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どうも、お久しぶりです。おすなのかたまりです。
スパムがひどいので、禁止語句を設定しました。
「http://」を禁止していますので、URL を記入する場合は「ttp://」とかにして下さい。
これでこのスパムがツールを使ったものかどうかよく分かると思います(笑
この掲示板は XREA.COM が生きてる限り多分あると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

以上、さくらがちる頃に。

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宇宙戦艦紀伊 第六十八話 松井一真 2007/1/11 21:38

   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十九話 松井一真 2007/3/24 21:07
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十九話 松井一真 2007/3/24 21:08
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十九話 ダークスピリッツ 2007/3/25 16:14
   Re:宇宙戦艦紀伊 第六十九話 松井一真 2007/3/25 18:15


Re:宇宙戦艦紀伊 第六十九話
 松井一真  - 2007/3/24 21:07 -
  
敗勢。戦友を失った通信兵たちが再登場。実はこの辺、ネタがいくつかあります
第六十九話 超兵器K−1号
ニビリア共和国第五艦隊旗艦、カイオ・デュイリオ級戦艦の「ケルスール」は、敵の集中砲火を受けていた
最初の陸上砲台の砲撃と、先の砲撃戦において六隻を撃沈したが、当然残りの四十四隻は健在、一斉砲撃を加えてきた
両用砲や、対シルグノーム用の実弾兵装も扱い、果敢に応戦する
ニゼール准将(ニビリア共和国第五艦隊司令。車種:シャールB1)「こっちは十三隻、日戦軍団を入れても十七隻。向こうは四十四隻。戦艦の数の差は歴然だ・・・」
艦長「連中、数で攻めてきますからな」
果敢に応戦する「ケルスール」だが、直後、電磁防壁を打ち破った46cmレーザーが、立て続けに命中した
機銃、両用砲、次々と吹き飛ぶ
さらに、40cmレーザーまでもが降り注ぐ
遂に、第一主砲塔までもが使用不能に陥った
艦橋員「第一主砲塔、被弾、使用不能!」
艦長「まだ主砲塔は残っている!目標、敵スカウカル級戦艦、砲撃初め!」
主砲斉射。レーザー、立て続けに敵艦に命中する
炎上、大破。いや、弾薬庫誘爆である

戦艦「ペンシルヴァニア」の艦内は凄まじい状況となっていた
各部署において被弾し、火を噴いていた
艦隊司令、石田少将が叫ぶ
石田少将(車種:五式中戦車)「くそっ、後退以外、選択肢は無いぞ!」
艦長「しかし、日戦軍団の連中は・・・」
石田少将「連中にかまっている時間は無い!後退するんだ!」
グリシネ国第三艦隊、後退を開始
行く先は、デヴォリアである

日戦軍団第五艦隊旗艦、空母「赤城」。航空攻撃を終えた機体が帰って来た
震電飛行隊長、艦橋へと登る
赤城中将「・・・震電隊長、どうした?」
震電飛行隊長「プロトン合衆国第三艦隊は、被害甚大との事です」
赤城中将「確かに、危険だな・・・」
震電飛行隊長「航空隊は、全機帰還しました。このまま、後退しましょう」
赤城中将「・・・分かった。直ちに後退する」
同時刻、航空攻撃を終えた日戦軍団第五艦隊および、プロトン第三艦隊が後退。状況は不利になっていた

方や、戦艦「土佐」の甲板から、凄まじい煙が噴出していた
「震風」であった
発射された「震風」はサンカリ級戦艦に直撃。一撃轟沈である
バンタム大佐「よし、第二射、目標は敵戦艦、撃て!」
主砲斉射で傷ついていた敵戦艦に対し、「震風」第二射。命中、撃沈した
バンタム大佐「第三射、目標は敵重巡、撃て!」
そして、順調に、三隻目の重巡を撃沈した
しかし、第四射発射直後、「土佐」を悲劇が襲った
なんと、「震風」発射機甲板に、敵弾が直撃。発射直後の「震風」もろとも大爆発を起こしたのだ
伝令兵「第五、第六、第七主砲塔、使用不能!」
後部主砲塔が炎上した
機関長(通信)「機関室もやられました!20kt程度しか出ません!」
最大速力、35ktの高速戦艦だが、これでは・・・
バンタム大佐「主砲、攻撃用意!」
先任将校「艦長!?」
レンネル中将「・・・やってみるか。限界まで・・・」
やはり「土佐」は不沈だと信じているのだ

