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Qシュタイン連邦陸軍 装甲列車 ダークスピリッツ 2009/5/31 23:44

   Qシュタイン連邦陸軍の特殊火器 総括 松井一真 2009/6/2 0:07
   Re:Qシュタイン連邦陸軍の特殊火器 総括 ダークスピリッツ 2009/6/8 15:49
   Re:Qシュタイン連邦陸軍の特殊火器 総括 松井一真 2009/6/8 16:54


Qシュタイン連邦陸軍の特殊火器 総括
 松井一真  - 2009/6/2 0:07 -
  
陸上戦闘の雰囲気が高まる中、新型の陸上兵器も続々配備されている模様。
今回は「敷島」のテクノロジーを生かした重装甲列車「スファーヘン」について。1つしかないので結構細かく。あるいは設定資料「Qシュタイン装甲列車の歴史 最新鋭の装甲列車『スファーヘン』」といった感じで。

元来装甲列車は敵部隊の前に姿を現し、圧倒的な砲撃能力で撃滅、陣地を防衛する「陸の防波堤」として開発された物である。
Qシュタイン帝国は建国当初から鉄道網防衛に力を入れており、第一次キュワール大戦においては軽砲車「ドライジーネ」を二〜四両ほど連結した「警備用軽装甲列車」とされる編成がいくつか確認されている。
しかし、第一次キュワール大戦におけるドライジーネの活躍は散々なものであった。「軽砲車」でありながら機動性で劣るドライジーネは、Qタンク軍の猛攻の前に次々と破壊されていった。大戦後期には航空攻撃で破壊される物もあったという。
その間にもQシュタインは新たな鉄道防衛兵器として、軽砲車を複数連結して使用していたことから発展した「装甲列車」の開発に着手。
第三次キュワール大戦時には対ゲリラ用の試作装甲列車「トレイン・トレイン」がQシュタイン大陸南方における連合諸国との紛争で使用されている。長射程の17cm砲を四門装備したトレイン・トレインは、ゲール領内の山岳地帯に潜伏、撃滅のために近づく連合軍陸上部隊をいとも簡単に葬り去ったという。だが、その後連合所属の傭兵部隊の機動作戦の前に撃滅されたという。大戦でありながら地域紛争が散発した第三次キュワール大戦においては、傭兵部隊の活躍もたびたび見られたのだ。
その頃本土においてはティーガー元帥を筆頭とする武装蜂起「ドロワル事件」が発生。この際の鎮圧作戦に堂々と参加したのが、本土防衛の要「PZ26型」である。Qグリーンから輸入した砲車と、貨物車両を組み合わせただけの簡素な編成であったが、その画期的な編成は、砲車の輸入元であるQグリーンを初め、キュワール各国に影響を与えた。
特に第一編成のPZ26は第四次キュワール大戦でも本土防衛に参加し、第五次キュワール大戦では後述する「敷島型」の陰に隠れながらも本土防衛作戦に参加するなど、敷島に勝るとも劣らない武勲編成である。

しかし、第四次キュワール大戦時の本土防衛戦においては、相変わらずの機動性不足と、野戦が多かったことが仇となり損害が多数。航空攻撃を避けるために四番編成「PZ29」は動力を従来の蒸気機関車からディーゼル機関車に変更するなど、様々な実験を行っている。
その一方で、大口径の榴弾砲を一門のみ装備し、大型の転車台上に布陣、遠距離の敵部隊に対し攻撃を行う「列車砲」という新たな攻撃兵器も開発されている。従来の大口径榴弾砲に動力を付加して動かしやすくしたような物とも言える。

