜、対空には優れている
このときは軍団製駆逐艦「ゼルフ」「リオン・ハル」とともに戦艦ビーチャに肉薄、損傷を与えたが、僚艦のビットレイクにドカドカに撃たれ、挙句航空攻撃を受けたのである
ゼルフ、リオン・ハルの2隻の乗組員はグッドウェイ水雷戦のことがあったため回避は上だったが、ソモトダラスはプロトン製のため演習がほとんどできなかったのである
戦隊の総指揮をする重巡洋艦「エストロネ・シザス・ガイ」が接近、ソモトダラスと入れ替わるように戦線に現れた
戦艦リゾニア艦内
ザスレイク中将「よし、レイオガルとともに敵一番艦を狙うぞ!」
ボゴン!
ボゴーーーーーーーーーン!
ブーフォス大尉(通信)「命中!あ、煙を吐き出しました!」
ザスレイク中将「もともと煙を吐くだろう。ボイラー機関だからな」
ブーフォス大尉(通信)「いえ、かなりの煙です。炎上しています!」
ザスレイク中将「敵艦は大破している、と言うことか」
戦艦ビーチャ艦内
ユーノス中将「くそっ・・・何てことだ・・・」
モントレー大佐「・・・旗艦変更をお願いします!」
ユーノス中将「いや、後ろを見ろ、ミニッツもやられた・・・」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ
戦艦ビーチャ及びミニッツ、大破
さらに空母4隻は全艦大破炎上。艦載機も離着艦不能で、全機チョロ〜ン飛行場へ帰投した
チョロ〜ン飛行場
ブオオオオオオオオオオ・・・・
カーチス大佐(チョロ〜ン機動部隊の飛行隊長。機種:P−40ウォーホーク)「母艦が全滅か・・・」
P−39「リゾニアは予想以上に強かったですねぇ・・・」
カーチス大佐「なぜあんなに強いんだ?グッドウェイ沖で現れたのは駆逐艦だけのはずだが・・・」
P−38「しかし、先ほど肉薄していた駆逐艦3隻は、先頭の1隻がボコボコに撃たれていたな・・・」
カーチス大佐「おそらく、3隻の内2隻がグッドウェイで遭遇した奴だな」
P−43「しかし、わが国はもしかしたら・・・」
カーチス大佐「それ以降は言うな。もう分かっている」
戦艦リゾニア艦内
ザスレイク中将「チョロ〜ン海軍は初陣にして多大な戦力を失ったようだな。北部の敵は殲滅か」
スカニーア少将「いや、Qグリーン、そしてウルタンクの存在も忘れてはいけません。特にウルタンクの艦隊は軍団と渡り合ったほどの強大な敵です」
ヴォルグ大佐「ウルタンクは空母中心の艦隊です。今まで確認された空母は100隻近く確認できます」
ザスレイク中将「そうだな。しかし彼らの活動も弱まってきている。プロトン揚陸戦、ブラドン強行爆撃のことがあったからだろうか・・・」
このとき、チョロ〜ン艦隊は、すでにミニッツが沈没、辛うじてビーチャが残り、ほぼすべての艦艇が損傷していた
戦艦ビーチャ艦内
ユーノス中将「・・・・・・我が艦隊は撤退する」
モントレー大佐「進路北東!」
戦艦リゾニア艦内
スカニーア少将「敵艦隊が北に転進していきます!」
ザスレイク中将「撤退か!」
ヴォルグ大佐「敵一番艦にとどめをさせなかったのが残念ですね・・・」
ザスレイク中将「いや、それでも戦艦1隻、空母3隻、重巡15隻、軽巡37隻、駆逐艦100隻弱を撃沈した。大戦果ではないか」
同じころ、チョロ〜ン基地ではひそかにA−307をQトルックへ譲渡すべく、ウルタンクへ輸送、無事ウルタンクまで届けられた。何が理由か高杉軍はこなかった
もちろん、このとき軍団の策略で、QQQQ艦隊が全艦損傷、陸軍も国籍不明(もちろん軍団籍だが)の軍隊の攻撃に遭い大被害、空軍は軍団第75航空隊で打撃を受けていたからである
そしてそれに関して軍団は「貴国が荷電粒子砲及び核兵器を使用するからであり、ヒヨコ連合軍を攻撃した報復である」とのことであった。QQQQが許すはずも無く、グリシネを攻撃しようとした
グリシネ沖
QQQQ爆撃機A「もう軍団の態度には腹が立った。直接グリシネを空襲してやる!」
QQQQ戦闘機A「隊長!あの氷山は何ですか!?」
QQQQ爆撃機A「おかしいな。こんなところで氷山が出てくるわけが無いぞ」
QQQQ爆撃機B「なぜこんなところにあるんだ?」
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
QQQQ戦闘機B「せ、戦闘機だ!と言うことはあれは空母!?」
ズガガガガガガガガガガガガ!