一方、潜宙艦「伊−58」の艦橋では、艦長、彼南少佐が潜望鏡越しに敵艦を眺めていた
彼南少佐「よし、目標は敵戦艦。雷撃用意!」
魚雷は既に準備よし。順調である
敵戦艦、射程圏に侵入
彼南少佐「テーーーーッ!」
魚雷、一斉発射
第八艦隊の潜宙艦郡も続く
無論、向こうの潜宙艦の方が、建造時期が新しいので、性能も高い
魚雷、敵戦艦を直撃。敵戦艦は炎上する
彼南少佐「よし、面舵一杯、逃げるぞ!」
これで、こちらの任務は終了である。後は、「猛将」レンネルに任せよう

一方、「ケルスール」は電磁防壁使用不能、各種武装使用不能、大破していた
各方面から被害報告が来る
敵重巡、接近しつつある
艦長「残存主砲、目標は敵重巡、砲撃初め!」
ニゼール准将「状況、不利とみなし、我が艦隊は後退する!」
主砲斉射により、敵重巡を撃沈。「ケルスール」は後退を開始した
艦長「・・・司令」
ニゼール准将「・・・何だ?」
艦長「・・・一体、連中はどれぐらいの艦を所有してるんでしょうか・・・」
ニゼール准将「・・・我々の数倍、だろうな・・・」
艦長「・・・戦艦さえも消耗品、ですか・・・」
戦艦さえも消耗品。以前は、主戦力として優遇されていた戦艦さえも、もはや「消耗品」に過ぎなくなってしまった・・・
一体、この戦争はどうなっているのだろうか・・・

残る第八艦隊、戦艦「土佐」。前方には敵艦が迫りつつある
通信長、岡屋中尉が叫ぶ
岡屋中尉(車種:一式中戦車)「意見具申!司令、後退しましょう!」
どこぞかの無線手のような口である
レンネル中将「まだだ!ここで我々が後退するわけには行かない!」
岡屋中尉「しかし、司令!」
バンタム大佐「司令が言うんだ!まだ『土佐』は戦える!」
主砲斉射。敵軽巡にことごとく命中、撃沈する
しかし、残る三十八隻の戦艦を筆頭とする敵艦艇が、反撃を開始した

改利根型重巡洋艦、「高瀬」。第八艦隊の最新鋭重巡であり、実質上主要対空戦力である
艦長、島原少佐が叫ぶ
島原少佐(車種:四式中戦車)「司令!友軍艦隊は既に後退しました!我々も後退しなければ・・・」
レンネル中将(通信)「ここで我々が下がれば、パレンバンは誰が守るんだ!?」
先任将校の青池大尉が言う
青池大尉(車種:三式中戦車)「司令は、いつもそうじゃないですか!『まだ戦える!』と引き際を誤って、敵艦隊の集中砲火を受ける!それで、自分の部下をみすみす死なせたじゃないですか!」
Qレース沖での、超弩級戦艦沈没の件である
レンネル中将(通信)「貴様!元々俺の部下じゃないくせに!」
岡屋中尉(通信)「司令!」
元々から、第八艦隊は部内対立があったのだ
通信は、途絶した
島原少佐「上が上なら、こっちもこっちだ。森山、前方の敵艦艇を攻撃する」
砲術長の森山大尉、返答する
森山大尉(車種:一式砲戦車)「・・・了解、目標、敵駆逐艦」
島原少佐「よし、主砲攻撃用意!」
砲塔、敵艦の方向を向く
島原少佐「てっ!」
砲撃、敵軽巡にことごとく命中。敵駆逐艦、炎上し、沈没する
そのとき、すぐ後ろを進んでいた航空戦艦が炎上した
撃沈されたようだ
島原少佐「まずいぞ、こっちにも砲撃が来る」
集中砲火を受ける「高瀬」
しかし、操舵手の奮戦により、それを回避する
実質上「軽巡洋艦」に認定されてもおかしくない、この改利根型重巡洋艦は、機動力は通常の重巡より高い
森山大尉「攻撃始め!」
主砲斉射により、敵軽巡と駆逐艦を撃沈する
直後、戦艦より放たれた、46cmレーザーが命中した
損害、中破である