第五次キュワール大戦開戦とともに、本土防衛戦略の見直しが行われ、装甲列車も一時は「本土防衛の要」の座を奪われかけた。他国から様々な防衛兵器草案が寄せられたが、度重なる大戦で予算が逼迫している状況下、安く造れて効果の高い兵器がなんとしても欲しかったQシュタイン帝国は、プロトン王国の新型長距離砲と日戦軍団の重装甲列車を候補に残した。前者はプロトン王国で正式採用された火器の流用であるため予算を抑えられ、後者は日戦軍団が既に六編成を試作していたことから転用が容易であったためだ。
序盤は長距離砲が優位にも見えたが、いざ試験運用を行ってみると一転。長距離砲は固定砲のため機動性に欠け、また射程も島国プロトンの防衛ならば一〜二門で十分(海軍との連携が取れるため)だが、大陸国家Qシュタインの場合は多数配備しなければならず、最高速度110kmという破格の高速(当時のディーゼル特急とほぼ互角である)を誇る重装甲列車は高い機動性からものの数編成でQシュタインの国防は強固なものとなることが明らかとなった。
そのため、日戦軍団が開発した四一式重装甲列車「敷島」が、Qシュタインの本土防衛の要として長年の間君臨することとなった。
採用直後、真っ先にQグリーン軍がQシュタイン大陸に侵攻。対するQシュタインは一番編成「敷島」をチョロデンヌ森林に配置、絶大な戦果を挙げた。その際に指揮を執ったのが、かつてドニゲッテル少将とともにQシュタイン軍武装クーデターに参加したボルナソス大佐であった。
第五次キュワール大戦中、敷島は「線路のあるところなら何処にでも現れる」と言われ、主にサウストルック方面の市街戦で戦果を挙げている。

その後も細々と改良が続けられ、「本土防衛の要」として君臨していた敷島であったが、なにぶん日戦軍団製の兵器。一部の火器の仕様がQシュタインと異なるのだ。
Qシュタインと日戦軍団は提携関係にあるが、それぞれの弾薬はそれぞれで独自生産している。「敷島」も大半が日戦軍団の所属で、実際にQシュタインに属しているのは僅かであった。
遊撃部隊の性格が強い日戦軍団は、各地に転戦して戦闘を続けている。「国防は祖国の力で」をコンセプトに、重装甲列車の独自開発が進められた。

「敷島」を参考に、砲撃力を強化。7.5cm砲を主体とする敷島同様、砲車には7.7cm砲を二門、自衛用に7.92mm機関銃を六丁を装備。戦闘指揮車には7.7cm砲一門、7.92mm機関銃四丁のほか、20mm連装対空機関砲一基を装備している。
警戒車は「敷島」とは異なり前方、後方ともに同型。いずれも7.92mm機関銃四丁と20mm連装対空機関砲一基を搭載している。
機関車は自衛用に7.92mm機関銃二丁を装備(「敷島」は機関車にまで軽野砲を搭載していた)。
特筆すべきは、編成の中間に連結された28cm列車砲であろう。
長大な射程を誇る列車砲は、かつて機動性の問題で不採用となったプロトン製の長距離砲が形を変えて復活した物ともいえる。
自衛用火器として7.92mm機関銃六丁のほか、20mm連装対空機関砲二基を装備。近接戦闘でも絶大な威力を発揮する。
「敷島」に続く装甲列車として配備が進められる新型装甲列車は、「スファーヘン」と命名。高い火力と強固な防弾性から、一部では「トレイン・トレインの再来」とも言われている。

宇宙基地での配備はまだ進んでいないが、一部が前線基地に配属。今後起こりうるであろう陸上戦闘に備えている。


ある意味「謎の国家QQQQ」並に気合入れて書いてます。五月分の「青き名将」が間に合わなかったので、こちらを五月分の代わりに(もう六月の二日ですが)。個人的には結構お気に入りの兵器の装甲列車。プロトン王国にはあまり配備されていないので「青き名将」ではあまり出番がないかもしれませんが、もしかしたら出てくるかも。
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; YTB720)@ntaich103235.aich.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>