QQQQ戦闘機B「うわーーー!」
ボゴーーーーーーン!
が、今度は超巨大空母「ハバクック」によりこの野望は砕けた
突如QQQQ空軍の前に立ちふさがった奇妙な氷山。それこそがハバクックそのものであった。ニビリア海軍の建造した超空母で、素材はパイクリート(別名「ハバクックパイクリート」)。排水量は100万tを超え、速力25Qkt、艦載機は300機を越える
ボゴン!ボゴン!ズガガガガガガガガガガガガガガ!
QQQQ爆撃機B「くそう!かくなる上はあの氷山空母を!」
ピーーーーーーーーーーーーー!
QQQQ爆撃機B「り、粒子砲!?」
ボゴーーーーーーーン!
この艦の持つ無数の艦載機と、QQQQにとっては「他国には無い代物」のはずだった光学兵器(要は荷電粒子砲などのようなレーザー砲)により、QQQQ空軍飛行隊は壊滅した。QQQQにとっては、まさかニビリアが割り込んでくるとは、思いもよらなかったであろう
同じころ、プロトン陸軍は、ロドスシルト少佐の第一軍の支援により、すでにチョロ〜ン皇帝の居城の目前まで来ていた
スクッデ元帥「こ、こんなはずでは・・・」
チョロ〜ン皇帝「・・・・・・・・」
ドーガボ大将「閣下、このままでは・・・」
チョロ〜ン皇帝「分かっている。陥落は免れない・・・」
チョロ〜ン通信兵「閣下!プロトン国王から降伏勧告です!」
プロトン国王は降伏勧告を出した。そしてついに・・・
ロドスシルト少佐「チョロ〜ン皇帝!見つけたぞ!」
バンダス少佐「首都チョロ〜ンは陥落!投降を勧告する!」
チョロ〜ン皇帝「プロトンの陸軍か・・・・・分かった。投降する」
チョロ〜ンは陥落。そして降伏した
ユーノス艦隊は辛うじて軍港には帰還していたが、どの艦も大破していた。もちろん、すべてリゾニア艦隊によるものであった
こうして、突如現れたチョロ〜ン帝国は、再び崩壊したのである
第92話 終わり
引用なし
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SCQ裏情報
松井一真
- 2005/9/8 0:11 -
結構スレが下のほうに行ったので、上げるためにSCQの裏情報を
・実はルノー少佐は第二話で出るはずだった
第85話、死闘の末オンドゥ大佐を倒したルノー少佐。実は第二話で登場するはずだった
第二話「危機」はレイオガルの村、ザスレイクが襲われるという話だが、執筆総指揮の松井元帥(おい)の話では「帝国の街」という名前の話も計画していた、とのこと
「帝国の街」は、3大帝国の街がどうなっているのかという状況の話で、そこで出撃する部隊の指揮官がルノー少佐だった。結局話は没になったためルノー少佐の登場は遅れることとなった(ルノー少佐の登場は第57話「カルオスの戦士たち」からとなった)
松井元帥「まあ、こんなもんだな」
チリ元帥「ルノー少佐って名前が適当ですから何故第57話でいきなり出るのかが謎でしたよ」
松井元帥「結局地名ネタになったわけだがな」
引用なし
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