戦艦「土佐」の艦橋では、激論が繰り広げられていた
しかし、それが収束したのは、航空戦艦が撃沈されたことであった
レンネル中将「・・・そろそろ、潮時だな。よし、各艦艇、後退を開始せよ」
バンタム大佐「・・・撃沈総数は?」
記録員「戦艦四、重巡六、軽巡十、駆逐艦八。総数、二十八隻です」
「土佐」単艦でも二十八隻である。当然、艦隊全体ならばもっとすごい戦果であろう
初出撃でかなりの戦果を上げた第八艦隊は、デヴォリアへと後退した

一方、パレンバンでは住民の避難が始まっていた
大勢のチョロQ達が、港へと走っていく
ボルナソス大佐「・・・慌しくなったな」
ガランタン大尉「何しろ、敵さんの上陸が、今にも始まりそうなところですからな」
ボルナソス大佐「・・・勝山」
勝山上等兵「はっ!」
ボルナソス大佐「・・・おまえも、乗ってけ」
勝山上等兵「司令!?」
ボルナソス大佐「松井元帥からのせっかくの精鋭を、ここで失うわけにはいかない」
勝山上等兵「しかし、それでは、戦死した平岡さんに・・・」
ボルナソス大佐「・・・通信科の任務は、戦闘ではない。戦友からの情報を、正確に、上官に伝えることだ。貴様は、平岡の分まで、通信所にいなくてはならんのだ!」
勝山上等兵「・・・自分は、通信科である以前に、日戦軍団陸軍軍人です!」
ボルナソス大佐「だからだ!日戦軍団陸軍は、今までの突撃一本槍の連中とは違う、栄誉ある軍隊ではないか!基地司令からの命令だ!」
勝山上等兵「・・・了解しました!」
ボルナソス大佐「生きて、またここの地を踏んでくれ。松井元帥も、それに期待している!」
勝山上等兵「・・・了解!」
ボルナソス大佐「・・・ディール、勝山に続け。貴様も、モヴァークの分まで生きろ」
ディール二等兵「・・・了解!」
二両の通信兵を始めとする、若き司令部要員たちは、港に停泊する第八艦隊の潜宙艦「伊−1201」に乗艦、デヴォリアへと後退を開始した
ガランタン大尉「・・・司令、これでよかったんですか?」
ボルナソス大佐「・・・いいんだ。この戦い、俺達の玉砕は決まったも同然だ・・・」
ガランタン大尉「・・・玉砕、ですか・・・」
ボルナソス大佐「・・・玉砕は、俺たちまでにして欲しいな・・・」
すると、沖合いに、見慣れない戦艦の姿が見えた
ボルナソス大佐「・・・どうやら、おいでなすったようだ」
ガランタン大尉「そうですな・・・」
しかし、通信兵たちの代わりに電探席に座った、陸戦兵は言った
Qシュタイン兵士「司令、敵艦ではありません!艦籍は、クリークです!」
ボルナソス大佐「クリークだと!?」
ガランタン大尉「中立国じゃないか!」
Qシュタイン兵士「一体、どういうことなんでしょうか?」
彼らは、疑問に思った

軍事病院でも、避難が始まっていた
退院のとき近い九龍少佐は、部下とともに輸送船へと走った
担架に、フレイ中佐を乗せて、である
天城大尉「しかし、司令。一体、なんだって、クリークの艦隊が出てきたんでしょうか?」
九龍少佐「分からんが、キュワール連合軍の支援じゃないか?」
久村准尉「それは無いでしょう。連中は中立国ですから・・・」
九龍少佐「だからといって、かつての戦友を見捨てるほど、彼らは冷たくないはずだ」
飛行場から、プロトンの戦闘機が飛び立っていく
基地航空隊による「最後の抵抗」の始まりだろう
第六十九話 続く
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@ntaich169064.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>


Re:宇宙戦艦紀伊 第六十九話
 松井一真  - 2007/3/24 21:08 -
  
超兵器始動。ようやくサブタイトルから来るパロディが登場
第六十九話 超兵器K−1号
リゾニア合衆国、重巡洋艦「ソモトダラス」。避難船団護衛艦隊旗艦に抜擢され、パレンバンから輸送船の速力に合わせて後退を開始していた。そのときであった
通信長「艦長、クリーク艦から通信が入っております」
艦長「なんだ?」
セレナーデ中将(クリーク第二艦隊司令。車種:Strv.m/42)(通信)「こちらクリーク王国第二艦隊、貴艦隊は早急に撤退せよ。本艦隊が、注意を引き付ける!」
艦長「囮になる、ということか!?」
セレナーデ中将(通信)「これが、我々のできる、精一杯の支援だ!」
全民間チョロQ、および傷病車、乗船完了。撤退が開始された
一方、クリーク艦隊は、敵艦隊へ向かって前進を始めた