Re:Qシュタイン連邦陸軍の特殊火器 総括
 ダークスピリッツ  - 2009/6/8 15:49 -
  
> 陸上戦闘の雰囲気が高まる中、新型の陸上兵器も続々配備されている模様。
今まで具体的な陸上兵器が設定してなかったのでQシュタイン製の装甲列車を出現させてみました。
陸上戦闘の方は・・・どうしましょ?現在ではグリシネ本土ではグリシネ国軍&QW連合軍VS日本陸海軍の主戦闘。プロトン本土ではプロトン合衆国軍VSグリシア帝国軍の小競り合いとしていますが・・・
> 今回は「敷島」のテクノロジーを生かした重装甲列車「スファーヘン」について。1つしかないので結構細かく。あるいは設定資料「Qシュタイン装甲列車の歴史 最新鋭の装甲列車『スファーヘン』」といった感じで。
結構詳しい背景を書いて下さったようでとても感謝しております。
>
> 元来装甲列車は敵部隊の前に姿を現し、圧倒的な砲撃能力で撃滅、陣地を防衛する「陸の防波堤」として開発された物である。
> Qシュタイン帝国は建国当初から鉄道網防衛に力を入れており、第一次キュワール大戦においては軽砲車「ドライジーネ」を二〜四両ほど連結した「警備用軽装甲列車」とされる編成がいくつか確認されている。
> しかし、第一次キュワール大戦におけるドライジーネの活躍は散々なものであった。「軽砲車」でありながら機動性で劣るドライジーネは、Qタンク軍の猛攻の前に次々と破壊されていった。大戦後期には航空攻撃で破壊される物もあったという。
これはコンバットチョロQでの話ですか?
> その間にもQシュタインは新たな鉄道防衛兵器として、軽砲車を複数連結して使用していたことから発展した「装甲列車」の開発に着手。
> 第三次キュワール大戦時には対ゲリラ用の試作装甲列車「トレイン・トレイン」がQシュタイン大陸南方における連合諸国との紛争で使用されている。長射程の17cm砲を四門装備したトレイン・トレインは、ゲール領内の山岳地帯に潜伏、撃滅のために近づく連合軍陸上部隊をいとも簡単に葬り去ったという。だが、その後連合所属の傭兵部隊の機動作戦の前に撃滅されたという。大戦でありながら地域紛争が散発した第三次キュワール大戦においては、傭兵部隊の活躍もたびたび見られたのだ。
結構強力な装甲列車だったようで。結局は傭兵部隊(何だろ?)に撃破されたようですね
> その頃本土においてはティーガー元帥を筆頭とする武装蜂起「ドロワル事件」が発生。この際の鎮圧作戦に堂々と参加したのが、本土防衛の要「PZ26型」である。Qグリーンから輸入した砲車と、貨物車両を組み合わせただけの簡素な編成であったが、その画期的な編成は、砲車の輸入元であるQグリーンを初め、キュワール各国に影響を与えた。
ドロワル事件は結構大規模だったようですね
> 特に第一編成のPZ26は第四次キュワール大戦でも本土防衛に参加し、第五次キュワール大戦では後述する「敷島型」の陰に隠れながらも本土防衛作戦に参加するなど、敷島に勝るとも劣らない武勲編成である。
>
> しかし、第四次キュワール大戦時の本土防衛戦においては、相変わらずの機動性不足と、野戦が多かったことが仇となり損害が多数。航空攻撃を避けるために四番編成「PZ29」は動力を従来の蒸気機関車からディーゼル機関車に変更するなど、様々な実験を行っている。
> その一方で、大口径の榴弾砲を一門のみ装備し、大型の転車台上に布陣、遠距離の敵部隊に対し攻撃を行う「列車砲」という新たな攻撃兵器も開発されている。従来の大口径榴弾砲に動力を付加して動かしやすくしたような物とも言える。
>
> 第五次キュワール大戦開戦とともに、本土防衛戦略の見直しが行われ、装甲列車も一時は「本土防衛の要」の座を奪われかけた。他国から様々な防衛兵器草案が寄せられたが、度重なる大戦で予算が逼迫している状況下、安く造れて効果の高い兵器がなんとしても欲しかったQシュタイン帝国は、プロトン王国の新型長距離砲と日戦軍団の重装甲列車を候補に残した。前者はプロトン王国で正式採用された火器の流用であるため予算を抑えられ、後者は日戦軍団が既に六編成を試作していたことから転用が容易であったためだ。