敵第三戦隊上空に、プロトン合衆国航空隊が飛来したのは、そのときであった
敵機、迎撃を開始する
第133航空隊飛行隊長、ラグラ中佐は、新鋭機P−60に搭乗している
性能は敵のGu−117戦闘機を越える。向かってきたのは、そのGu−117であった
敵機、機銃を放つ。しかし、P−60、回避する
そして、急旋回。敵機の後ろに付く
機銃、炸裂。敵機は炎上する
さらに、別のGu−117がロケット弾を連射する
全弾回避し、撃墜した
ラグラ中佐(車種:M26パーシング)「Gu−117、二機を撃墜!」
一機のP−40、敵機に近づく
敵機の銃撃をかわしつつ、攻撃を加える
敵機、火を噴き、墜落する
航空戦、熾烈を極める
しかし、敵機、遂に爆撃機に近づく
ラグラ中佐「突破されたか!?」
爆撃機、機銃で応戦する
そのとき、一機の爆撃機らしき機体が、敵機を追撃した
直後、機銃を放ち、敵機を撃墜した
ガンシップ、A−40である
飛行隊長、バスク少佐の機体だ
飛来する敵機をことごとく撃墜し、友軍爆撃機を防衛する
そして、爆撃隊が敵艦隊に襲い掛かった
爆弾、敵艦に降り注ぐ
敵艦、対空砲火を上げる
そのとき、一機のB−10が被弾した
両翼のエンジンが停止、火を噴いていた
しかし、そのまま空母へ向かい、急降下
そして、空母に突入した
大爆発とともに、空母は炎上、航行不能となった
爆撃機の猛攻は続く
そして、全機、攻撃が完了した
バスク少佐(車種:M10自走砲)「よし、攻撃完了。基地へ帰投する」
基地航空隊、帰還
あとは、クリーク艦隊の出番である

ラファリエス艦隊側も、連合軍艦隊が撤退を開始したことは察知していた
第一戦隊司令、ボルケン中将は、追撃用に計四〇隻の艦隊を出した
既に、予備艦隊まで発進している
ラファリエス兵士A「司令、クリーク艦隊が、単横陣を展開しています」
単横陣、つまり、横一列に並ぶことである
ボルケン中将(車種:ティーガーI)「単横陣?一体、どういうことだ?」
ラファリエス兵士A「波動砲でも使うんでしょうか?」
ボルケン中将「・・・警戒に越したことは無いな・・・」
無論、彼らは超兵器の存在を、知らなかったのだ

クリーク艦隊側は、「超兵器」の発射準備を行っていたのだ
セレナーデ中将「よし、発射準備完了。発射秒読み始め!」
艦長「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、『デヴァイン・バスター』、ファイヤ!」
一斉に、十五隻の戦艦から光線が放たれた
そして、敵艦隊の中央で炸裂した
炎上、沈没する敵艦艇

追撃艦隊旗艦の重巡の艦橋では、その威力に唖然としている幹部達がいた
艦長「・・・一体、あれは?」
ラファリエス兵士B「艦長!敵艦艇から攻撃!レーザーではありません!」
艦長「何っ!?レーザーではないだと!?」
レーザーではない、それは、プラズマであった
クリークの、超兵器であった