> 序盤は長距離砲が優位にも見えたが、いざ試験運用を行ってみると一転。長距離砲は固定砲のため機動性に欠け、また射程も島国プロトンの防衛ならば一〜二門で十分(海軍との連携が取れるため)だが、大陸国家Qシュタインの場合は多数配備しなければならず、最高速度110kmという破格の高速(当時のディーゼル特急とほぼ互角である)を誇る重装甲列車は高い機動性からものの数編成でQシュタインの国防は強固なものとなることが明らかとなった。
Qシュタインのような広い国土を持つ国家では長距離砲だけでは穴が出来てしまうようですね。その点装甲列車は線路上ならどこでも移動できるため有利となったようです。
> そのため、日戦軍団が開発した四一式重装甲列車「敷島」が、Qシュタインの本土防衛の要として長年の間君臨することとなった。
大国じゃないのに国産じゃないんですね(爆)
> 採用直後、真っ先にQグリーン軍がQシュタイン大陸に侵攻。対するQシュタインは一番編成「敷島」をチョロデンヌ森林に配置、絶大な戦果を挙げた。その際に指揮を執ったのが、かつてドニゲッテル少将とともにQシュタイン軍武装クーデターに参加したボルナソス大佐であった。
> 第五次キュワール大戦中、敷島は「線路のあるところなら何処にでも現れる」と言われ、主にサウストルック方面の市街戦で戦果を挙げている。
>
> その後も細々と改良が続けられ、「本土防衛の要」として君臨していた敷島であったが、なにぶん日戦軍団製の兵器。一部の火器の仕様がQシュタインと異なるのだ。
ここで国産じゃないゆえの問題点が発生。日戦軍団とQシュタインでは火器の互換性が無かったようですね。
> Qシュタインと日戦軍団は提携関係にあるが、それぞれの弾薬はそれぞれで独自生産している。「敷島」も大半が日戦軍団の所属で、実際にQシュタインに属しているのは僅かであった。
> 遊撃部隊の性格が強い日戦軍団は、各地に転戦して戦闘を続けている。「国防は祖国の力で」をコンセプトに、重装甲列車の独自開発が進められた。
>
> 「敷島」を参考に、砲撃力を強化。7.5cm砲を主体とする敷島同様、砲車には7.7cm砲を二門、自衛用に7.92mm機関銃を六丁を装備。戦闘指揮車には7.7cm砲一門、7.92mm機関銃四丁のほか、20mm連装対空機関砲一基を装備している。
砲が7.7cmとあまりみない口径ですが、これは第一次大戦時のドイツ軍の制式野砲を参考にしているためです。
> 警戒車は「敷島」とは異なり前方、後方ともに同型。いずれも7.92mm機関銃四丁と20mm連装対空機関砲一基を搭載している。
整備、補給の簡略化を目標としています。
> 機関車は自衛用に7.92mm機関銃二丁を装備(「敷島」は機関車にまで軽野砲を搭載していた)。
> 特筆すべきは、編成の中間に連結された28cm列車砲であろう。
> 長大な射程を誇る列車砲は、かつて機動性の問題で不採用となったプロトン製の長距離砲が形を変えて復活した物ともいえる。
機動性に欠けるという欠点を克服。元ネタはドイツ軍の28cm列車砲K5。
> 自衛用火器として7.92mm機関銃六丁のほか、20mm連装対空機関砲二基を装備。近接戦闘でも絶大な威力を発揮する。
> 「敷島」に続く装甲列車として配備が進められる新型装甲列車は、「スファーヘン」と命名。高い火力と強固な防弾性から、一部では「トレイン・トレインの再来」とも言われている。
>
> 宇宙基地での配備はまだ進んでいないが、一部が前線基地に配属。今後起こりうるであろう陸上戦闘に備えている。
>
>
> ある意味「謎の国家QQQQ」並に気合入れて書いてます。五月分の「青き名将」が間に合わなかったので、こちらを五月分の代わりに(もう六月の二日ですが)。個人的には結構お気に入りの兵器の装甲列車。プロトン王国にはあまり配備されていないので「青き名将」ではあまり出番がないかもしれませんが、もしかしたら出てくるかも。
自分も結構気に入ってたりします。現在では廃れてしまいましたが・・・