「紀伊」の艦橋で、それを見る幹部達がいた
松井元帥「・・・なんということだ・・・」
大嵐少佐「連中、ドンパチやらずに国内でゴタゴタやってたのは、こういうことだったのか・・・」
松井元帥「・・・こりゃ、敵さんは、もっと恐ろしい兵器を作るだろうな・・・」
大嵐少佐「だとすれば、クリークももっとすごい奴を作る・・・」
松井元帥「・・・これが、油を流しながら続ける、悲壮なる競争、という奴か・・・」
伊原少佐「テレビか何かの、受け売りですか?」
松井元帥「正解だ。いつの奴だったかな・・・」
通信長「・・・クリーク艦隊、損害ありません」
松井元帥「やはりな。圧倒的なものだ・・・ところで、クリーク艦隊が壊滅させたのは、追撃部隊だけか?」
通信長「分かりません。詳細が入り次第・・・」
松井元帥「・・・意外と、不便なんだな・・・」
この超兵器発射が、帝国側の超兵器開発に影響を与えたかどうかは、分からない
しかし、帝国側がもっと恐ろしい超兵器を開発することは、目に見えている
それでも、クリークは、超兵器開発を、止めないであろう
松井元帥「・・・超兵器を使わずして、平和を如何にして勝ち取るか・・・」
それが、連合の課題である・・・
第六十九話 終わり
引用なし
パスワード
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Re:宇宙戦艦紀伊 第六十九話
 ダークスピリッツ  - 2007/3/25 16:14 -
  
まだ後編作ってないですがお疲れ様です^^
今回出て来た新兵器はあるアニメの魔法(純粋に魔法じゃなくて超科学的な意味も含めている)を元ネタとしています。見たとき「これまんま波動砲じゃん!」と感動したからいっそ兵器にしちゃおうと思いクリークの新兵器という事にしました。
第三次キュワール大戦・・・アドバンス大作戦ですね。僕は持ってませんけど・・・。(よって出てくるチョロQ達は分からない;;)
どうやらQシュタインは昔「ティーヴァ・ツヴァイ」という核兵器を所持していた様子。それをクリークが作ったと勘違いしていたようですね。

パレンバン沖での艦隊戦。初登場のレンネル中将に花を持たせようと思い戦艦「土佐」を大活躍させてみましたが、ちょっと疑問。確かレンネル艦は「美濃」だったはず。何故「土佐」に?
後「ケルスール」も何気に活躍。グリシネは早々と撤退。まあ脇役ですからね
作中ニゼール准将とケルスール艦長が「戦艦さえも消耗品」と言っていますがラファリエス艦隊が大規模により戦艦も多いため2両の目(あるかな?)からは消耗品と見えてしまったようです。実際ラファリエス艦隊の規模に比べると戦艦結構少ないですし(艦隊600隻の内大体100隻ぐらい)。あと駆逐艦だけで200隻以上います。

QW中で多分クリークが最強です。しかも「デヴァイン・バスター」はエネルギー充填に波動砲より時間が掛かるので連射が出来ないのが難点という欠点があります。後クリークは中立国なのでラファリエス初め外惑星連合は超兵器出現にもあまり動じない様子。何故なら中立国=攻めて来る事はないからです。

後編は後で書いときます。
引用なし
パスワード
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Re:宇宙戦艦紀伊 第六十九話
 松井一真  - 2007/3/25 18:15 -
  
> まだ後編作ってないですがお疲れ様です^^
> 今回出て来た新兵器はあるアニメの魔法(純粋に魔法じゃなくて超科学的な意味も含めている)を元ネタとしています。見たとき「これまんま波動砲じゃん!」と感動したからいっそ兵器にしちゃおうと思いクリークの新兵器という事にしました。
> 第三次キュワール大戦・・・アドバンス大作戦ですね。僕は持ってませんけど・・・。(よって出てくるチョロQ達は分からない;;)
> どうやらQシュタインは昔「ティーヴァ・ツヴァイ」という核兵器を所持していた様子。それをクリークが作ったと勘違いしていたようですね。

こっちもアニメネタで一つ。実は、今回登場した日野中尉の車種がヴィッカース・クロスレイ装甲車なのは、最近見ている短編アニメの主役メカ(装甲車)が、ヴィッカース・クロスレイ装甲車に似ているからだったりします

「アドバンス大作戦」は、今回登場したクリーク王国と、たびたび活躍しているゲール共和国、ヴァイナー連邦が同盟を結び、Qシュタイン帝国と戦争を繰り広げている中、主人公であり連合軍の雇われチョロQであるQタローは、戦場でたまたま出会った元パンツァー王国軍士官、シュタイナーとともに、負傷したクリーク王国軍士官、ブリテンを救出、帝国軍の攻撃をやり過ごすべく、元クリーク王国軍士官、鉄ジイが用意した洞窟に入り、話をしていたところ、ブリテンの任務は帝国軍の超兵器「ティーヴァ・ツヴァイ」に関わるものであることが発覚。負傷したブリテンに代わってQタローがクリーク王国の大都市、ヴァーレンに行く、と決意します。そこに、所属不明のQタンクだけに行かせるか、と、シュタイナーが同行、続いて、戦闘に不慣れな二両を支援すべく、鉄ジイも同行するようになります。そして、道中で他のQタンクたちと出会い、意気投合して、最終的に七両で、帝国軍の超兵器の謎を掴もうとします。しかし、その裏では、連合国の恐るべき野望が働いていた、というストーリーです
CCQシリーズでは唯一ゲームボーイアドバンスで発売され、BHE以外の会社で制作されているためか、Qシュタイン帝国は名前以外は全くの別物。T−35総統はその姿すら現れません(ただし、多砲塔戦車T−35は登場、それも主人公側についています。多砲塔という特徴を生かし、かなりの攻撃力を持っていますが、その分防御に問題がある、というキャラクターです)
以下、主要キャラクター解説(当然、ネタバレ)

Qタロー(車種:M4A3シャーマン)
連合軍雇われ(軍属?)Qタンク。初陣が既に連合軍敗勢についていたある戦場であり、それに文句をたれながらも、超兵器「ティーヴァ・ツヴァイ」の情報を聞きつけ、その調査のために大陸一帯の旅に出る。そして、行く先々で、連合国の陰謀が明らかになる。M4A3シャーマンは平均的な性能だが、平均的に低いのが難点

シュタイナー(車種:ティーガーIIヘンシェル砲塔)
元パンツァー王国軍騎士隊員(ただし、自称)。ある戦場でQタローに出会い、その性格から当初は敵対していたが、戦う中でQタローを戦友として認めていく。ティーガーIIは序盤としては強力な車両であり、終盤まで引っ張れる

鉄ジイ(車種:チャーチルMkIV)
元クリーク王国軍将校(ただし、劇中では明言されていない)。かつて、部下が上官といざこざを起こし、そのことが元で退役したという。兵器の性能や、軍事事情、戦術に詳しい、メンバー最年長。チャーチルMkIVは防御力が高く、命中率が高い

ヴォドカ(車種:T−35)
鉄ジイの元部下で、上官といざこざを起こした張本人。その性格上、街中では暮らせず、人里離れた小さな村で暮らしていた。鉄ジイの説得により、メンバーに入る。T−35は範囲攻撃ができるが、防御に問題あり

ジュウベエ(車種:九五式軽戦車)
己を鍛えるべく、旅を続けるさすらいのQタンク。たまたま立ち寄ったヴァーレンの街で、支配車ライヒの部下といざこざを起こし、Qタローらに助けられる。その後、Qタローらについていけば、自ずと戦いが待っていることを悟り、メンバーに入る。九五式軽戦車は機動力が高く、命中率が高いが、防御に問題あり

アラモード(車種:ルノーFT17(機銃装備))
自由気ままな一匹狼Qタンク。キザで芝居がかった口調で、フランス語を時々話す。最初、連合軍所属と思しきQタンクといざこざを起こしていたところをQタローらに助けられ、一度別れるが、ヴァーレンの街でライヒに捕らえられたQタローらを救出、メンバーに入る。ルノーFT17はパニック効果のある機銃を積んでおり、非常に使えるが、これまた防御に問題あり

メタロ・ペサンテ(車種:P40重戦車)
クリーク王国内の農村、ヴァルトで一番の力持ちQタンク。いわゆる「気は優しくて力持ち」であり、幽霊が大の苦手。Qタローと意気投合し、メンバーに入る。最後にメンバーに入るため、P40重戦車は高性能。主砲の威力は抜群。終盤まで装備を変えずに戦える

ブリテン(車種:クルセイダーMkI)
クリーク王国軍の将校。ある戦場で負傷し、動けなくなっていたところをQタローに助けられる。その後、終盤で再登場する。メンバーでは無いので戦闘は行わないが、ステージ1では戦闘に参加している

ライヒ(車種:チャーチルMkIV狙撃仕様)
クリーク王国の大都市、ヴァーレンの支配車。傲慢な貴族系Qタンクであり、私設軍隊を保有する。自らの豪邸は要塞になっており、多数の兵士が警備している。また、街の地下には闘技場を作っており、捕虜を戦わせている。典型的な悪役。武器商人でもあるらしい。敵タンクとしては強力であり、主砲はクラッシュ効果(発生するとそのタンクはどんなにHPが残っていても撃破される)を持っており大変強力