あとグリシネ侵攻に関して。
グリシネ国には国軍以外の国で駐屯している部隊はありますか?(日戦軍団は北部を拠点としているそうですが)
引用なし
パスワード
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR...@i118-19-93-217.s04.a014.ap.plala.or.jp>


Re:Qシュタイン連邦陸軍の特殊火器 総括
 松井一真  - 2009/6/8 16:54 -
  
> > 陸上戦闘の雰囲気が高まる中、新型の陸上兵器も続々配備されている模様。
> 今まで具体的な陸上兵器が設定してなかったのでQシュタイン製の装甲列車を出現させてみました。
> 陸上戦闘の方は・・・どうしましょ?現在ではグリシネ本土ではグリシネ国軍&QW連合軍VS日本陸海軍の主戦闘。プロトン本土ではプロトン合衆国軍VSグリシア帝国軍の小競り合いとしていますが・・・

そういえば日戦軍団の敷島と、第一話で名前だけ出てきた陸上軍艦を除いて具体的に陸上兵器の設定がなかったなぁ。陸上軍艦は多分設定自体が消滅してるし。
グリシネ。面積的にはニビリアよりやや大きい程度、周辺にサウストルック領グッドウェイ諸島がある、という設定です。本土は軍施設が集中する軍都である南東部(その南東海域にグッドウェイ諸島があるため)、工業都市の南西部、そして貿易都市である北部の3区分に別れています。従って市街戦が中心になりそう。
それに対しプロトンは結構大きな国土を有し、内陸部は自然豊かな農業地(ナルドニック周辺は工業都市であるほか、海岸周辺にはいくつかの工場がある)。一転して野戦が多そう。この二国だと上手い具合に構成できそうですね。

> > 今回は「敷島」のテクノロジーを生かした重装甲列車「スファーヘン」について。1つしかないので結構細かく。あるいは設定資料「Qシュタイン装甲列車の歴史 最新鋭の装甲列車『スファーヘン』」といった感じで。
> 結構詳しい背景を書いて下さったようでとても感謝しております。

せっかくの装甲列車ですから、これぐらい書いておかないと。

> > しかし、第一次キュワール大戦におけるドライジーネの活躍は散々なものであった。「軽砲車」でありながら機動性で劣るドライジーネは、Qタンク軍の猛攻の前に次々と破壊されていった。大戦後期には航空攻撃で破壊される物もあったという。
> これはコンバットチョロQでの話ですか?

はい、CCQでの話です。SCCQでは装甲列車が登場していなかった(というか線路自体がリベージュダースの路面電車しかない)ので省いてます。
「警備用軽装甲車」は以前執筆したCCQ第二十二話でマッドタンクが乗っていた編成です。

> > 第三次キュワール大戦時には対ゲリラ用の試作装甲列車「トレイン・トレイン」がQシュタイン大陸南方における連合諸国との紛争で使用されている。長射程の17cm砲を四門装備したトレイン・トレインは、ゲール領内の山岳地帯に潜伏、撃滅のために近づく連合軍陸上部隊をいとも簡単に葬り去ったという。だが、その後連合所属の傭兵部隊の機動作戦の前に撃滅されたという。大戦でありながら地域紛争が散発した第三次キュワール大戦においては、傭兵部隊の活躍もたびたび見られたのだ。
> 結構強力な装甲列車だったようで。結局は傭兵部隊(何だろ?)に撃破されたようですね

こちらはCCQAの出来事。CCQAには長射程砲を四門搭載した装甲列車「トレイントレイン」が登場しています。
傭兵部隊。実は「紀伊」でも少しだけ登場しています。第六十九話の冒頭で登場したチョロQがそれ。

> > その頃本土においてはティーガー元帥を筆頭とする武装蜂起「ドロワル事件」が発生。この際の鎮圧作戦に堂々と参加したのが、本土防衛の要「PZ26型」である。Qグリーンから輸入した砲車と、貨物車両を組み合わせただけの簡素な編成であったが、その画期的な編成は、砲車の輸入元であるQグリーンを初め、キュワール各国に影響を与えた。
> ドロワル事件は結構大規模だったようですね

二個師団の武装蜂起というとんでもない規模(続くグルンシュタット軍事クーデターはさらに上)の物となっていた様子。挙句にドロワルは森林地帯で航空攻撃を寄せ付けず、さらに放棄されていた軍施設(実質的に要塞)に立て篭もっていたため、装甲列車を投入する羽目になった様子。