シュラム(車種:T−35B)
クリーク王国の諜報士官(劇中では明言されていないが、帝国の事情に詳しいところから、諜報員であることは確か)。ライヒを裏で支援している。軍隊やゲリラを使ってQタローらを執拗に追いかけ、戦争を長引かせようとした。T−35に似ているが、車体は架空のもので、砲塔も大型化されている

コルメス(車種:オチキスH35)
ゲール共和国に住んでいるQタンクで、アラモードの旧友。軍人ではないが、ミサイルを所持していることから、おそらく彼も戦闘を行うのであろう

登場チョロQ一覧から分かるとおり、他のCCQシリーズ(=BHE制作)とは違い、裏側での諜報戦が主体となっています。

で、この小説の設定では、Qシュタインは帝政時代(第三次キュワール大戦時)に、「ティーヴァ・ツヴァイ」という核弾頭ミサイルを保有していました。これの試作型(おそらく名前は「ティーヴァ・アインツ」)は、雪原をただの一発で砂漠にしたという熱量を持っていました
ちなみに、Qタローと日野中尉がいた通信所が、かつて藤田や平岡が所属していたところです

> パレンバン沖での艦隊戦。初登場のレンネル中将に花を持たせようと思い戦艦「土佐」を大活躍させてみましたが、ちょっと疑問。確かレンネル艦は「美濃」だったはず。何故「土佐」に?
> 後「ケルスール」も何気に活躍。グリシネは早々と撤退。まあ脇役ですからね
> 作中ニゼール准将とケルスール艦長が「戦艦さえも消耗品」と言っていますがラファリエス艦隊が大規模により戦艦も多いため2両の目(あるかな?)からは消耗品と見えてしまったようです。実際ラファリエス艦隊の規模に比べると戦艦結構少ないですし(艦隊600隻の内大体100隻ぐらい)。あと駆逐艦だけで200隻以上います。

第八艦隊旗艦の艦名が変わっているのは、実は、第六十二話で、西島大佐が乗っていた戦艦が「美濃」でした。あの「マッケンゼンII」に助けられた奴です。実は第八艦隊旗艦より設定は後なのに、第八艦隊旗艦のほうの艦名を調べずに、こっちの艦名を決めてしまったわけです。それで、色々と考えた結果「土佐」になりました。すなわち、単なるミスです
「戦艦さえも消耗品」、あれは外惑星連合の物量を示す台詞として入れました。実際のところ、ラファリエス艦隊の戦力はキュワール連合の艦隊と比率的には変わりませんね

今回、さり気に勝山とディールがパレンバンから脱出しています。負傷していたフレイ中佐も、九龍少佐らによって輸送船に乗せられています
平岡の一件以来、通信兵の扱いは慎重な物になっている様子

> QW中で多分クリークが最強です。しかも「デヴァイン・バスター」はエネルギー充填に波動砲より時間が掛かるので連射が出来ないのが難点という欠点があります。後クリークは中立国なのでラファリエス初め外惑星連合は超兵器出現にもあまり動じない様子。何故なら中立国=攻めて来る事はないからです。

さり気に、波動砲を意識した描写も入れました。終盤での松井元帥らの台詞は、今回のサブタイトルを意識した台詞です。当然、ウルトラマンネタです。今回は初代ではなくセブンのほう。再放送で、ウルトラセブンの「超兵器R1号」をやっていたので、今回のサブタイトルが「超兵器K−1号」、そして終盤の松井元帥の「・・・これが、油を流しながら続ける、悲壮なる競争、という奴か・・・」は、ウルトラセブンの劇中での台詞「それは、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ・・・」に由来。主人公の台詞であり、東西冷戦(注:昭和ウルトラシリーズは当然ながらいずれも東西冷戦中に制作された)を意識した台詞なんですな

ついでに、もう一つのパロディ、岡屋中尉の「意見具申!司令、後退しましょう!」は、先の短編アニメの第七話においての主人公(装甲車の無線手)の台詞「意見具申!車長、突っ込みましょう!」のパロディです。こちらは元が短編アニメなので、ほとんどの人に気づかれないネタですな。装甲艇村雲もこの短編アニメを意識した名前です

> 後編は後で書いときます。
引用なし
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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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