> > 序盤は長距離砲が優位にも見えたが、いざ試験運用を行ってみると一転。長距離砲は固定砲のため機動性に欠け、また射程も島国プロトンの防衛ならば一〜二門で十分(海軍との連携が取れるため)だが、大陸国家Qシュタインの場合は多数配備しなければならず、最高速度110kmという破格の高速(当時のディーゼル特急とほぼ互角である)を誇る重装甲列車は高い機動性からものの数編成でQシュタインの国防は強固なものとなることが明らかとなった。
> Qシュタインのような広い国土を持つ国家では長距離砲だけでは穴が出来てしまうようですね。その点装甲列車は線路上ならどこでも移動できるため有利となったようです。

Qシュタインの場合は飛び地までありますからね。元々敷島を出すためのネタで出した防衛兵器選定が結構役に立った。

> > そのため、日戦軍団が開発した四一式重装甲列車「敷島」が、Qシュタインの本土防衛の要として長年の間君臨することとなった。
> 大国じゃないのに国産じゃないんですね(爆)

軍事大国なのに民兵頼り。多分クーデターと前大戦の影響で軍備面が整っていなかったのかと。日戦軍団を引き入れたこと自体が実質的に軍拡の代わりですので。

> > その後も細々と改良が続けられ、「本土防衛の要」として君臨していた敷島であったが、なにぶん日戦軍団製の兵器。一部の火器の仕様がQシュタインと異なるのだ。
> ここで国産じゃないゆえの問題点が発生。日戦軍団とQシュタインでは火器の互換性が無かったようですね。

重機関銃の口径が日戦軍団の場合7.7mm、Qシュタインの場合7.92mmと異なっていたことが一因ですな(互換性があったのは主武装の120mm榴弾砲のみ)。

> > 「敷島」を参考に、砲撃力を強化。7.5cm砲を主体とする敷島同様、砲車には7.7cm砲を二門、自衛用に7.92mm機関銃を六丁を装備。戦闘指揮車には7.7cm砲一門、7.92mm機関銃四丁のほか、20mm連装対空機関砲一基を装備している。
> 砲が7.7cmとあまりみない口径ですが、これは第一次大戦時のドイツ軍の制式野砲を参考にしているためです。

第一次大戦時のものですか。確かにこの時期は装甲列車の全盛期だ。

> > 警戒車は「敷島」とは異なり前方、後方ともに同型。いずれも7.92mm機関銃四丁と20mm連装対空機関砲一基を搭載している。
> 整備、補給の簡略化を目標としています。

装備の国産化と合理化によるもの、ですな。

> > 長大な射程を誇る列車砲は、かつて機動性の問題で不採用となったプロトン製の長距離砲が形を変えて復活した物ともいえる。
> 機動性に欠けるという欠点を克服。元ネタはドイツ軍の28cm列車砲K5。

「レオポルド」という通称がついているあれですね。

> > ある意味「謎の国家QQQQ」並に気合入れて書いてます。五月分の「青き名将」が間に合わなかったので、こちらを五月分の代わりに(もう六月の二日ですが)。個人的には結構お気に入りの兵器の装甲列車。プロトン王国にはあまり配備されていないので「青き名将」ではあまり出番がないかもしれませんが、もしかしたら出てくるかも。
> 自分も結構気に入ってたりします。現在では廃れてしまいましたが・・・

一部の国ではゲリラ対策として武装した列車を装備しているという話も聞いたことがあります。
「敷島」の元ネタとなった弥栄堂で最近「前衛装甲列車」に関する記述が増えている辺り、本家「敷島」も何らかの動きがあるような気がします。

> あとグリシネ侵攻に関して。
> グリシネ国には国軍以外の国で駐屯している部隊はありますか?(日戦軍団は北部を拠点としているそうですが)

南部の国軍と北部の日戦軍団の他、プロトン合衆国軍航空隊が南部、Qシュタイン連邦航空隊、ニビリア共和国一個艦隊が北部に駐屯しています。
他、近辺のグッドウェイ諸島にサウストルック軍航空隊が駐留しています。
引用なし
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んー、スパムとか面倒なんで勘弁。


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